▲窓越しに撮影:長男の家に住まうニャンコ ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。
大好きな方丈記の文頭だが、長年の友人も先日メールをもらって諸般の事情があって色々大変だと聞いた。
人生における分水嶺はどこか。
若い頃は節目節目でそう思ってきたが、分水嶺は一つではないと勝手な持論がある。
いくつもの分水嶺を越えて今の場所にいると思えるからだ。
そして最後一歩手前の分水嶺は親の死に目だと思う。
親が死ぬ時に子としてどういう姿を見せることができるのか。
そして悔いなく見送ることができたのか。
友人(女性)の懐かしい語り口調のメールの端には、はっきりとした覚悟が見て取れた。
電話だと泣いちゃうかもしれないということでメールだったわけだが、俺も泣いちゃうかもしれない。
何せここんところ、色々ありすぎて涙腺ズタボロであるからだ。
夫婦揃って故郷へということらしいが、いつかその土地を訪れることができたなら、必ず連絡を取りたいものである。
行くなら5月がいい。一番好きな月だからだ。
夏を迎える前の遠慮がちな日差しが眩しい季節。
夫婦揃って長らく健やかにと願うばかりである。
さて、GWもいよいよ今週でファイナルだが、皆々様、悔いなき良き週末を。
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