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なんじゃかんじゃ【前半】





その日、藤井が瓦版を見ながら本日のクエストを物色していると、顔なじみの僧兵タツヲから声をかけられた。

「やぁ藤井さん。おひさしぶり」

「タツヲさん!まるで僧兵みたいな装備だね」

「いや、わたし僧兵だから。寺の和尚じゃないから」

「ああ、そうだった。タツヲさんは僧兵だった忘れてた」

そう云って嗤いながらごまかす藤井にタツヲはそっと耳打ちをした。

「藤井さん、よくないね」

「へっ?何が」

目をまるくして驚く藤井にタツヲは重ねて云う。

「よろしくないよ藤井さん」

「だから何がよ」

タツヲは意味深な目配せをしながら、辺りを見回して、近くの神社の境内に移動しようと云う。
藤井は大いに訝しんで、首を捻る。

はて?俺最近何かやったかな?と色々思い浮かべて見たが、上覧でちょっと騒いだくらいしか記憶がない。
大したことではないとは思うが、あれがまずかったのかしらと頭を掻いた。


境内には人気がなくタツヲと藤井の二人きりだった。

「そういえば、甲府の神社って懐かしいなあ」

藤井がそう云うと、タツヲも遠い目をして頷く。

「ああ、そう言えば2chの晒しで一時期、藤井さん晒されてたねえ。あのAA」

「あれさぁ、どうせ身内の仕業だろうけど結構長くネタにされててまいったよ」

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                          ゙i`    ,:;'' i; ヾi′
藤井駿河守 男祭り開催                |    '"  ;:  ゙|   
                           |      ;:   !   
甲府神社22:00にて                  |       ;;! ,!
                          i'^ゝ    _゙__,,!、
                            F、;ニニニニ、゙;‐''ヾ'
                       ,;-‐'′     ゙i i  i
                         /        ,!,!  ,!、
                     /        _,,ノノ   ; ヽ、
                      ,/       ,;-‐''′`ヽ、    ゙;、
                    i'  /_,,;-‐''′     ゙:、    ゙i
                    i   `i           ゙:、   ;゙ヽ、

「これでしょ」

タツヲが貼付けたAAを見ながら藤井は「それそれ」と頷いた。
PRIDE 男祭り2006のネタだ。
あれからずいぶんと時は経ってしまった。
それに反比例して息子のほうは勃ちが悪くなった。
歳は取りたくないものだと藤井は自嘲ぎみに嗤う。

「で、いったい何なのタツヲさん。よくないってさ」

藤井は話題を戻してちょっと真剣な顔をした。

「噂がたってる」

「噂?もしかして俺??」

「うむ」

「ちょっ、最近は大人しくしてるし目だたないように過ごしてるよ俺は」

「それがさ…実は藤井さんは織田の間者じゃないかって噂が流れてるのさ」

「は?織田に大麻なんて売ってなかったと思うけど…」

「ガンジャじゃないよ。それ大麻じゃん。か・ん・じ・ゃ。スパイの容疑が藤井さんにかけられてるのさ」

「スパイ?俺が?」

「うん」


藤井にはまったく身に覚えのないことだった。
元は武田にいて織田に流れたわけだが、武田のキャラも残して複垢を使用している。
だが間者なんてやるほど両国に対しての思入れはないし、初期の今川だったらいざ知らず織田の間者なんてだるくてやる間もない。

「なんでそんな噂が?」

「国政会議でさぁ、藤井さんらしき捨てキャラがここ最近、会議の内容をずっと傍聴しているのよ」

「だからってなんで俺www」

「そのキャラが出没し初めてから武田の旗色が悪くなってきたからだと思う。ほら、七垢だと献策も有利だし」

「俺、別に武田に恨みはないし。それに捨てキャラ使うときはセクハラ専用だよ!」

「そのキャラクターの名前がさぁ、アルミン藤井なんだよね」

「罠すぎるwwww俺じゃないw」

藤井はバカバカしいとい言わんばかりに笑い飛ばしたが、タツヲは笑わなかった。

「だからよくないのさ。藤井さんだってあらぬ疑いをかけられるとか気分悪いっしょ」

「よくはないけど…そもそも間者って運営のルール上は何の問題もないんじゃない?むしろ戦国だから当たり前の戦略だと思うけど…」

「そうだけど…信はよくも悪くもヌルゲーだからねえ。PTAみたいにモラルとか倫理観念とか色々持ち出してきて騒ぎ立てる輩が多いのさ。わたしだって、あまり感心はしないもの」

「俺は間者大いに結構だと思うけどなぁ。間者報酬とかシステム的に設けてもいいんでないと思ってるぐらいだし」

藤井は納得がいかないように爪を噛んだ。
以前は気に入らないことがあると股間をもんでいたのだが、さすがに体裁がよくないのでやめるようになった。

「藤井さん個人の感情はともかく、早いとこ誤解を解いた方がいいね」

「そのアルミン藤井って何者なの?」

「レベル1で無装備の神主だね。会議用チャットでも終止無言でいつも隅っこで正座してるよ」

「その時点で俺のキャラじゃない件w俺適当なことべらべらしゃべるし」

「わたしは藤井さんと親しいからねえ。ああ、これは違うなと思ったけど他の人たちはねえ…」

「で、そのキャラが何かしら情報を織田に流してるとみんな思ってるわけ?」

「うん。藤井さんならやりかねないとか云う人も出てきてさ」

「ちょっwwwwwwwwwやめてよw」

「風評被害でメンタル弱らす藤井さんとは思わないけどさ、変な誤解を受けると色々行動しにくくなるでしょ。色々と」

「そりゃまぁ…。でもそれなら織田全体にクレームがいくんじゃない?」

「織田も近隣の敵対勢力と微妙な関係らしくてね。わざわざニキビを破裂させるような真似はしないでしょと、みさおさんが云っていたね」

「四面楚歌じゃないかwひでぇww(((( ;゚д゚)))アワワワワ」

「今度の会議に参加して身の潔白を訴えるのがいいね。そのとき、アルミン藤井ってPCがいれば糾弾もできるでしょ」

「適切な案だけど…それ自演乙!とか云われないかな」

「そう言えば…藤井さんは自演も得意だったとか、誰か云ってたな…」

「おまwwwwwwどうしようもないじゃん俺ww」


タツヲは少し思案にくれた。
どう転んでも藤井にかけられた嫌疑は払拭できないかもしれない。

しかし─

友人である藤井のピンチをこのまま見過ごすことはできなかった。
タツヲはキン肉マンの愛読者で友情パワーをこよなく愛していた。
義を見てせざるはスティーブン・セガール

「藤井さん、わたしも協力するよ。藤井さんは変態だけど間者をするような男じゃないってことを武田民にわかってもらうために尽力する」

「タツヲさん…。え?ちょっと待って。変態って俺のこと?」

「まぁ細かいことはいいのさ。とにかく力を合わせて誤解を解こう」

「う、うむ…」


こうして、藤井の間者の疑いを晴らすため二人は結束した。

ほどなくして、タツヲから明日、武田の会議があると連絡を受けた。

藤井は緊張に震えて天に向かって吠えた。

「いざゆかん!戦国のキャンタマリーナ!!」

しかも意味不明だった。

作戦はこうだ。
まず、藤井の成りすましPCのアルミン藤井が会議に出ているところを確認する。
そして大方の人数が集まって会議が始まる時に藤井がチャットに入る。
そして無実だと公言しながらアルミン藤井というPCを吊るし上げて、冤罪を晴らす。
極めて単純な作戦だ。

藤井が国政専用会話チャットに加わって挨拶をすると、
賑わっていた、たわいのない雑談ログがぴたりと止まる。
重く融けた鉛のような緊張感が絡みつく。

藤井は胃がキリキリと締めつけられる感覚を覚えた。
見かけとは裏腹に意外にナイーブな男なのである。

藤井は何ともいえない座りが悪い居心地の悪さに毒づいた。

うんこ!(糞〜っと同義語)偽物野郎め。
奴のおかげで俺の沽券は地に堕ちてしまった。
こうなったら、とことこん奴を糾弾して身の潔白を白日のもとに晒すしかない。
間者はとにかく忌み嫌われる。
これは、信オンの一般プレイヤーがゲーム内に律する暗黙のルールをリアル社会さながらに遵守しようとしているからだ。
システム上問題なくても、卑怯な手を使うのは御法度。
それはやはり信オンに高齢のプレイヤーが多く存在することを意味する。
辻斬りPK、レスキル、粉投げの装備破壊、死人返り等々、ハラスメントぎりぎりのプレイをおこなう者は皆一様に晒された。また晒される覚悟なくしてそういった行為を行う者はいない。

ディアブロなどは、パーティになったメンバーに後からばっさり斬られて身ぐるみ剥がされるなど日常茶飯事である。海外のプレイヤーはゲームに関してはある程度寛容なのかもしれない。
ある一部、キーボードクラッシャーや、リネージュなどでリアルバトルを起こし殺人を犯すものもいるが。


藤井は、ため息をつきながら城に到着した。
既に100名以上の武田民が集まって正座をしている。
見ると議長や役員の陣取っている場所に、タツヲがいる。

タツヲが会議が始まる前に藤井の話を聞いてくれと頼み、
そこで藤井が申し開きをして身の潔白を訴えるという段取りだった。

先ほどタツヲから対話で、アルミン藤井が出席していることは確認している。

藤井が会議に姿を見せると、何やらざわつきが起こる。

「藤井さんだ…」

「あれが藤井の本体か」

「藤井さんてホモ?」

「藤井ボンバイエ!藤井ボンバイエ!」

「あれガチでヤクザだって噂だぞ。後藤組の鉄砲玉やってたらし」

「なんだ弱そうだな。俺のがつええよ」

「(((((((( ;゚Д゚)))))))ガクガクブルブルガタガタブルガタガクガク」


ヒソヒソ話のように見えるが、実際にはチャットなので普通の会話と変わらなかった。

適当なことばっか云ってやがるし

藤井は一瞬、頭に火がついたように顔を真っ赤にしかけたが、それに気づいたタツヲが目配せをしてなだめる。


「えー、本日はお忙しいなか集まって頂きありがとうございます」

議長が大声で会釈をしながら挨拶をした。

「本日は会議の前に最近話題の間者について、僧兵タツヲ殿より皆様にお話があるそうです」

ざわつきが一層激しくなった。

「あの間者の名前を言ってみろやぁ」

「スパイをするような人には幻滅です幻滅ぅ〜」

「間者?ばっかじゃねえの。間諜だっつの」

「いやそれ意味同じだから」

「どうでもいいわ。間者なんざ大して影響ねえし」

「間者やられたんでパチンコ負けたんすけど。請求できますか?」

「間者だよ!ペペロンチンコ!」




「お静かに!お静かにぃ〜〜〜〜〜〜!!」

副議長の歌舞伎があらん限りの大声で制しながら見栄をきる。

「勘定奉行!!」

「なかむらや!!」と合いの手が飛んで、とりあえず場を落ち着かせた。

「えーーーー…あー…」

議長が会場の妙なテンションにあてられて、言葉がなかなかでてこない。

それを見かねてタツヲが前に進み出て、ぺこりと頭を下げる。

「えっと…武田の皆様お疲れさまです。お見知りの方もいらっしゃるとは重いますが、わたしは龍尾凶助(りゅうびきょうすけ)と申します。タツヲと呼ばれていますが正式名称ではありません」

軽い驚きの声が出るが気にしないでタツヲは続けた。

「このたび、武田家に蔓延している不穏な空気と、わたしの友人でもある藤井駿河守氏のあらぬ嫌疑を払拭すべく、僭越ながらこの場をお借りしてお話させていただきたいと思います」


藤井は堂々としたタツヲを見ながら感心した。

やるなぁタツヲさん。ところでタツヲじゃなかったら、あれは「りゅうび」って読むのかぁ。
凶助さんとか呼ばれてるのも見たことないし、やっぱりタツヲさんはタツヲさんだなあ。

そんなどーでもいいことを考えつつ、例の偽物、アルミン藤井をの姿を探した。

すると、左側の植木の中に埋もれながら正座をしているレベル1のPCがいる。

アルミン藤井

頭の上のネームにはそう表示されていた。

いやがった!!

