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【あい〜して〜る〜】信On 失恋レストラン19【トーテムポ〜ル】

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ところで、既に突達はハートブレイクカフェにいた。
辿りつくまで紆余曲折あったが、なんとか辿り着いていた。

中は何の変哲もないカフェである。
ギロッポンのハードロック・カフェのように壁に歴代の信オンの要人がパネルになって飾られていた。
何故かチョッチョッリーナの写真も飾られていた。

その中でも目を引いたのは、全鯖屈指の攻略名人、肉饅氏の遺影である。
烈風の一時代を築いた立役者であり功労者だ。

突はパネルを眺めながら、結構イケメンだったんだなと感慨を深め、手をあわせた。
やすらかに…肉饅君。

つーか、肉饅君まだ死んでねーし。鬼やべーし。


「ここが失恋レストランかぁ。何か拍子抜けじゃね」

モモが周りを見回しながら、ぶぅぶぅと悪たれる。
3LDKほどの間取りにカウンターと客席をあわせると20人ほどで満席となる造りだ。

店内は白く明るいトーンで清潔なイメージで整えられている。
テーブルと椅子は檜造りで、どことなく暖かみを感じさせた。

確かに…普通といえば普通すぎる。

しかし、もう夕暮れの時間帯に客は突達だけであった。
どっからどう考えても罠である。
事前に俺らのことは報告が入ってるだろう。

さて…ここからどう動くかだな。
突がそう考えていると、水を運んで来たウェイトレスを見ながら、源が涎をたらさんばかりだ。

胸がでかい。アンナミラーズばりの制服が余計にそのふくらみを強調している。
こりゃ、若い奴にはたまらない。

「あ、あの娘の乳!腰!尻!最高じゃね?最高じゃね?」

まるで繁殖期の犬か猫のように顔を紅潮させてきょどっている。

「うむ…。確かにいい胸の形だな。ありゃぁ…C-87といったところか。あとは髪型がポニテだったらモアベターなんだが…」

突もあいづちを打ちながら、品定めをするようにウェイトレスを目で追っている。
まったくどうしようもない。

「な?な?いいよなあの娘。っくしょう…。なんとかならねえかなぁ」

抑えきれないとばかりに源が身をよじる。
今にも腰をカックンカックンさせて、お猿の篭屋を歌わんばかりだ。

「源はまだまだ性春時代だのう。ワシは胸より足だがな」

「乳…。あの乳いいなぁ…。揉みテェなあ…」

ウェイトレスの全身を舐めるように見つめる源の姿は既に性犯罪者だ。
2年も禁欲していたのだから、気持ちはわからないでもないが、いま目の前のおっぱいがあったら、源は飢えた猛獣のようにむしゃぶりつくことだろう。

モモが呆れ顔で口を挟む。

「うむじゃねえって!あんたらさぁ…今は乳よりもふぇい姉さんを助けることが先決だろう。いい加減にしなよ!」

「そうだそうだバカヤロー!いい加減にしろよテメーラ」

己の事を棚にあげながら突が源の頭をひっぱじいた。


「いてっ!てめー上等だコラ!!」

巨乳のウエイトレスに見とれていた源は、いきなり頭をひっぱじかれた、我に返って突につっかかっていく。


「おおっ?やんのかエロガキ。5杪でミンチにしてやんよ!」

「目上だと思ってら大人しくしてりゃつけあがりやがって…。この老害ジジイ、いい加減、忍耐も根性も品切れだぜ!!」

「上等だ!!!ピストン小僧!歌舞伎町のPマシンで叩き出した155kgの鬼ヤバイ伝説の拳をくらってみるか!?」


睨み合う両者。モモと秋山は、やれやれと言った感じで気にもかけず、オーダシートを見ている。

突と源が取っ組み合いの戯れ合いをしていると、ウエイトレスがあわてて駆けつけて来た。

「あの…お客さま。申し訳ございませんが…店内ではお静かにお願いします…」

争いの場に慣れていないのか、ウエイトレスの娘は、遠慮がちに二人をたしなめた。
怯えた目でもじもじしている。
タイトスカートから、かもしかのようにのびる形のいい足が小刻みに震えていた。
小動物のような可愛さだ。まるでリス。シマリスのように可愛い娘だ。
娘のネームプレートには、嶋子と書いてあった。

