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孤独の藤井




私は藤井。野良をこよなく愛する神主だ。

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失礼、さきほど牛丼屋で豚丼を持ち帰りしたばかりだ。
ぺろっと平らげ小腹がふくれた。

さて信オンでもやるか。

その日、私はある野良徒党の募集を見かけた。
内容は道魔根の狩りで私にとっては久々の場所だ。
暇つぶしにはちょうどいい。
神はまだ募集している。

早速、声をかけて徒党に加わる事になった。

二つ返事で快諾してもらい徒党に加わる。

こじんまりとしているが、職業バランスの良い徒党だ。
挨拶もしっかりしているし、無駄にはしゃぐ奴もいない。

いいじゃないか。
こういうのでいいんだよ。こういうので。

私の特化は雅楽である。
サポート担当なので直接的な戦闘より戦闘の下拵え要員と言ったところだ。

すると

「おい!回復が僧兵だけかよ」

@1人というところで、武芸侍の男が党首に文句を言いだした。

「あっ…」

「瓦のクエストじゃねぇんだから考えろよちょっとはよ」

「ごめん…」

どうやら二人は知人同士らしい。

武芸の男のほうは手練らしく装備も相当な廃クラスだ。
一方の僧兵の党首はお世辞にもいい装備とは言えない。
所詮、狩りだからって装備を変えてるというわけでもなさそうだ。


武芸は横柄な態度で党首に愚痴愚痴と文句を言い続けている。
こういうのは実に耳障りで不快だ。
久々の狩りで高揚していた気分に水を差す。


「…ったく」


党首に最後の枠の応募者から対話が来る。
何やらおろおろしながら困惑している。

「あ、あの…えーと、対話きたんだけど…軍学とか」


残念ながら盾鍛冶はいるし軍学ではこの徒党の狩りのバランスには不向きだ。

「あほかオメー!全体術を撃てる職しかいらねーんだよ。見てわからねえのか」

「…だよね」

「さっさと断れよ。だるいな」

「ごめん…」


党首の僧兵は米つきバッタのように頭を何度も下げながら、対話してきた軍学に謝っていた。
そこまで卑屈になることはないと思うのだが、党首をやるのに慣れていないのだろう。

ようやく陰陽道が揃って狩りに出発した。

先ほどのやりとりで、多少冷えきった空気も狩りが始まれば雲散していく。

しかし途中まで順調に狩れていたのだが、武芸が引率を焦って僧兵が割れてしまう。
唯一の回復なので、敵が弱いとはいえ7匹に絡まれると下手をすれば壊滅だ。

最悪なことに僧兵は別に敵に絡まれて完全に割れてしまった。
当然、徒党は壊滅。
皆スタート地点で生き返った。

丹と稼いだ貫がなくなり、テンションは大いに下がる。

「バカヤロウ!何ぐずぐずやってんだ」

「みなさん;ほんとすみません;」

「お前のせいで狩りの時間が台無しだよまったく」


武芸がなじるも、他の面子は気にしなくても…と優しい声をかける。


「すいません、すいません;」

「マソさんよぉ…。真紅じゃどうだったか知らないけどさ。乱世にきたらそんなんじゃやっていけねえんだよ」

「はい、すみません…」

私はそのやり取りを無言で見ていたが、胸にじくと疼くものを感じた。


狩りが再開されて、約1時間ほどで終了する。

「お疲れさまでした」


他の面子は挨拶を言って脱党していった。

私と武芸と党首の3人が残った。

私は何も言わずに武芸に九光丹と稼いだ貫を渡した。

「なんですかこれ?」

武芸が不審がって私を見る。どうやら横柄な口を聞くのは知人の党首だけにのようだ。

「あげますよ。その代わりにちょっと言わせてください。狩りの最中であんなに怒鳴らなくたっていいでしょう」

「あ?」

「今日はとても良い気分だったのに、見てください」

私はここでしか取れないドロップしたアイテムを見せた。

「これしかアイテムが取れなかった!」


武芸は顔を歪めて私を睨む。

「なんだぁ?あんた文句でもあるのか」

「ある」

私はきっぱり言った。

武芸はめんどくさそうに手で追い払う仕草をする。

「あんたが、アイテムを取れようが取れまいがこっちには関係ないよ。貫なんざいらねえから帰れ帰れ」

「…あなたは野良の党員の気持ちを全然わかっていない!」


武芸は僧兵を一瞥しながら、フン!と鼻を鳴らす。

「党首はこいつだし。俺も党員だぜ」

「あなたは慣れてないマソの中の人に党首を押しつけて、自分は適当に楽をしようと思ってたんでしょう。まるで昔の知人の地獄突のようだ」

「誰だそれ。知らねーよそんな雑魚」


私は語気を強める武芸に構わず、ゆっくりと丁寧に言葉を重ねた。

「野良はね、誰にも邪魔されず自由で、なんと言うか…救われてなきゃあダメなんだ。独りで静かで豊かで…」

「なにをわけのわからないこと言ってやがる。出ていけ」

私は静かに武芸の顔を見つめた。
傲岸で野良プレイヤーを単なる道具としか見ていない濁った目だ。
効率しか考えず人の輪を顧みようともしない。
寂しい目だった。

「出ていけ!」

言われた瞬間に、私はあるURLを武芸に見せた。

「なっ!」

武芸がそれを見て呻いた。

そこにはログをSSでキャプチャーした画面が載っている。
私がアップロードしたのだ。

そして晒しにURLを貼付けたら、すべてのログが一斉に閲覧可能となる。

私が晒しに貼付けると言うと、武芸は真っ青な顔になった。


「やめて!」

党首の僧兵がそれを制した。

「それ以上いけない」


私はその言葉に無言で脱党した。

「はぁ…いかんなぁ…こんな。いかんいかん」

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私は背を曲げながら激しい自己嫌悪に陥りつつ、甲府へと帰った。
黄昏れていく町並みが妙に哀しかった。


【おしまい】

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テーマ : オンラインゲーム
ジャンル : オンラインゲーム

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No title

>マソっち
おマソはやめいw

>ナミ
ナミが爆乳だと信じていたあの日の俺はもういない(´・ω・`)

>藤井さん
今の信に戻ってもチャットだけで終わりそうなんだよねぇ
PS4買ったら考えるw

>いのきさん
PS4誰かくれないかなw

>高崎さん
藤井さんをそんときまでよろしくw

>かずは
僧兵って乳首が黒い人が多いってみさおさんが言ってた!


なつかしいなぁ

お花見祭りやってるんだって?
なつかしいなー、ボス戦始まったら桜の枝装備のままですんごい怒られた~とかあったなー(笑)
回復が僧兵だけだからって、泣いちゃだめ!
僧兵だって、、、僧兵だって、、、できる子なんだからっ!
え?蘇生が僧兵しかいない??
、、、御愁傷様です(;・∀・)

No title

俺も凸さんと会って見たいですね、信オンでw

会っても敵になっちゃうけどwww

んだんだPS4買うべきだw まだかずはちゃんとタツヲさんとしか徒党したことないなぁ。オレハマッテルゼ~

No title

凸さんps4買って戻ってきてよー

まんこに憑りつかれて帰ってこないって言いふらすw

No title

最近のジゴフミみてて思う
なんか、、、全体的にヘイワ(’’

野良徒党を開始5分で解散に追いやった凸さんは
もういない(´・ω・`) ショボーン

No title

おマソはいいこ^^
プロフィール

凸

Author:凸
カテゴリー:おっさん
生息地:都内在住
生業:印刷・ウェブ制作全般
血液型:B

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