藤井は、はやる気持ちを抑えてタツヲからの合図を待つ。

このファッキン野郎!ぜってぇ化けの皮を剥がしてチンコの皮も剥いてやる。
ぐらぐらと煮えたぎる怒りを鎮めながらタツヲを見据える。


「皆様も既にご存知のとおり、ここ最近の戦で我が武田家は非常に苦戦を強いられています。
多鯖の武田民に、真紅の武田の力が衰えているなどと好き勝手に云われ、毀誉褒貶の憂いに心を痛めている方も多いでしょう」

タツヲの雄弁な語り口に、ある者は頷き、またある者は拳を握りしめながら落涙していた。
真紅武田の騎馬軍団は史上最強と皆信じていた。
それがここ最近はやられっぱなしである。
負け戦はアルミン藤井が現れた時期と見事にシンクロしているので、合戦好きなPCが訝しむのも当然のことであった。

「皆さん!ここで、その藤井駿河氏に己の真実を語ってもらいます。今は敵国とは言え、一時期は武田に籍を起き友に闘った戦友でもある藤井氏は、浣腸はしても間諜などのスパイ行為を行うようなせこい真似をする男ではありません!」

会場の民はざわつきながら、一番後ろの藤井を一斉に見た。
藤井は突き刺すような視線に軽い興奮を覚えていた。
ジロジロ見られるのは嫌いだ。しかしこれは…。

見られているのは俺の魂だ。俺は魂で身の潔白を証明しなければならない。
清廉な”大人のプレイヤー"を演出することこそが肝心だ。

藤井は背筋を伸ばして、天に向かって人差し指を挙げると
あらん限りの大音声を張り上げた。

「我、蒼天に誓う!」

聴いている民の顔は皆食い入るように藤井を見つめている。

藤井は続けた。

「僕は浣腸はやってない!」

狭い城内の敷地に響き渡る藤井の声。

あっ!と思った時はもう遅い。

「間諜」と「浣腸」を間違えた藤井の言葉を信じるものはその場には誰もいなかった。
間者と言えば問題はなかったのに、何故に間諜という言葉を使ったのか。

それは最近、おつうじがよくなかったせいである。
便秘気味の藤井は、不動かずはからイチジク浣腸をもらって開通させるつもりだったのだが、
かずはは急にボルネオに旅立つことになり、イチジク浣腸をもらうことができなかった。
それ故の言い間違いである。

どうする、どうなる藤井の運命。
このままでは、浣腸野郎とレッテルを貼られて生きていくことになる。
鯖統合も目前で不遜な疑いをかけられたまま終わるわけにはいかない。

藤井は砂を噛むように奥歯をギリギリ言わせて震えている。
味方はいない。タツヲでさえももうあきらめている。
友人のみさおも高崎も今日はインはしていない。
みさおは縁故の女子会で「カツオの乱れ食いパーティ」に参加している。
高崎は広島カープファンの集いにて、カープ女子とよろしくうひひな状態だ。

武田民が一人二人と、藤井をなじり始めた。
そしてそれは、次第に大きな輪となって罵声と怒号の渦になる。

「落ち着いて!皆さん!落ち着いてください」

「うるせー間者は死ね!師ねじゃなくて死ね!!」

「藤井さんには憧れていたのになんだか幻滅です」

「 (( ;゚Д゚))ブルブル; (((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル; (((((( ;゚Д゚)))))ガクガクブルブル ... 」

「顔文字うぜぇぇwwwwwwwwwww」



口々に藤井に向けられる刃物のような譏り。
藤井はそれらを真っ正面から浴びている。

藤井は何かを悟ったように感情を殺した。

「(゚c_゚;)」

何を言われてもびくともしない念能力「キコ・エ・ナーイ」の発動である。
それとともに、すっと息を吐くと気配を断った。そこにいるのに誰もその存在を認識できない。

藤井の必殺スキル「ミスディレクション・オーバーフロー」である。

藤井は掻き消えたようにその場から姿を消した。
正確には、その存在を誰も認識できなくなったが正解だが。



もちろん

問題は、まったく解決していないのは言うまでもない。


【後半に続く】


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一生懸命な藤井さん


中国アニメもなかなかです。


鈍臭い奴は何をやっても鈍臭い。
自分がそうだった。
不器用ですから。健さんが云えばカッコいいのだが、凡人のおっさんが云ってもだせぇだけ。
何をやっても広く浅くそこそこにこなせる人がいる。
いわゆる器用な人。
不器用な人は器用な人に追いつくために努力を有する。
しかし不器用な人が器用な人を上回る場合も少なくない。

免許を取るために何回も試験に落ちる人がいる。
適正がなく泣きながら何回も受ける人がいた。
8回目ぐらいで受かって嬉し泣きをしていたが、えてして下手糞な人ほど大事故は起こさない。
自分が下手なこと知っているからである。だから無茶をしない。
下手なのに巧いと勘違いしている人は例外である。それは運転をしてはいけないレベル。
教習所の教官が合格の時に云っていた。
「運転はうまくなくていい。安全に自己を起こさず基本をしっかり守れば下手でも優良ドライバーだよと云っていた。運転がいくらうまかろうが事故を起こしたり違反を繰り返したりする人は、運転する以前に迷惑だ」
なるほど至言だよおっさん。

不器用な人は、愚直に基本を反復練習しなければならない。
器用な人はどんどん新たなスキルを習得して先に進んでいく。
だが、よほどの天才でもない限り必ず壁にぶち当たる。
習得したスキルを更に高みにレベルアップさせるために、
今まで持っていた固定観念を捨てて一から学び直すこともあるのだ。

ここで壁を乗り越えずに、まぁいいやで終わる人がほとんどだ。
それは生涯これで飯を食おうと思ってはいないからだ。
資質や素質だけなら、現在、様々な分野で活躍している人たちよりもあった人は無数にいるはずだ。
しかし、途中であきらめたり目指す目標が違っていたり、そもそも興味がなかったり。

誰でも幼き頃は夢を見る。
そして夢破れて妥協点を見つけるか、新しい目標に設定をすり替えていく。
ミランの本田のように小学生時代に描いた夢を実現できる人はどれだけいるだろう。
己を信じてそれを成すことができる精神力は素晴らしい。
しかし多くの人間は、現実を己を計るのが賢く早い。
人間は愚かに素直に真っすぐに信じることこそが、夢に近づく第一歩かもしれない。
自分を信じられない人が、他人から信じてもらうことはできないだろう。
不器用な人は絶えず努力する。そしていつしか自分だけの技を会得する。器用貧乏にならなくていい。
ただひとつ己の誇れる「武器」を持てばいいのだ。

若い頃、知人のイラストレータの誘いで極真空手を始めた。
当時の城西支部は、日本ランカーや全日本優勝の指導者がいて、その人たちに指導を賜ったことがある。
ある黒帯の指導員が云っていた。
「実は自分、腕立て十回もできなかったんスよ」
稽古が終わった後の飲み会で照れくさそうに云っていたのを思いだす。
結局、武道は日々の弛まぬ鍛錬だという。
今日は10できなくても明日は…との執念にも似た思いで必死に鍛える。
そうすると体もそれに応えてくれる。いつのまにか50回も楽勝にできるようになっていたという。
一生懸命やるということは、そういうことなのかもしれない。


自分はネットゲームでも、色んなことを教わった。
ネットゲームをやっていなければ知り得なかったこと、興味も持たなかったことを教えられた。
ボスクエストで普通に寝落ちする人がいることも知った。
セックスしながらネトゲしている人がいることも知った。
↓「入れてます」とその知人からチャットが来たときはアクエリアス吹いた。

仕事もネットゲームも一生懸命やる人はできる人だ。
デキール星人と人は呼ぶ。(呼びません)

こんなゲームに一生懸命になってどうすんの?
とか負け戦のときは負け惜しみを云ってたり、負けはじめると楽しくやろうぜとかお茶を濁してみたりした。
悔しいからである。ニコニコ笑っていても負けるのはすげぇ悔しい。
相手が強くても巧くても負けるのは悔しかった。

それが慣れてくると、もうあきらめてどうでもよくなってくる。

所詮ゲームだろが、馬鹿じゃね?

そう思うようになってくる。
初期に負け戦が続き、声をあげて徒党を叱咤する人を見て「うるせーな、なら自分でやれや」と徒党内で云ったら、党員に「彼は彼ができることをやっているんだよ」と諌められた。

あの頃はそう云われて何かしら反駁したと思う。
しかし離れた今思うと確かにそうだ。できることを彼は懸命にやっていた。
そしてそれをきちんと見て評価していた人たちもいたのである。

先頃、その人が云っていた印象に残った言葉を偶然にスマホアプリの漫画で見つける。

「人の一生懸命を嗤(わら)っちゃいかん」

この言葉に何も言い返せなかった自分がいる。
いい歳をした大人がぐうの音もでなかった。
正論中の正論で悔しいが、矮小で情けない性根を叩き斬られた。
悔しいけど降参するしかない。

月日は流れて色々思いだすが、ネトゲで得たものは多い。
鈍臭いプレイヤーだった俺が、こうしてブログを未だに更新しているのも信オンのおかげである。
ブログを通じて得た友人もいるし、何よりこれを更新することによって、あの頃を思いだしてくれるプレイヤーも少しはいるかもしれない。


で、藤井さんなわけだが、彼は人の一生懸命を嗤わない。
でも俺の軍学侍の一生懸命は嗤う。

「凸さん、シーンですwwwww」←一匹もヘイトを稼げない・釣れない

そうしてわたしは、藤井さんにこのAAを投げつける。

hmhgfdhsgen


さて今度は、五反田で夜も一生懸命といきたいところですね藤井さん。

じゃ今週もよろしゅう。

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人工知能と藤井さん



ANGELINAという人口知能は、自ら『To That Sect』というアクションゲームを作り出した。自己学習するAIの開発は進んでいて、もう一歩進めば、AIに“自我”が芽生える可能性も否定できないとある。自らの異常にすら気づいてしまうAIもすでにあるという。怖い未来だ。NPCにすら気軽に声をかけられないゲームとか嫌すぎる。そんな限りなくリアルに近い未来のネットゲームは、ネットを介して脳に直接メッセージを送るシステムに変わっていくのだろうか。そうなるともうこれは現実に体験しているに等しい。
そんな未来が来るまで生きていられないことが残念だ。

ほんとに残念だ─(´-ω-`)













「誰がために闘う藤井」

作:凸・アギーレ


「藤井さん、藤井さん」

「んぁ…」

「藤井さんってばさ!」

藤井が目を開けるとそこは見慣れた那古屋の両替前だった。

目の前には眉間に皺をよせながら、顔をふくらませてる藤川みさおがいる。

「なんだ、マンボウか…」

グシャッ!!

