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【おまえの乳を】信On 失恋レストラン 5【ワシにくれや!】

ぴろ〜〜ん♪

「ムッシュ!ホッシュ!」

テーブルに置かれた携帯電話が鳴る。
着信音は信オンのEDテーマだった。

マソは携帯電話を掴むと発信先を確認して通話に出た。


「はい…タッチャマソですが」

「もしもし─。ラーメンとレバニラ炒め出前してください。なんちゃってー」

「凸さんですか…。何用です一体」


くだらないギャグにつきあうつもりはないらしい。
地獄突はそんなマソの反応も想定内だったので、余分なおためごかしは言わずにストレートに聞いてみた。


「単刀直入に言うぞ。お前…失恋レストランに行ったな?」

「…ええ。行きましたがそれが何か?」

「それについて、聞きたい事があるんだ。明日そっちへ行ってもいーかな」

「構いませんよ夕方なら」

「よし。それじゃあ暮六ツ頃に伺う」

「お待ちしております」


最後まで慇懃に振る舞うマソに軽い怒りすら覚えた。

昔のマソだったら…。そう思うと胸が絞めつけられる。
精神の牢獄に捕われたマソ。縛鎖の呪詛が本当のマソを昼夜を問わずさいなんでいるはずだ。

おのれ許すまじ「失恋レストラン」。

ふぇい、秋山左京太夫、モモの3人にマソとの約束を取り付けたと連絡して、4人で偽マソのもとに向かうことにした。
合い言葉は「失恋レストラン」討つべし。
そう心のうちで唱えながら、地獄突は無意識に甲府の両替前でシャドーボクシングをしていた。

「討つべし…討つべし…」

周囲のプレイヤーからは、「きめぇ」と言われていることも知らずに。


その頃、草摩モモは自宅で28年ぶりの女子バレーボールの銅メダル獲得に涙していた。

「ううっ…おめでとう;さおりん、良かったなぁ…ぐひっ;」

そう。モモは感激屋なのである。中村屋ではない。
ちなみに地獄突からの招集の連絡は上の空で聞いていたのである。まったくの馬鹿野郎であった。
モモは冷蔵庫に入れておいたガリガリ君(ソーダ味6本入り)を齧りながら、オリンピックダイジェストを見ていた。テレビモニターには、なでしこイレブンの活躍が紹介されていたが、モモにはアメリカのモーガンが美人すぎて辛かった。
アイスを齧りながらふと思う。
はて?何か忘れているような気がする。そう思って携帯を確認すると、地獄突からの電話を思い出した。

「あ、そっか。突さんから連絡あったんだっけな」

ようやく思い出したモモは、熱帯後に餌をやって部屋を後にした。

稲葉の夕暮れ。
ほどよく暮六ツの頃合いに、稲葉の町に4人が終結した。

しかし秋山左京太夫の様子がおかしい。
何やらこの前よりさらに意気消沈している。
緩慢香でも嗅いだのだろうか。

「どうしたアキヤマン。前にもまして元気がないな」

「ショックだぜよ」

「何がどうした」

「ボーナスが8千円だった;;」

「ぐぇっ;;」

「さすがに8万ぐらいはくれるかと…。見た瞬間になんじゃこりゃあぁああ!と叫んじまったぜ」

「人生ってぇのは辛いもんだな…」

地獄突がポンと肩を叩くと、秋山左京太夫は天を仰いで涙を拭いた。
人はそれぞれ色んなものを抱えている。
秋山は修羅の中で生き抜いて来た男である。何度でも立ち上がるだろう不死鳥の如く。


「じゃあいこうか」

3人を引き連れてマソの店に向かおうと歩きだすと後ろから不意に呼び止められた。

「お待ちなさい」

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一向が振り向くと、そこには漆黒の甲冑を身に付けた隻眼の女侍が立っていた。
しかもえらいペッピンである。

「は?あんた誰」

地獄突がことも無げに返すと、女侍はふふふと笑いながら一行を見渡しながら答えた。

「私は信オン倫理懲罰委員会のものです」

「なんだそりゃ」とモモ。


「簡単に言ってしまえば、プレイヤーの有志による自治警察といったところですね」

女侍は得意そうに鼻を鳴らした。そんな姿までもが秀麗である。
秋山左京太夫は、女侍を見て何やらもじもじしていた。


「うわっ。胡散臭いねえ、早い話が大きなおせっかい集団じゃないか」

ふぇいがそう言うと、女侍は美麗な顔をいっぺんさせて険しい表情になった。

「大きなお世話とは心外ですね。私達はこの真紅鯖の清浄化に日々尽力しているのですよ?言われも無き誹謗・中傷や、暴言、ハラスメント、窃盗、RMTなどが横行しているこの世界。本来、ネットゲームとは、人と人が心を繋いでいく場であるはず。それが今じゃあご覧のありさま。まるで南米のスラム街と化しているじゃないですか。それを少しでも矯正していくことを志としているのですよ」

