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県立信オン学園〜アホガール編



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県立信オン学園は、戦国武将を志すプレイヤー達の学び舎である。
どこの県だよ!と突っ込まれたら神奈川県だと言っておこう。

クラスは織田・上杉・武田・北条・浅井・足利・雑賀・朝倉・本願寺・伊賀の10クラスに分かれ、
それぞれの特色を生かした教育をおこなっている。

武田クラスは男女合わせて約45名。

男女比では圧倒的に男子が多いクラスで、不動かずはは数少ない女子の一人だ。

「おっはよーん!」

今日も元気に挨拶をするかずは。

明るく人気者なのだが、特別もてるわけでもない。
なぜなら、超がつくほどアホだからである。

容姿はそこそこなのに彼氏ができた試しがない。
これはひとえにかずはのつきぬけたアホさ加減が、女日照りの童貞ですら敬遠するほどに引かれていたことにある。
しかし、もてようがもてまいが藤井一筋のかずはにはまったく関係がない。

藤井と古(いにしえ)の赤い糸で結ばれていると信じているのだ。

そんな、かずはにつきまとわれて辟易しているのが、隣の席の藤井であった。
二人は家が隣同士の幼なじみだった。

「おっぱよーん!ふーちゃん!!」

いつもの如く、かずはは藤井に体当たりしながら抱きつこうとした。
恒例の朝の行事になっているので、周囲の生徒も気にとめない。

かずはの抱きつきをひょいと交わして、藤井はかずはに頭突きをくらわす。
ゴチン!と鈍い音がなりお互いの額に火花が散る。

「ぐはぁっ;!」

頭突きをくらってもんどり打ったかずはだが、頭を抑えながらもしつこく抱きつこうとしている。

「…毎朝毎朝てめーはぁ。静電気みたいにまとわりつきやがってうぜーんだよ!俺にかまうなつきまとうな!!」

藤井は激昂しながら罵倒すると、かずははニヤリと笑いながら悪びれずに言う。

「照れてるのか!」

「照れてねーよ!アホ女!」

朝っぱらからドタバタ漫才を繰り広げ、かずはいるところに静寂はない。
そんなやり取りを奥の席から見つめる視線。

クラス委員長の周防玄徳だった。
成績優秀、沈着冷静なクールな神主。
他のクラスからも一目置かれる存在だった。

しかし周防は特に注意もせず、静観している。

「おい、周防。もうすぐHR始まるぞ。注意しなくていいのか?」

隣の席の僧兵タツヲがそう言うと、眼鏡を指で軽く上にずらしながら優しく微笑んだ。

「いいじゃないか平和で。今日も元気だな…」

「ああ…。あの二人はいつも元気だよな。とくに、アホの不動は」

「いや…藤井さんさ。見ているとキュン♡とくるよ。いいっ!」

うっとりと恍惚の表情を浮かべてつぶやく周防。

「…まともな奴がいねーのか;このクラスは…」


周防のカミングアウトをよそに、犬のようのじゃれてくるかずはの頭を抑えて密着を避けている。

「おいっ!てめーいー加減にしろまじで。そろそろ小山田先生がくるぞ!」

「だいじょーぶ!必ず最後に愛は勝つ!!」

「意味わかんねーし、古いんだよ!アホ女」

「いやわかってよ!ふーちゃんのイガグリは私が守る!!」


