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【山ふぇいふぇい】信On 失恋レストラン18【大いに吼える】

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固まった集団の中から一人の娘が進み出て来た。

娘はまだ、あどけない少年のような顔立ちで黒い瞳に怯えが見える。
つぼみのような口を震わせながら、ふぇいの顔をじっと見据えていた。

「あの…もしかして、ふぇいふぇいさんですか?あの特攻一番槍の」

「ええまぁ。あたしが、そのふぇいふぇいで間違いはないけれど…何であたしの名を?」

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↑ふぇい:画像はイメージです。念のため

そう聞いた途端、娘の顔に赤みが差し、後ろに固まっている集団とともに手を取り合って喜んでいる。

「どうしたってのさ一体…」

ふぇいは合点がいかぬ様子で、娘たちを見た。

娘たちは、安心したらしくふぇいの周りによってきた。
どの娘にも安堵の表情が見える。

「ふぇいさんって綺麗…」

「ううん。可愛い!」

「けっこう胸があるんですねえ。えいっ」

娘達はパンダのふぇいふぇいのようにものめずらしく検分している。
中には身体に無遠慮に触ってくるものもいた。
よほど心細かったのだろう。

ふぇいは烈風時代からその悪名だけではなく、名は天下に轟いていた。
雑賀時代は、問答無用のご意見番のカリスマとして多くの信望を集めている。
その反面、他国からの誹謗中傷の誹りを一斉に浴びていた。
しかし、そんなものはどこ吹く風と真っ向から受けてたった。

いつしか、ふぇいは烈風のアイアン・メイデンと呼ばれ、その地位を確立していったのである。
烈風新聞にも、連日名前がでないことはなかった。

「ふぇいたんがやって来る!ふぇい、ふぇい、ふぇい!」とキャッチコピーのついた見出し記事では、未曾有のブログ対決として、他国プレイヤーとの一騎打ちも報じられ、数ある烈風の歴史にもその名を刻んで、殿堂入りを果たしている。
いわば生ける伝説となっていた。

そんなふぇいが現れて、もしかしたらと娘達ははしゃいでいたのかもしれない。
暗くじめっとした地下牢で、娘達はふぇいを救世主でも見るかのように眼を輝かせている。
笑顔で擦り寄ってくる娘達は皆それぞれ愛らしく可愛かった。

しかし、今の状況はその娘達と何ら変わらない。
ふぇいは、囚われたただの女だった。

「やっ;ちょっとやめておくれよ。あたしは動物園のパンダじゃないんだから!」

ふぇいがそう叫んでも聞いてはいない。
これはさすがに鬱陶しい。
ツボに触れられて、「やっ、あんっ」などと色っぽい声が出てしまった。
しかし、そっちのほうの趣味は無い。ボーイズ・ラブは読むけれど百合とか勘弁、無理無理超無理。
次第にはだけていく、胸元を抑えて、もうやめてと怒号する。

衣類は作務衣から町娘などが身に付けている、普通の着物に着せ変えられていた。
誰が着せ替えたのか。それすら恥ずかし悔しい。恥辱の怒りがこみ上げてくる。

ふぇいは、まとわりつく娘達を振り払って、暗い牢の隅に移動しようとすると先客がいた。
群がってきた娘達とは違い、静かに眼をつむって瞑想をしている。

若武者のように髪を後ろで縛り、鉢巻をつけている。
衣服は何故か浴衣であった。

「あら、あなたは…」

ふぇいがそう言うと、その娘は静かに眼を開けてふぇいを見ている。
面長の顔立ちにややきつめの切れ長の眉だが、印象はふんわかと丸い。
娘はにこりと微笑むと、頭をぺこりと下げた。

つられて、ふぇいも軽く会釈をする。
はっと、はだけた足や胸元に気がついて、衣服を整えて髪を掻き揚げた。
娘の律とした姿勢がふぇいの身を引き締める。

「ふぇいさんですね。突さんから噂はかねがね…」

娘が丁寧な口調で挨拶をした。鈴の音が転がるような声だ。

「あれまぁ…あなた、とっつあんの知り合い?」

「こくり(´-ω-`)」

「ってことは、武田なのね」

「こくり。武田の双剣士。霧島清音と申します。(=゚ω゚)ノコーン」

「……おかしな娘。やっぱ、とっつあんの知り合いだけあるよ」

くすくす笑いながら清音と名乗る娘の頭をなでた。
少し身をすくめて、気持ち良さそうに頭をふる。
まるで犬か猫のようだった。

清音は口をふくらまして反駁する。

「あの人と一緒にしないでください〜。もぐもぐ(○'ω'○)」

「そういやあたしも聞いたことある…。あなた、確かコロッケとかいう巫女と仲良しさんでしょ」

「こくこく(`・ω・´) でも、葵さんは今いませんけどね」

「とにかく…。ここはあの教団の地下牢なんでしょ?なんでアンタ達はここに…」

「しゅん…。話せば長いことながら…○(´・ω・`) 」


清音が話し出すと、先ほどまでの華やいでいた空気は一変して、他の娘達のすすりなく声が聞こえる。

清音は趣味のお稲荷廻りをしている最中に捕まってここに連れて来られたらしい。
あとの娘は、彼氏とレストランで食事をしていたら、急に睡魔が襲って来て気がついたらここだったということだ。

