スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スペース・スラング



スペース藤井は宇宙の藤井である。
そして彼は、下ネタハンターである。
聞いたこともない下ネタを生み出して、新種の下ネタと認められると報奨金がもらえるのだ。
それは、早い者勝ちがルール。
宇宙を旅して、誰よりも早く、誰も聞いたことのない下ネタを見つけるのが使命である。


民間小型宇宙船「もっこりーの」に乗って今日も宇宙を飛び回る藤井。

しかし、彼は貧乏だった。新しい下ネタが思い浮かばないし見つけられないである。
当然のこと実入りは皆無。アルバイトをしようにも星間パスポートの更新切れで雇ってもらえない。

宇宙船のローン、真性包茎の手術の請求、燃料代の遅延、星間ステーションの使用料金の督促…。
加えて、一発逆転とはりこんだガニメデ連邦公認のカジノで大負け。
こつこつ働いて返すにはすでに天文学的な借金である。

困窮に貧して藤井の精神状態は危うくなっていた。
藤井は船内モニターに映るアステロイドベルトを眺めながらつぶやいた。

「まんこ!」

もう、思考回路が焼き切れているらしい。
人はあらがえ切れない不幸に見舞われると意味不明な行動や言葉を発することがある。

食料はもうカップラーメン一個。
燃料ももう底をつきかけている。

藤井はまさに極限状態であった。
男一匹30歳半ば、働き盛りである。

しかし働けない、金がない、女もいない、飯もない、剥けてない。
毎日ボクついてない、金がない。

まさに地獄。この世の地獄。

しかし藤井の奥底に眠る生存本能が死ぬことを拒否した。

死んだらおしまいじゃんよ!と惰弱な精神に檄を入れる。
倉庫の奥底に眠る、いつか使うと決めた高級コンドーム。
ミクロン単位の薄さでプレミア品をギャラクシーオークションで買ったのだ。
あれを使うまでは死んでも死に切れない。

「仕方ない…。誰かに金借りるしかないじゃんよ」

藤井は、スターインテリジェンスサービスに繋いで、友人の地獄凸を呼び出した。
ビィンと音が鳴り、楠んだ色の正面モニターに、顎髭を生やした目つきの悪い男が映った。

「よぅ!久しぶり藤井さん」

「久しぶり凸さん。いきなりで悪いが頼みがあるじゃんよ」

「なんでも言ってくれよ。他ならぬ藤井さんの頼みだ」

「金貸して欲しいじゃんよ」


ぶっつん!と通信が切れてモニタはグレー画像になった。

「ですよね」

他にも数名無心をしたが結果は同じ。
何とも世知辛い宇宙である。

しかし藤井には全てが想定内だった。
人を頼ろうとした己を恥じて、仕方ないので生活保護受給を申請したがもちろんダメ。

さっき最後のカップラーメンを食ってしまった。
もうあるのは水しかない。

「地球の神戸牛がくいたひじゃんよ…」

昔、地球にいた頃に一度だけ食べた神戸牛。
脳裏によぎり舌の記憶をまさぐれど、出るのは乾いた唾液のみ。

「こうなったら…犯罪しかねえじゃんよ!」

人間、あまりに困窮すると安易な方向へ流れるものだ。
藤井とて例外ではない。

宇宙のタフガイと呼ばれた男も今はこれ。
一時期はテーブル一杯のコパカパーナに若い娘をはべらせて、葉巻は最高級のトルコ巻。
宇宙登録センター・エウドクソスに下ネタの数々を登録して稼ぎまくった栄光の日々。

そのダンディ藤井がいまや宇宙のならず者に落ちようとしている。

まぁ、超絶どーでもいいことだと読者は思うだろう。
それより、おっぱいを出せと思うかもしれない。

だが残念。

藤井は一言で言えば足フェチだ。
巨乳にはさして興味がなかった。

dvsbvsebveas


「とにかく、こうなったら通りかかった船を問答無用で襲ってやる」

藤井は外道に堕ちる覚悟を決めた。

このままでは、電気もなくなり、楽しみにしているアニメの再放送も観れない。

おあつらえ向きに、小型シャトルベースの船を視界に捉えた。

ここいらは、エウロパの中立区域だが星間パトロールの管轄区域から外れている。
海賊行為をするには唯一の区間である。

藤井は搭載しているIPミサイルを発射して威嚇した。

「おい!止まれそこの船。でないと次元遮断砲をくらわせるじゃんよ!」


もちろんそんな武器はなくハッタリである。藤井は忍者の末裔で、またの名を忍者ハッタリ君とも呼ばれていた。

相手の船は停船した。

交信を求める信号がコクピットに響く。

藤井は交渉してきたら、少しは仏心をだしてやろうと考えた。

「とにかく食料だな。さすがに殺しまではやらんけど」


交信相手の姿がモニタに映ると、藤井の顔が青ざめた。

「や、やる子…」

「おひさしぶりね。あなたに会うなんて。あれから何年 経ったのかしら?少しは私も 大人になったでしょう。あなたはいい人 できたでしょうね」

「その懐メロの歌詞そのままの台詞も変わってないじゃんよ…」


やる子は藤井と同級生で、10年前の恋人である。
浮気をして一方的に藤井がやる子を捨てたのである。

それ以来やる子とは会っていない。
まさにここで会ったが100年目だった。


「あの下ネタ宇宙皇帝とも呼ばれたあなたが海賊にまで堕ちるとはいい有様ね。まさに天罰が下ったのよ」

「た、頼む。もう2週間もまともな飯食ってないじゃんよ。食料だけでも分けてくれ」

「お・こ・と・わ・り。ここであなた宇宙の藻くずになりなさい。あたしの胸のつかえもこれでとれるってもんよ」

「あんときゃ悪かったじゃんよ…。俺のビックディックをまた食わせてやるから頼むよ頼む」

藤井は泣いて懇願したが、逆効果だった。
やる子はその言葉を聞いて顔を赤面させて激昂した。

「相変わらず下品で下劣な下ネタしか言えないのね。最低!餓死する前にあたしがとどめをさしてあげる!」

通信が一方的に遮断されて、シャトルから一筋の光線がもっこりーのに向かって飛んだ。


けたたましい爆音とともに、もっこりーのは粉々に砕け散った。

やる子はその残骸を眺めながら、一筋の涙を落とす。

「さようなら…あたしが愛した男」


シャトルはゆっくりと旋回してアンドロメダ方面へと消えていった。
あとにはもっこりーの残骸ともに静寂だけが残った。


かくして藤井は伝説となり、人々の記憶に生きる形骸となる。
彼の数々の功績を讃えて、スペース・スラングと名打った映画まで制作された。

「最後の下ネタ」という本も出版されミリオンセラーとなった。


地球。かっては日本と呼ばれた地に一人の老人がいた。
老人は椅子に座って少年に本を読んで語り聞かせている。


「どうじゃな…。これがワシの友人だった男の物語じゃよ」

「凸のおじいちゃん、藤井って人はどんな人だったの」

「うむ…。器の大きい男じゃった。そして悲しいくらい下ネタを愛した男であったよ。高潔なまでにな」

「魚に例えるとどんな感じ?」

「そうさなぁ…」

老人は遠い目をして沈む夕日を眺めながら言った。

「さしずめ…リュウグウノツカイじゃなぁ」

cbgh,jkdtxmnrxgj


老人の言葉を聞くと、少年はにっこり笑っていった。

「うわー!きめぇww」



【終】

スポンサーサイト

テーマ : 日記というか、雑記というか…
ジャンル : 日記

突発的なオンライン物語 僧兵居酒屋物語



沈む夕日にほーほけきょ。
暮れる甲府に灯が灯る。
帳が降りて表通りは慎ましくも少しだけ煌びやかに彩られる。

交易屋の親父が伸びをしながら、仕事の終わりを告げていた。
その向かいに僧兵居酒屋はある。

暖簾に「往生」と書いてある。
意味はよくわからないが、察するに往生するまで飲めということかもしれない。

龍尾凶助。
知人からはタツヲと呼ばれる僧兵くずれの男がその店をやっている。

タツヲは既に僧兵をやめている。やめてこの店をだした。
炭を掘りまくって腰を痛めて戦闘ができなくなった。
もう僧兵としての動きはできず、やれることと言えば踊り念仏と暴れん坊ぐらい。