「だーれがマンボウだ!このヤドロク!」

みさおは烈火の如く怒りを燃やしてグーで藤井の頬ゲタを殴りつける。

腰の入ったいい右ストレートだ。
全盛期のマイク・タイソンにも匹敵する重い一発だった。

藤井はたまらず両替の奥までもんどり打って吹っ飛ばされる。
防御力はティンコなみにカティンコティンの藤井だったが、鉄塊のスキルを使う間もなくHPを削られる。

「寝ぼけないでよまったく!こんなキュートなマンボウがいるわけないでしょーが」

「あたた…。確かに。マンボウはグーで人を殴り飛ばさないお;」

藤井は頬を抑えながらよろよろと起き上がって土埃を払う。

「いっちょまえな事言ってんじゃないわよ。ところで藤井さん、今度は甲府のお巻ちゃんを手込めにしたそうじゃない」

「え?えーと…あー、あーあ、あー、お巻ちゃんね。あのお巻ちゃん…お巻ちゃんっと」

藤井のとぼけた様子に、みさおはいよいよ呆れて激しく罵しった。

「若い娘を泣かしておいて、すっとぼけるとは…。この腐れ外道!今日という今日は許しませんからね」

「ちょ、ちょっと待ってくれ。今思いだすナリ」

「コロ助かお前はぁ!」


みさおはくるっと踵を返すと、そのまま半身を捻って上段後回し蹴りを藤井の頭部へと放った。
まさに神速の蹴りだった。
ガコッ!と鈍い打撃音がして藤井はその場で崩れ落ちた。
これはあかん!と藤井は気を失う刹那感じた。


すこし冗長だが解説しておこう。

全力の重い蹴り。
これほど、美しく力が攻撃相手に伝わる蹴りは10年に一度お目にかかれるか、かかれないかのレベルだ。
それほど素晴らしく完璧な蹴りだった。
120%の威力を相手に与えて1分の力も逃がしていない。

素人の打撃などは相手に伝わる威力は、頑張ってもせいぜい60%ほど。
技術の高い格闘技者でも80%〜90%。
100%の威力が伝わるようなことはほとんどない。
さらにストライカーの打撃は、威力が大きくても力点のポイントをずらせばダメージを軽減することはできる。
例えば、突きや蹴りを正面ではなく、体に当たる瞬間に半身で受け流したり、後方に跳んで力を逃がしたり、打撃ポイントをブロッキングでそらしたりすれば、その威力を利用した逆にカウンターを発動することもできる。もちろん、これは一朝一夕にできることではない。弛まぬ努力と日々の研鑽があっての賜物である。

しかし藤井にはその方面の防御スキルはなかった。
ただただ、ティンコと同じく体をビルドUPして堅くすればどんな攻撃も跳ね返せると思っていたからだ。
藤川みさおは5歳の時から毎日一万本の突きと蹴りを反復練習していた。
その達人の本気の蹴りが入ったのだからたまらない。
地上で最も堅いダイヤモンドの石目の1点を捉えて放ったような一撃だった。

藤井は薄れゆく意識の中で思った。

いかんなぁ、これは…
PCのダウンロードしてあるエロ動画…
消去しとけばよかた;


数日後に藤井が目を覚ましたのは、尾張の棘地蔵の祠である。
祠の横の台座に座らされて両手を縛られて猿ぐつわをかまされていた。

「ん、んーー!?」

左に顔を向けると、雑木であつらえた祖末な高札が立ててある。
そこに何やら布令が書いてあるようだが、この角度からは内容が読み取れなかった。

その藤井の様子を見て、一般プレイヤーがニヤニヤしたりヒソヒソと口を隠しながら通り過ぎていく。
声をだそうにも猿ぐつわがきつくて思うように声をだせない。
それがさらに滑稽で人々の笑いを誘っている。

助けてくれ!

心の中で念じたが、声は届かず。
天網恢々粗にして漏らさずというが、藤井の悪辣な所行は尾張の城下ではもっぱらの悪評がたっている。
藤井はゲーム内の女性を口説きまくって飽きたら捨て手を繰り返していた。
ゲーム内婚姻離婚も既に10回以上繰り返している。

それがプレイヤーではなく、NPC相手なのだから質が悪かった。
2116年のこの時代、独立型の高度人口知能を持つNPCは第三の疑似生命体として政府にも認められている。
仮想空間といえども、NPCはその空間で確実に意思を持って「生きて」いるのだ。
当然、遵守されるべき人権や義務もあり尊厳もある。
この時代は既にプライマルゾーン、バーチャルゾーンの垣根はなく、法律も同じように存在している。
もちろんルールを破って犯罪を犯せば、バーチャルゾーンとは言え、リアルの法律でもさばかれる。

NPCに対するセクシャルハラスメント、意味のないDV行為、嫌がらせや陵辱的な猥褻行為は、NPC側の人権を
持って裁判にもできる。

藤井の行為は法的に問題があるわけではなかったが、モラルの領域である。

「信長の野望オンラインークロニクル」は、既にサービス開始から100年を超えたMMORPGだ。
「脳にプラグを埋め込む」などの外科手術を必要としない非侵襲による技術「Oculus Rift」をさらに進化させた「Hearing Dive System」を導入して脳にサービス・スクリーンビジョンを送り込むことに成功している。

よりリアルに。より残酷な戦国世界を。
それが、信長の野望オンラインークロニクル」のテーマである。
プレイヤーのアバターはもちろん、景色やアイテムなども、そのディティールをリアルさながらに再現している。匂い、重さ、堅さ、痛み、快感、全ての人の感覚がゲーム内では再現される。
これは身体に障害を持つ人々への新たなエポックともなり、医療分野でもパーソナルな技術となっている。

いまやオンラインゲームのサービスプロバイダは数10万以上になり、その全てが「Hearing Dive System」をもとに設計されていた。開発元のHuman rights Imagination社は、世界最大のコングロマリット企業になり、口紅から戦闘機まで製造する世界の中心となっている。
そのHuman rights Imagination社が、高度な人口知能も立派な生命体だと主張した。
これに賛同する世界中のネットゲーマーや222chのオタラーが絶対領域の不可侵サイバーネットを10年の歳月かけて共同で構築する。それが数十万のオンラインゲームが稼働しているネオ・エンタープライズサーバー「モナー」。
スーパークラウドから、より汎用性と自由度の高いウルトラクラウドに改良され、容量計測値はペタバイトでも計測不能だ。

ゲーム内NPCは明確な意思と自立的思考を持った普通の人間になった。
究極に進化した独立型人口知能は、人間以上に考え、喜び、悩み、苦しむ。
プログラムグレードは並列ではないため、個体差も生まれて来る。

当然ゲーム内で満足する人たちが増えた。
婚姻率は激減して労働力も下がった。それは先進国ほど顕著な数字に現れている。
この時代、リアルでの出生率がかなり低い。
これを懸念した各国政府は、5児以上の出産に伴う費用、また育児費用を15歳まで全て免除して、一人につき毎月2万円を支給するという報償をだした。が、少子化を食い止める術は無く頭を抱えている。
NPCがリアルの人間より魅力的なのに加えて、人間に対してはかなり従順である。
仮想空間の疑似生命体が、独身の男女や一人暮らしの老人たちのよき友人、伴侶になることは必然であったのかもしれない。リアルでの婚姻や人付き合いのわずらわしさはまったくない理想的なパートナーである。

藤川みさおは、NPCに友人が多い。
普段は、織田信長のシンパで「信長様〜ん♡」と、ジュリーを追っかけていた若い頃の樹木希林のようだが、NPCの女性達の相談役ともなっている。
辻強姦などをされたり輪姦されたりして自殺して消滅してしまったNPCもいる。

初期はプレイヤー達も「NPCだから問題ない」と、己の醜い願望をNPCにぶつけていた。
そのうち有志で自治体が出来た。
蹂躙されつづけるNPCの中から、「町人の孫兵衛」が提訴をしてきた。
「おねげえしますだ」と泣きながらNPCの孫兵衛は我らを助けてくださいと訴えたのだ。
NPC自体も独自の組織を作ってプレイヤーの理不尽な行いに抵抗してはいたが、如何せんスペックが違い過ぎて粛正もできない有様だった。
レベル40のNPCがレベル20の装備をつけたプレイヤーに戦闘で勝てないのである。
孫兵衛は、自分の娘が辻強姦にあって万均丹を飲んで自ら命を断ったと泣いた。

これに清浄なプレイヤー達はその悲痛な叫びに涙を流した。
そこで立ち上がったのが、藤川みさおである。
主に若い娘のNPCが悪戯をされるという現状を改善するために作られた「乙女5人衆」。
「乙女5人衆」は運営とも手を組んで、絶大な発言力と影響力を持ち、NPCの組合からも信頼を得ている。
今では、セクハラをするものも減り、乙女衆のおかげでプレイヤーとNPCの関係も良好になっている。

みさおが藤井をとっちめたのはそんな理由からである。

藤井は懲りずにNPCの女に手を出しまくってはいたが、一度たりとも暴力をふるったりしたことはない。
ただちょっと気が多く、可愛いNPCを観ると幼女でさえ構いたくなるのだ。

愛が他のプレイヤーよりちょっと多い。

それだけのことなのに…と藤井は嘆く。
あっちのほうは全員具合がよかったよなぁと下卑た妄想を思い起している。
そう、ここではNPCはSEXどころか出産もできるのである。
しかも、生まれた子どもはプレイヤー自身のステータスを引き継ぎハーフとなる。
子どもは絶対に親にはさからえないプログラムだ。裏切られることは絶対にない。
これは戦国時代では考えられないことだが、開発責任者がインタビューで「それくらいはないとあまりに世知辛いじゃないですか」と答えていた。
開発者自身のリアルの願望が反映されているいるのかもしれない。

藤井は、みさおにくらった回し蹴りのせいでむち打ちになったようで、時折ビートたけしのように首と肩を回している。とにかく、この呪縛をなんとかしないと…。

そう思ってもがいていると、一人の若い娘が足を止めた。

「あの…もし」

声をかけてきた娘の見目は、質素だが趣味の悪くない袷を着こなして、どことなく品のある挙措がある娘だった。もちろん器量はNPCだから悪いわけがない。


「んーーーーーっ!!んっんっ…」

藤井は必死に言葉を発しようと猿ぐつわをずらそうとしたが無駄だった。

それを察してか、娘はゆっくり近づいて猿ぐつわを外してやった。

「ふぅ…。ああ、ようやくせいせいと声がだせる。いくらなんでもここまでするこたぁねぇじゃねぇか」

一息つきながら悪態をついて娘をまじまじと見た。
娘は少し不安げな目で藤井を見ている。

藤井はできるだけ明るい声で娘に懇願した。

「どこの娘さんか知らないがありがとよ。ついでにこの縄も解いてくれるとありがたいのだが」

「縄…」

「そうそう、オイラの体をギュウギュウ締め付けやがって、たまらなくいてぇんだよ。頼むよこの通り」

そう言って頭をペコっと下げながら笑顔を見せた。
この笑顔に女は騙される。特にNPCの娘はリアルと違って純粋培養されたまじ天使。
心優しく慈悲深く。個体差はあるとは言え、皆一律の感情関数のプログラムを埋込んである。
たまに例外はあるにはあるのだが。