突と源は顔を見合わせて、お互い胸ぐらを掴んでいた手をぱっと離した。

すると突はいきなり娘の手を取って、馴れ馴れしく声をかけた。

「君可愛いねぇ。バイト何時で上がるの?その後、飲みにでもいかない?」

思うに、おっさんの若い子への軟派ほど見苦しいものはない。
呆然として見ていた源は、胸くそ悪くなって突に後ろから蹴りをいれた。


蹴られたケツを押さえながら、ゆっくりと源に向き直った。


「いてぇな…コラ。人の恋路を邪魔するとは、野暮ガキはまじでいわされんとわかんねーらしい」

「糞ジジイのヘタクソな軟派を見せられて余裕こけるほど人間できてねーんだよ」

数秒お互いが無言で睨み合った。

ドンッ!と周囲に気が満ちる。
さすがにこれはまじである。まじと書いて真剣。恋敵とかいてライバル。
ランバ・ラルとかけて年齢35歳。
えっ!あれどうみても50歳のオヤジだろう!!とまぁそれはどうでもいい。

とにかく、先ほどまでの戯れ合った緩い空気ではない。
殺気だ。重く膨れ上がった殺気が二人の間に広がっていく。

突は長脇差を抜いて顔のやや右に位置させて、切っ先を上に向けている。
左足を前に出して構え八双に構えた。
突がこの型を愛用するのは、上段への繋ぎが楽だからである。
切り返しの繋ぎの剣速では、若い者には劣ってしまうためだ。

源は軽く腰を落として居合い撃ちの構えをとっている。
怪談レストランのギャルソンをまっぷたつに切り裂いた閃光のような速さの抜刀術。
剣速での勝負では絶対の自信を持っている。
先を取れば打ち合いでまず負けることはない。

これを見てさすがに、秋山とモモが腰をあげて止めようとする。

「おいおい。二人ともまじぎれでやりあうなんざ愚の骨頂だぜよ」

「ちょっ、突さんも源さんも少し落ち着きなよ」


そんな二人の声も聞こえずといった風で二人の間合いが少しずつ縮まっていく。
ウエイトレスは膝をがくがく震わせながら、おろおろしていた。

「いくぜガキ」

「こいやおっさん」

一瞬にして二人の間合いが0になる。

ガキィン!と耳に高音の斬撃が飛び込んで来た。
その斬撃の行方はお互いの身体ではなく、なんと横で見ていたウエイトレスに向かっていた。

「ぐぬっ」

「むぅっ」

突と源の一閃は、ウエイトレスを刺し貫いたかに見えたが、剣の先にはウエイトレスの姿は無い。

上方に飛び上がった影。
その影は宙高く飛び上がり、二人の斬撃を紙一重でかわしている。
先ほどの金属音は、突と源の剣が、目標の一点に向かって互いに交差した音だった。


先ほどのウエイトレスの衣裳と変わり、クノ一装束の女が立っている。
なんとも、露出度の高い装束で、涼やかな眼で微笑んでいる。

「アホづら下げた、べーすけコンビかと思ったら…。なかなかやるわねぇ。いつから気がついてたのかしら」

突と源はウエイトレスの殺気を見抜いて、ひと芝居打ったというわけだ。
モモと秋山もしかり。

二人が本気でやりあおうもんなら大事である。モモがすかさず呪縛で止めているだろう。

クノイチは、感心したようにヒューと口を鳴らした。
女の口元の左にある泣きぼくろが、艶っぽさを際立たせている。
豊満な身体に片目を隠した長いさらりとした前髪。栗色に輝く髪は反射によって金色に光る。
恐ろしく綺麗な女だ、しかしこれだけ綺麗だと大概の男は気後れする。
綺麗な薔薇にはなんとやら。女郎蜘蛛という形容があるが、まさに綺麗な男食いの蜘蛛であった。
歳は20代後半に見える。

秋山は女を見て、ほうけたようにため息をついた。

「可憐じゃ…」

カリオストロの五右衛門かお前は。
女にやけた秋山の顔はさすがに形容しがたく無様である。

「水を運んできた時にな。わずかな殺気が残ってたからな。それより…」

突はその女に興味なさそうに頭を掻きながら、肘で源をつついた。

「源よ…。どうだいこれ。ごっつお前のストライクじゃねえのか」

しかし、意外なことに源はかぶりを振ってダメだしをする。

「あかん─。もう10年若けりゃしゃぶってもええがのう。これ、若作りしたおばさんやん。チェンジや」

そう言って、源は鼻で笑った。


この瞬間、源は世界中のおばさんを敵にまわしたことになる。
考えるだけで恐ろしい。
総じて若い頃は、己の最大の特権である若さという剣を大上段に振りかざすものだ。
老いは誰でもやってくるというのに。