タツヲは袈裟を脱いで、坊主をやめた。
脱サラである。

悔しい気持ちはある。やり残したこともあった。
しかし意外に清々しい思いだった。

もう、「極楽改だけよろ」とか言われなくてもすむ。
そして炭山で青だし一か月放置で頬を涙で濡らすこともないのだ。

タツヲは貯めた金で間取りは小さいが表通りに店も出せた。
ここから第二の人生を始めよう。
タツヲはそう決心したのである。

でもちょっと寂しいので猫を飼うことにした。
知人の番の猫から生まれたのを一匹ひきとった。

名をひたぎと名付ける。以来、ひたぎはタツヲの唯一の家族となる。
客もひたぎを可愛がりマスコットとなっていた。
寝る時にはいつも傍らにいて、就寝する時には「おやすみにゃん♡」と声をかけていた。
猫を飼ったことのある小生でも猫言葉を使っていたのでよくわかる。
それにしてもきもい。いいおっさんが猫語とか人に見られたら自殺ものである。

さてブランニューへビーズがかかる狭い店内。
仕込みをやりながらいそいそと動かす手が止まる。

客だ。

「らっしゃいー」

夕刻になると、暖簾をくぐって常連客が来る。


「ち〜〜っす」

「なんだ、お前か」

ちゃらい挨拶をして入ってきた若い衆。
鍛冶屋のカタソバと言う馴染みだ。

戦場では2垢で僧兵さくらと言う上杉側では忌み嫌われた通り名を持つ。
レスキルの達人であった。

何かとタツヲを兄貴のように慕っている。
タツヲも多少疎ましくは感じつつも、弟のように懇意にしていた。


「タツヲさん、今日何がおすすめ?」

「んー、今日は僧兵の炭火焼きの炙り肉とぶりの極楽煮だな」

「じゃそれちょーだい。後、酒ね」

「あいよー」

手際よく味噌をつけた肉を置いて内輪で扇ぎ、片方でブリ煮が入った鍋に火をつけた。
棚に置かれた一升瓶から銚子に酒を注いで猪口を出す。

一杯目はタツヲが猪口に注いでやった。
こぼれそうになるくらい勢いよく注ぐ。

「おっととと、もったいない」

カタソバが急いで猪口を口に運ぶ。
ぐいっと飲み干すと後は手酌でつぎたしはじめた。

「へへへ…。この一杯のために仕事をしてるようなもんすねぇ」

「今日は早いな」

「今週はまぁ早上がりできますけど、来週から糞みたいに忙しいでやんす」

「忙しいのはいいことだ。忙しくないのが一番困るだろ」

「えー、嫌っすよ。残業ばっかで身体が持ちませんよ」

「PGの仕事なんざ当たり前に残業するだろ」

「去年の残業時間は50時間くらいっすよ。それでも多い」

「あほかおめー」


カタソバは頭を掻きむしりながら、ため息をついた。

「ああ、嫌だなぁ。来週がこなけりゃいいのに」

そう言いながら、今度は舐めるようにちびちび酒をすすっている。
タツヲは呆れ顔をしながら、炙り肉を皿に乗せて出した。

カタソバは目の前に置かれた炙り肉を見ながら怪訝な顔をしている。

「なんだよ。どうした」

「タツヲさん、これ炭火の炙り肉っすよね」

「んだ」

「タツヲさんが掘った炭っすよね」

「もちろんそうだ」

「僧兵の涙にぬれた炭…。この肉、しょっぱそう…」

「泣かすぞこの野郎」

そう言いながらも目は笑っている。
いつものやり取りだ。

タツヲはふと遠い昔を思い出した。

炭山にこもってスクワットを続けた日々。
まるでボクサーが減量をするかのようなストイックな日々。

炭だけたまって知人は増えず。それが昔の僧兵の宿命だった。
おいしい狩りには誘ってもらえずボス戦なんかは極楽と往生。

今でこそ僧兵はオールマイティな立ち位置にはなってはいるが、
風雪の時代を過ごしてきた僧兵などほとんどいなくなっている。
かくいう、自分ももう僧兵ですらないわけだが。

タツヲは在りし日の回想に目頭が熱くなった。

「あれぇ?タツヲさん泣いてるの?」

様子を見ていたカタソバが声をあげた。
知らないうちに泣いていたようだ。
最近、なぜか涙腺が弱くなって来ている。
ちんぽも硬度が下がっているし、現役を退いて確実にやわになっているようだ。

タツヲは涙をふきながら怒鳴る。

「なっ、泣いてねぇ!これは汗だ汗」

そう誤摩化した。まだ自分の中にはくすぶったものがあるようだった。

しばらくすると、暖簾をくぐってきた客がある。

知人の織田の藤川みさおだった。
みさおはいつも暖簾を少しめくりながら、中の様子を確認して入ってくる。

客が多いのが苦手らしい。
タツヲの店にくるのは決まって織田の会議が終わった後である。

「もー最悪!!」

いきりたちながらカタソバと一つ席を開けて座った。

また…会議でやらかしたか。
タツヲは毎度のことながら国政にここまで必死になれることに感心する。

「またトラブルでもおこしたかい」

タツヲは苦笑しながらおしぼりを渡す。

みさおは、眉間に皺を寄せながら鼻息を荒くしている。

「ちょっと!トラブルってあたしは関係ないわよ。一方的に絡まれたの!」

「まぁ…いつもそーいってないか」

「なんでこう、いつもいつもあたしばかり;嫌になっちゃう」


みさおは、うんざりしながら「お酒!」と 叫んだ。
こりゃまた朝駆けコースか…とタツヲはうんざりした。

みさおは、とにかく狩りやクエより会議である。
1に会議2に会議、34がなくても5に会議。
とにかく会議の鬼であった。それも織田の会議に限られているが、とにかく織田を愛しまくっている。

