スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

凸と藤井の「わかってもらえるさ」



私は唐突に「うちってもしかして…」ときり出した。

「都会に住んでるのん?」

携帯で藤井に聞いてみた。

「のん〜とかきもい;」

藤井はそう言いながら、ガチャリと切った。
携帯なので電話を切るような音はしないが、そう聞こえただけのこと。

首都高が縦横する高架下から高層ビル群を見上げてもの憶う秋。
紅葉に色づく木々と金木犀の香りを感じながら、ツルゲーネフの「初恋」を思い出す。

しかして高尚なる文学より、やはり食気が先走る。

深まりゆく都内の秋。枯れ葉舞う公園を歩いていると、一枚の枯葉が誘うように肩にはらはら落ちてくる。

私はええいと思う。

おのが朽ちたる生命をもって、憐憫と同情を乞うでない。
舞うな枯れ葉よ、尽き果てる心もて。枯葉よ輝け。
誘うなかれ、おのがはかなきを思うがままに。

俺はもうおっさんなんだ。

そう考えながら公園の奥へ歩いていくと、池のほとりに人がいる。
誰かに似ている。
そうだ、あれはタッチャマソではないか?

そう思いつつ、早足に駆けて近づいてみると全くの別人だった。
思わず、「よぉ!」と声をかけてしまいそうだったので、怪訝な顔をしているマソもどきの顔を一瞥しながらすり抜ける。

そういえば…マソはカムチャッカ半島に左遷されたらしい。
今頃、太陽の照り返す楽園で「サーセンwww」とか言っていることだろう。

ひさびさにタツヲに電話をかけてみる。

「よぉ、元気か」

「ううん、病気。元気なったらまたねー」

そう言ってすぐ電話をきりやがったが、このそっけない態度。
とても病気とは思えない。
男のこのような態度はいくらでも覚えがある。女だ。女ができやがったなタツヲ。許せん。

と、憤ってもせんないこと。
ポールMも11年ぶりに来日することだし、どうでもいいことだ。

ふと私は急激な孤独に襲われた。

さみしい。

気がつくと涙が出ている。何故だ。涙などとうに枯れ果てたはずなのに。

女は哀しいから涙を流す。
男が涙を流すのはさみしいからだ。ただ無性にさみしい時に男は泣く。

こんな時は…

そうだ、京都行こう。

そして亡くした何かを見つけてこよう。

私は早速、藤井に連絡をした。

「藤井さん。京都に行こうぜ」

「凸さん、オナニー中なのに電話してこないで」

そう言って藤井は電話を切った。


ぶれない男だ。しかしいい加減フルチンでゲームはやらないほうがいい。
もうまじで風邪をひく季節だ。

携帯をポケットにしまうと、私は足は地元のパチンコ屋に向かっていた。
大衆の中の孤独に身を投じるために。

都会は孤独で砂漠のような乾いた所だ。
そして勝手に変わっていく都会で、勝手に生きている私達。

さぁ、月曜タイムの 始まりだ。
pujkgyt
スポンサーサイト

テーマ : 日記というか、雑記というか…
ジャンル : 日記

コメントの投稿

非公開コメント

No title

>凸子
三浦には男ができました
そう、俺ではないです

にゃんぱすー!

ええ、ええ。

タツヲお兄ちゃんに女ができますた。
そう、わたしです。

にゃんぱすぅ~♪(о´∀`о)

No title

>マソ君
秋は夜長いから体がもたんそうだ

>藤井さん
やめてよ!想像したら吐いた;

No title

昼間はパンツ一枚で居られるけど夜はさすがにネグリジェ着てます!

No title

秋は、しこ禁月間だと藤井さんが言ってた
プロフィール

凸

Author:凸
カテゴリー:おっさん
生息地:都内在住
生業:印刷・ウェブ制作全般
血液型:B

カレンダー
03 | 2017/04 | 05
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 - - - - - -
最近の記事
最近のコメント
月別アーカイブ
リンク
最新コメント
ブログ内検索
RSSフィード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。