突はさすがにクノイチが気の毒になって声をかけようとした。

「あ…あのな姉さん…こいつは」

クノ一は突の慰めを振り払うように無言で微笑んでいる。
先ほどの笑顔とは異質の菩薩のような微笑みだ。
そして氷が突き刺さるような冷えきった声で語りだした。

「私は懲罰倫理委員会、実行部隊の一人、オラシオンセイスの照前露間絵(テルマエ・ロマエ)と申すもの…。あなた方を殺せとは親方である半蔵様からは命じられてはいません。しかし…」

クノイチの姿は消えて、気がつくと背後をとられた源が、懐剣の切っ先を喉元にピタリと押し当てられている。

「真意はなるべく殺すな…と言うことです。死ぬのはそっちの勝手ですしね」

源はピクリとも動かない。いや動けない。
少しでも動けば、懐剣の切っ先は確実に喉元をかっさばくだろう。

源は、股間のモノを掴まれて、顔をクノイチに舐められている。
長く赤い舌が蛇のようにくねくねと源の頬を這っている。

「あたしはねぇ…。あんたみたいな若い子って嫌いじゃないの。んふふふ…。でも口には気をつけないと死んじゃうゾォ…」

そう言って源のモノを一層強く握りしめた。
突もさすがに動けない。それにこのクノイチは相当の手練だ。
あの斬撃を交わしたことといい、容易く源の後ろをとるとは。

源は真っ青になった。細かい汗が額に浮かんでいる。

「わ、わ、わかったわかった。失言でした。反省してまーす。わたし謝る。あなた、素敵、綺麗、可愛い、ビューティホー、エクセレント、シンガポール、カムチャッカ!トーテムポール!これほんと!ほんとのこと!!」

源は、怪しい中国人口調でわけのわからない事を適当にならべまくって謝罪をした。
切っ先が更に喉に食い込んだように見える。

源は尚も続ける。

「いやまじで!まじまじ、おおまじで!!姉さんの、その妖艶な色気で俺のトーテームポールもビンビンだし!鬼やべーし!チン○ビンビン物語っすよぉ!!」


さすがに空気が固まった。
レッズ、ミヤビと寒いギャグを飛ばす伝説の男達を見て来たがこれはひどい。
セクハラを超えている…。


モモと秋山は、こりゃ死んだなと思った。

突は頼むから死んでくれと思った。

クノイチがそれを聞いて顔を真っ赤にして震えている。
相当怒ってるようである。そりゃそうだ。


「ぷっ!あーっはっはっはぁ!」

クノイチは源の喉元から懐剣を離して、腹を押さえて大笑いをしている。

「馬鹿じゃないのー、何よそれ…。あはっ、あははっ…ビンビン物語って!バーカ」

女が爆笑している…。なんとツボだったのかあれが。

こうやって女はおちてくんだよなあ…。
突はため息をついて力を抜いた。
全身から緊張感が抜けて疲労がおしよせる。

けらけらと笑っているクノイチは、まるで少女のように可愛らしかった。
やはり女は笑ったほうが可愛いというのは定説だ。笑う女はいくつになっても可愛いものだ。


源は急死に一生とばかりに首をさすりながら安堵した。

「ふぅ……」

源は3人に向かって親指を出して片目をつむる。

「な?」

な?じゃねえだろ……」

呆れた奴だ。

突と秋山とモモ。

3人は揃って「頼むから源を殺してくれ」と切に願っていた。

「チッ!」

無事な源を見ながら、3人は舌打ちをしながら座り直す。

源はそんな3人の心中など委細かまわず、あのクノ一とどこで一発決めようかとそれしか考えていなかった。

クノイチは、笑い終わると態度を改めて「大変失礼しました。ただ今、親方様に会って頂きます故」
そう言うと一礼して、源に軽くウィンクをして奥に下がっていった。
どうやら源は気に入られたらしい。

「ゲッツ!」とダンディ坂野のパフォーマンスを真似る。
3人はうつむきながら「死ね!師ねじゃなくて死ね!!」と心の中で反芻している。

秋山は面白くなさそうに、出されたアイスコーヒーをがぶりと飲む。
ブラックで飲むアイスコーヒーは苦手だが、今の秋山にはちょうどよかった。

とにかく服部半蔵だ。徳川忍軍をたばねる戦国の雄。
突も会うのは初めてだった。

徳川がこの一件に絡んでるとなると…。
相当根深そうだなこりゃあ。

そう考えながら、何か忘れているような気がしていた。
大事な何かを。

もちろん、
ふぇいの心配など1mmもしていなかったのは言うまでも無い。

【続く】
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No title

>源
記事よりお前のコメントが面白いわwww

No title

だれかコメントしろよこれの記事に!!!!!!!!wwwwwwww
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Author:凸
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