以前、武田が天下統一をした時に、ひらめいてる旗を見て泣いた。
なぜ、あれが織田の旗ではないのかと悔しい気持ちで眺めていた。

織田のためなら死ねる。
そんな女である。

タツヲには到底考えられないが、確かに自分も所属するのは武田以外は考えられない。
そう考えてみると、自分にも一辺の帰属意識があるということだ。

カタソバがそんなみさおに声をかけた。

「みさお姉さん。まぁ落ち着いて。そんな興奮してると更年期障害かと思われるってばよ」

空気が凍った。
コンマ数秒のエクスタシー。カタソバの言葉がディメンション・フリーズを起させた。

みさおは、ゆっくりとカタソバを見ると、ニッコリと邪悪な笑顔でカタソバを睨んだ。

「ソバさん、いっぺん死んで見る?っていうか死んで!いますぐ死ね」

「俺死なないっすよ。俺つえぇっすよ!」

「うるせーバカ死ね二度としゃべんな!」

「ひどい…;」

意気消沈しているカタソバは小さく肩をすぼめて煮付けをつまみだした。


タツヲは触らぬみさおに祟りなし。
触らぬちんぽに藤井あり。

とにかく反論すると10倍になって帰ってくるので、黙って聞き流すのが懸命である。

みさおに酒を出してやると、みさおは勢い良く煽った。

「だいたいねぇ…」

でた。毎度恒例のみさおの弁舌が始まる。
もうパチのAKBの重力シンパシータイムのようなものである。

「なぁ〜〜んで毎回毎回あたしが悪者になってんのよ。ねぇ、タツヲさんおかしいっしょ!」

「そりゃぁ、みさおさんだからじゃないの」

「なにそれ!」

「絡みやすいんだろう。そーいうキャラしてるし」

「理不尽だわ、不愉快だわ、テルマエロマエだわ」

「最後のはよくわからんけど、ゲーム内のプレイヤー間討議なんて理不尽なものさ」

「はっ、もしかして…」

みさおは何かに気がついたように口をおさえた。


「なんだね」

「その…ほら、あたしに気があるから絡んでくるとか…。男の子ってそうじゃない?気がある子をついついいじめちゃうみたいな」

みさおはそう言って頬を赤らめた。

「……」


タツヲとカタソバは無言で下を向いている。

「たぶん…今頃あたしの名前を叫んで泣いてるのかも…」

想像した。

タツヲは想像した。

みさおに絡んで?叫んでいる男の顔を。

dauon


「ねーよwww」

タツヲはぽつりと言うと我慢しきれず爆笑した。
カタソバと一緒に腹を抱えて大爆笑した。

その夜、タツヲとカタソバはみさおに顎を砕かれた。

二人ともに全治一か月であったという。


【おちまい】

テーマ : 日記というか、雑記というか…
ジャンル : 日記

ピッピコピッピコ動くぞ




土曜に新年会をかねた麻雀をやる。

タツヲが引越するとか、カタソバが今週から糞忙しくなるとか、凱さんが相変わらず忙しいとか。
そんな世間話をしながら打つ。

そんな会話を抜粋して紹介しよう。

俺「タツヲ、お前引越か」

タツヲ「うん、もう決定した」

俺「猫は?」

タツヲ「ついてこない」

カタソバ「猫ぉ?タツヲさんにはまだ早いっすよ(苦笑)」

タツヲ「なんでよ」

カタソバ「だって生き物ですよ。養うってことっすよ。タツヲさんにはまだ無理じゃないすか」

タツヲ「おめーにいわれたくねーYO!」

カタソバ「ふひひwじゃあ…リーチですよっと」

俺、タツヲ、凱「うわっ!うぜぇこいつ;」

カタソバ「ふひひ、それロンです(ドヤ顔」

タツヲ「しね!」


というわけである。
カタソバがことあるごとにタツヲにじゃれるので見ていて面白い。
兄弟みたいに見える。

しかし月曜はだるいなー。先週は糞みたいに仕事が忙しかったし。
今週はまぁ少しのんびりで気が楽。

ブログの更新頻度と仕事の忙しさは比例します。察してください。


SSもそろそろ終わらせんとなー。
藤井仕掛けの俺んちに取りかかれない。

んじゃ、まぁ今週もピッピコピッピコいきますか。

テーマ : 日記というか、雑記というか…
ジャンル : 日記

ネットゲームで3つの戦い



ログイン画面が表示されるのが待ちきれない。

ネットゲームに一度でもハマった経験がある人なら誰しもそんな経験があるだろう。
浮き世を忘れて己がなりたいものになれる時。
冒険、ロマン、そして出会いが待つ世界。

それがオンラインMMO RPGの魅力だ。
信オンもそんなMMO RPGのひとつであるが戦国が舞台の国産ゲームは当時はめずらしかったのだ。

藤井さんは信オンにハマって12年。いまだに現役で頑張る漢だ。
初期の烈風鯖の今川を影から操っていたフィクサー。
彼が纏うオーラは闇そのものである。

藤井さんは当初から有名人であった。
烈風初期の晒し板を紐解くと、必ずと言っていいほど名前が挙る。
一方でこれまたさらし常連であったのはF様ことふぇいふぇいだった。
歯に衣着せないブログは人気もあったが同時に多くの敵も作った。

ネットゲームは、ゲーム内だけが戦いではない。
ブログやmix、公式掲示板、2chなどでのロビー活動もまたひとつの戦いである。印象操作という奴だ(ほんまかいな)。
合戦などで武功をあげる英傑達のように、この二人もまた2ch晒し版にはかかせない英雄となった。
東に藤井あれば西にFありと当時は唄われたものである。

この二人性格はまったく似ていない。
しかしひとつだけ二人には共通するものがあった。


それは絶対なる帰属意識。

愛国心である。

藤井さんは、今川を愛した。
ふぇいふぇいは雑賀を愛した。

国を愛して積極的に関わっていく姿勢。
この一転においては、ふたりは国違えど志同じくした同士であったとも言える。

たかがゲームと言えど、やはり自分が仕えた国。
俺もそれほどの帰属意識は高くはないと思うが、やはり武田の紋は捨てられなかった。
武田が好きかと言われれば、やはり好きだと答えよう。
もちろん、自分が愛したかっての武田はもうないのだが、それでもやはり武田の紋を見ると懐かしい。


信オンにおける戦いは3つだ。

まず、 ①他国との戦い
そして、②国政に関わる自国の同士との戦い
最後は ③2chとの戦い

である。

①は合戦で名を挙げて有名になる
②は手腕をふるって、内部での影響力を強めていく
③晒しに張り付いて気に入らない奴をねつ造で片っ端から晒していく

まさに戦国だ。一時も休まることがない。

しかし一番厄介なのが、②である。
最も人とのトラブルが起きやすい。

人それぞれの考え方が、同一方向を向くわけがないからである。

ていのいい挙手性は匿名性がない上に、民主的に見える多数決は少数の反対意見を黙殺する。
その上、顔が見えないチャットでのやりとりは、おのずと表現力の限界が出て来てしまう。
勘違い、行き違い、押し付け、放棄、欺瞞、怨執…

ゲームの中のがリアルよりシビアだ。

一生懸命に国のために戦っている。同士のために頑張っている。でも誰もわかってはくれない。
普段は言われもしない暴言・中傷も平気で飛び交う。
いつの時代も勇者は孤独である。絶対なる正義は一人で立たなければならない。
誰かにすがる正義などないのだ。

折れそうになる。心が折れそうになる。
いっそやめてしまえば─

楽になる。楽だろう。
ぐっとその言葉を飲み込む。


しかし─

ここである。

ここを乗り切れば、ネットゲームの可能性はもっと広がっていく。
あきらめたらそこで─自演度だ。

ネットゲームはここからが面白いところなのだ。
緩やかに腐っていく人格を客観視できるようになったら勝ちだ。

藤井さんもふぇいも、かってこの試練を超えてその一線を超えて扉を開いたのである。

藤井さんは、心理を悟った時、自分の一物を握りしめて天に向かって「性剣エクスカリバー!」と叫んだ。
以来、インポになり賢者となった。菩薩のような相になった。
悟りを得たのだ。

そう、つきぬければいいのだ。
何がしたいのか、どこへいきたいのか。

それは自分が決めるしかない。

若さの秘訣かい?
悔やまないことさ。

と、性懲りもなく織田の会議で晒されてる、みさおさんに今度言ってやるか。

しかし─
歳をとるごとに元気が増してるなあの人は。
大したもんだ(笑)。

テーマ : オンラインゲーム
ジャンル : オンラインゲーム

大寒金柑サムゲタン



今週のビックリドッキリ。

あ〜〜〜;だる。寒いので風邪引きました。
だいぶ良くなったけど、まだまだ本調子ではない。
ああだるす。ぐしゅぐしゅ。

先日、大阪のガガッチから電話きて、現在ネットゲームは何もしてないぞーとのこと。
やっぱ歳だな、やる気が起こらんとか言ってたが、年々あらゆることにモチベが低下するのはしょうがない。
ネットゲームももうだるいよな。さすがに。若けりゃまだまだ現役でびんびんだっただろうけど、さすがにダメだ。

