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金髪幼女と藤井さん2




凸がニコニコしながら玄関の前に立っている。

まぁそれはいいのだが…

凸の後に、タツヲ、みさお、そして見慣れない小柄な若い男がいる。

アーシャが藤井の影に隠れて顔をちょこんと出しながら、この来訪者達を眺めていた。
藤井は呆れながら頭を掻いた。

「凸さんさぁ…。1人で来るんじゃなかったのかい」

凸は悪びれもせず陽気に笑う。

「はっはっはっ!まぁ細かいこたぁ気にするなよ。来月のバンガロー合宿の打ち合わせも兼ねての壮行会と思ってくれ」

「あのね…。せめて連絡くらいしてくれよぉ。いきなり大の大人が4人も来るとかありえないって!こっちも都合があるんだからさぁ」

「藤井さん、ともかくバンガローはもう予約したよね?」

「あ、ああ…。とりあえずはね」


それを聞いた凸はいきなりポーズを決めて叫んだ。

「うぃっしゅ!!ヴァンガろうぜぇ!!」

しかし凸のテンションとは真逆にその場の空気は凍り付く。

後にいたタツヲはさすがに呆れてつっこむ気も失せている。
みさおはいまいち意味がわかってないようす。

「なんだよおめーら、盛り上がってねーな!盛り上がってんのはちんぽこだけかよw」

凸は無駄に陽気にはしゃいでる。

タツヲが口を開いて凸にようやく突っ込みを入れる。

「ヴァンガードなんてやらねーし。しかもDAIGOの決め台詞なんざ誰も知らねーよ!」

「知ってんじゃねーかタツヲ。お前ブシロードとか好きだろ」

「ばっ、ばかなことを!俺は、カードゲームしよ子なんぞ知らん!!」

「語るに堕ちてるな。これだから僧兵は…不幸だよなァ。日本の民主主義も」


そんなやりとりを不思議そうに見ているアーシャ。
凸はアーシャの視線に気がつくと、まじまじとアーシャを見た。

「ほぅ…こりゃ可愛いな。幼女は総じて皆可愛いものだがこりゃすげぇ美人になるぞ」
凸が感嘆の声をあげる。

「お嬢ちゃん、どこから来たんだい?」

「…オレゴン」

「ほぅウェストエンドガールだな!」

全然違うわけだが、あえてつっこまない。

何故、アーシャを預かっていることを凸が知っているのか。
話がややこしくなるのでここではあえて不問にしておいた。

みさおはアーシャを見ると、にこっと笑っておいでおいでをした。

「あなたが、藤井さんのクノイチ候補の幼女ね。初めまして。わたし藤川みさお。ミサリンって呼んでねw」

そう言われてアーシャは、おそるおそる前に出てきてぺこっと頭をさげて挨拶をした。

「あ、あたしは…アーシャなの。おばあちゃん、よろしくなの」

天使の微笑でそう挨拶したが、みさおのこめかみに青筋が浮いている。

「ほ…ほーっほっほっほ。まぁまぁ、面白可愛い娘だこと!でもちょっとお目目が悪いのかしらねぇ」

笑顔を作りながらもみさおの全身から立ち上る怒気のオーラはみんなに伝わった。

すると一番後にいた若い小柄な男が吹き出しながら言う。

「子どもは正直っすねぇwwwワラタwww」

そう言ってゲラゲラ笑っている。

ガコン!!

みさおが瞬間、その男の股間を蹴りあげた。
遠慮のない一撃だった。

ぴぎゃぁっ!!!
若い男は短い悲鳴をあげてその場に踞った。
これは下手をすると男ではいられなくなる。それぐらいの強烈な蹴り上げだった。

「あ〜ら、カタソバさん。蛙を潰したような悲鳴をあげてどうしたのぉ?」

みさおを知らぬ素振りでカタソバと呼ばれた男の頭を靴で踏みつけている。

「ぐぇっ、げげげ…。すみません;冗談です…」

股間を抑えて内股にへたりこんでいる男。

藤井は、これが悪名高い僧兵さくら(カタヤキソバ)かと認識した。
今回初めて会うが意外に若いのに驚いた。

凸がみさおをなだめて言う。

「おいおい、みさおさん。それぐらいで許してやれよ。カタソバも悪気しかねえんだからよw」

「悪気しかないのはわかってます!子どもの躾は大人の義務でしょ?」

「と、いってもこいつももう三十才になったばっかなんだけどな」


カタソバは涙を目一杯に浮かべながら哭いた。

「もうお婿にいけないお…;黄金騎士になれないお;」

凸はカタソバをよしよしとなだめながら、みさおをなじる。

「みさおさん、あんた前途ある若者の未来を奪ったんだぜ。どうすんだよ可哀想に」

「もちろんそうよ」

「板尾の嫁かよあんたは」


アーシャはそのやりとりを見ながら笑うでもなく不思議そうに目をくりくりさせている。


「まぁ立ち話もなんだ。入ってくれ。それにカタソバさん、お初だけど大丈夫かい」

「大丈夫じゃない;もう帰りたい…」

「子どもかよ…。まぁとにかく入ってくれ。外で騒がれると迷惑だから」

「うう;痛い…」


藤井はやれやれという風にため息をついた。

アーシャはみさおを一瞥すると、藤井に問いかけた。

「おっちゃん…。あのおばちゃんって怖い人なのん?」

アーシャはまた泣きべそをかいている。
よっぽど、みさおが恐ろしかったに違いない。

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「ああ…怖い。あの人は最近通ってる自動車教習所でな、路上実習運転中に「何キロぐらいで走ればいいんですか?」と聞いて「あんたの歳と同じだよ」と言われて、むっとしてずっと20キロで走りつづけた強者だ。触らぬ神に祟り無しだぞ」

「よく…わからないのん」

「わからなくていい。今はな…」

奥の部屋から凸が呼んでいる。
やれやれ…。何事も起こらなければいいが…。

藤井の杞憂をよそに、アーシャも一緒になってはしゃいでいた。

今日は軍艦カレーを作ろう。
そうしよう。

【続く…かもね】

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テーマ : 日記というか、雑記というか…
ジャンル : 日記

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No title

>高崎さん
耐えるしかないのだよw

>藤井さん
ひでぇあだ名w

No title

高崎・AV・弥京
またの名を上原亜衣!

No title

幼女好き藤井さんに変なあだ名をつけられ

敵陣営にもそう呼ばれだした高崎です;✘;
プロフィール

凸

Author:凸
カテゴリー:おっさん
生息地:都内在住
生業:印刷・ウェブ制作全般
血液型:B

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