スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

夏のクラクション

loyugfjhrnmtfyt


すげぇ暑い。

連日の熱帯夜。照りつける太陽。揺らぐ陽炎アスファルト。

さすがにプール行きたい。水を浴びたい。
青く透き通った海で心ゆくまで泳ぎたい。

まじでそう思うぐらいの暑さだ。

名古屋弁で言うと、でらいあちぃでかんわ; ってとこだな。
風は多少あるものの、それすら熱風。まさにヒートウェーブだ。

そんな東京砂漠で昼に飯を食いに出るという暴挙を犯す俺。
サハラ砂漠さながらの東京砂漠。
あなたがいれば、振り向かないで歩いてゆける東京砂漠。

まぁとにかく暑いので食欲も湧かないのだが、不思議と海の家の食事ってうまそうに見えるよね。

イカ娘で出てきた海の家など、なんでもかんでも料理が出てきたが、
実際は焼きそば、ヤキハマグリとカレー、ラーメンぐらいだ。
しかも食ったら確実に腹が痛くなると言う。
それでも食いてぇんだよと、腹に詰め込む東京グール。

そりゃ、可愛い水着の娘が料理を運んできてれくれたら料理も3倍美味くなる。
これ道理。

藤井さんが海の家でアルバイトをしてるらしいのでちょいと冷やかしに行ってみる。

海の家の前で、麦わら帽子をかぶってイカを焼いている男がいる。
藤井さんだ。

「よぉ、藤井さん。暑いな」

「やぁ凸さん。夏だからね。暑いのは当たり前ね」

「イカの丸焼きか。美味そうだな」

「一本いっとく?」

藤井さんはそう言うと、焦げ目のついたイカの背を向けながら串に刺さったイカを差し出した。

「いや…イカはいまはいい。それよりやけに人が少ないな」

「ああ…。規制が入ったんだよ。音楽ダメ、アルコールダメ、刺青の露出ダメとかね」

「おいおい…。それじゃあ夏の海の楽しさ半減じゃないか。それならプールに行った方がまだましだ」

「だろ?おかげで売り上げが前年の半分以下さ。これじゃ商売あがったりだよ」

藤井さんは、やれやれという所作をしながら、イカを焼く作業に戻った。
客もまばらなこの海でどれだけの人が藤井さんの焼いたイカを食うのだろう。
なるほど。確か、逗子海岸もそんな規則を定めて、海岸での商売は9万人減の憂き目にあっている。
住みにくい時代になったものだ。

しかし、度重なるゴミの置き捨てや治安の悪化などを鑑みると、それはそれで家族連れの海水浴には清浄化された形であると言えないこともない。
それほど海岸でのマナーが悪すぎるのだ。