歳くうと無性に自然が愛おしい。俺も例外にもれず愛おしい。
亡くなった知人も飲むとしきりに言ってたっけ。
でも、おっぱいは相変わらずいとおかし。関係ねーか。

田舎で幼少は農家の大地主のでかい借家住まいだったので、逆に子どもの頃は田舎がとてつもなく嫌だった。
自然はいっぱい。しかし虫は多いわ、臭いわ、古いわ。
そんな古い作りの借家は、母屋もでかく共用の庭で三角ベースができるほど広く、牛、豚、鶏がいて、あたりは一面畑。
親戚や知人が遠方からよく来たが、皆一様に驚いていたものだ。車なんざ10台以上停めれたし。
家の下に下ると竹やぶと川があり、山も近い。遠いのは海くらいなもんである。

長男、妹、弟は県立の農業高校で俺もいかされるとこだったが、断固拒否して普通の県立高校へ。
アニメで銀の匙なんかを見て、「ああ、俺も農業高校へいけばよかったかな」とちょっと思ったりする。
飯がうまそうなだけなんだけどね。

実際の農業なんざ、目の前で大家が1年365日泥だらけになって働いてるとこ見てるから、俺にはとてもできねー。
身体が資本だから頑健な身体とねっちこい神経質さ、あと勤勉さがなと無理。あっても災害にやられたらはいおじゃん。

あの頃は、泥だらけで働いているあの人たちを見て、農家だけは嫌だと思ってた。
とにかく、すげえ豪邸にすんでて金持ちなのに大家夫婦はドケチだった。
いまにして思えば、赤の他人に無償で施しをするような百姓なんざいないわけだが。百姓は金にシビアだし。
朝は早いし嵐の夜も見回りしたり、とにかくよく働いていた。汗水たらして稼いだ金をおいそれと他人に渡す奴はいねぇか。
その大家も息子が結婚して歯医者を開業するも、嫁に金を持ち逃げされるわ、おばさんは事故で頭を打って脳梗塞だわ、おやじさんは逝去するわで、一生懸命働いて来て最後はそれかという感じなわけだが。

でも、野菜とかうまかったのは覚えてる。キュウリやトマトや大根、白菜、水瓜にカボチャに茄子にピーマン。
なんでも作ってたっけ。よくよく考えてみればあの人らはすげぇスキル持ってたんだ。
庭ではでっかい豚の去勢をやったり脱穀したり。
手はごつごつして岩みたいに固く土の色がこびりついていた。今でこあれこそ働く人の手だと思うわけだが、当時はガキだしわからんかった。何十年も土と格闘してきた証だったのであるね。
だから憧れとかで、農業やるとか無理なのは誰よりも知っている。だから百姓はすげぇだなとこっちに来てから思うようになった。あの頃の田舎は「思い出ぽろぽろ」まんまだったよまじでまじ。

もう声は届かないけれど、ここで大家さんたちに謝っておこう。
畑を悪ガキどもと荒らしてごめんなさい。牛をからかって角をぶちおってごめんなさい。野球をやって小屋のぼろぼろにしてごめんなさい。竹薮の竹を切りまくってごめんなさい。
ガキの頃のことだが、非常に申し訳なく思う。思えばほんと悪いガキだったなぁ。反省してまーす。

ま、それはもういいとして、とにかく風邪をひいたらサムゲタンと思っていたが、作るのだりーからやめた。
味噌汁で十分である。

さて、俺も信オンどころかネトゲ、いやオフゲーすらやってない。
たまにやるのはスマホのアプリで暇つぶし程度。
信オンとかどうなってるんかな。
ログ・ホライズンとか見て、ああ、信でもあったなぁこーいうのとか感慨深げに見たりするが、今じゃすっかり隠遁生活。信2がでたら復帰も考えるが、当分なさげたんね。凸かなちぃ。

じゃ何やってるのかと言われれば、自分探しの旅に決まってるじゃんよと答えるダンディ、サンディ、ベルダンディー。
今年はWCもあるし、いいともも終わるし、色々節目の年になりそうである。
とりあえず旅計画を進めよう。

ほいじゃ。ぐすぐす。

テーマ : オンラインゲーム
ジャンル : オンラインゲーム

信オン 三浦を訪ねて三千⑯




抜首村への道のりは思いのほか時間がかかった。
既に日が暮れかかっている。

山裾の広がる原生林を背に、ひっそりと集まっている集落。
それが抜首村だった。

戦火が及んでいないと見えてシダなどの長寿の高木も多い。
道すがらの雑木林などを見ても、手つかずでそのまま残っている。

わらぶきの祖末な民家が4〜5ほど見える。
見るからに”外れた村”であった。

「しけ…まくってんな」

凸は、ため息を漏らすように吐き出した。

さすがにこれでは、まともな宿屋などはないだろう。
下手するとそこらの社か、馬小屋で寝るしかないかもしれん。
晩飯などは期待できそうもない。

「でも灯りがついてる家はあるねえ…。宿屋はなさそう」

「おじちゃんハンバーグ食べれるのん?」

「……運がよけりゃな。なんとかなんだろ」


3人は、目についた一番大きな門構えの民家の戸を叩くことにした。
とりあえず、一晩の塒を確保しとく算段だ。


「はい、はい!にぃに、ここはあたしにまかしてちょんまげ!」

「いいけど、なんでそんなにはりきってる」

「ほら、にぃにの人相だと山賊に間違われかねないし〜。あたしのような可憐な乙女が泊めて〜ん♡と言った方が、何かと心証もいいしサービスがよくなるかもでしょ?」

「俺の人相、そんなに悪いかなぁ…。まぁ男よりは女が茶をつぐほうが気が利いてるとは言うが」

「まぁあたしにまかしとき!」

「かずはたん!頑張るのん」

美代に応援されて、かずはは戸を叩いて家人に問いかけた。

「もしもし、旅のものです。申し訳ないのですが一晩宿をお借りできないでしょうか?」


柄にもない猫なで声を出しながら、すがるよう頼み込む。

すると、引き戸が開いて一人の老人が出て来た。
片手に柄杓を持っている。
小柄だが、人相が悪く片目がつぶれていた。
70歳を過ぎているだろうその身体に似合わず、目には力強さがみなぎっている。

その老人の迫力に圧され、かずははあわてた。

「あっ、あの…怪しいものではありません。一晩宿を…」

ビシャッ!!

老人はかずはの言葉が終わるのも聞かずに、柄杓に汲んである水をかずはにぶちまけた。
かずははいきなりに冷水を浴びせられて固まった。

「……!?」

「帰れ。馬鹿」

老人は投げ捨てるように悪態をついて、戸をぴしゃりと閉めてしまった。


戸の前に、濡れ鼠になってただ立ちすくむかずは。

凸は、自信満々で特攻していった先ほどのギャップに抱腹寸前である。

「っ…くっ…」

美代は哀れむ目でかずはを見ている。

その様子がとてつもなくシュールでユーモラスだった。
さすがにこれは笑ってはいけない。人として笑えない。
しかし、笑ってはいけないという枷ができると人は何でもないことで笑いをこぼしてしまう。

