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総括 to 2012 そして来年へ

fdsev


今年一年みなさんいい出会いはあったかな?

さて。

ある特定の一部の暇な人だけにお楽しみ頂いている道中記は来年に持ち越しです。
読んで頂いてる方々には感謝感激サイヤ人でございました。

今年のジゴフミの記事は本日で終了です。ほんとです。

何故かというと、会社でしかブログは書かないからです。
そして15分ぐらいで適当に書いてるので内容も適当です。ほんとです。

今年は色々ありました。

親父が死ぬ。親しかった友人が死ぬ。そのまた友人が死ぬ。
知人の縁故の方々も死ぬ。

よく人が死んだ年だったな。

もちろん明日は我身で自分もどうなるかわからんわけだが。

クリスマス前に自転車でぶつかって、おっさんをしなせちゃった女子高生もいたけど、悲惨だよなぁ。
誰しもそんな不運が身に起こるなんざ思ってないもの。

友人の突然死もまさに晴天の霹靂。

所詮人生そんなものか。

引越もしたし、業務関連でもかなりのエポックメイキングな出来事もありました。
民主崩壊で解散もしたし、ゴジラ松井も引退するし。

激動の年だったな2012年は。

信にも復帰を果たして、歳を痛切に感じたり、PS3を買って10年ぶりくらいにオフゲーを堪能したり。
ほんと色々ありました。ほんとにね(遠い目)。


来年も色々あるだろう。

あ、

それからこのブログでネタにされ、寛容につきあってくれた様々な人達に、改めて深く御礼を申し上げます。
あなた方がいなかったら、ジゴフミ記事は味も素っ気もないチャーハンになっていたことでしょう。

なんだかんだ、めちゃくちゃに描いている人でも、関わりがなく興味もなかったらネタにはできません。
ネタは私からの愛だと思ってください。愛だろ愛。

またネタにしますんでよろしくです。ふひひ。
ネタにされない人もされてる人も、みんなみんなディステニー。

では、来年もひとつよろしくお願いします。
皆様にも良いお年を。

最後はアフロ藤井さんでお別れだよ〜ん。

dfvsdddd

また来年!

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テーマ : 雑記
ジャンル : ゲーム

森とみさおの戦国はらぺこ道中記8

pupupupu

冬はやっぱり鍋だな。

それはともかく、森達一行は琵琶湖をのぞんで中山道を元気よく歩いてる。
日よりも暖かく風もないので歩も進む。

ナミナミの九光ラーメンのおかげで、すっかり体力を取り戻しているので、道中の歩みはスムーズである。

みさをが、あぜ道の雑草をむしっては、藤井の頭にパラパラと振りかけて悪戯をしている。
藤井はそれを気にもかけず、時々振り払いながら書物を読みながら歩いていた。

のどかだ。これこそ旅というものだろう。
丹の効果のおかげでしばらくは食事を摂らなくても体力は心配ない。
敵に襲われても対処もできる。

森はようやく手に入れたのだ。素敵なサムシングを。

あと半里ほどで比叡山だが、ここからは行進を使って一気に関所まで駆けようと森が提案した。
明日はもう調印式である。
歩行はみさをの食欲を誘う出店が多く並ぶ比叡山付近では危険だった。
比叡山を抜ければ、すぐに関所で京は目と鼻の先である。

