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佐野さんはビリケンの顔に似てるか

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やべえぇ。大変失礼ながら似すぎていると思ってしまいました。
すみません。でもこれを見るたびに思うけど佐野さんって一緒に飲むと面白かったりするかもと思いました。

えーまぁ、なんとか生きてはおります。
最近、業務以外でバイトをしております。
もちろん、デザイン制作ではありますが。

昔の同僚の友人からの依頼ですが、それに伴い来年あたりに引っ越しを考えております。
今住んでいるところが嫌になったわけではないのですが、
一時的避難で引っ越してきた感は否めないので、いい町で暮らしやすく便利すぎるほどなんだけど、
やはり、自分にはどこか違うなと違和感がずっとありましたね。
そのバイトの件もあり、友人が住んでいる町へ引っ越そうかなと。
打ち合わせも楽だし、会社へのアクセスも楽だし、何よりいっぺん住んでみたかったところなので。

友人はweb開発専門ですが、なぜかデザイン制作が絡む案件がきてしまいなんとかならんかと相談がきて、
まぁ、土日とかでまかなえる量ならと案件を引き受けていたというわけです。
実際、金額もそこそこなのでありがたいですね。これからでかい案件も入るので助けてくれと言われていますが、
こういうのは、ほどほどにやるのがいいのです。欲を出しちゃあいけません。一応、うちの会社は黙認してくれますので問題はないです。
友人もフリーランスなので、これが若いころだったら、退職して二人で会社をとか安直に考えたでしょう。
事実、若いころそれをやって失敗しました。作業分担とギャラの割合でもめましたね。いやぁ、あの時は自分にほとんど非があるので何も言えないのですがね。
あくまで会社員としての暇なときにのアルバイトというスタンスがいいですね。

ま、金額以上に、やはり暇でぶらぶらしているより、何かを考えて作っている時のほうが楽しいという。
やはりデザインが好きなんだなぁと改めて実感した次第です。はい。

一連のデザイナー佐野氏の騒動ですが、佐野さんより長くデザインに携わってきた一介の無名デザイナーの所感を僭越ながら言わせて頂くと、

佐野さんはデザイン自体が好きなのではなくて、面白いことならなんでもよかったんじゃ?と思われます。
彼の作品例を今回の騒動で見る機会があったのですが、どうも一貫したテイストが感じられず、佐野さん流というものがなかったように思います。彼のポリシーとしては、デザインは形がかっこいいものならなんでもいいというスタンスなのではと疑ってしまいます。ある意味それも真理ではあるのですがね。
長くデザインをやってきた人は、必ず自分の流儀が生まれてきます。自分も、「あっ、これって凸さんのデザインだなとわかる」とか、よく言われますがエレメントや構図が違っても何かしら、匂いというかスタイルというかそういうものが制作物に反映されてくるわけです。それは技術云々以前に、デザインに込められた情感というか、パーソナリティの投影とかそんなものが制作物にはしみ込むのではと思います。

臭い言葉いうならば「愛」でしょう。
もちろん愛せない仕事もたくさんあります。
ギャラがなくて面白みがないもの、安くてめんどくさかったもの、クラの担当者が嫌いな場合、修正が多すぎて形が変わってしまったもの,etc

これらはもう自分にとってデザインではなくなります。ただの作業です。
デザインはもちろん自分にとっての活計(たつき)ですが、その前に遊びであり趣味でもあります。
楽しくなくては遊びじゃないのと一緒です。楽しくなければ飽きっぽい自分は三日で辞めてます。

佐野さんには失礼かもしれませんけど、「デザイン愛」はあまりなかったように感じられます。
おそらくスターデザイナーを育成して世に出すシステム自体が、ここにきて瓦解しているのでしょうが、
この騒動が我々デザイン制作をするものにとってのエポックメイキングとなるような気もしています。

デザインって、後付け理論で案外どうにでもなっちゃうんです。
アートの絵画などもディーラーの手腕で金額はつり上がったりしますが、それと変わりません。
有名な方がデザインしたものにおいそれとリテイクは出せませんから。たとえそれがあまりしっくりこなくても。

セオリー、定義、理論など基本は当然いくらでもあります。
それらを踏まえてデザイン制作を行うわけですが、自分の理論は少々乱暴ですが

結局、他人が見て、気持ちいいか、悪いかに帰結すると思っています。
もちろん興味がある人に対してですが。興味がない人にデザインを見せてもふーんで終わりますから意味はありません。

商業デザイナーは自分の「作品」を作っているわけではありません。
あくまでクライアントのメッセージと意向をビジュアル化して提供するのが役割です。
最初に師事したデザイン会社の社長からよく言われました。
クライアントは他人の金で君の「作品」を作らせるほど暇も金もないよと。

佐野さんは優れた営業、もといクリエイティブ・ディレクターではあります。
それは結果が示す通り、コネだろうがなんだろうが仕事を持ってきて回していたのは事実です。
コネがあってもそれだけでは仕事は潤沢に回ってはきません。
惜しいのは、その才を散々雑な仕事をしたツケで一瞬のうちにゴミにかえてしまったことです。
あとは謝罪の対応を完全に間違えましたね。多分、喧嘩慣れというかトラブル慣れしていないのでしょう。
特にフリーのデザイナーは、トラブルと戦う仕事でもありますので、フリーの時分はとにかく折衝や後始末が多かったですね。恥ずかしながら、こちらも不義理をした案件がないとは言えません。若いころとは言え恥ずかしい限りです。
しかし、仮にも日本を代表するデザイナーの肩書きを背負っていたのですから、もうちょっと余裕を見せて謙虚な対応をすればベルギーのデザイナーの考えも軟化したのではと思います。
駆け引きが下手でしたね。