必死で笑いをこらえる凸を尻目にかずはは無言立ちすくんでいる。

ようやく戸口から離れたかと思うと、ごそごそと荷物の中から黒くて丸いものを取り出した。

なんと大きな炸裂弾である。
吹っ飛ばす気だ!こいつまじだ。

凸はさすがにあせり、導線に火をつけて炸裂弾を投げ込もうとしているかずはから炸裂弾を取り上げて火を消した。

「やめろバカ。家ごと吹っ飛ばす気か!」

「わーーん;;返せー!あの糞じじいぶっ殺ーす!!舐めやがってしちりん風情がよー」

「落ち着けって。ここで騒ぎを起こしても始まらん。それにジジイを吹っ飛ばしてもお前の体重は軽くならんぞ」

「体重かんけねーぇし!とにかく許せない許せない!乙女の顔に水をかけるとか;ありえねー」

「誰が乙女だ…。いい加減そのMY設定やめろ。お前はサイボーグ黒ちゃんか」

「うっさい、女は一生夢見る乙女だょ!」

「だょ!じゃねえよ。いいから落ち着け、ほら美代も見てるし」


かずははハッとして美代を見た。
美代は悲しそうな顔をしてかずはを見ている。

「美代ちゃん…うう;」

かずはは美代にすがるように抱きついた。
これではどっちが歳上だがわからない。

プライドを見知らぬじじいに傷つけられたかずは。
しかし、そのかずはを優しく抱きしめて慰める美代。

「かずはたん、気にしないのん。あとでドラ焼きをあげるから元気だすのん」

「美代ちゃん…ありがとうね。ごめんね、こんな……!って、まだドラえもんの設定続いとんのかい!」

「うち、わかったん!かずはたんは、太ってるんじゃないのんな。人よりちょっと体格がいいだけなんよね」

「いや、それ北斗の拳の雑魚の台詞だから…もうやめてぇ;」


かずははすっかりいじけてしまった。
こうなると、当分だめだ。

とにかく早く宿を確保しないと。

凸はさきほどの家のはす向かいの民家の戸を叩いた。

するすると戸が開いた。
出て来たのは、血色の良い品の良さそうな老婆である。

「すまん。旅の者だが一晩夜露をしのがせて頂きたい」

丁寧に頭を下げると、老婆はにっこり笑って家に凸たちを招きいれた。
先ほどの老人とは大違いなので、いささか面食らったが、ありがたいことには違いない。

礼を言いながら、土間に足を入れた。
家の中は正面に囲炉裏があり、鉄鍋が天井の釣り金にかかっている。
質素ながらも掃除も行きとどいていて綺麗だった。

「まぁまぁ。お客様なんてほんと久しぶりじゃ。よう来なすった」

「突然すまんな。旅の途中だが子ども連れで足がなかなか伸びなくてのう」

「いえいえ。ここいらなぞは旅の人が訪れるのもまれでして…。おやまぁ、めんこい子もいらっしゃる」


老婆はそう言うと、美代を見ながら微笑んだ。

美代は笑いもせずに、ささっとかずはの影に逃げ込んだ

おかしいな、と凸は思った。
誰にでもなついて人なっつこい美代が、こんな温厚そうな老婆を遠ざけている。

「あらあら。恥ずかしいのかえお嬢ちゃん。ほほほ…」

そう言って老婆は静かに笑った。


凸は部屋の隅に陣取り、胡座をかいて老婆の所作を見守っている。
かずはと美代は囲炉裏のそばで手をだしながらぬくんでいた。

老婆は鍋に水を入れて囲炉裏にかけ、台所で野菜を切っているようだ。
リズムよく包丁のリズムがまな板を叩く。

「おなか減ったぁ」

かずははさっきのトラブルでかなり体力を消耗したようだった。

「うちも減ったのん」

「ほほほ。若い人は元気だねぇ。いますぐ夕飯の支度をしますんで少々待っていてくださいな」

「世話をかけるな婆さん」

いえいえと言いながら、ゆっくりと台所へ向かう。
美代もはしっこく手伝おうと老婆に近づくが、いいから休んでなさいと言われて、仕方なく囲炉裏の前に戻った。


凸は荷物から小さな箱を取り出した。
中にはパックされたレトルトのハンバーグがいくつか入っている。
店で出しているものを非常食として持ってきていたのである。

それを老婆のところに持っていき、これを調理してくれんかと頼んだ。
老婆は「へぇへぇ」と快く快諾してくれた。


料理の支度ができると、囲炉裏を囲んで4人は座った。

鍋には、味噌で煮た大根や白菜キノコなどの野菜と、さきほど渡したハンバーグの身が入っている。
椀を渡されると、ぷ〜んといい匂いが鼻を刺激してきた。

「いただきます」

それぞれ手を合わせて、椀の汁を啜る。炊かれた麦飯も美味い。

凸は箸を置いて老婆に問いかけた。

「婆さん、ひとつ聞きたいんだが」

「あい。なんでしょう」

「向かいの爺さんに一晩宿を貸してくれと言ったら、水をぶっかけられたんだが…あの爺さんは人嫌いなのかね」

「ああ、源三さん…。あの人は昔、泊めた旅人に襲われたんです」

「ほぅ、それはまた…」

「以来すっかり人を信用しなくなりました…。以前は誰からも好かれる優しい人であったのに」

「この村に若いものは?」

「いやしません。若い人は西に東に稼ぎを求めて出て行きます。ここはもう10人程度の老いぼれしかおりません」

「ふむ…」

かずはと美代は一心不乱に箸を動かしている。

「しっかし…豚みてぇによく食うなぁお前は…」

凸がかずはの食いっぷりを呆れて見ている。

「もぐもぐ…、ごくっ…。ぶ、豚じゃない!」

「それでよく戦闘とかできるなお前」

「へへーん。エネルギー代謝率が高いこの身体。お父さんお母さんありがとう!丈夫な身体にありがとう」

「というより鋼鉄の胃袋だな。あらゆるものを咀嚼するブラックホール…っ!?」


その瞬間、凸の動きが止まった。
かずはの右手が凸の腹にめり込んでいる。

ストマッククロー。胃袋のあたりをワシ掴みにする地獄の禁じて。
かずはが相手を黙らせるときの必殺技だ。
しかも相当の握力がないと効果はないのだが、まるで万力のように凸の胃袋を締め付けてくる。
恐ろしい握力だった。

「ぐっ……おい、やめろ…」

凸の顔が苦悶に歪んでいる。

かずはは素知らぬ顔で、右手に力を込め続けている。

「わるかった;すまん、もう言わない…」

顔色が青くなり、脂汗が浮いてくると、ようやくかずはの右手から解放された。

「はぁ;はぁ…殺すきかっ」

息も絶え絶えに、手をついて息を吐き出している。
かずはは涼しい顔で椀を啜っている。何事かあらんやといったていである。

「あらぁ、にぃに様。どうかいたしまして?ほほほ…」

「ぐっ;野郎…」


かずはは、メインが薬師であるのに真紅内でも屈指の怪力を持つ女だ。
全米アームレスリングの優勝者の腕を叩きおったこともあるのだ。

凸は見かけは無頼に見えて、虚弱体質である。
喧嘩をまともにしたら、ふるぼっこにされるのは凸のほうであった。

「あまり調子に乗ると…本当に埋めるわよ」

かずははにこやかに笑いながら、サラッと怖いことを言った。

「ごめんなさい…調子こいていました;」

凸は素直に謝った。さすがにまじぎれされたら、命に関わる。
しかし、信オンの女は豪傑が多いものだ。男はみな情けない。

「わかればいいのよん。にぃに♡さ、食べよ食べよ」

老婆は騒ぐでもなくニコニコ笑っていた。


騒がしい食事がすんでお茶が出された。

「ふぅ…。お婆さんごちそうさま〜ん」

腹が丸く膨らんだかずはは、腹をさすりながら礼を言う。
お粗末様でしたと洗い物をかたそうとしたが、洗い物はあたしがやるからとかずはが老婆を制した。
美代も一緒に手伝うらしい。