あたしがやられたあれか…。

清音はともかく、5人の娘達はレストランの優待券をもらって招待されたカップル達だった。
その彼氏を思い出しながら、名前を連呼して泣き伏せる娘もいる。
彼氏がその後どうなったかは皆目わからない。

しかし、あのカロッェリアとかいう糞野郎が言っていたことが気になる。

「超・能力因子」って何のことだろう。
それをあたしが有している?有しているからどうだというのだ。

ここに捕らえられた娘達もそれを有しているのだろうか。それって一体、それって日テレ。
どれくらい眠っていたのだろう。
身体が重く、少し頭痛がした。地下牢の冷たく固い床のせいで背中も痛かった。

聞けば娘達は連れて来られてから三日は経っているらしい。
与えられるのは、日に三度の水と食料。厠は牢の奥に扉がひとつあり、そこが厠らしかった。
夏とはいえ、陽もささない地下の薄暗さは冷気さえ感じる。

とにかく武器などの装備は全て剥ぎ取られているし、どうにもしようがない。

「どうにかしてここへ抜け出さないと…」

清音にしても脱出するために何か方法がないかをさんざん考えたと言う。
しかし四方を石で固められ出口は一つ。あとは奥壁に小さな格子窓があるくらいだ。
まさに八方ふさがりである。

どうする。
どうなる。どうなっちゃう。

もしかしたら、このままだと陵辱されながら拷問を受けるのかもしれない。

怖い。

どうしようもなく怖かった。

やだやだ!絶対やだ!!
あんな奴らに汚されるくらいなら舌を噛み切って死んでやる。
そう考える自然と身体が固くなりおぞけが走る。

清音がふぇいを見て心配そうに背中をさする。

「こん…。ふぇいさん、震えてるんですか?」

「し、心配ないよ。必ずあいつらが助けにきてくれるはずさ。きっとね…」

清音の手を取りながら、力なく微笑んだ。
眼をつむると仲間達の顔が浮かんで来る。

突、モモ、秋山。

彼らは今どうしているのだろう。

きっと、あたしを探して血眼になってるはず。間違いない。
なんだかんだでやる時はやる男達だ。

ふぇいの脳裏に彼らとともにあった日常が浮かぶ。
しかし、そのどれもが到底頼もしく、ピンチに駆けつけてくれるような素行は皆無だった。

考えてみれば、女をみすみす攫われるような奴らだ。
まったくあてにはならない。どうにもならない。情けない。

かよわい女ひとりさえ守れないふにゃちん野郎どもに一片の期待をすること自体が不毛である。
無事にここを出られたら、全員金玉を握りつぶしてぎゃふんと言わせてやる。

ふぇいは、そんなわけのわからない怒りがこみ上げて来た。

「……来て…くんないかもしれない…わね」

そうつぶやきながら肩を落とした。

「きゃうん。所詮、突さん達ですからねぇ…。期待はできません」

清音は膝を抱えるふぇいの肩を気の毒そうに抱いてなだめた。

ふぇいは、己を鼓舞した。
ここであきらめたら、ふぇいふぇいの名がすたる。
あてにならないへたれを待つほど、のんびりはしていられない。
やれることはやってみよう。そう考えた。

囚われている娘は全部で6人。ふぇいをいれると7人だ。
ふぇいを娘と数えるかは別にして娘7人で徒党が組める。

よし!やってみよう。
ここをみんなで脱出だ。

すっくと立ち上がって、くるくる回ると両拳に力を溜めて
「あーーーーーーーーーーーーっ!!!」っと大きな声で咆哮した。

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地下牢全体に大音響が響き渡る。

清音を含む娘達は飛び上がって驚いた。

叫び終わった、ふぇいは何かを確信したように「よしっ」と拳を握る。


その頃、教団の備品室のある一角から青白い光が放たれていた。
ふぇいから剥ぎ取った束帯が棚に置かれている。

その束帯から、発振器の光が漏れているのである。

しかし、ふぇいは教団に囚われ、突達は懲罰倫理委員会の有するカフェを目指している。
突は発信器によってふぇいの位置を特定できると豪語していたが、果たして本当にふぇいを救い出せるのだろうか。
そして、当初の目的であったタッチャマソの本体を救いだすはずだったのだが、当の本人はアップル教団内部で女の尻をおっかけている。それすらも突達はいまだ知らない。

アップル教団と懲罰倫理委員会。相対する二つの組織と裏でうごめく公儀の陰謀。
そしてタッチャマソの陰茎を巻き込んで、物語は更なる混沌へと加速する。

そして、書いてる本人もどうオチがつくのかわからないのであった。
唯一わかっているのは、ふぇいが誰かとちゅっちゅっするということである。

藤井さんよ、夏休みは終わりだ!


【続く】


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No title

>藤井さん
えーと、そろそろ夢落ちにしていいすかこれw

No title

ふぇいたんの唇にはハブの毒が塗りつけてある!

No title

>凸子
お前は林檎ちゃんとちゅっちゅっしとけw

>西さん
好きなんすよねえ、つげw
ゲンセンカン主人もいいけど、ほんま天才ですのう。

No title

つげ義春のマンガ引用とかシュールww

えー!

ちゅっちゅしちゃうのっ?!

そりゃーいちだいじだぁ

しゅっしゅしちゃうぞ。
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凸

Author:凸
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生息地:都内在住
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