娘は少し迷っていたが、背後にまわって縄をほどきはじめた。
かなりキツく縛ってあったため、解くのにかなり難儀した。

縄がしっかり解かれる頃には、すっかり夕暮れになっている。

体が自由になったので、横にあった高札を見てみると

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「みさおの奴…とことんやな…ひっでえ;鬼かよ」

呆れたように唾を吐くと、腕をくるくる回しながら間接を鳴らす。
コキコキと小気味のいい音がリズムよく鳴った。

「さて…と。三日は放置されてたよなぁ。ああ腹減った」

顔をさすってみると、堅い口髭が掌にあたる。髪の毛もぼさぼさで乞食のようだ。
腹がぐぅと鳴り思わず腹をさすった。

それを見て娘は持っていた握り飯を差し出した。

「これ。よかったら」

「おお!ありがてぇ!あんた天使か」

藤井は娘の手からひったくると、口に詰め込むように無心で飯をほうばった。
娘は何か云いたげに一心不乱に飯をほうばる藤井を見ている。

食い終わって、その視線に気がついた藤井は満足気に頷いて云った。


「娘さん、あんた何か俺に頼み事あんだろ?NPCがプレイヤーに頼み事といえば相場は決まっているが、何の依頼だね、ん?」

どうせそこらの化物を退治してくれとかの依頼だろーが、まぁ礼はしとこかんとな。
そう思って優しく問うた。

娘は藤井の察しに、唇を一文字に結んで頭を深々と下げた。

「あなたを見込んでお願いします!どうか、どうか…姉を助けてください」

「姉さん?ああ…救出クエね。いいよ別に」

「ほんとうですか!?」

「ほんとも何もあんたにゃ借りがあるからな」

娘は泣き崩れてしくしく泣きだした。

「おいおい、泣くほどのこともないだろう。んじゃあ、依頼を受けるからクエスト受託ウインドウを開いてちょんまげ」

「はいっ!」

娘は涙を袂で拭いながら、ウインドウを表示させた。

クエストのタイトルは「一年の計」

救出クエの割には変なタイトルだな。
なんか以前に聞いた事があるクエスト名だったが、どこで聞いたのか思いだせない。
首をかしげながら、どうでもいいかと
藤井は次ページにある受託内容は確認せずに「受託する」のボタンを押した。


娘は満面の笑顔で藤井に抱きついた。

「ありがとうございます!他のプレイヤーの方々にはことごとく断られてしまって途方に暮れていたのです」

天使の笑顔に藤井の悪い癖が懲りずに顔を覗かせる。
抱きしめ返して尻を触った。

「ひゃんっ!」

娘は驚いて体を離そうとしたが、もう遅い。
藤井は娘を抱え上げて走り出した。

行き先はもちろん、宿場の連れ込み宿である。
じたばたと身をよじる娘の形の良い尻をなでながら神速薬を使って駈けていった。

数時間後─

布団の中で煙草の煙をくゆらせながら、天井を見つめている藤井。
傍らには、さきほどの娘が体を密着させて豊かなふくらみを押しつけている。

「よかったかい?」

娘は答えずにこくんと恥ずかしげに頷いた。

こんなところを藤川みさおに見られたら、やりやがったなぁ!どころの騒ぎじゃないだろう。
今度こそ、駿河湾のサカナの餌にされそうだ。

まぁ…
後の事は後で考えるとして、依頼のクエだけ終わらせよう。ぱっぱと終わらせて、この娘ともおさらばだ。
別にやり逃げするわけじゃないしいいよな。

やっちゃって 人間だものと 藤井いい

下手な川柳を作りながら、くっくっと笑いがこぼれる。


「ねぇ…。依頼のことですけど…」

娘は藤井の胸板に手を置きながら顔をあげた。
唇が潤んでいて何とも艶っぽい。
これだからNPC食いはやめられない。

「ん?ああ依頼ね。明日やるさ。ちゃちゃっとね」


藤井の軽い口調に娘は一瞬無言になった。


「……あの、もしかして…依頼の内容って理解してます?」

「んー、まぁ…でも普通に化物からお姉さんを助け出すってことだろ」

「それはそうですけど…一日で終わるほど簡単じゃありませんよ」

「あら?そっかぁ。でもまぁとりあえず暇だし2〜3日ぐらいは余裕余裕」

藤井は答えているうちに、またムラムラしてきた。
形のよい胸のさきのピンク色の乳頭をもてあそんでいる。

娘は声を殺しながら快感に身をよじった。
呼吸が荒くなり頬が紅潮していて何とも可愛い表情だった。
それでも快感に抵抗するように、執拗に絡んで来る藤井の手をはねのけて、半身を起こすとキッと真面目な顔で藤井を見据えた。


「藤井様。2〜3日で終わるどころかこの依頼の期間は一年ですよ」

「……へっ?」

「ですから一年。365日」

「……なん…だと!?」

「依頼のタイトルを思いだしてくださいませ」

「あっ…!」


藤井はここでようやく思いだしていた。
一門で話題になっていた禁断の糞クエスト。

どれが一番の糞クエストか一門員がランキングをつけて盛り上がっていた。
その第一位だったのが先ほど受けた「一年の計」である。

恩賞はなく、拘束期間が一年。依頼ししてきたNPCとねんごろになれる代わりに、祝言をあげるまでずっとつきまとわれるという。しかも一日のノルマが一日必ず1回依頼主の姉を救うというもの。姉が365人いるというアホみたいな設定だった。

しかも、依頼主のNPCとねんごろな関係になった場合は、条件が鬼のように厳しくなる。
依頼を遂行できない、または途中で放り出したら、そのプレイヤーキャラクターは垢バンをくらい二度と同じ名前でプレイすることはできずブラックリストに載る。

このような気違いじみたクエストを発生させた意図はわからないが、そもそもクエストの発生条件は1%ほどで、ある時期のある場所の特定の時間でなければ、フラグは発生しないのだ。

藤井は地獄の罠にはまったのである。

汚れちまった哀しみに─

一年。ある者には短いタームであるが、藤井には永遠に感じるタイムスパンだ。

あ…まさかっ…
みさおはこのことを狙って!?
だとしたら、俺はあのマンボウの罠に見事に嵌ったというわけか!
フラグが発生しても、普通のプレイヤーであれば依頼主に対して手を出すようなことはまずない。
手を出さなければ、途中で依頼破棄をしても比較的緩いペナルティで済まされる。

このクエは、いたいけな依頼主の娘に手を出すような無節操な腐れ外道は地獄に落ちろという開発側の示唆なのかもしれない。

藤井は数分間、言葉もなかった。


「………一年間だと。しかも祝言」

「やはり…ちゃんとお確かめにならなかったのですね…。多分そうでなければこんな依頼など引き受けるはずないですしね…」

娘は放心状態の藤井を見ながら悲しい顔でうつむいた。

「いいんですよ。こんな割のあわないクエストなんか誰だって受けたくありませんよね。実はわたしが依頼を取り消せば、藤井様には何のペナルティも起きません」

「えっ!まじで」

「ええ…。その代わり、わたしというパーソナルキャラクターは消滅してしまいます」

「………」

「いいんです。どうせわたしは生命体といっても仮初めの疑似生命。消滅しても代わりはまた生まれますし…」

「それはその…キャラがまた発生するってことか?記憶の継承は?」

娘は首をふりながら寂しそうに微笑んだ。

「見た目も違うし、記憶も継承されません。わたしたちはクローンではなくまったくのオリジナルのパーソナリティを持ったキャラクターとして生まれてきます」

「クエが達成したらあんたどうなるんだ?」

「どうにもなりません。ただこの世界で生きていくだけです…」

「………」


藤井は考えた。そして悩んでいた。
さすがに藤井も人の子下田の子。
そうそうむげにもできないことは感じている。
良心の呵責と言うか、人としてやっちゃいけないことというか。

それに、だ。
ここまでけなげな娘の生を自分の勝手で奪っていいのか?
しかも処女まで奪っている。
でもでも、所詮は疑似生命体とは言え高度なファジーAIには変わらない。
一年もこの娘と付き合いながら、クエをやるとか窮屈極まりない話だ。

う〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん;


娘はシクシクと泣き出した。
今度は哀しさに染まった涙だった。

それを見て藤井はある決断をした。


もう一発やってから決めよ。

ここで俺に任せとけと云わないところが藤井という男の人間性であった。



ではまた来週。
よき連休を。







テーマ : オンラインゲーム
ジャンル : オンラインゲーム

哀のカリー

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藤井は唐突に金沢カレー「カレーのチャンピオン」のウインナーカレーを食べたくなった。
しかし、わざわざ金沢まで出向いてカレーを食うバイタリティはない。

その日、仕事から戻って夕食を済ませ両替前でアイテムを整理していた。
すると背後から何やら異様な気を感じた。
振り向くと、織田の知人の高崎だった。

「高崎さんか。脅かすなよ」

藤井は思わず安堵の呼気を吐き出す。

「藤井さん、実は大変なことが…」

顔に斜線を入れながらの震え声。
何やらどてらいことが起こっている様子。

「どうしたの」

もう落ちようかと思っていた藤井は、眠たげに声を出す。
深夜のトラブルはご免被りたい。
それでなくとも最近不眠症で寝不足なのだ。

「土曜日に彼女とデートなんじゃけど…」

高崎は広島在住なので広島弁である。
普段は標準語のチャットなのだが、極度に緊張したりてんぱると広島弁になる。

「いいじゃん。てか自慢したいわけ?」

藤井はうんざりした口調ではねつける。
人のリア充自慢ほどネットゲーマーにとってうざいものはない。
泥水を飲まされるような気分になる。

「いや、違うんだよ。実は彼女が大のカレー好きなんじゃけど、ワシ、カレーは苦手ってしっとるよね?」

「そういや、カレー嫌いだって言ってたね。めずらしい」

「そんで彼女が、どうしても一緒に新装開店のエチオピア70倍激辛カレーを食べたい言うとるのよ」

「70倍!!そんなん食べたらカレー好きでも気絶しそう」

「じゃろ?嫌いなうえにそげなもの食ろうたら、ワシ、気絶どころかインポになって頭髪が抜けて痔になってしまう;」

高崎は半べそをかきながら頭を抱えている。

「彼女は知らないの?高崎さんがカレー嫌いってこと」

「知らないどころか、ワシと彼女が知り合ったんはカレーが縁なんよ」

「はぁ?」


高崎は2か月前に街で新装のカレー屋のビラを配っている彼女と知り合った。
彼女は二つ下でセミロングであどけない笑顔に一目惚れ。
ストーカーぎりぎりのアタックで一カ月かけて口説き落としたと言う。

ビラを渡された瞬間「カレーお好きですか?」と聞かれて
思わず「大好きじゃ!」と答えてしまったらしい。
カレーじゃなくて、彼女に向けた言葉だったようだが、当然それは伝わらない。

彼女はカレーキチガイといっていいくらいカレーが好きだった。
世界中のカレーを食しながらカレー評論家になりたいとまで言っている。
下ネタも大嫌いだった。
一度、関係もほぐれてきた頃に冗談で高崎が「カレーもいいけど俺のカリも食べてみない?」とセクハラジョークをかましたら、グーで殴られて前歯が折れた。
高崎はカレーを以前にも増して嫌いになったのだ。

「カレーなんていたしげな料理じゃき、わしゃぁ嫌いなんよ」

「いや、単純な料理だとは思うけど…。とにかくそりゃ正直に言うしかないんじゃね?」

「カレー嫌いの人とは絶対つきあえん!とまで言うんじゃもの…。とてもそがぁなこと言えん;」

「といっても、70倍とか命にかかわるぞ」

「惚れた弱みじゃけぇね。困ったことになったわ(○´w`○)」

高崎はぐったりしながらも、顔文字では多少の余裕をみせた。

「顔文字見る限りでは余裕あるじゃない」

「なんの。腹きめにゃあいけんのはわかっとるけど…」

「愛のために死ぬ。それもまた人生!」

「まったく、藤井さんは人ごとじゃゆぅて思うて;」

「だって人ごとだもの。自分が撒いた種は自分で刈り取るのがクリトリス!」

「つまらん…;あんたの冗談はどれもこれもつまらんけぇ;」

肩をがっくり落とす高崎を見て、藤井はちょっと気の毒になった。
それに高崎はこのまま死なせるには惜しい人材である。

藤井はポンと手を打って高崎にぼそぼそと耳打ちをした。

何かいい知恵を授けたようだ。
聞いてるうちに高崎の顔に生気が戻ってきた。

「おぅ!そりゃぁええ考えじゃ。それでいってみるよ!」

声も明るく高崎はログアウトしていった。
藤井はにこやかに笑いながらそれを見送っていた。

藤井は高崎に一体何を助言したのだろう?