その二人を見ながら、老婆は懐かしそうに目を細めている。

「今日はほんに楽しい日。こんな賑やかなのはいつ以来じゃろう」

「婆さん、旦那は?」

「10年ほど前に流行で亡くなりましたがね。息子は戦でなくしました。以来、一人きりですじゃ」

「とは言ってもまだ周りに知人はいるだろう」


老婆はいやいやとかぶりを振った。

「ここいらに残ってる衆はよう馴れ合わん。老い先短い命じゃもの。死ぬ時は結局一人だで」

「さみしくはないのかの。その…ひとりで」

凸がそう言うと、老婆は朗らかに笑う。

「なぁにがよ。ここまで生きてこれただけでも御の字ですじゃ。犬や猫でも今さら余計な連れ合いなど無用さね」

「ふぅむ」

「お侍様。武田の人じゃないかね」


凸はぎくっとした。なぜわかる?甲斐訛りもそう強くはないはずだが。

「ああ。いかにも」

凸がそう答えると、老婆はすくっと立って、古びた箪笥から巻物を出して来た。

「お侍様。これを……」

差し出した緑色の巻物。

「これは……」

その巻物に記されていた文言を読みながら凸は驚嘆した。

「こ、こりゃえらいことだぞ、かずはっ!!これが真実なら武田は、武田は…」


思わず、叫んでかずはを見た。驚天動地のうろたえようであった。

─しかし


「きゅるきゅる…すぴぴぴ…」


かずはは、美代と寄り添うように既に寝ていた。
その寝顔は安らかなアンパンマンに似てまんまるだった。

【つづーくー】


テーマ : 日記というか、雑記というか…
ジャンル : 日記

信オン 三浦を訪ねて三千里⑮




美代に丸いおばちゃんと呼ばれたかずは。

そも、丸いというと星のカーヴィかドラえもん。
どっちかというと、かずははドラえもんか。

凸はすかさず美代を叱咤する。

「これっ、美代。これは俺の妹分のかずはだ。丸いとか言うな!」

「ごめんなさいなのん。じゃあ、ドラえもんのおばちゃんでいい?」

「まぁ、それならいっかー」

「いいわけ・ねーだろっ!!」

会話を聞いていたかずはは、ポテチを放り出して激昂した。

鼻息荒く怒髪天をつくといった具合いに顔が般若の形相である。
普段のおっとりした柔和な顔が鬼に変貌している。

「あたしは、ぽっちゃり系のハニーバニーだもん!誰かドラえもんかっ」

そう言って美代を睨みつけるが、美代はまったく動じない。
壊れたオモチャを見るような風でクスクスと笑っている。

「まぁまぁ。童のいうことだ、捨て置けよ。じゃあ、星のカーヴィにしといてやるから」

vdsfhbdryjtd


「変わらねーし!不愉快です」

「面白いおばちゃんなのん」

「だろう?面白いんだこのおばちゃん」

「きぃっ!にぃに、何なのこの子はっ!」

かずはは地団駄踏んで悔しがっている。
しかし美代はかずはを気に入ったようである。

母親のこともほとんど知らない美代には、かずはぐらいの歳の女性は母親の面影を重ねるのかもしれない。

しばらくしすると、かずはの怒りも収まったので、ここまでの事情をかいつまんで話した。


「へぇ〜、三浦兄さんの娘ねぇ…。にわかには信じがたいけど」

「あいつもゲイ疑惑があったが、やることはやってたということだな」

「ふぅん。でも奇麗な娘さんねぇ。奥さんが相当器量よしだったのかしら」

「ま、そうかもな。もう亡くなっているとのことだが」

「あらま!それは可哀想に…。美代ちゃん、さみしかったらお姉さんに甘えていいのよ」

言うが早いか、かずはは膝をついて美代を抱きしめた。

しかし美代は、かずはのたっぷり肉のついた体躯に圧迫されて苦しがっている。

「お、おばちゃん、く、苦しいのん…」

胸の肉で窒息しかねない。美代はいやいやをしながら、かずはの腕から逃れる。

「まぁ!おばちゃんじゃなくかずはたんと呼んでよ。それにあたしはちょっとぽっちゃりしてるだけで丸くはないわよ」

「わかったのん、でね、かずはたん、お願いがあるのん」

「あら、何かしら?」

「ポケットから、どこでもドアを出して欲しいのん!」

「……(#^ω^)いいこと、美代ちゃん。あたしはドラえもんじゃないのよ?わかる?わかってくれる?」

vfdsbnjhktds


かずは顔を真っ赤にして美代の両肩を掴んでガクガクと揺すった。

「いい加減にしないと風穴あけるわよっ!」

また顔が真っ赤だ。まるでレスった内容が看破されたネラーのようにファビよってる。
名前が不動なのに、ちっとも不動ではない。
しかし、かずはは都合の悪いことはすぐ忘れるので、問題はないか。

それにしても美代は気に入った者には、かなりきつい冗談をかます癖がある。
それだけ、かずはを気に入ったというところだ。
凸は見ていて面白いけどなと思ったが、そろそろ足を速めないと日が暮れる。

「おい、とにかくそれまでにしとけ。俺たちは先を急ぐんだ」

そう凸に嗜められると、かずははぶつぶつ悪態をつきながら立ち上がった。

「かずは、ところでお前は何でこんなとこにいるんだ」

「名古屋に行った帰りよん。 噂の三浦兄さんに会って頼んでいたものを受け取りにいったんす」

「え?まじか」

「まじよまじ。で、もらったのがこれ〜」

かずはは、背負っていた長物の袋から銃を取り出した。

「おっ!これは今どき噂の国友銃じゃねえか」

「へへぇ。いいでしょ。三浦兄さんに前から頼んでいたのよ」

「しかし…国友銃は他国への持ち出し御法度になってるはずだぞ。しかもお前、鉄鍛冶いねえじゃん」

「ふふふ。これレプリカなの。お守り用の飾り銃なのよん」

「ほう、どれどれ…あっ!銘が斬さんになってる」

「レプリカとは言え、さすがに本物と同じ作りだからねえ。斬さんは国友鉄砲の鍛冶だから、兄さんが頼み込んでつくってもらったらし」

「へぇぇ。いいなぁ。売ればレプリカでも相当な値がつくぞそれ」

「うん。でもうらにゃ〜い。家宝にするんだもん〜」

「なるほどねぇ…。で、三浦の奴はどうだった。相変わらずの様子だったかよ」

「うん〜、相変わらずと言いたいとこだけど…」

「なんだよ」

「ちょっと、色々あるというか…話が長くなるわねん」


それならと、凸はかずはに一緒に抜首村に行かないかと誘った。
急ぐ旅でもないなら、美代のお守りもしてもらえそうだしちょうどいい。
宿をみつけて、仔細をゆっくり聞かせてくれと頼んでみる。

「いいにょん。どうせ予定はないしおなか減ったし」

「おめーまだ食うのかよ…」

「それがなくて、何がこの世の楽しさか、ですよ!」

「うわっ!あたしの体重おもすぎっ!ってことにならんようにな」

「うわーー;乙女に向かって言いやがったね、にぃに!馬鹿なの死ぬの!?」

そんなやりとりを見ていた美代は、かずはも帯同するとわかって、喜んでいるようだった。
やはり歳は離れていても同性のほうが気安いし、多い方が安心もできるのだろう。
タツヲたちがいた時は、結構にぎやかだったから二人になって寂しくなったのもあるのだろう。
嬉々として手を繋いで村への道を歩き出している。

にしても…三浦の様子が気になる。
かずはから三浦の様子は大方聞けるだろうし、確実に名古屋にいることは判明した。

まずは、村に行ってあることを確かめる必要がある。
あることとは何なのか。
宿命の歯車は回りだす。螺旋の回廊のように歪な音を立てて。

なーんちゃってシリアスにはなりません。


それではまた次回の講釈にて。

【続くざます】

テーマ : 日記というか、雑記というか…
ジャンル : 日記

信オン 三浦を訪ねて三千里⑭



関所を突破してはや五日が経っている。
凸と美代はいまだ名古屋目指して旅の空にある。

「──しかし」

そう言って言葉を区切り、美代を見る。

美代は元気に道ばたの草などをからかいながら、くるくると動き回っている。

「いい加減めんどくさくなってきたな…。そもそも名古屋って日本の特異点だろ。なんで三浦は名古屋なんぞに行ったのか…」

しかし空を見上げてぼやいてみても始まらない。そもそもぶらり途中下車の旅気分で出て来たものだが、妙な連れあいもできて無茶もできない。独り身の気軽さが失われて女も呼べない。

