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数年前のタクシーの運ちゃんの話

ネタがまったくない。
信ネタもいい加減あることあること書くのも飽きが来た。

じゃあ、書かなけりゃいいやんけと思われるだろうが、
そもそもブログを書くのにネタの有無で書いてるわけではないなと思う今日この頃。

じゃあまぁ、日常で感じた不可思議な謎をちょいと話そう。
興味ない人は面白くもなんともないのでスルーしてくれたまえ。
信ネタはまったくないしな。


何年前だろうか。

知人のグルメライターのつきそいで、都内のある店に取材にいった帰りの事。

もう22時を回っていて雨が降っていた。季節は覚えていないが寒くはなかったと思う。

取材同行の帰りにタクって帰るのは通例である。
わざわざ都電の満員電車で酔った身体を痛めつけることはない。
そもそも酒を飲んだ帰りに電車はだるいしめんどくさい。

どこでそのタクシーを止めたのかは、記憶が曖昧だ。
甲州街道だったか山の手通りだったのか。

とりあえず、知人作家と俺はそのタクシーに乗り込み、御宿交差点の下馬方面に向かうように指示する。
知人作家は下馬に持ち家があり、俺はその流れで途中下車という形だ。

タクシーの運ちゃんの容姿もこれまたもう記憶がさだかではないが、
とにかく人なつっこい運ちゃんでよくしゃべる人だった。

酒の酔いも手伝って俺も多少饒舌になっていたと思う。運ちゃんに合わせて、あいづちを打ったり話題を振ったり。

不意に奈良の話になった。
何かの拍子でそのような話になったのかは、もう覚えていない。

作家知人はもう眠そうで、俺と運ちゃんの会話を聞き流しながら船を漕ぎ始めている。

「ちょっと面白いお話しますけどね。奈良にはちょっと特殊な部落があるんですよ」

「へぇ、どんな?」

運ちゃんは俺の反応を予測していたようで、重く雰囲気のある口調で語り始めた。

内容はうる覚えだがこんな内容だったと思う。


神戸や大阪のスナックなんかにたまに、すごく背の低いホステスがいるという。
彼女達は、一様にしてすべて同じ村の出身ということである。

その村は杉沢村のように地図に無い部落だそうだ。
そこの成人した男女は老いも若きも全て背が低くまさに小人。

「ほ~、そんな村がこの日本にまだあるのかいな」

俺じゃなくてもこんな話を聞いたなら誰でも思う疑問だろう。

運ちゃんはよどみのない口調でまるでその部落出身者であるかのように詳細をつらつらと語る。

興味深かったのが、その村の特異な体躯の特徴ではなく、ほとんどの若い女性がすげぇ美人であるそうな。
顔だけみりゃジョイ・ウォンばりの超絶美人だそうで、どんなからくりでそうなっているのかは不明だそうである。

身長が途中で止まるのは、水のせいだと言う。村には井戸がひとつあり、生活水として貴重な水源であるそうだが、そこの井戸から組み上げる水に成長促進を妨げる物質が含まれていると言う。

成人する前には結構な確立で死亡してしまうらしいが、若い娘は20歳前にほとんどが出稼ぎに出てしまうため
残っているのは老人と子どもだけ。

奈良ねぇ。確かに謎多き土地だが、この情報化社会の中でそんな隔絶された秘境があるとは到底信じられん。
アフリカのピグミー族じゃあるまいし。

この運ちゃんの話をふと思い出したのは、たまたまネットで。中国の小人村というテーマパークの記事を発見したからである。

2年ほど前に桂林に行った際に、各売店の店頭で土産物をこしらえている少数民族の女性が、成人なのにえらい小さかったなと思うがそれにしてもここまで小さくはなかった気がする。

それに関連した記事でこんなんがあった。
http://www.chinavista.com/travel/dwarf/b5head.html

四川省に小人村 農作物も小型

陽鳴村は、四川省東部の資中県の東南60kmにある辺鄙なむらだが、数十年来、全村の男女すべての身長が80cm前後で、ある人はわずか40cmの身長しかない。 この“矮人村(小人村)”の人口は1960年代に約120人、現在は110余人。
 村民の話によると、彼らはだいたい5,6歳の時に生長が止まり、成人しても身長が小さいため結婚して家庭をもつことが難しく、独身のまま村にとどまるケースがほとんど。 なぜ身長が高くならないかという原因については、これまで諸説紛々。 その後、さらにびっくりする事実を発見したところによると、村の中央の農作物も、なぜかわからないが高くのびず、村の外、数百㍍の所から樹木が繁茂している状態。 
 その“元凶”とみられているのは、二十年余り前に掘られた井戸で、村民は数十年来、飲用水としてこの井戸の水に頼っていた。 ある機関がわざわざそこに出かけて何度も化学的検査をしたところ、水の成分のなかでカルシウムとリンなどの元素が非常に不足していることが判明、それが人体の生長にきわめて不利に作用していることが明らかになった。                
(本紙成都発)


この記事の内容は、まんまその時の運ちゃんの話なんだが、もしかしてこの話をもじって家路までの道のりを退屈しないように彼なりに演出してくれたのだろうか。

その運ちゃんは、家路に着くちょっと前にその話のオチをつけた。

「実はカミさんがその村出身でしてねぇ。大阪のスナックにいる時に出会ったんですわ」

はみかみながら、そう語った運ちゃんの顔には邪気はなかった気がする。
真実はわからない。
いまだにあの運ちゃんは乗客にそんな話をしながら都内を疾駆しているのだろうか。
そんなことを考えると妙なおかしさがこみ上げて来る。

真実はわからないけど面白かった。

ま、こーいう話は上手に騙されてやるのが粋なのかもしれない。

では皆の衆。良き勤労感謝の日を。





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No title

>藤井さん
最高や!最高やでぇ!

>おいでませさん
津山事件も相当時間が経ってるのに地元ではいまだにタブーというからなぁ。
ところで京都に行ってたなら「おこしやす」に変えたほうが気分が出ますぜw

>佐渡さん
信ではめっきり久しくなったけどお元気そうで。
暇作ってそこらを周遊してみたいものですわw

>あいす
機能が損なわれてなけりゃ問題ないw

No title

ああ

それで俺のち○こも小さいのかっ!

No title

関東の人間からすると、大和から熊野・尾鷲の辺りって、
神秘性感じるんですよねぇ。
司馬遼太郎の「風の武士」とか。。。

No title

地図にないってことはないでしょうが・・・
そのお話しはタブーだから触れない方がいいですよ・・・
と京都に転勤した時に知りました

No title

ポロロッカでサーフィンしてる動画とか見るともう大爆笑w

No title

>藤井さん
藤井さんはポロロッカ出身でしょっ!

No title

実は僕もその村の出身者( ・∀・)
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Author:凸
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生息地:都内在住
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