スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

食楽日々これ也 うむっ!

FDBNGCFKJNRXER


先日、北区のラーメン屋で殺人事件が起きたが、修羅の時代を予感させる。

以前、中国の蘇州に行った時に、社長が幼少時代に食った食堂のラーメンが絶品だと行って、下町にあるような食堂(しかも労働者ご用達で地元民しかこないような)に入った。

俺は腹はそこそこくちていたので、暑かったのでビールだけ頼む。
社長がここでビールを頼む人はまずいないよーとか笑う。
意外なことにちゃんと冷えたチンタオビールがでてきた驚き。しかも美味い。

周りは全部当然のこと中国人。
対面に若いカップルは同じ工場に勤めているカップルのようだ。
なかなか美男美女で楽しそうに寄り添って定食を食べている。
まだお互い20歳そこそこだろう。

ビールだけ呑んでいる俺に周囲の視線が刺さってくるような気がする。
まぁ日本語を話してるしな。でも蘇州もかなり日本の大手資本が入っていて、日本人などめずらしくもないだろう。店が店だからか。普通、日本人はこんなとここねーとか社長も言ってるし。

社長がニコニコしながら、ラーメンを運んでくる。まさに学食ののりで食券制のセルフサービスだ。
見た目はシンプルで麺はちょっと太くて麺量が多い。スープの塩ラーメンのように多少白濁色だ。一切れのチャーシューとクーシンサイのようなものがのっている。シンプルなラーメンである。

香りはあまりしないが、見た目は美味そう。

「これですよこれ♪」

そう言って箸で麺をつまみレンゲでスープを掬う。
俺はビールを呑みながら、美味いんだろうなぁと汗をふきながら見ている。

すると社長の表情が見る間に曇る。顔に斜線が入っていくのがわかる。
完食はしたが、終止苦虫を潰したように麺を啜っていた社長の顔は苦悶に歪んでいた。

あとで聞いたら、超絶不味かったと吐き捨てた。
それを聞いて思わず吹き出してしまったが、スープが塩の味しかせず、淡白でひどい味だったそうだ。
あんなに不味そうに麺を啜る人を後にも先にも見たことがない。

想い出補正という言葉があるがまさにそれだった。
空腹で遊び回っていた幼少の頃のラーメンは、確かに何とも言えない御馳走だったのだろう。
あんな拷問のような糞不味いラーメンを美味しく食べていたというのだから世の中分からない。
彼は自身で料理もプロ級で友人をよく招いて食事会をしているし、何より彼が案内してくれた中国の食文化に外れはなくどれも美味なるものだったから味覚は確かだ。

そんな社長が涙を流さんばかりに不味いラーメンを食って、意気消沈している姿が妙におかしくてこらえきれなかった。気の毒にと思いつつ。
やはり日本のラーメンは美味かったと後に語る。


そして先日そのラーメンを食わんがために事件は起こる。
席を巡ってどうこうとか非常に瑣末な争いだ。
そして娑婆の最後の飯がラーメン定食とは。亡くなったほうは残念ながらラーメンを口にすることもなく。
まさかラーメン屋で人生を終えることになるとは思わんかったろう。

しかし食物の怨みは恐ろしい。
飼ってたワンコの食事を邪魔して遊んでたらまじで怒って唸られたことあり。

食事は楽しく。

ゴローゴロー い・の・か・し・ら

うむっ!まさに至言也。

スポンサーサイト

テーマ : 中華料理
ジャンル : グルメ

コメントの投稿

非公開コメント

No title

どうでもいいことで命を落とし人生を棒にふる
人生は無情なりw

No title

世知辛い世の中に席位どうでもいいのに恐ろしいw
プロフィール

凸

Author:凸
カテゴリー:おっさん
生息地:都内在住
生業:印刷・ウェブ制作全般
血液型:B

カレンダー
05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
最近の記事
最近のコメント
月別アーカイブ
リンク
最新コメント
ブログ内検索
RSSフィード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。