そんな美代に情が移りつつあるのも確かだった。
それを認めるのがどうにもくすぐったい。

あんとき俺も所帯持ってりゃ、今頃、美代より大きな娘がいたかもしれない。
昔の女を想いだすと、妙にせつなく寂しくもある。今頃どうしてるだろう。
家庭ができて楽しく笑っているのだろうか。

秋空に吹く風は、柄にもないセンチメンタリズムを誘発するから始末が悪い。

そんな凸の胸中を察したように、美代が手を握ってくる。
そういえば妹の姪が小さい時によく遊んでやったっけ。
あれも今では二十歳を過ぎているだろう。

子連れ狼ならぬ子連れ侍、そして見上げれば秋の空と師走の匂い。
まぁ、悪くない取り合わせかもな。

美代は何が面白いのか笑ってばかりいる。
凸はほんのり紅潮した頬をつついて遊ぶ。

「なんなん!」

「なんでもない」

「あっ!赤とんぼ」


美代は手を離してトンボを追っかけていく。
まだ日は高い。名古屋まではまだあと三日ほどかかるだろう。
暮れるまでに宿を探さないと。

しばらく歩くと、道が二手に別れ分かれ目の中央に小さな石碑があった。
石碑に掘られている文字を読む。

「ぬ…。ここより右…抜首村…ぬっくびむら?」

右の道は本道よりやや細く遠方に見える山の麓までのびていた。
左が多分、名古屋までの道だろう。

凸はその奇妙な村の名前が気になる。
額に手を当てて記憶の断片を拾いだす。

「ぬっくび…というと…」

そうだ。九州の染野付近にあった旧名の場所である。
お袋から聞かされたことがあった。

ぬっくび、くびなげ、とりくび…。いずれも昔人のネーミングセンスに感心したことを思い出した。

「首をとられちゃうのかなん?」

「さぁな。たぶん、昔に罪人が咎を受けて首を抜かれるとかあったんだろうよ。にして気味の悪い名前だ」

「怖いのん…」


美代はぎゅっとしがみついて震えだした。
最初に橋のたもとで会ったの剣幕を思うと笑いがこみ上げてくる。


「いってみるか!その村へよ」

凸はまるでお化け屋敷にでも入るような物言いで、村への道を指差した。

「え〜〜〜!!;;」

美代は悲鳴をあげると、泣き出しそうな怒ったような顔で凸の腰をたたき出した。


「やだやだやだやだやだやだ!!!行きたくない〜」

「まぁ、落ち着け美代。ちょっと確かめたいこともあるんだ」

「なんなのん、それ;」

「それを確かめにいくんだ」

「意味がわからないのん…」

「ガキにはまだわからんだろうな」


美代はすねてぷいっとそっぽを向いた。

子どもは子どもなりにプライドがあるらしい。
そろそろガキ扱いされるのが嫌になってきたようだ。

しかしガキはガキだ。
よく小学生の子どもなどを「大人だねぇ〜」と褒める馬鹿がいるが気が知れない。

ガキはガキなりに分別を持たせないといかん。
決して大人と対等ではないのである。

「どうしても行きたくねぇならここで待つか。俺はどっちでも構わねえぞ」

ちと意地悪く凸は言う。涙目になって意固地になる幼子を見ると、イライラしてくる性分なのだ。
大人大人と偉そうに言っても凸自身も大人になりきれない子どもである。

凸も意地になっている。美代と精神状態が変わらないのだ。


「………」

美代は石碑にうつむきながら腰掛けて黙っている。
肩が小刻みに震えて今にもわんわんと泣き出しそうだ。


ったく…これだからガキは何かとめんどくせえ。

もちろん、本気で置き去りにするつもりはない。
怖いというのもわかっちゃいるが、どうしても確かめたいことがあるのだ。

それに、このまま名古屋を目指しても暮れるまでに道沿いに宿がある保証はない。
この時期に野宿だけは勘弁である。

村にいけば、それなりに夜露をしのいで最低でもネグラにはありつけるのだ。

凸はため息をつきながら、美代の頭をなでた。

「おい美代。怖いことなんざ何もねえよ。それに村についたら夕食はハンバーグにしてやる」

ハンバーグと聞いて美代の目がキラーン!と輝いた。

「ハンバーグ!!本当?」

「ああ、嘘は言わねえ」

「行くのん!」


やっぱガキは現金なもんだ。食い物でほいほい釣れる。


と──

その刹那異様な殺気を感じた。

粘り着くような鈍い殺気。これは──


「にぃにー!!」


振り返ると奴がそこにいた。

ポテトチップス(うす塩)を片手にボリボリと咀嚼するでかい口と丸い目と顔。
武田所属の妹分。不動かずはである。

「いやぁ、うす塩ポテチうめぇー!ボリボリ…」

「またお前か」



美代は首をちょこんとかしげながら、かずはの食いっぷりを見て凸に訪ねた。

「おじちゃん、この丸いおばちゃんだぁれ?」


【続くん】

テーマ : 日記というか、雑記というか…
ジャンル : 日記

カタソバの3次元事情



元気あって一生懸命な娘は見ていて気持ちがいい。
学生ってうらやましいなぁ。最近しみじみそう思う。
わぁ、ほんとおっさんだな。まぁおっさんだけど。

年末のことだが、2013年最後の恒例麻雀をやる。
前回は平社員が久々に参加したが、今回は欠席。
代わりにカタソバが参加する。こいつがいると俺は割といい感じに勝率がいい。
信ONにて古くから知人であるカタヤキソバもそろそろおっさんの仲間入りである。
まだ学生時分に知り合って、なんか今では渋谷の麻雀仲間。

武田の僧兵さくらとしてレスキルやり放題で悪名高く晒されていた男は、いまだに容姿には少年のような幼さが残っている。老けない奴っているんだよなぁこいつみたいに。

とにかく今年最後の勝負と渋谷で打ったが、カタソバが1局目にえらい沈んで凹んでいた。
おおよそ振り込まず、大きく勝たないが負けもしないカタソバがここまで凹むのは珍しい。
本人もショックを隠しきれず、顔に斜線が入るも俺たちは容赦がない。
敗者をいたぶるように、茶化したりなじったり。

「ひ、ひでぇっすよー;これじゃデートできないじゃないですかぁー。俺帰ります;」

まじ、こんなん言ってるので、タツヲが

「ハッハッ強がるなよ。お前に3次元の女がいるわけなかろう。2次元専属じゃねえか」

最初でえらい大きなトップを取ったタツヲが、見下したように冷ややかに言うと、

「あっ、ひでぇっすねー。まじっすよ、今日まじで女と待ち合わせだから早く帰るっす」

俺が「おい、それ人類なのかw」と茶化すがカタソバは大真面目。

カタソバは女とのメールのやり取りをスマフォで見せる。

半信半疑で覗き込むタツヲは「えっ、何これカタソバ。まじでデートかよ」と驚く。

「まじっすよー、女と飲む約束なんす。だから負けられないんスよ!」

「お前どこで知り合ったんだよ」

「いや、つうかー幼なじみっす」

「何そのエロゲ設定。死ねよ」

そう言って2局目が始まると、カタソバ無双が始まる。

ツカさんに国士の役満ぶち当てて、独走状態。意気消沈して泣きべそ面していた顔はどこへやら。
今度は一転してうざい厨二キャラに変貌する。

「いやぁ、これで今日は安心っすねぇ。ふひひ」

ちなみにカタソバは無趣味な人間なので貯蓄もあり、豪邸の実家暮らし。
金に困るということはないし、余裕のよっちゃんだ。

貧乏人の我々とは環境が違うわけで。

「うぜぇwww」

「なんだこいつwいいから死ねよww」

「一気にうざいキャラに変わりやがった;」

俺、凱さん、ツカさん、タツヲはそう言って散々罵倒するが、カタソバは動じない。
そもそもこいつに言葉の鞭はまったく通用しないのでカエルの面に小便である。

「おっさん達ひどいっすねー。僕まだ若者なのにー。ぷんぷんすよ♡」

笑いながら余裕の一服をしていやがるカタソバ。童顔だけに余計にむかつくし超絶うぜぇその態度。

みんなが「むぎぎぎぎぎ……、こめめめめ」と憤る。この野郎、できれば殴ってやりたい;

