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改めて読み直す名作

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花の慶次の原作となる『一夢庵風流記』を読み直してみる。
読書の秋というわけではない。毎日の電車通勤に読む本はいつも2冊は常備している。
新刊はあまり読まない。その前にいまだ読んでいない名作が多いからである。

思えば俺は子供の頃時代劇はあまり好きではなかった。
何故ならチャンネル権は親父にあり。好きな歌番やサスペンス劇場を時代劇に奪われ見れなかったことにある。
子供の頃はテレビは一家に一台。5人も兄弟がいてそう裕福でもなかったし当然か。
親父の楽しみは相撲と時代劇。
もちろん水戸黄門や銭形平次はそこそこ楽しんで見ていた記憶はあるが、これは市井(しせい)ものだ。
江戸の町人文化の時代劇なので、子供と言えど完全懲悪の正義は勝つといったワンパターンの構成なのでわかりやすいし馴染みやすい。月代の俳優を見ながら丁髷はださいなと思ったものだ。

しかし、NHKなどでやる大河ドラマは戦国ものは、その背景も多重に重なり合っていてとにかく人間相関が複雑だ。当時の小学生程度に理解して尚かつ楽しめというのは酷である。もちろん例外な俊英もいるにはいるだろうが。
ウルトラマンや仮面ライダー、マジンガーZなどの特撮ヒーローものやアニメを見てはしゃいでる子供が、戦国の哀切の話などあまり愉快なものではなく意味もわからなかった。

学校で戦国武将の猛勇などを学ぶのは嫌いではなかったが、ことテレビの戦国大河ドラマは俺にとっては天敵だったと言っていい。
ものごころつくまでは、戦国ものなぞ小説はおろかゲームなどにも興味はなく手を出さなかった。

その俺が信長の野望オンラインを始めた事によって、現在はかなりの数の時代劇作家の名作を漁るように読破するに至っている。

慶次などは恥ずかしながらジャンプで知ったのだが、当時は北斗の拳が終えてからの原哲夫にはあまり興味も無く読んでもいなかった。

パチンコでの知名度がかなり高くなり、慶次を打ち始めた頃に隆慶一郎という作家を知った。
この作家を知るのがあまりにも遅すぎたのだが、かの藤沢周平フリークの俺には知っていても食指はのびなかっただろう。
山本周五郎や吉川英治、池波正太郎、司馬遼太郎、五味康祐、柴田錬三郎、山田風太郎 他キラ星のような作家達の作品をいまだ読み終えてないものが多かったからだ。
もちろん今でもまだたくさん読んでみたい作品は多い。

が、漫画とパチンコ、それに角田の歌というメディアミックスの相乗効果により、この『一夢庵風流記』という歴史小説を読むに相成った。というよりも、その当時、漢を描いた作品が読みたかったのである。

この小説が歴史小説という位置づけが世間的に正しいのかどうかは知らないが、小説を書くにあたり、実存していたこの天下御免の傾奇者の記録を克明に調べあげて肉付けをしていったらしい。故に俺にとってはこれは純然たる歴史小説である。

よくよく考えてみると、当時も今も日本の社会はそうは変わっていない。
身分ある武士のほうが、不自由に生きていかなければならない。これは現代のサラリーマンと変わらない。
もちろんそこらの町人、百姓でも理不尽な規範に沿って生きていくしか無いわけだ。

だから慶次のような峻烈かつ磊落な生き方に日本男子ならまず憧れる。
組織に属している限り普通では誰しもそのような生きかたはできないからだ。

そこの痺れる憧れるぅとはよく言ったもの。真の漢の生き様には華があり涼やかな風がある。
これを読むと、果たして自分は漢以前に男でありえるのかと疑問に思ったりもする。

この作品の中で一番のお気に入りは、前田利家の正妻「まつ」との恋慕を加賀百万石と天秤にかけ、泣く泣く別れた後の慶次である。

とにかく泣く。慶次が泣く。思いだしながら、飯を食ってる時でも厠でも大声をあげて泣く。
このくだりで捨丸は「たかが女と別れたぐらいで」とみっともない慶次のていたらくに呆れ果てている。

俺が頭をガーンとぶん殴られたのは慶次の言い分である。

お前ら、あれほどの女と別れたことがないから、へいきでいられるんだ。
大体、破れて平気でいられるような恋などするな。

俺はこのときまで女にふられて、もしくは恋愛沙汰で男が泣くなぞ女々しくも情けないと思っていた。
事実、マザコン野郎などの失恋慕情なぞ聞いていて反吐が出る。

が、確かに振られて悲しくない恋なぞあるわけはない。恋は真剣勝負だからこそ恋なのである。
勝負であるから痛みもあるし、血も流す。そして喜びもある。
そんな女に出会えた男は幸せであるんだなと思った。泣いて泣いて雨のように流すしか無い恋もあるのだ。

残念ながら、恋愛沙汰で俺は泣いた事は無い。
というか泣くほどの恋をできる男だったらもうちょっと何とかなってはいるかもしれない。
まあ、俺の事はどうでもいいんだ。とにかくこの慶次のような男だからこそ、男も惚れるし女も惚れる。
こんな男が友人だったら、大変でもあり楽しくもあるだろうなあとしみじみ思う。
爽やかに読み終える名作はいいものだ。余韻が残る名作をたまにはブログでレビューしてみるのも一興かな。


さあて上覧だが、とにかく上位陣と当たるともう劣勢劣勢。勝てそうにありません。
試行錯誤はあるんだが、どうも先手をとられて押込まれるのが多い。まあ強豪の常連者の連携にもともと勝てるとは思わないが、せめて自身の納得のいく立ち回りはしたいとは思うね。残念だがまったくできてない。
あとは色々大変なのは俺だけではないということだったな。自分だけあれやこれや大変だと思っていたが、みんな大変だということである。如何に俺が自分の事しか考えてなかったのかがわかる。
遊びでも仕事でも変わらんのは団体でやっているという共有感だろう。それは俺には希薄だったな。正直すまん。

戦果は負けたり負けたりだが、すこしずつ見えてきたものもある。
所詮、あれもこれもできるわけはないのだ。終日まで腐らず試行錯誤でもがいてみよう。
まー、上覧はサービス終わらん限りあるしこれっきりではないしな。

上覧終わったら狩りで底上げするっきゃないね。
一門でも特化を限定せずに参加とか企画してもいいんじゃないかとふと思った。

しかしうちの一門連中って何故か狩りが大好きなんだよなあ。








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凸

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