スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

佐渡先生のオンライン日記2

佐渡先生は医者である。

こんにちはったらこんにちは。

医者である前に人間である。人間であるから人並みに欲はある。
食欲、性欲、睡眠欲。

人の煩悩は欲によって引き起こされる。
そして性欲は種の保存という最もプリミティブなリビドー。

欲求と言えば、人は同じところに留まっていると外の世界が知りたくなる。
未知への探究心と好奇心。

それらを抱いて人は旅に出たくなる。
人生という大いなる航路に新たなる海路を見いだすかの如く。
銀河鉄道999の哲郎もそうだった。さらば少年の日よ。

さて、そろそろ5月だ。
どこかに行きたくなるのね彼女はフュージャリズム。

佐渡先生は親方様 つまり信玄に有給を申請した。
有給を使って、長期休暇を取って命の洗濯をしようと思ったのである。


信玄は申請を受け取りながら、平伏している佐渡先生をじろりと睨む。

「佐渡、貴様十日ほども休みたいとのことだが…どこへ行く?」

「はっ!畏れながら…タスマニアなどに行こうかと」

佐渡先生の言葉に信玄の眉がピクリと動く。

「ふむ?タスマニアとは、またマニアックなところだが…何故に」

「幻の珍獣、タスマニアタイガーを見るためにございます」

もちろん嘘である。信玄に真面目に「湯治場にでも…」言おうものなら、即座につまらん奴と思われてしまう。
さりとて、ギャグを言うにも面白くなければその場で斬り捨てられることもありうる。

この問答は命懸けだった。しかし命を賭けなければ長期休暇を得られない。
それが宮使えの悲しい運命(さだめ)。

佐渡先生が大真面目な顔をして答えると、信玄は顔を真っ赤にしながら、大笑いをした。
どうやら信玄は、佐渡先生がこの機に他国へ出奔するという危惧を抱いていたが、疑いは晴れたようだった。

佐渡先生は、額に脂汗を垂らしながらふぅと安堵の息をつく。

「ふふん。佐渡よ、お主なかなか愉快な男よのう。これにダイヤモンドユカイの称号を与えよう」

「ははっ!ありがたき幸せ」

もちろん、ちっともありがたくはなかった。
佐渡先生は平伏しながら「超いらね〜」と思ったが、もちろん口にだせるわけもなく。

佐渡先生が立ち上がって下がろうとすると、信玄がにたりと笑って、しばしまてと引き止める。

「お主はまだ独り者だったはずだな」

「はっ…。恥ずかしながらいまだ良き縁もなく…」

「ちょどいい。一人いい女子をつけよう。一人旅もいいが旅に女は必要だ」

「えっっ!親方様、そ、それは…」

「なぁに、遠慮するな。出立前に家に向かわせよう。せいぜいタスマニアで楽しくやるがよい」

信玄のやんちゃな強引さに抗えるものは家臣にはいない。
佐渡先生とて例外ではなく。

「は、はぁ…。ありがたき、幸せ…」


佐渡先生は、厄介な事になったと溜息をついた。

数日後、佐渡先生の住む長屋に一人の娘があらわれた。

娘を見た佐渡先生は驚いた。
てっきりおてもやんのような田舎娘が来ると思っていたからである。

「リオって呼んでくださいね旦那様!」

xsdawrgfers


リオと名のる娘はチャキチャキの町娘だった。
まだ十代と見える幼顔に十分に発達した姿体は生気に満ちてはつらつとしている。
すらっと伸びた綺麗なあんよを丸出しにして、美しい雌カモシカのようである。

これはノーチェンジどころか、インターセプトものだ。
やはり人間、真面目に暮らすものである。
ひゃっは−!

やっぱり天はワイを見捨てんかった!なつみ、生きとったんかワレ!

などと意味不明なことを言いながら、信玄に感謝した。
感謝で親方様ぁ!!!!と叫びたくなった。

そんなとっちらかってる佐渡先生を見ながら、リオはにこやかに笑った。

「旦那様、旅の支度はもうお済みになってますのん?」

「あ…う…いや、まだだ」

「ふふっ。しょうがない旦那様ですねぇ。では荷造りを手伝いますからお部屋にあげてくださいな」

「あっ、えっ、ちょっと待て!しばしの猶予をくれ!」


佐渡先生は必死になって戸の前に立ちふさがった。

佐渡先生はあせった。机の前に散乱している、男性雑誌「デラべっぴん」を片付けなければやばい。
こんなものを若い娘に見られては、一生の不覚。


「いやぁ、これはターヘルアナトミアって言う医学書でね〜」

「まぁ!さすがお医者様ですのね。リオ尊敬します」


ねーーーよ。

そんな言い訳が通じる分けねえええええ。
なんとしても、これは秘匿せねばならない。

「ちょっとそこで待っといてくれ!すぐすむから」

「はぁ…」


佐渡先生が、あたふたしながら長屋に入ろうとすると、そこへ地獄突という浪人がやってきた。

「よぉ!佐渡先生」

右手を上げながら挨拶をしてくる。

戸の前で往生している佐渡先生は、「げぇっ!まずいところに、まずい男が;」とこの不運を呪った。

軽く会釈をしながらしどろもどろで答える。


「や、やぁ突さん。今日は何の用で」

「借りてたDVDを返しにきたのさ。この無修正ものよかったぜぇ。ちぃとばかり乳が小振りなのが残念だったがな」


うぉーーーーい!!