準備もあるので早く辿り着いて落ち着きたかった。

「藤井さん、行進頼みます」

元の姿に戻った藤井に丁寧に頼む。
藤井は神主で行進(足がウサイン・ボルトのように速くなる)の祝詞を操ることができる。

「神主(男)の行進でいいんですか?」

「そりゃ巫女の行進でも効果は変わらないですし…」

「じゃ…ぽんぽんします」

藤井は太鼓を叩いて、徒党全体に行進をかけた。

「行進をくれっていうと巫女でって言われる。 神主ですっていうと、ウホッて言われる。 こだまでしょうか。いいえ藤井です」

相変わらず意味不明な祝詞を唱えながらの行進であった。
元の姿に戻ったとはいえ、中身の本質はあまり変わってないらしい。

「そういえばさっ!!」

「うわっ!?びっくりしたっ!なんですか一体…」

みさをのいきなりの大声に森は飛び上がった。

「ナミさん、突さんから頼まれてたと言ってたけど、なんで突さんがナミさんに私達のことを頼んだのかしら?」

そう言われてみるとそうだ。

突がこの事態を予測していたのか、それとも誰かが我々の様子を伝聞したのか…。

あ!まさか…。

藤井がそのやり取りを聞いて、しれっとした口調で言う。

「あ〜〜それ僕です。信書を飛ばして突さんにお願いしたのは」

「やっぱり藤井さんだったか…」

「突さんに助けてーってお願いしたの?ファミコンのボスコニアンみたいに」

「いえ…。信書で『夜の五反田あの店での出来事』とかいて送りました」

「意味がわからにゃい;」

「突さんの返事はなんて?」

「暗号が通じたようで『お前 平田だろ』と返信が着ました」

「……すごい暗号だ。それだけで分かり合えるとは…」

「僕と突さんの仲ですからねえ」

「愛だねっ!愛」


藤井は軽く笑いながらまた書物を読み始めた。
よく見ると書物のタイトルは【なかよしKC:地獄少女 3巻】であった。

行進で足が浮くように軽い通常の3倍のスピードで駆け抜けていくので、周りの景色がぼやけて流れていく。
そもそも、物見遊山気分でのんびりと景色を眺めながら行こうとしたのが間違いだった。

森は前回の調停でかなり快適な旅を体験していたので、今度もまた快適な旅で京入りができるものと思っていた。
もっとも、その時の連れは、みさをではなく他の一門員だったのだが。

「藤井さん、あなたは京に着いたらどうするんですか?」

「ん〜〜。そうだなぁ。特にあてはないですけど、足利の知人がまだいたら訪ねていこうかと」

「思えば、妙な縁でしたねぇ」

「呪いをかけられていなかったら、出会う事もなかっただろうね。人の縁は不思議なもの」

森は頷きながら、まったくその通りだと思った。
しかし…今の藤井よりも少しだけ、アフロ藤井のほうが面白かったなとも思っていた。

左手に比叡山がおぼろげに見えた。

近江から京への関所はもうすぐである。

旅の終わりが近づいていた。



同時刻──甲府両替前。


「げぇっ!!なんじゃこりゃあー」

地獄突が両替前で周囲で叫んでいる。

周りの人はなんだ?と視線を突に集中したが、すぐに興味を失い通り過ぎていく。

突は一枚の紙切れを握りしめながら、震えている。

「こ、この請求書は…!?」

突が手にしているのは、ナミナミ改からの請求書である。

3人×面倒見料=一式50,000貫の数字が記されている。

しかも、¥の後には「よろぴく♡」と手書きで書いてあった。

「ざけんなっ!ビーッチ!!!」

突の怒りは天まで届いた。

でも、ナミナミは値引きはしてくれなかったと言う。

【続く】

テーマ : オンラインゲーム
ジャンル : オンラインゲーム

森とみさおの戦国はらぺこ道中記7

■主要登場人物紹介 四名

※画像はイメージです

moririnn
森さん(モリリン) 真紅 織田 白夜一門所属

真紅織田の良心。温厚・穏健派。感情の起伏が少なくもくもくとポイント狩りをこなす。白夜内では藤川みさおのお目付役担当。あまり、積極的にしゃべる事は少ないが、鉄道のことになると饒舌になったりする。年齢は不詳。





misaon
藤川みさお(みさを)真紅 織田 白夜一門所属 
いつでもどこでも誰とでものコミュニケーション特攻派。知人も多いが、国勢のことになると衝突する人も多くたまに晒される。信オンをこよなく愛する自称永遠の乙女。ぶち切れると、泣いてわめいて全てを叩き潰す暴風雨。
一門ではいじられキャラ。


fujin
藤井駿河守(藤井さん) 所属不明 神出鬼没 性癖:不明
烈風今川初期の顔役。フィクサー。脅しと恫喝はお手の物で地元下田の893にも一目置かれている。
男には厳しいが、女にも厳しい。しかし、鴨を助けるなど優しい一面もある。地獄少女にはまってから「いっぺん死んで見る?」が口癖。



