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僧兵 ブレードランナー風味

降りしきる酸性雨。

甲府の立食い蕎麦屋。そのカウンターは客で埋まっている。
はす向かいの軒先に順番待ちの長椅子が設けられている。

そこで顔を隠すように新聞を広げているのが俺。
新聞の求人広告欄を見ても内容はパッとしたものはなかった。

「僧兵の求人は…ないな」

俺は真紅武田に所属する龍尾凶介。

僧兵さ。

「お客さん、お待ちどうさま」

おっと、順番だ。雨を新聞でかわしながらカウンターにつく。

「何にします?」

愛想のいい職人風のオヤジが注文を聞く。
長くのばした顎髭も真っ白で60歳は超えているだろう。

「うどん。4つだ」

「え!2つで十分ですよ」

「いや4つくれ。4つだ」

「2つで十分ですよ」

オヤジは引かない。こっちも食い下がるが、どうしても2つにしたいらしい。
常識的に考えて客がくれと言ってるのに量が多すぎるからダメというのも理不尽な話だ。
ガキじゃあるまいし。

こんな言い争いをして無駄に腹を空かせるのもかったるい。
俺は舌打ちをしてそれでいいとかぶりをふった。
オヤジはわかってくださいよとブツブツ言いながら奥に引っ込んだ。

ハシを割って木のカスをこすり合わせる。
行儀は悪いが癖になっている食事の前の禊ぎだ。

「お待ちどうさま」

出されたうどんを啜る。
冬の雨は芯まで冷える。募集のない僧兵には尚更だ。

いきなり後ろから、中華風の忍者が話かけてきた。

「▲●×■▲●××▲×■▲」

見た事のない顔だ。しかも北京語だろう。わけがわからない。

「おい、オヤジ、何を言ってるんだこいつは」

オヤジはその忍者の話を聞いてこう言った。


「あなたを拉致するといってます。ミスター龍尾凶介」

「あ?食事中だよ」

「極楽要員と言っています」

「極楽はもうやめたんだ」


すると中華野郎は、怪訝な顔をして流暢な日本語でこう言った。



       _,,;' '" '' ゛''" ゛' ';;,,
      (rヽ,;''"""''゛゛゛'';, ノr)
      ,;'゛ i _  、_ iヽ゛';,  お前それ鳳凰でも同じ事言えんの?
      ,;'" ''| ヽ・〉 〈・ノ |゙゛ `';,
      ,;'' "|   ▼   |゙゛ `';,
      ,;''  ヽ_人_ /  ,;'_
     /シ、  ヽ⌒⌒ /   リ \
    |   "r,, `"'''゙´  ,,ミ゛   |
    |      リ、    ,リ    |
    |   i   ゛r、ノ,,r" i   _|
    |   `ー――----┴ ⌒´ )
    (ヽ  ______ ,, _´)
     (_⌒ ______ ,, ィ
      丁           |
       |           |


俺たちは信という戦国にまだ生きている。

お互い何年続けるのか。
いつやめるのか。

誰が知ろう。





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非公開コメント

No title

>お汀さん
軍学のほうが><;

師匠も大変なんだなあ…

No title

>源
昨晩のとおりだw

>藤井さん
2と3はどうしたんだw

No title

信on4が出たころにはバーチャルFPSみたいになって
槍で凸さんを叩くw

No title

課金再開したの?w
プロフィール

凸

Author:凸
カテゴリー:おっさん
生息地:都内在住
生業:印刷・ウェブ制作全般
血液型:B

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