と、佐渡先生は絶叫したくなった。

「無修正…?」

リオがきょとんとした顔をしながら、突を見ている。

「な、な、な、なんでもない!仕事上のことだよっ!」

佐渡先生は顔面蒼白になりながら、突にめくばせをして余計な事はいわないように促した。

突は、訝しみながら、「お」と声を出す。

傍らにいたリオに気がつくと、突はリオをまじまじと眺めながらニヤニヤし出した。


「なんだいこの可愛いねーちゃんは。佐渡先生のコレかね?」

そう言って小指を立てて冷やかすと、ははーんと状況を理解したようだ。

リオは頭をぺこりと下げて屈託なく笑った。

「初めまして!あたしは佐渡先生の旅の御世話をまかされましたリオと申します」

「旅?…佐渡先生が?」

「ええまぁ…ちょいと長期休暇をね」

「そりゃあ豪儀だな。してどちらに?」

「タ、タスマニアとか…」

「タスマニア…。どこだいそりゃぁ」

「オーストラリアの方面ですわ」

「へぇ…そりゃまたえらいとこへ行くのだのう」

「へへへ…まぁちょっと理由ありでね」

「ふぅん。で、一体何をしとるんだ。戸の前に立って」

「いや、あの…」


リオはすかさず口を挟んで「旦那様が部屋にいれてくれないんですっ!」となじるように言う。

「ほぉ…」

突は目を光らせて佐渡先生を見ると、首を左右に振りながら危険信号を発している。
事情を察したのか、突はリオを甘味屋に誘った。

「リオさんや。ちと、佐渡先生は大事な書物の片付けがあるらしい。驕ってやるから甘味屋でちょいと時間を潰そうか」

「えっ…でも」

「ああ…、いいからいっといで。半刻もありゃ片付くから」

「そうですか…。じゃぁお言葉に甘えて」

そう言って二人は連れ立って甘味屋に向かって行った。

突は女にだらしがない。女に関していい噂をきかないのである。
佐渡先生は一抹の不安を抱えていたが、それよりこのピンチのほうがやばい。

佐渡先生はほっと胸を撫で下ろして、部屋に入って閂をかけた。


「危なかった…。あのままこの状況を見られでもしたらロックンローラーとしてのメンツを失うところだった…」

いつからロックンローラーになったのかは知らないが、窮地を脱した安堵感が広がる。
机の上に散乱するエロ雑誌やDVDを片付けながら、楽天に出品して売っぱらおうと考えていた。

しかし、人は容易にものは捨てられない。
捨てられないが故に、使わなず不要なものが溜っていく。
一番かさばるのは書籍である。
ブックオフに叩き売りたくなるが、二束三文。それにどれも多少の思入れのある書籍である。
エロ本でも一般書籍だろうがその思いに違いはない。

とりあえず、押入にぶち込んでおくかと未整理のまま押入に投げ入れると多少は机周りはすっきりした。

片付けを始めるとあっという間に時は過ぎるもの。

瞬く間に半刻は過ぎた。

佐渡先生は片付け終わって、畳の上に大の字に寝転んだ。
そしてそのままうとうとと寝てしまった。

肌寒さに気がついたのは、既に夕刻であった。

「びえっきし!!」

嚔をひとつすると辺りは暗い。

「あれ?そういえばあの娘はどうしたろう」

突と甘味屋に行ってから戻ってきたのかしら?


ふと机の上を見ると一通の文が置いてある。

「信書か?一体…」

蝋燭に灯をつけて手に取って読んでみた。


=============================================

佐渡先生へ

リオ殿と甘味屋で談義しているうちに、意気投合をし、運命を感じてしまい候。
まさにファム・ファタル(運命の人)であると確信いたした。

つきましては、リオ殿と駆け落ちするに相成った。タスマニアへの旅の無事を祈る。
信玄公にはよろしくとお伝え下され。

地獄 突より

かしこ(笑

====================================



「と、とつうぅぅぅぅっうううう!!!!!つきましては、じゃねーーーよ!!!しかも(笑 とか舐めんな!!」

佐渡先生の怒りは天を揺るがすほどであった。
何もかも馬鹿馬鹿しくなった佐渡先生は、次の日に出奔してしまった。

その後、佐渡先生は単身タスマニアに渡り、タスマニアタイガーと格闘して見事勝利してアボリジニの英雄となった。そして現地で美しい妻を娶って幸せに暮らしたそうな。
その後、タスマニアの虎と呼ばれ、神格化されたという。

一方、その後の突とリオがどうなったかは誰も知る由はない。

数年後、美濃の稲葉で若い女に捨てられた中年が、間男を刺したという噂が広まった。
下手人の顔は地獄 突によく似ていたと言う。

捕まった時に男はこう言ったそうな。

「り、リオ…もう一度…おっぱいのぬくもりを…」

dfbfdhmgytadffff

性帝サウザーと呼ばれた男の哀れな末路であった。

人生の帳尻合わせは、幸せ半分、不幸が半分である。
ずるをした奴には因果応報、報いがある。
あなかしこあなかしこ。

なーんちゃって。

【おちまい】

スポンサーサイト

テーマ : 雑記
ジャンル : ゲーム

コメントの投稿

非公開コメント

No title

>佐渡さん
さぁ行こう!アボリジニ探索へ!

No title

男の夢ですなぁ。。
アボリジニの美人って、許容範囲か自信ないけどネ(笑

あ、ハカ踊れるよ、わし

No title

>かずは
俺におっぱいをくれ!

もぉーほんとににぃには見境ないんだからー。
メッ!!

タスマニアデビルはブラックあぐり。見た目ぷりてぃ♪
プロフィール

凸

Author:凸
カテゴリー:おっさん
生息地:都内在住
生業:印刷・ウェブ制作全般
血液型:B

カレンダー
05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
最近の記事
最近のコメント
月別アーカイブ
リンク
最新コメント
ブログ内検索
RSSフィード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。