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SEX-FILE的な




「モルダー、あなた疲れてるのよ」

振り向いた瞬間に藤井はギョッ!となった。
藤井は魚眼のような目を剥き出して驚く。

その女はX-Fileのスカリーに似ていた。
藤井は今、雀荘「フリテン」で卓を囲んでいる。

モルダー?誰それ。この雀荘にそんな名前の奴はいない。
誰に言ったのかはわからないが、後からこの卓の藤井の闘牌を眺めている。

<あたしに言ってるのかしら…。まぁどーでもいいけど。あ、これかぶりだわ…>



「ロン!それだ」

下家が対面に3900の放銃。
これで対面はトップ目だ。

<びっくりした。あたしが振り込んだのかと思ったわ>

藤井はドキドキした。


南2局で藤井とトップの点差は8000弱。
十分に追いつける点差だ。

しかし、後からじっと女に見られているのでどうにもケツの座りが悪い。
背中に緩やかなプレッシャーがかかっているようで、集中力が乱れる。


親番だ。

藤井はここらでは「グリーン」と呼ばれる雀ゴロ、通称クマである。
グリーンと呼ばれている理由は、映画「フィフス・エレメント」のクリス・タッカー演じるルービー・ロッドのように、大きな手を上がると必ず「グリーン!」と連呼するからである。

しかし、地回りの与太ものと卓を囲んだ時に、いつもの調子で「グリーン!」と連呼していたら、さすがに与太もんがぶち切れて光り物を鼻っ柱につきつけられる。

「きゃんきゃんとうるせぇアホだな。どうだ?これでもグリーンか?あ?このブタお釜がよ」

ドスをつきつけられて、冷や汗を垂らしながら「グ、グ…リ〜〜〜ン…」とカエルのような鳴声を絞りだす。
その様子があまりにも滑稽だったのか、与太ものも思わず吹き出した。
その夜、一緒に飲みに行き与太者とダチになった。

それ以来、地回りにも顔が利くようになり、ここらの賭場ではいい稼ぎができるようになった。
今夜は軽く小遣いを稼いでソープで3輪車の予定だった。


さすがに藤井はどうにも我慢しきれなくなり、後の女にあやをつけだした。


「ちょっとぉあんた!さっきから、な〜にジロジロ人の手牌を覗き込んでのよ!集中できないじゃない。こんなんじゃグリーンになれないわまったくもぅ!!」

藤井はバイセクシュアルである。ドスの利いたかん高い声におねぇ言葉。
そして体格はトドのような迫力。

常人であれば、大概逃げ出す。だが女はまるで聞こえなかったように煙草をふかしだした。


「モルダー。あなた疲れマラなのよ」

囁くようにつぶやいた。
藤井を見つめながら、無表情であわてる風もない。
明らかにからかわれている。


藤井は顔を真っ赤にして激昂した。

「ん、んまぁっ!なーんて下品なビッチなの!!それにあたしのマラはマラ元気ビンビン物語りよっ!!それにあたしはモルダーなんて名前じゃないわよ!」

藤井は卓に向き直すと、カンチャンを嫌って四索を切った。

「お、でたか。ロン!12000」

「げぇっ!張飛!!」

ノー警戒だった上家からのロン。
この場は皆ヒラで打っている(イカサマなし)。

これは…藤井の単純なミスだった。テンパイ気配、捨牌の濁りを感じ取れなかった。

こいつのせいだ。後にいるスカリーに似たビッチ女。
誰かの差し金だろうか。罠?そんな馬鹿な…。

「んもぉ〜;ファッキン詰もばっか!グリ〜〜〜ンになれないわぁ…」

親番を飛ばされ、どんよりと肩を落とす藤井。

後をむいて女を睨むと
女は藤井を見て心無しかうっすらと笑みを浮かべている。

「モルダー。あなた振り込んでるのよ」

そう言われて藤井はカーッとなった。
元来、激しやすく冷めやすい質ではあるが、こんなビッチに舐められたままではオカマが立たない。

藤井は頭を掻きむしりながら、怒りで発狂しそうなくらい震え上がった。


南4局。

藤井はもはや怒りで我を忘れていた。
勝負なんてもーどうでもいい。この女、絶対泣かす。

くぁwせdrftgyふじこlpってなぐらい、▲×○XZなことをしてやる。
一晩中苛んでやるわ!

ふふふ…。あたしのお仕置きはと〜〜ってもグリーンなんだから。
▲木馬にデxルドに鞭に蝋燭、浣腸etc…。

女に生まれてきたことを後悔させてやるんだから!

そう考えながら打っていると、何やら染手になってきている。
ワンズのチンイツ。チンコのイチモツの略ではない。
同種の牌で成る手役。清一色(チンイーソー)である。

しかもドラの一萬子がアンコってるし。下手すりゃ倍マンどころではない。

テンパった!6面待ち。

「リーチ!」

まだ、12巡目。これはもらったわ!!グリーンよ!グリーンだわ!
藤井はそう思った。

そして次の瞬間、目を疑った。

なんと己の河に上がり牌の九萬1巡目で切っている。
怒りに我を忘れて適当に切ったのだ。それから、ムダヅモなしでつもってきたのだ。

「クックックッ……」

その声に思わず後を振り向いた。

女は笑いを堪えながら云う。


「モ、モルダー。あなたフリテンこいてるのよ(笑」


そして対面が藤井のツモ切り牌を見て牌を倒す。


「ロ〜〜ン!1000点のみ(笑」

「グリィイイィィィイイィイィイインンン!!!!」


藤井は思わず奇声をあげて女に襲いかかった。


あ、オチがねぇ。

疲れてるのは俺だったわ(笑。

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テーマ : 日記というか、雑記というか…
ジャンル : 日記

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No title

>藤井さん
それマイケル・ダグラスや!

>レッズ
読めてないっすよ、レッズが空気読めたら大したもんっすよ!
お前の木曽川時代のかけ声が懐かしいわ

No title

空気よめたらレッズじゃないっすよww


いままで読めたことあるとおもいますか!!!!!!!!!!!

過去に1回だけ合戦中で武田がもめた時に収めた時がありましたがwあれは奇跡ですw

レッズ万歳!!!!!!!!!

永遠に馬鹿やってやる!!!!!!
打倒藤井さんwww

No title

SEX依存症!
プロフィール

凸

Author:凸
カテゴリー:おっさん
生息地:都内在住
生業:印刷・ウェブ制作全般
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