─数日後の信オン 織田城下

「藤井さん、大変だよ!」

インするといきなり織田の藤川みさおからチャットが飛んできた。

「みさおさんか。何だ大変なことって」

「高崎さんが大変なのよ!」

「大変?もしかしてカレーのことか」

「そうそれ!激辛カレー食べて倒れて入院したらしいよ!」

「あれ、おかしいな。いい方法授けたのに」

「70倍のカレーとか正気の沙汰じゃないよねえ。あたしだったら口から火が出そう」

「あんたは火どころかいつも毒を吐いてる件」

「うるさい!ハゲ」

みさおは相変わらずの捨て台詞を吐いてそれっきりだった。


高崎さんにリアルメールしてみるか。


LINEで「大丈夫?」と連絡してみた。


すると

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と、画像つきで返答がきた。

藤井はすかさず

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と、返す。

秘策を授けたのにどうしてこうなったと藤井は聞いた。

藤井が授けた秘策は、エチオピア支援NGOのビデオを彼女に見せて、
貧困に喘ぐエチオピアの印象を悪くしようと画策した。

毎年およそ2万人のエチオピアの子どもが、売春や紡績工として1、2ユーロ(150円~300円)で売られているといった暗黒面などを見せながら、エチオピアカリーへの食欲を減退させようと姑息な手段を思いついたのである。
アフリカの政治情勢に詳しい藤井ならではの施策であった。
普通のカレーならば、苦手ではあるがまだ食えなくはない。

しかし、70倍はカリー初心者には生命の危険を伴う代物だ。
もちろん、彼女は高崎のことをカリーのセミプロぐらいに信じ込んでいる。

高崎はレンタルビデオ店でNPO法人が監修しているDVD「貧困にあえぐエチオピアを救う」を借りてきた。
彼女にはカリーを食う前にその国の文化を知っておこうと、ていのいい誘い文句で部屋に呼んだ。
もちろん鑑賞したあとはむちゃくちゃSEXをする予定だった。

─が

彼女DVDを見て大泣きするほど感動した。
そして、これはもう是が非でもエチオピアカリーを食べてエチオピアを支援しなければと、使命感を沸き立たせてしまった。まったくの逆効果だった。
高崎は「見直したよ!ありがとう」と抱きつかんばかりにお礼を言われ、悪い気はしていなかったが、彼女はいそいそと自宅に戻っていった。何でもエチオピアのことをもっと知りたいと、ネットで調べたいというのだ。
SEXはおあずけになった。
高崎はこんなことならエロも借りてくればよかったなと後悔した。
これが俗に言う後悔チンポ勃たずである。
せっかくの藤井の秘策も、逆に彼女のカリー嗜好に火を注ぐ結果となったのである。

当日─
そして、断りきれずにとうとう70倍カリーを食する羽目になった。
彼女は運ばれてきたチキンカリーを美味しいと言ってペロっと平らげた。
辛いといってもたいしたことないねと汗を書きながら余裕の表情。

ここで高崎は男を見せた。
とにかく完食する。
「じゃけぇ」と云いながら口に紅いダイナマイトをほうばる高崎。
半分食ったあたりから気が遠くなり目が霞んできた。

最後の一口をほうばって、水を大量に流しこむ。
人間あまりに辛いと「辛い」というより「痛い!」と感じる。
味覚から離れて痛覚のブロックに神経が移行するのだ。

しかしもはや高崎の感覚はそれすら通り越して、ドラッグをきめた浮遊状態、トランス状態に陥っていた。
回りの景色は極彩色のサイケデリックな文様に渦巻いている。

高崎は「じゃ…けぇ…」とひと言発するとそのまま後にぶっ倒れて救急車で病院に運ばれた。
そして現在に至る。
心不全で一時、心拍停止に陥ったらしい。
その後もぴくぴく痙攣しながら、カリッ!カリッ!と叫んでいたようだ。
まさに命懸けだった。高崎は三途の河の一歩手前が見えていたらしい。


燃え尽きたぜ。真っ白になぁ

LINEでの返信には何かをやり遂げた男の意思が伝わってきた。
彼女は先ほどまで横について看病していてくれたらしい。

彼女とはこれからもつきあうのけ?

そう藤井が返信すると

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高崎の微妙なAAから、藤井は全てを察した。

今日はカレーを作ろう。
そう思った藤井であった。

テーマ : 日記というか、雑記というか…
ジャンル : 日記

時代終焉

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↑在りし日のささやかな願望

銭形と健さんが逝った。
歳も歳だし、病気で死のうが往生といったところだろう。
元ミドル級チャンピオンの竹原氏も癌で闘病してるという。
あるパーティーの折に近くで見かけたことがあるが、すらっとして朗らかな青年という感じ。
知人が挨拶したら、にっこり笑って挨拶を返していたのが印象的。
リンパに転移しているというが、僭越ながら回復を祈ってやまない。


時代が終わる。時代が変わる。
その狭間に僕たちは生きている。
藤井さんも生きていりゅ。

失礼。噛みまみた。

ともあれ、そんな大物達が逝こうが生まれようが僕たちの生活は変わらない。
しぬまで続く単純な営みを続けながら生きていく。
運が悪けりゃ死ぬだけさ。死ぬだ〜け〜さ〜と歌いたくもなる秋空は、皮肉に青く透明だ。

アベノミクスも効果はないし、商品券配ってばらまき政策。
不祥事連発支持率下がってはい解散。
黒くてびっくりオバマかお前は。
これじゃあ僕らの暮らしがよくなるわけはない。
日本はどんどん暮らしにくくなる。
だけど僕らは信じているよ。そうさ明日は日が昇る。
そんな僕達地球人。明日は明日の風が吹く。
こんな詩を歌って過ごす僕って詩人。まじ詩人。

まぁ
そんなことは置いといて。

時代が終わるというのは変わり目だ。
アタリメじゃないよ。エイヒレと同じでみさおさんのあれ主食。
意味が違うよまったくもって。

終わりは始まりの終わりのママだとバカボンパパ。
ネットゲームもまたしかり。
時が移れば人も変わって開発スタッフも代わり、
課金ユーザーも当然変わり、運営方法も変わって来る。
でもって、一つが終わればまた一つが始まる無限のループ。
それが僕と信オンのエターナル。

そうです。ワタシが変な藤井さんです。
愛し懐かし信オンもいよいよ全鯖統合と聞いた。
10年を超えたネトゲで国産唯一の戦国ゲームだった信オン。

他ゲームとの差別化は、戦闘時にトイレにいけるという素晴らしい利点。
この付加価値に甘んじて、戻ってみれば徒党壊滅という憂き目を何度味わい泣いたことか。
あらや悲しや歌えや晒せ。晒す角にはマソきたる。

その信オンでいまだ頑張っている藤井さんや高崎さん。
課金アイテムどこ吹く風よとインをしながら嘆く日々。
戦国大好きポマードべったり永ちゃんに成り済ます。

そこで、まだまだ頑張っている、あんときのいのきさん。
統合されたら、痘痕もエクボ。シルクド・ソレイユ、ガンダムカミーユ。
またまた広がる友達の和ってなもんだ。

そんな、いのきさんに聞いてみた。

「髪切った?」

「あんたタモリか」

キレのいいつっこみを返してもらって喜色満面、呉越同舟パパラッチ。
さても南京玉簾。
とにもかくにも新たな戦国時代がやってくる。
これには藤井さんも心ウキウキしちゃって。ウキッ♡
これが鍛冶なら叩いてキタエリ、魔法のスペルはヘルナンデス。

そこんところを藤井さんに聞いてみた。

「あと50年若けりゃねえ」

「生まれてねえだろ」

統合されたら国政運営また地獄。
く、悔しい!でも活殺しちゃう。

そのうち覗いてみようかなとPS4購入したらと考える。
勝つと思うな思えば負けよ。
信は続くよ何処までも。

ところで─

暇なのか?と聞かれりゃそうです暇ですヒルナンデス。
明日もやるのだ、これでいいのだ。

と─
ここまで書いてきて読み直したら、まったく中身が見事にない。

毎回、今日こそは中身のあることを書いてみようと思うのだが、
如何せん、中身がない人間の文章などこんなものだと諦観を決め込む。

しかし今年も色々ついてない年ではあった。
総括にはちと早いが、来年も期待できそうもないなご同輩。

やれやれ。
ま、悪いことのあとにゃいいこともあるさ。


テーマ : オンラインゲーム
ジャンル : オンラインゲーム

なりきりRP

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その日、藤井がゲームにインすると、一門(ギルド)に見慣れぬネームのプレイヤーがいた。

血屋伊香:僧兵:61

はて?
初見だな。

なんと読むのだろう?
ちやいか?かな。
大方誰かの2垢3垢だろう。

藤井はそう思いながら軽く挨拶をして、本日のクエストの瓦版を眺める。
まだ時間が早いので一門員も4名ほどしかいない。
チャットも誰も活発にしゃべるものはなく、流れるログはNPCの応答ログだけである。

いつもこうだ。
煩わしさはないが、ちと物足りない気もしている。

あと一時ほどすれば、他のメンバーもインしてくるだろう。
中には合戦やクエに参加しながら、状況報告を細かく伝えるプレイヤーもいる。
そんな人たちにつっこみをいれたり、いじったりしてチャットが盛り上がっていくのだ。

藤井も最初は盛り上げようとあることないことを喋り倒して、下ネタも臆すること無くかましていたが、
それはつっこんでくれる度量やノリが合う人たちがいてこそだった。
当初は3人ほどいたノリツッコミの達人達も、日を重ねるにつれて段々インしなくなって消えた。

藤井は1人残されてもスタンスを変えなかったが、
いつしか一門員にネタを冷淡にスルーされてることに気がついてしまった。

そして藤井はさんざん1人で喋りまくった挙げ句、ぼそりと云った。

「キチガイみたいになってる件」

さみしいひと言だった。
喧嘩できる相手もなく、みんなが無関心にスルーをする。

申し訳程度に一門筆頭や古参の人たちが、^^や^^;などで反応してくれるが、
以前の知人達のように突っ込んできてはくれなかった。

ある時から藤井は自ら喋ることをやめた。
気を使うのをやめたのだ。

知人の地獄凸はよく藤井に云っていた。

「藤井さんよぉ。気を使うより腰を使えよ腰をよ」

下ネタ図書館の凸は、フィリピンダンサーのように腰をかっくんかっくんさせて藤井を笑わせたものだった。
その凸もいまはもういない。

今の一門はとにかく上品である。
はっちゃけて、ロールプレイをする人もいなければ、暴言や陰口を叩く人もいない。
ただ、ただ、大人しく目だたずゲームを嗜む大人の集まりである。

