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かつる

ようよう

てめーらドイツもイタリアも御機嫌よう

まあ昨晩もサッカー好き飲み仲間と痛飲してたわけだが、とにかく本日、日本戦だ
勝てば官軍負ければ地獄 失敗おっぱいチューリップ
まさに天下割れ目の赤提灯ときた揉んだの谷間ちゃん

とにかく勝ってもらいたい 

なんつうか最近しょーもない話題ばっかだしなー
奇跡を見たいんだよマジンゴー 

選挙もあるけどほんまもう呆れて投票行く気すらおきんわ 
まあちゃんと行くけどね 投票しないで政治どうこうなんざ言う資格なし


信は てへへ課金きれちゃったw

てなわけで話題もないから後編をお楽しみください

つげ先生 あなたの作品は読み返すほどに素晴らしい

オラオラ おめーらも銀魂やナルトばっか読んでねーで、
こーいう素晴らしき昭和文学をちっとは勉強しろーいシャツ


では後編 ジャジャジャーン





【湯治場 後編】



宿屋に引きあげると玄関で女将が待っていた

「どうでした」

「大漁大漁」

そう言って私はあらぬ見栄を張る

悔しいが見栄を張るには十分な釣果ではないが大物には違いない

それを見た女将は素直に驚いていた

「あれま!いけえの釣ってきたわ」

会津訛で感嘆の世辞を言われるがどうも背中がむず痒い思いがする

「やんだわ見かけによらん。ねえ父ちゃんも見てあげて」

そう言って奥の納屋にいた人影を呼んだ

宿の主人だろうと挨拶をしようとすると、なんと先ほど我々に大物を贈呈してくれた男性だった

この気まずさといったらない

その宿の主人も同じく気まずいようでお互い軽く会釈をしただけだった

主人はタバコをふかしながら


「ま、なんちゅうか…大したものですな」

そう言いながら"我々"の釣果を一瞥して奥に引っ込んだ


女将が、すぐ夕食の支度をするというので温泉はその後にすることにした

部屋に戻って足を伸ばすと、先ほどの対面が妙に恥ずかしく思えてくる

タツヲは照れ隠しをするように大きく伸びをすると
「いやー苦しかった」と息を吐くように言った

私はやはり買うべきではなかったと後悔したが今さらしょうがない

「何か感じ悪いね」そう言って私はごろんと畳の上に寝転がる


先ほどの大物を捌いてくれると言うので、浴衣に着替えて食事を待つことにした

しかし旅の恥はかき捨てというが、なるべくならかかないにこしたことはない


「今頃あの夫婦笑ってるぞ」


私がそう言うと、タツヲは明日は晴れるかなと話の続きを否定した

料理はなかなか見事なもので、先ほどの大物も捌かれて皿に乗っている


「さっきの魚、料理になってるけどこれ宿代から差し引いてもらえるの?」


「まあ無理だろうね」

そう言ってタツヲは皿の上の釣果に箸を滑らせている

舌鼓を打ちながらさっきの恥は雲散霧消しているらしい


「ちくしょう。それならこっちにも考えがある。このビールをカモフラージュにして…」

私はバックの中からウイスキーボトルを出してテーブルに置いた


「あっ、まずいよ持ち込みは」

あわてて制止しようとするが、私は構わず蓋をあけた


「宿屋で酔うほど飲んだら高くつく」

「おたくいつもハラハラさせる」

そう言って私をなじるタツヲの呆れた眼差しも意に介さず、ビールを飲み干したグラスに琥珀色の液体を注いだ

軽く舌で転がしながら味わうウイスキーは格別である

私は少し楽しい気分になってきていた

すると廊下からどたどたと人の足音が聞こえた

「あっ!誰かきた。早く隠して」

タツヲがそう言うと私は襖を開けて隣の部屋にウイスキーボトルを隠した


隣の部屋に主人が布団を敷きにきたらしい


「あれ?こんなものがある…。誰か忘れていったのかな」

隣の部屋から主人の声が聞こえてきた


「こんなに飲み残している…」


主人が布団は敷き終わったようで主人の足音は遠ざかっていた


「いったね」

タツヲが息を潜めてそう言った

さすがに私も頭を掻きながら照れ隠しに、ちょっとまずかったねと笑いながら襖を開けてボトルを戻した

すると先ほどのずしりとした重さのボトルが妙に軽い

見ると驚いた事に

「あっ、半分に減ってる!」