あんときのいのきさんも、陣中見舞いにきたそうだが、その時はふんどしで泳ごうとして監視員に取り押さえられたらしい。

「なんでやねん!わしは古式泳法「ノシ」を泳ぎたいんや!ふんどしで泳ぎたいんや。後生や泳がせてぇな!」

そう叫びながら、近くの派出所までしょっぴかれていった。
また一人のカブキものがこの海岸から消えた。

寂しい限りである。
夏はその姿を幾重にも変えながら毎年やってくる。

暑い夏、寒い夏、よくわからない夏。しかも二度同じ夏はこない。
それぞれがそれぞれに、一度っきりの夏なのだ。

藤井さんはイカを焼く手を休めて、手元にあったミネラル飲料をぐびぐびと飲んだ。
ペットボトルの飲み口から、大量の水が零れ落ちる。

まさに夏の男の飲み方はこれ。がぶがぶ飲むのが藤井流。

藤井さんが、目を細めて言う。

「いのきさんは…気の毒だったな。ふんどしが似合ういい男だったのに」

「いや…今時、海水浴でふんどしとか、犯罪もんじゃね?」

「わかってないなぁ凸さん。それがいいんじゃないか。ふんどしは男の海パンのいわば自由形だぜ?それをしめて海で泳ぐんだから楽しくないわけがないだろう」

「そ、そんなもんかな…」

「男は海ではふんどしさ。そして俺は藤井さ」

「よくわからんし。とにかく、いのきさんはしょっぴかれた後どうなったんだい」

「ツイッターで晒されて、以来、バミューダに変えたそうだ」

「バミューダとかいま言わねえーしwww」

「ともかく、いのきさんはカブキものをやめたんだと」

「今の時代はカブキものにとっては生きづれえ時代だな。地球温暖化も待った無しか」

「何の話だよ凸さん。暑いんだからわけのわからないこと言わんといて」

「あんたに言われたくねえよ。それに俺は図工は5だよ」

「図工と言えば…小学校の頃は海に来たかったよなぁ。海は憧れだった」

「俺は小学生の頃カルフォルニア・ドリーミングのタニヤ・ロバーツに惚れていたっけ。すげぇ綺麗だったなあの頃」

「凸さんはタニア派か。俺はグレムリンの頃のフィービー・ケイツだな」

「ああ、フィービーもいいな。でも藤井さんはもっと古くてイングリッド・バーグマンかジーン・ケリーあたりかと思ったよ」

「古すぎだろ…。せめてソフィー・マルソーかジェニファー・コネリーにしてよ」

お互い不毛な会話を続けながら、汗だくだくだ。ジリジリと容赦なく太陽の光は照りつける。


俺は藤井さんが焼いたイカを一本手に取ると、がぶりと腹から食いちぎった。

「あっ!それ売り物だぞ。500円になります」

「せっけえなあ。いいだろ一本ぐらい。300円とかイカなんぞに出す奴いねえしよ」

「おいおい、500円だっちゅうの。今日び物価もあがってんだからさぁ。これでも諸経費さっぴけば利ざやなんざ100円もねえんだぜ」

「たこ焼きよりもひでぇな」

「アルコール、それもビールが一番利ざやがいいんだけど、アルコールが禁止されちゃあねえ」

「ま、金は天下の回りもの。いつか巡って帰ってくるさ」

「俺の懐じゃなく誰かの懐にね」

俺と藤井さんは、あまりにも暑いので軟派をしながらイカを売ろうと画策した。
まばらに散らばる海水浴客の中にも水着のギャルはいるにはいる。

焼いたイカを箱に入れて「イカ〜イカ〜。イカの丸焼きいらんかねー。ごっつう美味しいイカの丸焼きだよ〜」と呼びかけた。

水着ギャル二人がビーチパラソルに腰掛けて、ジュースを飲んでいる。
見たところOL風だ。

藤井さんがイカを両手に持ってギャルに話しかけた。

「お嬢さんたち、イカはイカがかな〜?」

にんまりと笑いながら、凍てつく波動のギャグを放った。

ギャル達は藤井さんを見ると、鬼のような形相で

fbtfhgmtdttd

何やらしらんがすげぇ怒られた。

俺たちは土下座をして謝って、イカの丸焼きを2本サービスした。


ギャル達のわけのわからない怒りは治まると、イカを食いながら二人でひそひそと耳打ちをし始めている。

cf bdnhfg,jyfnrs


俺たちは泣きながらその場を立ち去った。
涙が出た。そして山へ帰ろうと固く誓った(意味不明)。

こうして俺たちの夏は過ぎて行く。

ツカさんの夏は、新台のガロで消えて行く。
かずはが今週又来るという。

奴の夏はこれからだ。
そして俺たちの夏もまだまだ終わる事はない。

人生とは夏を生きることかもしれない。
そして秋にしおれて冬に死ぬ。

夏はクラクションがなったなら、急いでどこかへ出かけよう。
夏の扉はすぐそこに。

で、何が言いたいかっつうと、暑いのでやる気がでねーということだ。

さて仕事に戻るか。

スポンサーサイト

テーマ : 日記というか、雑記というか…
ジャンル : 日記

コメントの投稿

非公開コメント

No title

>ナミ
お前のおっぱいがあと5cmボリュームがあったら歴史は変わって…
ないなwないない

>藤井さん
最近のミドルはMAXと変わらんしねえ
1/199とか騙されちゃダメw

No title

ひぐらしのなんとかのミドル打ったら五千円負けた(´Д⊂ヽウェェェン

No title

サラリーマン山崎シゲルを借りて読んだ!
何故か凸さんとかぶった、、、おもしろさ半減、、、

ファビョ━━━<# `Д´>━━━ン!!
プロフィール

凸

Author:凸
カテゴリー:おっさん
生息地:都内在住
生業:印刷・ウェブ制作全般
血液型:B

カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
最近の記事
最近のコメント
月別アーカイブ
リンク
最新コメント
ブログ内検索
RSSフィード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。