藤井とかずはは手と手をあわせてプロレスの手合わせの攻防の形になっている。
かずはは女だが、怪力だった。

「ぐぐ…;いい加減に…かずは…やめ…ろ」

「くっくっくっ…。ふーちゃん、観念しなよ。ねんねじゃあるまいし」

「普通逆だろそれ!女が言うかよ!つーか、アホのくせに馬鹿力だしやがって…うぜっ」


藤井は手をふりほどいて、かずはの顔面に渾身のグーパンチを叩き込んだ。

「むごぉっ!!」

女にグーパンチとは最低だと思われるだろうが、相手がかずはなら仕方ない。
しかも、かずはの耐久値は学園内でも3番には入る。

後の黒板までふっとばされたかずはだったが、すぐさま起き上がって静かに笑う。

「さっすが…。昔は今川のフィクサーとまで言われた男だね!すごいパンチだ。だけど…パンツはどうかな!」


そう言うや否や、電光石火の早業で藤井の下半身にタックルを決めた。

「ぐわっ!何をする!!」

「ぐへへ。ふーちゃんのパンツ頂き!」

「やめろー!この変態女ー」


抵抗もむなしくベルトを外され、いよいよ本丸にかずはの手が伸びようとした時、ガラッと入口の戸が開いた。

担任の小山田先生が厳格な顔つきでかずは達を睨んでいる。


「…何をしている。藤井に不動…。朝っぱらから不純異性交遊か?」

「えっ、あっ、いや、いやこれはその;」

藤井があたふたと言い訳を考えながらズボンをずり上げる。


「先生!」

かずはは小山田先生の形相をものともせず、目をキラキラさせて質問をした。


「なんだ不動」

「先生は奥さんと週何回ですか!」


教室中に暗雲たる沈黙が訪れた。

「ぐっ…」

唸り声とともに小山田先生の顔は真っ赤になり、こめかみに青筋が浮かんでいる。
これはやばい。相当怒っている。

藤井は頭を抱えた。かずはの野郎ぅ〜;
やっぱ早く殺しておくんだった:


小山田先生は身体をわなわなと震わせると、うぉおおんといきなり泣き出してしまった。

「ば、馬鹿にしやがってぇ;俺がまた見合い失敗したの笑ってやがるのか〜;くそぉ〜!」

そう言うと、脱兎の如く教室から泣き叫びながら出て行ってしまった。

「ほよよ?どうしたのかな先生」


かずはがポカーンとしながら、首を傾げる。

こいつ;;!!

クラスメイトは誰しも無言でそう思っていた。

放課後、藤井とかずはは生活指導の藤川みさお先生にこってりと絞られた。
小山田先生はショックで早退してしまったらしい。

「まったく…。いつもいつもあなた達は風紀を乱してばっかりで。藤井君も男子なんだから、少しはしっかりしないと。不動さんも女の子なんだし、もうちょっとおしとやかにできないものかしら」

「はぁ…」

「とにかく、罰として一週間は星の1〜10を一日5ノックよ。いいわね」

「え〜〜;そんなぁ…」

藤井が泣きを入れると、かずははニッコリうなずいて

「大丈夫!キリト君はあたしが守る!」

「誰がキリトだ、アホ女!それにおめーのせいだろ全部!!死ね」

「いい加減にしなさい!あんた達!!ノック地獄を追加されたいの」



さらにぐちぐちと続く説教を我慢強く聞きながら藤井は理不尽だ思った。

いつも迷惑をかけられている被害者なのになんで共同正犯みたいに咎められてるんだ;おかしいだろ。
かずははケロッとして暖簾に腕押しで藤川先生の説教を聞いているんだがいないんだが。