佐野さんの出身母校の多摩美も、佐野氏以外に色々と問題が掘り起こされてきてますが、我々も創造のモラルを今一度考え直さなければならないと思います。ネットで簡単に手に入られらる素材。今までは撮影してイラスト制作依頼したり、とにかく考えてました。それは当たり前のことでしたが、人は楽なほうに流れる生物です。

でもね、企業や役所も悪いんですよ。とにかく金をださない。カメラマンの1日の拘束料金とスタジオ撮影フィーの相場を知っている方ならおわかりでしょうが、ビジュアルの撮影料、制作料もでないのが普通になってきています。
そりゃフリー素材とかレンタル素材とか使っちゃいますがな。予算が出ないんだもの。
カメラマンやイラストレーターも受難な時代ですが、この事件を皮切りに、やはりフリーイメージとかダメだな、予算を多めに取ろうとか思ってくれたら幸いです。
クォリテイを求めるなら金は惜しむべきではありません。極論ですが、本当にいいものには安いものはないのです(色々矛盾はしていますが)。

いま、デザインに想うことは、この先いつまでデザインができるかなということです。
この世代ではデザイナーというよりディレクターが多いとは思いますが、亀倉氏のように「デザイナーは無名でいい」のと「生涯アルチザン(職人)でありたい」と思っています。

世間では、グラフィック・デザイナーはコピー&ペーストするだけの簡単な仕事かとか言われてますが、
自分の世代のデザイナーはなんでもやるのが基本でした。
絵も描く、写真も撮る、コピーも作る。版下は当然でロゴのトレースさえカラス口で作ったり、グラデのボケ足をコンプレッサーで作ったり。
現在は実作業を含めて企画・提案書制作、実務計画書制作、絵コンテなども通常業務でやっていますが、とにかくなんでもやるのがグラフィック・デザイナーです。

企業のロゴ制作にしても、例えば企業のCIのVIになるわけですが、コンセプトからマーケティング、企業スタンスなども含めて入念に調査しながら、最低でも100以上の案を考えます。
決定稿は、カラー案で4色、2色、1色、RGBのバージョンを作成し、パントーン、DICの割り当ての設定を行います。
また、想定されるあらゆる媒体使用時のガバナンスを設定します。

例えば、名刺で使用する場合の大きさ、配置する上下左右のクリアランスなど、本当に細かく色々設定するんです。
そしてそのパターンも各種制作します。素人の方には気が遠くなるほどの分量ですよ。
オリンピックのロゴの制作料が100万とかは安すぎかなと思いました。国の催事のエンブレムの制作料金がたったの100万?他の国では考えられないですね。しかも都の仕事は全て買取仕様のはずですから、制作者にはそれに伴うインセンティブやロイヤリティは一切入らないはずです。
この部分を考えると佐野さんも少し気の毒というか、代償のほうが高くつきすぎたというか。
とにかく素人の方々が思っているほど、ロゴ制作は単純ではないのです。
とは言っても、じゃあ素人がロゴを作ったらダメなのかというとそうではないです。
原案をもとにブラッシュアップでデザイナーが関与すればいいだけのことですから。

ともあれ
自分はこの先もデザインで生きていくでしょうが、件の事件でやはり思うところがありました。
その意味では、これを警鐘と捉えて新たにデザインという大いなる遊びに向き合って行こうと思います。

ひとつ屋根の下の江口洋介のセリフが思い浮かんできました。
佐野さんに聞いてみたい一言です。

「そこに愛はある(あった)のかい?」
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テーマ : 社会ニュース
ジャンル : ニュース

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No title

>高坂タン
佐野さんはいいとこのぼっちゃんみたいだしな。
金にはまったく困らん育ち方をしてきたんだろう。うらやましす。
対応がいちいちタコメータふりきってんのに、ニトロ使ってフルブーストかけてるみたいなもんだもんなぁ。
側から見てるぶんには面白いと思っちゃうけど、側近に少しは賢いアドバイザーはいなかったのかねえw

No title

お、ついにこの件で凸ツァンの見解出たか。

まあなんというか
日本人は昔から「人を使うのは金と手間かかる」
てのを理解してないかしようとしない人多いねw
努力と誠意でなんとかしろ、ってそれ
人間ありがとうで生きれるとかいうワタミ社長と同じやん。

ボク、会社で「誠意を見せろ」と言ってくるクレーマーには
「私、他のお客さん差し置いてもう何時間も貴方の相手してますやん。
これ以上の誠意はうちではムリですわ。」
言いますもん。ほとんどそれで黙りますわ。

話戻って佐野氏は「炎上物件、かくあるべし」
みたいに燃料、それもハイオクを自分から
ドッカンドッカン突っ込んでますからなぁ。
どこか世間慣れしてないアホなんだと思います。
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凸

Author:凸
カテゴリー:おっさん
生息地:都内在住
生業:印刷・ウェブ制作全般
血液型:B

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