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木乃せいか

木乃という仙論がいる。

パーソナルデータは不明だ。このまえ一つだけ判明した事実がある。
胡桃が苦手だということ。リスにはなれない男だ。

せつら氏と共に拠点の未来を憂いている男、木乃。

木乃にお前は拠点以外にやることがないのかと聞いてみた。

そしたら木乃はいきなり歌い出したのである。

だ~れが欲しいとゆううの~ わたしー?それとも愛~♪

ワンフレーズ歌い終わるといきなりストレートな疑問をぶつけてきた。

「凸さん、あなたはなんのために信長をやっているんだい?ただの遊びかい、それともリア美ちゃん漁りかい」

「むぅ…そ、それは…」

二の句が出なかった。
というより歌った意味がわからなかったがそこは空気を読んでスルーした。

「拠点にきなさい。さすれば働きに見合った銀をあげよう。さぁ来るんだ!」

木乃は如何に拠点が素晴らしいかをとくとくと説明し始めた。

「えーやだよー。だって人はいねーしよー、あれってただのN運びゲーじゃん」

「バカヤロウ!!!!」

俺は激昂した木乃に、いきなりギャラクティカファントムもどきでぶん殴られた。

「ぺさぁー!!」と悲鳴にならない声をあげ、俺は30Mほどふっとんだ。

「ぐぅ;すげぇパンチだ木乃…。だがパンツはどうかな…」

しかし起き上がって木乃を見ると、なんと木乃はボロボロと泣いていた。
まるで巨人の星の飛雄馬のように。明子ねえちゃんのように。

「なんで…なんでわかってくれないんだ;思いだせよ!あの泣き草の習得を!連携しながら楽しんでいたあの頃を!そして感じろよ、黒雷で8時間待って2分で壊滅した悔しさを!」

「木乃……」


俺も泣いていた。惜しみなく流れ出る涙は過去を洗い流すかのようにとめどなく溢れ出て来る。
そして走馬灯のごとく浮かんで来る楽しかったあの日々。
ただ純粋に強さを求め諸国を駆け巡っていたあの頃。

「…今気がついたよ木乃。俺は大切な何かを置き忘れちまっていたようだな」

「凸さん…」

「俺たちは狩りをするためだけに信をやってるわけじゃなかったよな…強くなるのが楽しかったんだよな…思い出したぜ。ありがとう木乃」

俺は涙を拭きながら木乃が差し出す手をとった。

「いいんだよ凸さん。僕たちはまだこれからさ。そして本当は…拠点に来たかったんだよな」

なんともいい顔で木乃が笑いながら言った。


俺は少しはにかみながら答えた。

「いいえ」

さすがにそこは譲らなかった。


そういえばこれ拠点関係ねえよなと思ったのは言うまでも無い。




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