それはそれで正しい。
いや大いに正しいと云える。
この一門員は、人に不快な思いをさせず水のように静かにゲーム内で楽しく過ごしている。

しかし…

しかし藤井には物足りない。

白河の清きに魚も住みかねて〜ではないが、よくも悪くも藤井はその半生を泥渋の中で生きて来た香具師である。現在の一門員の清き清廉なプレイスタイルが窮屈に感じられ、どうもしっくりこない。
自然、一門員と距離を置くようになる。
近頃では挨拶だけでひと言も発せずにログアウトすることも多くなっている。

時期をみて一門を抜けようかなとも思っていた。

サイドボードに置いてある「獺祭(だっさい)」を無造作にコップに注ぎながら本日のクエを物色する。

これと言って琴線に触れるものはない。
といって、特にやりたいこともない。

今日は軽く攻城戦でも参加して寝るかな。
獺祭を軽く流し込みながら、隣のモニターで流してあるniko 動画に目をやるが、
特に面白くもないので信オンのモニターに目を戻す。


ほどなくして一門筆頭がインしてきた。

「こんばんわ^^」

筆頭は丁寧に挨拶をして入って来る。
リアルは役所勤めの妻帯者らしい。


「ええっと〜、ちょっと新人さんを紹介しますね。一昨日一門に加入した血屋伊香(チャイカ)さんです」

ほぅ。あれはチャイカと読むのか。

「よろしく〜」

「ようこそ〜」

と他党員が歓迎の意を現す。藤井も同じく「よろしくです」と、お決まりの挨拶をマクロで表示した。

「チャイカさん、挨拶をどうぞ^^」

筆頭に促されて「うぃ」と短く頷いた。

もとより、それぞれ別の場所にいるのだから、蔵は見えず文字でしか雰囲気は分からない。
だが藤井は、この新人に妙な親しみを感じた。
同じ匂いというべきか、長年探していたパーツを見つけたような…。

「名前、チャイカ。ワタシ新人。まだまだ未熟。教え乞う」

たどたどしい言葉使いは、まさしくアニメのあのキャラの口調そのものである。

普段はあまりしゃべらない一門員のデガラシさんがつっこむように聞いた。

「えーと…チャイカって名前はもしかして、あのアニメのチャイカ?」

「うぃ!。肯定。ワタシ、チャイカ大好き。なりきりプレイ楽しむ。大事!」

「なるほど^^;」


筆頭が補足して説明をしてくれた。
どうやら、この人は純粋にRPをしたくてゲームを始めたらしい。

RP(ロールプレイング)か…。
日本人は気恥ずかしくてなかなかやらないのだが、欧米人などは結構多いと聞く。
現実世界ではありえない自分になりきれるバーチャル世界だからこそ、なりきるのが当たり前で自然だという人は多いと聞く。


しかし…日本人の中でまともにRPをやってうざがられないキャラ作りはなかなかに大変である。
例えば、猫耳をつけて「だにゃ〜」とか云い続けると、確実に晒される。
ひどい時には、性別まで捏造されて、ハゲデブニートのネカマのおっさんに認定されることもある。
とにかく危険だ。

藤井も一度試したことがるが、長くは続かない。
なりきりで、ネカマぶりっ子キャラを演じてみたが、どうしても「チンチン」とか下ネタを云わずにいられない性分で、リアルが透けて見えてしまうのだ。
たまに勘違いしてくる奴もいて、しつこくメアドを聞くものだから、闇サイトのメアドを教えてやったら
数日経って「殺すぞ」と脅しの信書が届いた。

さてそのキャラがいつまで続くか。
誰に迷惑をかけるわけでもないから問題はないだろうが、それをうざがるプレイヤーもまた多い。
よくあるのが、史実の人間のそのままRPだが、なかなかそれをやり通しているプレイヤーはいない。

藤井はカマをかけてみようと思った。
果たしてチャイカがRPを続けていくだけの根性と熱意が本当にあるのかどうか。

もし本物だったら…
俺は新たなるパートナーを手に入れることができるのかもしれない。

藤井は意を決してチャイカに聞いてみた。

「チャイカさんってチンチンついてる?」

セクハラまがいの質問に場の雰囲気は凍り付いた。

チャイカは無言で押し黙っている。

「ちょっと藤井さん@@;」

「それは新人さんにはセクハラ超えてますよ^^;」

次々に党員になじられる藤井。

「シュッシュッしてるかと思って…;だってチャイカって「かもめ」って意味でしょ;」

藤井は泣きをいれて意味不明な言い訳をした。

すると──

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チャイカは無言でダディクールのAAを貼った。

藤井がこいつとはいい酒が飲めそうだと思ったのは言うまでもない。

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あなたの彼はブコビッチ



タイトルとは何ら関係ないが、西武の新監督に工藤公康氏が就任。
名古屋電気の投手として甲子園を湧かせた工藤。
テレビで観戦しながら報徳との試合を見ていた自分。
それがSBホークスの監督とは時が経つのを実感させられる。
残念なのは元西武の石毛氏がいまだ監督になってない。
一度、某WEB案件により会社に来て頂く機会があり、打ち合わせをしながら昔気質の職人気質を感じた。
なるほど、指揮官というより前線でガツガツとやっていくタイプに感じた。
男から見ても色気があるいい男だなぁとほれぼれしながら、伝法調だが横柄ではない物言いにゾクゾクした。
色々あって大変なようだが、何らかの形でまたテレビで元気な姿を見られることを期待している。

さて、それはともかくとしてもう今年もひと月半となった。
早いねほんとに。
もうちょっとしたらクリスマスだよ。クリスマス。弾幕薄いよ何やってんのと。

最近、登場ご無沙汰の藤川みさおこと、みさおん。
先週の飲み会で、はしゃいでタツヲをいじってるカタソバを見ながらため息をつく。

「ふっ…元気ねぇ。あたしも若い頃はそんなだったわね」

「まじすか!歳取るごとに元気が増すんすか!みさおさんはwww」

カタソバが調子に乗ってからかうと、みさおんは素早くカタソバの目にVサインの形で指を突き刺す。

「ぐぇっ!」

カタソバは顔を抑えながらのたうち回ってる。

「め、眼がぁ〜眼がぁ〜」

「言葉には気をつけなさいね」

そう言って、澄ました顔でみさおんは残りのビールを流し込む。
得意技のサミングは今日も健在であった。

「カタソバ、そこはギガギガ〜ってボケないとな。まだまだだね」

タツヲがざまあみろと言わんばかりにドヤ顔で嘲った。


…だからオチがねぇって。
良き週末を。

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ジャンル : 日記

進化の藤井

昆虫が人類の最後の蛋白源となる─20数年前にミューズで読んだ。

昔、働いていたデザイン事務所にKさんというスーパーリアルイラストレータがよく遊びに来ていた。
彼が言っていた言葉が印象的だった。

昆虫って形そのものがダイナミックだからどうあろうと絵になるっつうか、さまになるんだよねえ。

確かにそうだ。接写した昆虫のフォルムなどは完璧でいて完全系。
非常に理にかなった美しいフォルムだ。

昆虫地球外生命体説というものがある。隕石によってくっついてきて地球で進化を遂げたとかなんとか。

他の哺乳類や鳥類、魚類などは進化のプロセスの化石が見つかっているのに、昆虫は進化の根源であるものが見つからず、突然に完全体で出現しているらしい。これはかなりの謎だそうだ。
と、いっても如何に研究が進もうとタイムマシンで古代にいかなけりゃ真実はわかろうはずもないが、
確かに昆虫は不思議だ。

宇宙人が地球を見たら、昆虫の星を評するに違いないと誰かが言ったが、
確かにあらゆる地球の環境に適応しながらその姿を変態させていく様は、人間よりずっと地球に適応していると言える。

メガネウラみたいな巨大なトンボに出くわしたら卒倒するわな。
それでなくても歳とってから虫が苦手になったし。
大気中に酸素の量が多かったと推測される古代では、虫も巨大で怖気が走る。

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昆虫とはいったいどこから来たのか。
それを知る術は今の人類の英知を持ってしても正確なことはわからないだろう。

しかし確実に言えることは、昆虫が人間サイズの大きさになったら、人類はいともたやすく駆逐されるだろう。
確実に。

なんたって生命体の総数も種類も半端じゃねーし、運動能力チートだし、感情ねーし。
主としての意識体で行動する昆虫に善悪もなく、恐怖や後悔という概念もない。
完全無欠の生物だ。

下記写真のアースロプレウラみたいなのがそこらにういじゃうじゃいたら、
自殺する人もでてきそうだ。

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子どもの頃、古代生物を研究する学者に憧れていた。
古代に夢見るのは誰しも同じだろうが、つきつめると何故そこに生命体が誕生したのかとかになりそうだ。
じゃ宇宙って結局なんだろうとか、壮大な話に膨れ上がってますますわけがわからなくなる。
昆虫は小難しいことも考えずにいまを生きている。

藤井さんもそうあって欲しいと願う。
下田のダイオウグソクムシと異名を取る藤井さんは、今日も己の本能のままにいきていることだろう。
うらやましい限りだ。

唐突だけど、生命ってすごいよな。
地球はなんでこんな形に進化してんだよ!とか驚かされるもので溢れている。

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▲コンドロクラディア・リラ(カリフォルニア沖、水深3300メートルの海底に棲息)

どんな意味をもってその姿に生まれてきたのか謎すぎる生物をみていると、
5,000年後の人類はどんな姿をしているのだろうと遥か未来に想いを馳せる。


未来 人類でggってみたら…



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菅原文太じゃねーかw

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ジャンル : ゲーム

在りし日

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かずはの土産 幻の焼酎「茜霧島」
土曜に持ち込みで店で飲む。
味わいすっきりしたいい焼酎だ。
チェックのシャツは周防玄徳。唐揚げとポテトを平らげたところ。

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在りし日の─というか先週の渋谷の居酒屋でカタヤキソバ。または僧兵さくら。
よく見ると古谷実の漫画に出て来るキャラに似ているがなかなかに絵になる。
よくよく見てみると、呪怨のトシオにも似ているような気がする。

ま、どうでもいいか。


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ジャンル : 日記

We are born in the Shibuya Japan

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昔は新宿、六本木。
今は渋谷がメイン。

渋谷は若者の〜とか言われて来たが、今はもう大人も子どもも関係なく境はない。
原宿などはさすがに仕事でもなけりゃ行くことはないし、休日の竹下通りをおっさんが歩いても疲れるだけだ。

渋谷が職場で三茶に住んでた頃から、渋谷はマイフィールドである。
隅々まで知ってるとは言わないが、バイトで水道検診や火災報知器の点検など渋谷の裏の裏とか見ることができた。明治神宮の社の天井裏とかNHKの地下の電圧室から代々木体育館の天井。
はては、松濤や猿楽のセレブ芸能人の庭とか、明治神宮交差点前にある三船敏郎が住んでいるマンションとか、まぁほんとこれまた書ききれないほど色んなとこに行き、エピソードも多々ある。
まじで本3冊ぐらい書けそうなくらいに。

一番びびったのは、桜木のほうにあったぼろいビルの金融会社(サラ金)で、部屋の火災報知器の点検に入った瞬間に
「馬鹿野郎コラッ!!」とか、強面の黒スーツのおっさんが怒鳴っていて、回りもみんな黒スーツ。
普通にヤクザなんだろうが、空気が重くて冷汗かきながら熱感知器を点検したものである。