「いやそれがネットゲームだしー」

「あなたのような貧乳にはわからないでしょうがね、プレイヤーを大いなる愛で包み導いていく指標となるものが必要なのです。貧乳にはわからないでしょうがね」

「おい!2回も言ってんじゃないよ!!!大切な事かそれは!」

fergtyjyt
ふぇいは、今にもとびかからんばかりにキレていた。
普段はクールでポーカフェイスなふぇいもよっぽど頭に来たらしい。これが藤川みさおだったら、多分ショットガンであたり構わず発砲しているレベルだ。
しかし女侍は見たところ89のFカップはありそうなボリュームだった。哀しいけどこれ現実なのよね。

地獄突たちはふぇいを掴んでなだめる。

「まぁまぁ…ふぇいよ。落ち着け。気持ちはわかるが大丈夫さ。世の中には貧乳マニアも多いしよ」

「ぐぬうう!殺す殺す殺す!!アンタらもあとで殺す!」

ふぇいは目に涙をためながら、女侍に飛びかかろうとしている。
いかんな。こんな町中で戦闘を始めたら大事だ。如何に我々でも他国でもめ事を起こしたらただではすまない。

おさまらない、ふぇいを静めるために地獄突は、緊急用クロロホルムをハンカチに含ませてふぇいに嗅がせた。
じたばたと暴れていたふぇいは、くたっと力が抜けて眠りについた。

「ふう…アキヤマン、すまんがふぇいを頼むわ」

「おいおい…。なんでクロロホルムとか持ってるんだ突さん?」

「まぁ細かいことは気にするな」

「犯罪者じゃねえか…」

モモは軽い怯えを隠せないでいる。
その反応にいちいちつっこんでる場合じゃない。

「とにかく先に行っててくれ。俺はちとこの侍さんと話がある」

秋山はふぇいを背中におぶると、モモとともマソの店に向かって歩き出した。

モモは振り返って突に向かって叫んだ。


「突さん、スタンガンは使うなよ!まじで捕まるからねっ!!」

「持ってねーよ!そんなもん」


足早に消えていく3人の姿を確認して、地獄突は女侍に向き合った。

「あんた…名前は?」

「これは失礼。私、信オン倫理懲罰委員会の副隊長を務めております「はぐれメタル」と申します」

「はぐれメタル…」


名前を聞いてドン引きしたのは言うまでも無い。
せめて桜子とか女らしい名前でいてほしかった。

「で、そのはぐれメタルさんが、俺たちに何用なんだい」

「警告です」

「警告?」

「タッチャマソの件から手を引いてください」

「むぅ。なんで、その事を知っている」

「あらゆる情報を仕入れとくのが我々の任務対応には不可欠ですので」

「なぜマソの件に関るなと?」

「それがあなた達のためだからですよ。詳しい話はお知り合いの三浦さんから聞いてください」

「三浦?なんで三浦を知ってるんだよ!」

「三浦さんは、現在、我々の組織のスーパーサブとして活動して頂いています。真紅に平穏を!の志を共に日々頑張っていらっしゃいますよ。今では組織内で良き兄貴として慕われていますしね」

「まさか三浦が…。ほ、本物や…。ほんまもんのサブ兄貴になりやがったのか…」

「ともかく警告はしました。快適な信オンライフを過ごしたかったら、触らぬマソに祟り無しですよ」


はぐれメタルは、そう言って踵を返すと稲葉の雑踏の中に消えていった。

地獄突は困惑していた。何か巨大な力が影で動いている気がする。鯖全体を揺るがすような大いなる意志が胎動している。不気味な黒い影が空を覆っているような錯覚に陥った。

これはもうマソだけの問題じゃないのかもしれん。

「おっと、まずは奴らを追っかけないと…」

マソの店に足早に向かいながら地獄突は言い訳を考えていた。
さっき使ったクロロホルムの言い訳を、ふぇいが気がついたらどう説明しようか…。

犯罪に使っていると思われたら、大いなる心外である。
あれは薬師の佐渡先生に、睡眠薬変わりにもらったものである。

不眠症だったから(笑)で通じるだろうか。


「通じねえだろうなあ…」

そう気を落としながら、暮れなずむ長屋をすり抜けてマソの店へと向かっていた。


【続く】
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No title

大きな乳をみたらとりあえず本物かモミモミしてみないとねっ!
ノウキンならぬチチノウ~
胸がさびしいと猛暑でも涼しくていいよ!><

No title

>藤井さん
すみませんチェンジで!
これ最強w

>マソ君
焰は最高で32連かなぁ
愛が39連だったけど、愛より出玉多いので偏るとすごいよ
まあ出ない時はぴたっと演出すら出なくなるのも慶次w

>ふぇい
いや設定でそうしとかないとネタが続かないのだw
あとは藤井さんの好みね!

>凸子
お前のFカップはしぼんだんちゃうかw

>ほくとんさん
練乳アイスうましw

No title

やっぱ 練乳がいい!(・∀・)

そーだょ貧乳ぢゃないょ
ちょこっと乳が淋しいだけだょ

ってみさをちゃんが言ってた!

No title

んとね
貧乳じゃないよ?

No title

凸さん!
けいじでいま9箱目まだまだいけちゃうよw

No title

昨日職場の電話が鳴って出たら、、、
「タクシーおねがいしま~す」って言われた。
職場なので違うっていふた。

家だったら「うんこちんちん」ものw
プロフィール

凸

Author:凸
カテゴリー:おっさん
生息地:都内在住
生業:印刷・ウェブ制作全般
血液型:B

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