さきほど私がグラスの半分にもみたない量を注いだだけなはずである

主人が飲んだのは疑う余地がないところだが、なんという早業だろう


私は狐につままれたように残りのウイスキーを注ごうとすると
タツヲがじっと私を睨む

「どうしたの」

私が問うとタツヲは咎めるような口調で辛辣な意見をぶつけてくる

「それ飲む気?」

「それ飲んだら我々の持ち込みがバレるじゃない」

「えっ」

「誰かの忘れ物と思っているんだったら元に戻しておかなくちゃ」


「そうか」


悲しい気分で私は渋々ボトルを戻したが、もちろん納得がいかずテーブルをどんと叩いた

「じゃあ私はどうなるんです」

「知りませんよそんなこと」

けんもほろろにいなされどうにもやるせない

しばらくして、またどたどたと廊下から主人の足音が聞こえた

「戻って来た」

隣の部屋に入りまたすぐ出て行ったようだ


襖をあけてボトルを取り出すと今度は空っぽになったウイスキーボトルに驚く

「ぎゃっ!空だ!」

私は空になった親愛なるウイスキーボトルを眺めながら震える声で言った

「お、恐ろしい宿屋だね…」

「あっと言う間の出来事だった」

さすがのタツヲもこの珍事に驚愕と戦慄を覚えたらしい


しばらくして主人が膳を下げに来たが明らかに足がよれている

「おすみになりましたか」

「刺身がうまかったです」

主人はタツヲの世辞も耳に入ってない様子だ

「隣に布団を敷いておきましたから」

主人がそう言って膳を下げテーブルを拭きながら欠伸をしているが、
テーブルの端に顔をべったりとくっつけて
今にも寝てしまいそうになっている

私はこの野郎と思い、すがるようにテーブルを拭く主人に質問を投げかけた

「ご主人は…」

「は……!」

「お酒のほうはそうとう?」

猪口を口に運ぶ真似をしながらそう問いかけると、酩酊状態の主人は眼を覚ましたようにかしこまった

「いえ。私は一滴もだめです」と首を降る

おさまつさまでしたと膳を下げつつ、じきに露天風呂が涌きますからと言い残して廊下をずるずると這っていく

「べろべろのくせにもう;」

「露天風呂が涌くとかどーいうこと?」

泣き面の私をよそにタツヲが怪訝な顔をしてさっきの主人の言葉を探っていた


煙が眼にしみる 

露天風呂は大自然と一体になるような開放感があり、旅の醍醐味を十二分に発揮してくれるものだ


しかし我々がいま入っているのは、大きな岩の上で檜で囲った小さな湯沸かしの野天風呂だった

それも大の大人が二人でようやく入れるものである

主人は風呂の下火に薪をくべて番をしていた

「湯沸かしの露天風呂もまた風流じゃない」

「うん。涙が出る」

こんな皮肉も主人には届かない様子で

「都会の人は煙が目にしみるのが嬉しいんですなぁ」

そんな勝手な解釈をしてうなずいていた


翌日、宿を後にした我々は気分直しに木賊温泉にまで足をのばすことにした

途中に寄った床屋の娘から、あの宿のことを聞いてみたところ
あの宿の主人はムコさんなので思うように酒が飲めないらしいとのことだった

それで釣った魚を売り歩いて酒代のやりくりをしているらしかった

「シーズンオフだし酒代がなくてあのオヤジも必死だったんだろうね」

「それにしてもあんな露天風呂で客寄せとは着想が貧困すぎる」

そんな言葉を掛け合いながらまだまだ旅は続く


古い旅の日記を見ると、このときの旅は昭和43年6月29日だった

【完】





ああーめんどくさかった 当分こんなんやめとこw

つげ先生に合掌して立ち食い蕎麦を食って来るか









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非公開コメント

No title

しかし俺も大概暇だな

いや実際今週は暇なんだがw

No title

なんだってー

武士道が一人ぼっちじゃないかwwwwwwwwwwwwwww


防御が950とかになったんだぜー
魅力220とかだったけどなw
プロフィール

凸

Author:凸
カテゴリー:おっさん
生息地:都内在住
生業:印刷・ウェブ制作全般
血液型:B

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