高校生時代に、友達と渋谷に初めてきて田舎者はぶったまげて腰を抜かした。
「すげぇ!人がいっぱい!!祭りか!?」

当時、休日はホコ天だったし道路には一世風靡なども、あのだぼだぼのスーツで転がるように踊っていた。
インターネッツもない時代の田舎の童貞には刺激が強かった。
まさか、数年後に渋谷で働くことになるとは夢にも思わない。上京したばかりの俺は、知人のツテで最初は水道検診のバイトを渋谷をやっていた。といっても3カ月くらいだったけど。

そのSHIBUYAで恒例の麻雀を月に1〜2回やっている。
土曜日に、麻雀のあとに上京してきたかずはを交えて総勢10名ほどで飲んだ。
信のオンモの氷舞さんもかなり久しく参加して旧交を暖めあう。
前の甲府オフに連れて来た娘さんが、長女はもう中学2年生というから、ずいぶん時が経っている。
が、風貌は当時とまったく変わってないのがすごいなと感心した。
うらやましい限りである。

─しかし
つくづく何かあれば俺はSHIBUYAなんだなぁと思う。
ヒカリエが出来て急速に変わっていくSHIBUYA。
何かしたくてできなくて悩んでとぼとぼ歩いていた二十代。
パチンコで大敗して泣きながら電車に乗った田園都市線。
ゲロ吐きながら道端で座り込んでた道玄坂。
チャック前回で歩いていた竹下通り。
新宿、恵比寿、乃木坂、赤坂、神保町。
自分なりに働いていた職場がある街。それぞれの街にはそれぞれのドラマがあるが、やはり原点は渋谷だ。

渋くてきつい坂がある渋谷が好きだ。
藤井さんがこっちに来た時は、是非、渋谷の隅々を紹介してあげたい。

昔、ものめずらしさで女連れでドクタージーカンズとか行ってたっけ。
クアトロやAIRとかもよく行った。
若かったあの頃何も怖くなかった。なんちて。

変わり続けるSHIBUYAで麻雀をして飲む。
これが俺のリフレッシュ方法だ。たまに旅にでるのもいいが、今は海外怖いね。エボラとかあるし。

でも渋谷に何があるのと聞かれれば、明確に答えられない俺がいる。
街の吸引力はあれど、スカイツリーのような突き抜けた象徴はない。
せいぜい明治神宮かNHKぐらいか。

それでも俺たちは渋谷に集う。
今年も糞当たらねー年末ジャンボを渋谷のハチ公前の宝クジ屋で買うことだろう。
にして3千円も当たったことねーんだよなー。
どうにかならんか。

じゃ今週も行ってみますかね。
また渋谷でお会いしましょう。

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ジャンル : 日記

連鎖の記憶

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寺田克也/西遊記伝

渋谷の企画制作事務所在籍の頃、札幌出身のTさんという外注デザイナーがいた。
Tさんは、イラストレーターの寺田克也氏と専門学校でクラスメイトだったという。
「あいつ毎日絵ばっか書いてたよなー」と笑いながら言っていた。
Tさんは数年してデザイナーを廃業して地元に帰った。
実家が製麺業を営んでいるので家業を継いだのかもしれない。

なんか懐かしくなって寺田克也とggってみたら、なぜかまたまた懐かしい人の名前。
「伊藤ガビン」

20代の頃、メサイヤのM氏に誘われて1度一緒に飲んだっけ。
ログインの編集から独立してクリエイターとして活躍してたと聞いた。
といっても、当時の俺はガビンさんの名前なんか知らなくて、なんか色々やってる人としか認識してない。
とても柔和で笑顔を絶やさない人だった記憶がある。
向こうは俺のことなんざ覚えちゃいねーだろうけど。

ガビンさんは寺田さんと組んで何かやっていたらしい。
直接的には知らなくても何らかの関連で人は繋がるものだなと実感する。
寺田さんに仕事を出せるような案件がありゃね。また面白いとは思うのだが。

寺田さんと言うと、思いだすのが天野喜孝氏。

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天野喜孝/左:Ray of Princess (©Yoshitaka Amano)、右:Crystal (©Yoshitaka Amano)

なんとなくこの二人はセットで夢枕獏作品の挿絵師って感じがいまだに抜けてない。
むかーし代理店経由でゲーム批評の表紙なんぞを描いてもらってたっけ。
天野氏は当時は恵比寿に住んでいたか事務所があった頃だと記憶している。

天野氏の画集を昔何冊か買った。
今見てみると、とにかく海外のイラストレーターの模倣を死ぬほど描きまくったんだなとわかる。
ファンタジー系のイラストレーターは、アーサー・ラッカムやミュシャ、メビウス、ニーニョ、フラゼッタやバリー・ウィンザースミスやらギーガーやら何らかの影響を受けているだろうが、とにかく色んなイラストレータの画風を自分なりにアレンジしている。

特にアーサー・ラッカム風、オーブリー・ビアズリー風とか、サザンの桑田の曲作りと同じく既にあるオリジナルから出発して「味つけ」を自分風に料理をしていて面白い。
ただのパクリじゃねとか思う人もいるかもしれないが、あれはあれで大したものなのだ。
しかし一番評価しているところは天野氏のキャラデザ能力である。
特に時代が変わっても色褪せないコスチュームデザインなど、本当はファッションデザイナーになって、ブランドを立ち上げた方がもっと凄かったのではないかと思うばかり。

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アーサー・ラッカム(Arthur Rackham, 1867年9月19日 - 1939年9月6日)

おっと、つい余計な見解を入れてしまったが、とにかくひとつ思いだすと連鎖反応で芋づる式に思いだすってことあるよね。そういや…あの頃って○勝PCエンジンの表紙もデザインしてたっけ。
あれ6色印刷で豪華だったよなあ。
色指定で特色のピンク50%と金赤を混合させてなんとも言えない綺麗な赤がでたっけ。色々経験させてもらったねほんと。
今夜は久々にクローゼットにしまってある各画集でもひっぱりだして眺めてみよう。

で、まぁ週末だが、またまた、かずはが飛行機に乗って上京してくるので迎え撃つ用意をしておく。
といってもお膳立ては今回タツヲにまかせっきりだが。

にしても、たまにはアミューズメント系の仕事もやりたくなるなあ。
最近、官庁関係自治体関連、訪日中国人向けのビジネス提案ばっかだから、さすがに飽きた。
ゲームや音楽映画の仕事やってた頃が懐かしいね。

んじゃ皆の衆、良き週末を!

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ジャンル : 日記

アイドル残酷



「吐息でネット」

今このタイトルを聞くと「ネット」=「ネットワーク」を思い浮かべる現代人。
しかし、この場合のネットは網のネットだ。

包んでしまいたいハート

このフレーズにアイドルオタはおろか虜になった青少年達は数知れず。
この頃の南野陽子は最強無敵のアイドルで間違いない。
いまだに、このポテンシャルを超えるピンのアイドルは出てこないと断言する。

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ふと考えた。
ネトゲでネットと言うフレーズだったらどうだろうか。




ネトゲでネット
特化を縛りたい そっと
やきもちじゃなくて
言いつくせない 
クエがもどかしいの

my true love
変わってく 私がわかる
朝の光に
寝落ちして 目覚めるそのたびに

ネトゲでネット
部屋に閉じこめたいニート
見上げた装備
ふいに せつなくて

ネトゲでネット
チートに染まりたい もっと
違法じゃなくって
最強でいたい いつもあなただけに


ところで、音楽ライターでもあった故友人は、アイドル評論家でもあった。
その友人は「南野陽子と観月ありさは実際会った時は脳天が痺れた」と言っていた。

実際今でも綺麗だよなあ二人とも。

仲間内で一番若いカタソバに聞いてみた。

「なぁ、お前のアイドルって誰だ?」

「決まってるじゃないっすか!やっぱ、ことりんっすよ!!」


カタソバはラブライバーだった。
二次元のヒロインが生身のアイドルを凌駕しているこの時代。
この国の100年後はどうなっていることだろう。

ま、そんときゃ俺も墓の中だからどうでもいいか。


テーマ : 雑記
ジャンル : ゲーム

“NO OPPAI NO LIFE.”



俺にはおっぱいが必要だ。

あ、関係ないっすね。すんませんっす。
今日は唐突だが俺の音楽の嗜好の変遷を辿ってみるか。

■小学生時代
怪傑ライオン丸やウルトラマン、仮面ライダー、海のトリトンのソノシートが欲しかった。
妹はピンク・レディーに嵌っていた。
ラジカセ等は貧乏なため家にはなかった。

■中学生時代
同級生が騒いでるのでYMOやレインボーチープ・トリックなどに興味を持つ
もちろん松田聖子などのアイドルも聴いていた。
この頃にFMレコパルなどを見てオーディオに興味を持ちはじめる。

■高校生時代
友人や先輩の影響でダンサンブル・ミュージック等(今はなんていうか知らんが)に嵌る。
というか基本洋楽は何でも聴いていた頃。
デュラン、カジャ、ロキシー、キュアー、ジャパン、ボウイ、エコバニ、U2、ストキャッツ、ジャーニー、TOTO、Jガイ、EW&F、Tドルビー、Hジョーンズ、ティアーズFT、Tツインズ、マドンナ、MJ…ああ、もうとても書ききれない。

■卒業後就職時代
あまり記憶にないが洋楽邦楽とその時の流行をまんべんなく聴いていたような。
長渕とかも聴いていたような気がするな。先輩が洋楽大好きでハノイロックスとかヴィサージとかクラウス・ノミとかスターリンとか聴かされてた。先輩は音より詩そのものに感銘を受けるタイプだったらしい。

■上京
印象に残ってるのは何故かA~HAの007のテーマの「リヴィング・デイ・ライツ」
笹塚から糞混んでる井の頭線に乗って神泉で降りてバイト先へ歩いていたときウォークマンでよく聴いていた。
そういえば、ギャッツビーのCMソングもA~HAでよく聴いていたっけ。当時はユーロビートが流行っていた気がする。

■新宿歌舞伎町でバイト時代
バイト先の先輩の影響で永ちゃんをまともに聴くようになる。その先輩が漫画みてーな奴でずいぶん楽しい体験をさせてもらった。歌わせたらかなりセクシーで工藤をすらっとさせたいい男だった。
あとは、やはりかなり歳上の先輩で、Mさんというプログレキチガイみたいな人がいて、キャメル、PINKフロイド、YESのMTVをこれでもかってほど見せられた。あとケイト・ブッシュとか10ccとか。この人にヒプノシスの存在を教わり、ビジュアル作りの面白さを知る。


■デザイン会社入社時代
上記のMさんや知人先輩の紹介で乃木坂(といってもほとんど六本木)の小さな事務所で見習いとして働くことになる。
音楽関係の仕事が多く、それに影響されてか邦楽を聴くことが多くなった。
当時は杉山清貴がワーナーに移籍してきて判型違いの版下を30ほど制作していた気がする。
何聴いてたっけなぁこの頃。
ちっとしてから、後輩が入って来て、アシッドジャズやオルタナティヴ・ロックとか特に興味もないものを聴いてたような。エニグマとかも聴いてたかな。
なんかごちゃまぜに聴いてた気がする。ピクシーズとか買って聴いてみたが表紙デザインをヴォーン・オリヴァーがやってたので買っただけで、いまいち俺の琴線には響かなかったなぁ。
でも感覚という部分でその後輩の影響は大きかったな。ちょっと生意気な野郎だったけど。
あ、この頃って映画の「ブレードランナー」のサントラとか聴いてたっけ。
「CUT」の広告でレゲエに興味を持ってボブ・マーリーを聴いてた気もする。まぁすぐ飽きたが。

