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戦国女傑物語【伍】 むらむすめ


ところで藤井さんって実際は相馬さんにそっくりなんだぜ



むらむすめ 昔話風味


その娘の名前はむらむすめといった。

時はどこかの戦国時代。

日本のようだが史実とはかなり様子が違っている。

ある日、河で洗濯をしていると上のほうから水瓜ぐらいの大きな桃が流れてきた。

「あら、まさか桃太郎?」

むらむすめは、桃を拾い上げて中を割ってみると中には立派な棍棒が入っていた。
その棍棒はステータスも高くウェイトもマイナスがついている。

「不思議なこともあるもの…。一体誰がこれを」

むらむすめは洗濯をきりあげてその棍棒をもって家に帰った。


家に帰ると、部屋には寝たきりのオヤジがいた。

むらむすめが帰ってくるのを見ると、わざとらしく咳き込んで声をかけてきた。

「ゴホッゴホツ。すまんのぅ。洗濯まであんたにさしてしもうて…」

「気にすることはないんですよ^^あとできっちり200万円もらいますからw」

「おい、あんた鬼か!!」

「冗談ですよ(キリッ」

雑賀の郷に一人暮らしをしていたむらむすめが、この老人と出会ったのは2週間ほど前だった。

家の前で行き倒れてるこの老人を介抱して家で面倒を見ていた。
むらむすめは仏に仕える僧兵として、この哀れで貧相で汚いオヤジを見捨てておけなかったのである。

というか、家の前で死なれては迷惑千万だった。

「ところですまんが飯はまだかのう?わしゃ腹が減ってしもうて」

「まぁ、働きもしない穀潰しがご飯を食べたいですって?面白いことを言うおっさんですね^^」

「うう;ワシがマゾならこの悪口雑言でお腹一杯なんじゃが…;あいにくワシはノーマルでのぉ」

「冗談ですよ。すぐ支度しますからもうしばらくお待ちなさいな」


むらむすめは裏の畑から大根を引っこ抜いて台所に向かった。

飯を炊いている間、菜をちゃっちゃっと簡単にきざみ、さきほどの大根をぶつ切りにして汁の中に投げこむ。

するとしばらくして味噌のいい匂いが家の中に広がった。

さらに茄子の漬け物を床蔵から引き出してめざしを二匹焼いた。

日も暮れてきた。

もう師走の半ばも過ぎている。

むらむすめは汁の味加減を確かめながらさきほどの棍棒について考えた。

「あの棍棒って一体誰が作ったのかしら?」


桃に入ってる時点で怪しすぎる。

しかしものは立派なものだった。
昔の鍛冶屋の匠と言われた名人が造った業もの「ヘルナンデス」にもひけをとらない。

あの「ヘルナンデス」を振り回しながら鍛冶屋などは戦場を駆け巡ったという。
むらむすめはそんな古い話を、老人から聞いていた。

老人に膳を運ぶと、老人は待ってましたとばかりに飛び起きて、病床にあるとは思えない敏捷さで丸い卓に座った。


むらむすめは、飯を碗によそいながら棍棒の話を切り出した。

「ね。おじさん。今日河で棍棒を拾ったんですよ」

「ほぅ?棍棒とな」

「流れてきた桃から出てきたんです」

「アホな。どこの世界に桃から棍棒がでてくる。かつぐのも大概にせい」

「でもほんとなんです。こんなおっきな桃で岸にあげるのも大変だったんですから」

むらむすめはホラを吹いてると思われるのは心外だとばかりに、手振りで桃をあらわしてみせた。


「ふぅむ。面妖なことじゃな」

老人は気の無い風で飯をかっこむことにしか興味はないようだった。

しばらく二人は無言で飯を食った。

食い終って茶をがぶりと飲むと老人は思いついたように口を開いた。


「おう、そうだ。棍棒といえば昔おもしろい奴がおったよ」

「へえ、どんな?」

「浦和金剛石といってな。鍛冶屋でよぅ木曽川や川中島にきとった奴でよ。これが棍棒をいつも肌身離さずもっちょる奴でな。みんなからバカ呼ばわりされておったっけ」

「あらひどい。なんで鍛冶が棍棒もっちゃいけないの」

むらむすめは眉毛をつりあげて老人に食ってかかった。


「落ち着かっしゃい。あの当時の鍛冶屋は補正や生命上昇の関係で槍がデフォだったのよ。それを頑なに拒み浦和は棍棒を手放さんかった」

「棍棒がよっぽど好きだったのでしょうね」

「ところが違うんじゃなこれが。浦和にとってあの棍棒は特別なものだったのよ」


すこし間をおいて、老人はぬるくなった茶を手を伸ばした。
またがぶりと飲み干すと、老人は「ぬるい」と文句を言った。

「文句だけは一人前なじっさまねえ」とむらむすめは苦笑した。

むらむすめも飯が終わってからの老人の話は楽しみであった。

「すまんがもう一杯熱い茶をいれてくれんか」

「はいはい」

まったく…。話はこれからがおもしろいというときに、腰を自ら折るのだから。

そんなのどかな日常が暗転するとは露程にも思ってないむらむすめであった。

【つづく】



ごめん。アイディアが膨らんだんで【続く】ということで。
ちなみに老人は俺ではないです。
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No title

そろそろ「じごく凸っ娘」を認知してください。

No title

>カニッちゃん
壮大になりすぎて収集がつかなくなりそうな予感w

>レッズ
こまけぇこたぁいいんだよw

>藤井さん
その同好会は何の集まりなんだw

>ギンちゃん
なんで俺の好みを!でもロリコンじゃねーしw
ポケモンがんばっとるようだのう

No title

突さんはぽぷらすきそう。


メリクリー

No title

うんこド━━━━m9(゚∀゚)━━━━ン!!同好会員募集してます。

レッズ君は一回夜中の天城山中に放置w
あのラストエンペラーの弟の娘の自殺した場所で!

No title

今気がついたw
忍者は浦和赤金剛
鍛冶は浦和赤金剛石

うーーーーーーーーんなんかちがうからおいらじゃないなw


レッズ万歳!!!!!!!!!!!!

No title

まて、、、三件茶屋居酒屋説教事件じゃないですかwwwww

もう4,5年前の話をwwwwww

マジ吹いたw

クリスマスなんざー仕事でないし彼女もいねーーーーーーww


さー有馬の予想っとww

レッズ万歳!!!!!!!!!!

No title

続きが気になりますw

今日3連休と気がつきました。。。
私は日曜が休みです(〃∇〃) てれっ☆
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凸

Author:凸
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生息地:都内在住
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