悔しさを押し殺して、負け惜しみしか言えない俺。

「大体なー、今時幼なじみの女と飲むとかアニメでもねーわ。なんだその設定は」

俺がそう言うと、カタソバはけらけら笑いながら

「まじっすかー、でもずっと会ってなくて駅でばったり会って声かけたんす」

それを聞いてタツヲがあきれ顔でなじりまくる。

「おめー、それただの軟派じゃねぇかよ、死ねばいいのに」

心なしかタツヲの目が潤んでいるような。涙ふけよと言いたくもなるが気持ちはわかる。
しょうがないので猫を飼え。

調子に乗りまくってるカタソバ。
さすがに国士をぶち当てられたツカさんが、青い顔をしながらいきなりカタソバの胸ぐらを掴んだ。

「ざけんなこの野郎!!何が幼なじみだー!俺はなー俺はなぁ…」

青い顔が真っ赤に歪んで、カタソバも顔も恐怖に歪む。

「お前になりたい…」

ズコーッとずっこけるカタソバ。
いいから早く牌を切れとせかす俺。

泣きながらツカさんは中を切る。

リーチをかけていたタツヲが快活な声を上げる。

「ロン!満貫やで」

立ち上がって中を見ながら「うぉーっ!人生ってなんだ!」と叫ぶツカさん。

「お前がなんだ」

「騒ぐなよ、ったく」

さっきも役満を振り込んだ悲しい男の悲痛な慟哭にも、そんなリアクションしか返さない俺たち渋谷の麻雀連合。
明日はどっちの風が吹く。

そんなこんなで、カタソバは幼なじみのねーちゃんと飲みにいくため勝ち逃げで消える。
年末の麻雀は最後に俺がまくって勝利。年間トータルはツカさんがトップだったが。
凱さんは安定のびりっ尻。今年は頑張れけっぱれ。

─しかし
あんとき学生だった奴がもうこっちの世界に仲間入りとは歳はとるもの銭形平次だ。
感慨深い今日この頃。

月日が過ぎるのは早い。そして藤井さんは早漏(はやい)。
今年はどんな年になるのだろうか。とりあえず7億円当たらなかったのでもうどうでもいいんだが。くそっ!

冬来たりなば春とおからじ。
しかして我らおっさんの冬はまだまだ長そうではある。

今年はふらりとどこかに旅行したいものだ。
よし!今年は行こう。

行けるといいなぁ。

テーマ : 日記というか、雑記というか…
ジャンル : 日記

ひひーん!

NSDRVDGEDDE


俺はちなみに未(ひつじ)ちゃん。
めぇめぇ鳴くなよメリーさんの藤井。

おっと、まずは挨拶。
新年あけましておめでとうございます。
皆様にもより良き年になりますように。

と、お決まりの言葉を煩わしくもなく言えるようになったのいつからなんだロンゲのキムタク。

年末から年始にかけてこと今年はまったく時節の情緒が感じられないというか、
正月という雰囲気もまったく感じなかった不思議な年明けであったりシティプラザは大阪南。

ほんとにねぇ、普通は何かしら、大晦日や元旦に感じ入るものだが、ただの大型連休程度にしか感じなかったん根岸の牛タン。
今までこんな感じはなかったのだがなんでだろうカムチャッカ。
今年は何かの分岐点になったりしちゃうのだろう金は天下の回りもの。

藤井さんに電話で新年の挨拶をしようと思ったが、どうせ「あけおめこ!」しか言わんのでやめちゃったんとんてんちん。
いまさら改まって挨拶する間柄でもないものさては南京玉すだれ。

ようっとなと考えて去年の教訓。身体が一番、松井は4番。
とにかく健康第一土瓶茶瓶のはげちゃびん。

結局、何もしないでダラダラとネットやテレビを見ながら過ごしたわけだが、
すっかりちゃっかりテレビに対する依存度が内燃機関。

昔は紅白、新春かくし芸、年末年始の特別映画やアニメなどわりとかじりついて見ていたものだが、
ほとんど観ることもなく。ニュースとガキ使ぐらいかな、ちらっとはらっと観たのはね。
ツイートされるコメントを観ながら腹いてぇーとか芝を生やしたものが多かったが、正直あまり面白くはなかった今回は。それでも他の番組よりはましだったかなの田代まさしは何処行った。関係ねぇか。

楽しめる、笑えるものが年々少なくなってる気がするのは気のせいだろうか、覚えていますかリン・ミンメイ。
これもまぁ歳のせいだと言うことにしておこうと線香、片栗粉。

とにかく紅白も観なかったので、進撃の巨人の主題歌を歌っているバンドの出演も見逃したのねん。
で、先日YOUTUBEで歌ってる動画を観たんだが、これまた仰天、大空魔竜ガイキング。

なんつーか…佐々木功とかの御大はやはり偉大だなぁと思った次第と偏差値紙一重。
あのボーカルの声量がなさ過ぎに加え、演出がださいのなんの。
アニメのOPが疾走感抜群で秀逸だっただけに、ギャップはかなりファンを落胆させるに十分なものだったではないかしらんらん上野動物園。

ファンじゃない俺でも観ていて辛いものがあったりしたりなかったり。
録音でどうにでもなっちゃうこのご時世。おせちと雑煮を丸ごと食べてライブでがっかりそれまでよってか。
まだ口パクのほうがよかった気がするけど、それはそれで叩かれるのだろうし気の毒目の毒ふぐの毒ではある。

とまぁ、出社して一仕事を終えて初ブログを書いてる俺最低。

なんだかんだと今年はやるぞと見せかけて、結局自堕落、立川志らく 。
有名無名チャーハンうめぇ、はっきりしゃっきり切り干し大根。
なんちゃって全然面白くねぇな。

そんなわけのわからんことを言いながら生きてく辛さよ藤井さん。
それは決まりキントン栗カボチャだっつうのと言われて落ち込むヤムチャ。

さて、そろそろ俺にも人生逆転一発マンとかこねぇかなと思って十年柿八年。

なんか最近、天才声優、故 広川太一郎にはまってて、こんな文章になってるんだよほうれん草。
MR.BOO!もいいけど、アニメの「メゾフォルテ」とか広川節全快で最高だ。
一応R指定だからお子様は観たらだめよのオノヨーコ。なんてね。

というわけでー
今年もまたこんなくだらないブログをつらつらと書いてく所存でありんすプリンスマイケルジャクソン。

せいぜい今年もよろしゅうお頼み申します。

テーマ : 日記というか、雑記というか…
ジャンル : 日記

プロフィール

凸

Author:凸
カテゴリー:おっさん
生息地:都内在住
生業:印刷・ウェブ制作全般
血液型:B

カレンダー
12 | 2014/01 | 02
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -
最近の記事
最近のコメント
月別アーカイブ
リンク
最新コメント
ブログ内検索
RSSフィード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。