■第一期フリーランス時代
正直この頃って音楽とか聴いていた記憶がないな。
しかしアメショの猫を飼っていたのは覚えてる。
あの頃はあまりいい想い出がないなぁ。音楽も思いだせん。
このころちょっと地図屋でバイトしてて遊んでて40万以上もらえてびびってた頃だな。
確か…FF8を完走して挿入歌が気に入ってたような。
ジャズCDモ買ってたかも。スタンダードなデイビス、エヴァンス、コルトレーンやパーカーとか。
まぁこのくらいはいい歳だし聴いておこうと思ったんだろうなあ。
あっ、ヒップホップはちょっと聴いてた。特にサイプレス・ヒルとかHouse of painとか。

■飲み屋でスカウト 企画制作会社時代
飲み屋でスカウトされたが、ビジネスというものをきちんと教わることができた会社。
少人数で大手家電メーカや○○BPと直接取引があった。この頃はデザイナーじゃなくてディレクターとして勤務。1年間で接待営業を相当やらされたっけ。さすがにこの一年の酒の量を宇和丸子とはもうないだろう。
この頃聴いていた音楽は…だめだ思いだせん。というか、あまり音楽自体聴くことも無くなっていたのかしら。
当時の専務(現社長)が若い頃モダンアートの新進気鋭の作家でアートというものを教わるきっかけになった。
また仕事の根幹を制作単位でしか見れなかった俺は、悩みながらも知識を蓄えていく。IT関連の基幹業務などの取材をわけもわからずIBMのCEO補佐とかに聴いていたあの頃。冷や汗がでる。カラオケいく機会が多かったからスピッツとかグレイとかあたりさわりのない使える歌を聴いてたかもしれん。

■第二期フリーランス時代
退社してフリーランスになり、知人社長の誘いでビルの部屋を間借り。この時、歳下の映像ディレクターも一緒に会社に席を置く。とにかくお洒落な場所で、社長もまだ若くイケメンでびしっと決めていた。何しろ思い描いてたデザイン事務所のイメージがそこにあった。社長の新車のアウディ・クアトロやベンツ・スポーツとか乗って、金があるってたいしたことだなと再認識する。この頃は既にWEBでの動画配信で音楽を聴けるようになっていた。まだFLASHとかバリバリなご時世。音楽はBGM用になんか聴いてたような。
う〜〜ん、ヒューバト・カーとかイン・エクセスとかだろうかね。昔の音楽をヤキ回しで聴いていた気がする。

■相当すっとんで現在に至る
めんどいので相当端折ったが、ご覧のとおり俺は“NO MUSIC NO LIFE.”ではないということである。
嗜好に一貫性がなくカテゴリもバラバラ。早い話がそんとき面白いとか気に入った曲を聴いているわけだ。
ゲーム音楽でもアニメでもドラマでも映画で音楽でもなんでもいい。よけりゃいいのだ。
今はもう映像とあわせて音楽を聴くのが通常になってしまっている。
逆に言えば音だけで琴線に触れるようなものはなかなかお目にかかれなくなっている。
アニソンとかパチンコで使用されている曲はよく聴くようになったなぁ。これは動画サイトのおかげもあるけど。歌とビジュアルがマッチングしてるとイメージがしやすくて入り込めるんだよね。
今は歌だけじゃ無理かな。一時期ソールド・アウトとかすげぇ聴いてた気がする。飽きるのも早かったけど。
実はSBPのロンチの仕事でWEBでドラゴンアッシュ関連のサイト数ページを作ったことあるんだよな。
それでJヒップホップにちょっと興味を持ったり。
今は、何か動画でかっこいいとか面白い音楽がありゃそれを聴いたりしているけど、あまり外でイヤホンごしに聴くってことはない。


という駆け足で嗜好の変遷を書き連ねてきたが、人生の節目にいつも音楽。
ああ、あの頃はあれを聴いていたなといあなたも思う時があるはず。

まあいまの時代はCD売れねーしな。U2ですら老害扱いで無料DLも、いらねー!クラウドから消去できねーぞコラとか怒られる時代だもの。ジャイルス・ピーターソンも泣きがはいるわな。

だからなんだと言われれば、ただそれだけなんですが。

俺のただひとつの願いは、2020年のオリンピックにAKBとエクザイルをOPセレモにーに使うことだけは止めてくれと言うこと。
日本は日本の音があるのだから、伝統的な津軽三味線を和楽器100人で演奏するとかすればいい。
髪の毛染めて外人の真似をしても所詮ビールをかぶった猿だぜ。HAHAHA!

ところで…日常生活で「〜っス」とか使っている娘とかいますけど、
やめて欲しいですね。

僕っ子も勘弁ですけど、「〜っス」とか使う忍者娘はもう無理です。


「えっ?なんで可愛いじゃんw」と藤井さん。

「だから余計困るんだよ」と俺は言う。


困ったから俺はもう昼飯に行こっと。
じゃあにー。





テーマ : 雑記
ジャンル : ゲーム

いいセンス

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世界一美しい書店 ポルトガル:Livraria Lello


気持ちがいいものを見るのが趣味だと最近気づいた。

それは自然であったり、人工物であったり、生き物であったり。
身近なところで言えば、書籍など美しい装丁、レイアウトを見るのが好きだ。
海外の書籍を多く取扱っている渋谷のパルコの書店などに入ると、買いもしないくせに2〜3時間は平気で書籍をペラペラと開きながら、感心したりしている。
Livraria Lelloには死ぬまでに1度行ってみたいと夢を見ている。

自宅でゴロゴロしながらtruckなどで家具や本を物色しながら、これはクールだなと悔しがるのも楽しい。

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自分が気持ちいいと思えるもの。
それがその人にとってのセンスなんだろうか?

疑問系なのは長年Gデザイナーをやってきてもいまだに掴めないのである。
紙の上に文字を一文字置くだけでセンスを問われるとあったが、わかったようなわからないような。
己が未熟故にいまだに迷い惑わされている。我凡夫故に致し方無し。

センスというと、学生の頃はファッションでしか語り得なかった。
田舎の平民はな垂れ学生なんてそんなもの。ださいかとんがってるか。
狭い世界で視野も広がらずキャパも狭い井の中のなんとやら。

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ロバート・メープルソープ:花

紆余曲折、デザイナーという職にありついた頃は、斑竹な知識をもって「これがセンスってもんだ」と言いきっていたが、歳を重ねてモノを作っていくごとに、今まで持っていた概念が崩壊していく。
時々思いだしては、在りし日の自分に説教を小一時間ほどしてやりたくなる。
ドヤ顔で語っていた自責と恥ずかしさにのたうちまわるのだ。

かっこいいと思っていたものが時が移れば、ださくて色褪せて見えるし、意味がわからなかったものが今になると無性に素敵なものに見えて来る。

「良きセンス」とは外装ではなく、普遍的に不動なものじゃないだろうか。
時が経っても変わることのない飽きることのないフォルムを形づくること。
機能的に満たしていて、尚かつ美観を十分に保っているもの。

センスがいいね。
最近では、こういう褒め言葉は死語なのかもしれない。

「センスってさぁ、結局モノの本質を見極めることなんだよ」

こんなことをバブル期に言ってた空間プロデューサーがいた気がする。
さすがに今なら失笑ものだが当時は真剣に、さすがです!と周囲の取り巻きは感心していたに違いない。

よくモノの本質などと大層な口上を切り出す御仁は結構いるが、
果たしてモノの本質なぞ人にわかるものだろうかと、変にねじけて考えてみたり。
もちろんそれを口に出すに値する人は多くの先達に存在するが、そんな人たちほど軽々しく本質などとは口にしなかったのではないだろうか。
単純に言葉だけの問題かもしれないが、自分は本質論をやたらと持ち出す人の話はあまり信用できない。
20数年デザインの仕事をやってきても、デザインの本質などはわからないわけで。
さすがに10年そこそこの小僧っこに本質論語られてもと思ってしまうのは、自分も老害の一歩手前なんだろうかと泣きがはいる。


我々デザイナーは絶えず美観の評価をされる側だ。
ださけりゃ文句を言われるし、気に入られりゃ褒められる。

とはいうものの、自分の作品をつくっているわけではないので、ださくてもクライアントの指示通りなら褒められたり、プロの感性に基づいて多少アレンジなどを加えてバランスよくしても怒られる場合もある。

そこの帳尻あわせは、人に関わっているものだから仕方がない。
究極のセンスは、人と関わって行くときのバランス感覚だろう。


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フランクロイドライト:照明

モノを創る技術、判断する知識と経験、人の和の中で己を屹立させていくスキル。
全てがセンスが大きくものを言う。

何かを創る時、センスないからなーと素人は常套句を使うが、
実はセンスなどは誰しも鍛えて磨くことができる。

それこそ色んなものを聴く観る触る。
映画ならハリウッドに及ばずアングラなショート映画やポルノまで。
本なら古典、古文からエロ本まで。
音楽ならクラッシックからジャズフュージョンからインディーズのコミックバンドまで。

とにかく底の底まであらゆるモノを観て聴いて触っていけば、モノの形を掴むことはできる。
あとはその作品がどんなにつまらない作品だろうと「かならずある面白さ」を見つけることができる。
中途半端な外装の見かけに騙されることはなくなるだろう。
感覚の飽和状態といってもいい。大量のあらゆるジャンルの作品を観る聴くことによって視点のキャパが広がっているのである。
簡単に言えば、アニメしか観ない人にいきなりコヤニスカッティやプロスペローの本を見せたところで意味もわからず寝るのがオチである。


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マイケル・カルータ:Shes_leaving_home


センスがいいって何?と訊かれたら

「自分の選んだもの全てが良きセンス」と答えられたら人生は楽しい。

あなたは揺るぐことのない判断基準を手に入れたからだ。
なんだよ結局自分次第じゃん!と思うだろう。

しかし、感性は環境によって大きく変わっていくものだ。
2を見た人と100を知った人との知識見聞は大きく違う。
また、環境において人に感化されながら磨いてゆけるのも感性。
だからセンスがないという人は、ちゃんとモノを見てないのである。
そこら中にあふれまくっているモノを認識せずに通り過ぎているだけだ。
もちろん、教わらずとも洗練された感覚を持つ天才もいる。
だが、それらの人が必ずしも才能をあるべき場所で開花させるとは限らない。
デザイナーでなくてもデザインはできるし、センスのいいものは創ることができる。
そして判断される場所に己を置くことで感性は一層磨かれる。
センスがないと嘆く人は学ぶべきである。
形のいいものを見て触って舐めてみる。

…おっぱいの話じゃないよ。
あくまでセンスのお話。


cbvfgm,guyfmnr
ジャン・ポール・ゴルチエ:ハウス・クチュール/マーキュリー・ミュージックエンタテインメント


ともあれ人に判断されるセンスより自分の選んだセンスが絶対と言える自信。
それがその人のセンスであり最上の美観である。

自分はいつも「藤井」さんをテーマにブログを書いているが、
センスがいいねとも悪いとも言われない。

これもまた「藤井さん」という至極のテーマを選択している己のセンスであろう。
それをもちろん信じているし、最高にクールだと思ってもいる。

なんだかよくわからない内容またなってしまったが、もちろん全部中身の薄い責任のない発言なので切り捨てて頂いて構わない。所詮それだけのものである。

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『ムチャチョ―ある少年の革命』エマニュエル・ルパージュ


「結局…俺たちってバンド・デシネだよな、藤井さん」

「へ、へらちょんぺ!」


いいセンスだろう。ワイルドだろう?

テーマ : 雑記
ジャンル : ゲーム

プロフィール

凸

Author:凸
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生息地:都内在住
生業:印刷・ウェブ制作全般
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