スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ままならぬこと

dsvesb

先日、会社の業務ファイルを整理していたら、昨年、制作したわけのわからないファイルが出てきた。
これはオリジナルで作ったキャラクターだろうが、はて?一体何でこのようなものを作ったのか意味がわからない。
うちは、かなりの確率でイラストをオリジナル制作をすることが多い。主にパンフレットや参考書関連にはなるが点数がかなりのものになる。
しかし、こういうキャラクターものの仕事は滅多になく、何で作ったのかは全く不明。だが作ったことだけは覚えている。

世に出ることもないだろうが、この何とも言えず悪い顔が気に入ったので何となく掲載してみた。
最近はテンプレを使用したレスポンシブデザインなどでwebを作る機会が多い。
世に出回っている商用フリーの素材(特に海外のもの)は、とにかくクォリティが高くて使い勝手がいいのだが、
何でもかんでもオリジナルで制作していた駆け出しの頃を思うと複雑な心境になる。
全くのオリジナルでものを作ることが少なくなってきているのだ。

オリンピック問題で、オリジナルのデザインの所在をサーチしてあばきだすことができる現代。
あからさまな盗用は問題だが、アレンジなどのボーダーラインが非常に曖昧になってきている。
実際、自分の制作している成果物に至っても、期間、費用の問題でフリーのイメージを転用することは多い。
そうなると、デザイン(特にグラフィック)という作業は確かにあちこちからパーツを寄せ集めてバランスをとるだけのルーチンとなっているような錯覚を起こす。デザイナーも受難の時代だ。

疲弊してやる気がない時に、ちょっと遊んでみようと生まれたのがこのキャラクターかもしれない。
これが、何かのキャラに似ているとかそっくりだと言ってもそれはしょうがない。
外形を円で構成された図形に対して、差異はあろうとイメージの帰結点が同一だからである。
業務にも全く関係ないが、この何か企んでいる顔は、自分自身に見えてくる不思議。

繁忙期も過ぎ暇になったが、心は以前楽しめず。自身の体調もあまりよろしくない。
あまつさえ、お袋が心筋梗塞でぶっ倒れてこれまた容体がかんばしくない。
もう歳なので覚悟はいつでもしているが、思うことは「羨ましい」である。
早死にするわけでもなく、子も産んで育てて、みんな成長して、天命を全うして逝けるのだから、これ以上のことはないように思える。

「帰りたい。家に帰って冷たい水をいっぱい飲んで、そのまま死んでもいいから」

病院で繰り返し懇願するお袋だったが、そりゃそうだろう。誰が病院なんかで死にたいと思うものか。
だが、望んだ形で死ぬことができる人が世にどれだけいるだろう。

ほんと

ままならないものだ。死ぬのも生きるのも。
自分もその時が安らかに来るのを切に願っているが、それもまた…。
スポンサーサイト

テーマ : 日々のつれづれ
ジャンル : 日記

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

凸

Author:凸
カテゴリー:おっさん
生息地:都内在住
生業:印刷・ウェブ制作全般
血液型:B

カレンダー
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
最近の記事
最近のコメント
月別アーカイブ
リンク
最新コメント
ブログ内検索
RSSフィード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。