アホはいい。何がいいって楽でいい。
何も悩まず前に進めばいいからだ。

まじで早くこいつを何とかしないと俺の平穏な学園生活の未来はない。
そんな藤井の杞憂をよそに、かずははまた余分なことを言いだした。

「みさおちゃんっておっぱい何センチ!」

藤川先生は真っ赤になって胸元を両手で隠して狼狽している。

「なっ…!関係ないでしょうそんなこと。あと先生をちゃんづけで呼ぶのはやめなさい!」

「へへーん。かずはのほうが丸くて甘くておっきいよ!」

「不動さん!真面目に聞きなさい!!あなた勉強も落第寸前なのよ。おっぱいが大きくても就職に有利にならないんだからっ」

かずははそんな藤川先生の胸元を、手でコの字を作って凝視する。

「ふっ…。女子力たったの1か。ゴミめ」

これには藤川先生は涙を浮かべながら割れんばかりの大声で怒りだした。
藤井もこれ以上はさすがに危険だと思い、かずはに手をひっぱって生徒指導室から逃げ出した。


校門まで来ると、息も絶え絶えにかずはに声を荒げて怒る。

「はぁはぁ…。てめぇ!もういい加減にしてくれ。頼むから俺の前から消えてくれ。今すぐ!今すぐな!」

「も〜、ふーちゃんったらツンデレなんだから。そう言いながら手を離してくれないじゃない」

「はっ!」


かずはを連れ出すためにいきおいで手を握ってひっぱってきたのだ。

あわてて手を離そうとすると、すごい力で握ってくるのでふりほどけない。

「はっ、はなせ!」

「やだ!」

「はなせよ!手がつぶれるだろ!!」

思わず藤井はかずはの腹めがけて腹パンをした。

「ぐふっ!」

うめき声をあげて崩れ落ちるかずは。

しかし手は離さない。それどころか、握りつぶさんばかりの力で締め付けてくる。
これはまじで潰されると藤井は恐怖した。

「いてぇ、いてぇ。離せ!離してくれぇ;」

「ふーちゃん、あたしのこと愛してる?」

「はぁ?何を…」

「言って!言わないと金輪際、右手で自家発電できなくなるんだから!」

「ぎえぇぇ!!いっ、いててててて;;」

「さぁ…言うんだ。お前の秘密を」

「趣旨違ってんだろ!わかった;わかった。愛してる!愛してるよ;だから頼む…」

「ふふっ♡やっぱり二人は相思相愛だよね!」


かずはが手を離すと、藤井の右手は白くなりかけていた。
おそるべき握力だった。

「じゃ帰ろっか!」

かずはは屈託なく笑うと、夕焼けに向かって歩き出す。

「ふーちゃん!夕焼けにね、願いをかけるとほんとに叶うらしいよ!」

「…へぇ。初耳だな」

藤井は痺れた手を擦りながら、カバンを拾った。


「かずは」

「なぁに?ふーちゃん」

「俺の今の願い事ってわかるか」

「もちろん!ふーちゃんのことならなんでもわかるよ」

「ほう。なんだよ言ってみ」

「ふーちゃんの願いごとはねぇ…」

藤井の願いは、もちろん、かずはを地上から抹殺することだった。
もちろん、かずはがそれに気づくはずもない。


かずはは一差し指を天に掲げて自信満々に叫ぶ。

「脱・童貞!!」


爽やかな風が吹いた。
藤井は平穏な学園生活をこの時点であきらめて泣いたという。


その頃、マソは3部のアニメ放送に伴い「ジョジョの奇妙な冒険」の十八巻を読み返して泣いていた。

「ジョジョはやっぱりいいなぁ;ぐすっ」

もちろん、本編にはまったく関係はない。 


春うらら。皆様よき週末を。
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テーマ : オンラインゲーム
ジャンル : オンラインゲーム

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No title

>ナミ
かずはの真の恐ろしさは、そのとてつもない鈍感力にある
ある意味最強のボスキャラだ!

No title

信onでも経験したことがない恐怖をこのブログで感じた
(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
かずはちゃんこわっw

No title

>モモ
おっ!生きてたかw

どうも!
転校生です!

No title

>藤井さん
藤井さんどいて!エロ動画見れない!

>かずは
ふっ…俺様のはスカウターごときでは計れはしないのだ
数値は問題じゃない。印象値さ!

>みさおん
すっげぇ、こぇえんだけどw

No title

みさお先生にいいこと教えてもらいたい子はどこかな~?
せんせいとたのしいこと し・よ・う?v-238

わーぃわーぃ

かずはは手をコの字にしてにぃにの、、、をチェックチェック

「あにゃ~、、、こりゃ使い物にならにゃいな~、、、みうらまんを呼ぶっきゃないか♪」

No title

お兄ちゃんどいて!そいつ殺せない!を思い出したw
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凸

Author:凸
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生息地:都内在住
生業:印刷・ウェブ制作全般
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