ヲィ・ミ・メエエL
ナミナミ改(なみっぺ) 真紅武田 どっかの一門所属
烈風初期の廃人の一人。薬師で武田から新設の雑賀に移籍。戦場でそこそこ活躍する。
たまにリアルで旅に出るがどこへいくのかは不明。ゲーム内ではサバサバしすぎでまったく色気なし。
しかし、槍やアイテムをくれるなど豪奢で面倒見がよい一面も持ち合わせる。



「さぁ、食べておくれ」

ナミナミは腕を組んで自信満々である。

確かに見た目は美味そうだ。青ネギにモヤシにメンマ。厚切りチャーシュー、半分に切った茹玉子。
麺はちじれ麺で、スープの絡みを考えた八手盛り。

ふむ…。見た目と香りは完璧である。

何故にあの客達は死にそうになるぐらいのダメージを受けていたのか。

百聞は一見にしかず。
食ってみるしかない。

森は箸を割ったが、麺ではなく、まずレンゲでスープを掬って飲んだ。

「ぐ!?」

舌と脳に強烈な電流が走った錯覚に陥った。

濃厚。絡み付くような鶏と豚の豊潤な味わい。
それでいてしつこさはなく、さっぱりとした甘みが残る。
更に、踊るような幾重にも重なる凝縮された具材が舌と喉に顕現して、口いっぱいに広がっていく。


みさをが叫ぶ。

「おいしいいいい!!!何このスープ!?まるで口の中で爽やかなオーケストラが演奏されているようだよ!」


続いて藤井が唸る。

「こ、コレハー!ク~~~~~~~~~~~~~~~ル!!イッツ、ク~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ル!!!最高ヤ、最高ヤデェ!!」


スープの美味さもさることながら、麺のシコシコとした歯触りのよさと、噛めばぷちんとキレて弾けるコシの強さに驚く。脂っこく太い麺だが、次だ次だとスープと麺の調和を口が求めて箸が休まる事は無い。


素晴らしい。
素晴らしいラーメンだ。

これなら天下を取るのも夢ではないのかもしれない。

尾張名古屋は麺で持つと誰かが言った(言ってない)
これはまさしくご麺なさい。ラーメンに麺じて許してくんろ。

そんな考えすらも、飛んでしまうほどに美味い。
それほどこのラーメンは美味過ぎるのだ。

3人は夢中で食った。

おかわりもした。

みさをは既に5杯目だった(化けものか)

空きっ腹でエンプティ状態だった体力がみりみる回復していく気がする。
エナジーゲージもMAXに近い。

ナミナミはその様子を見て満足そうに頷いている。

3人はまさに羽化登仙の境地にある。
至福という言葉がまさにぴったりだ。


しかし、ここで森は一瞬奇妙な違和感を覚えた。

おかしい。
こんなに美味いのに何故あの客達は半死半生で呻いていたんだろう。

そんな思いが頭をよぎった刹那、くらりと目がかすんで視界がぼやける。

「む…?」

みさをと藤井も同様に目がうつろだった。

藤井が3杯目のラーメンをスープまでのみほした後、いきなり立ち上がって震え出した。

「ぷるぷるぷるぷる……」

竹中直人の真似か。古いギャグだ。

森がそう思った瞬間、いきなりがくーんと腰が落ちる。

「がっ;;」


テーブルに肘をついて身体を支えるが全体の力が抜けていく。

藤井は身体を震わせながら、股間を抑えた。

「ノ、ノォオオオ!こ、コレハ一体ドウシタノデスカー!?股間がハリーポッター状態デース。ミーのサイコガンが暴発スンゼンデース;;」

そう言いながら股間を抑えて踞った。

ナミナミはそんな藤井の様子を見ても平然としている。

冷ややかな目で踞る藤井を見下ろしながら、驚くべきことを言った。


「藤井さん、あんた忘れたの…」

「ユ、ユー…;なんでミーの名前をシッテルスデスカー?;」

「サイコガンは、指じゃなく股間で撃つのよ…」

「ファ、ファーック;;あなた…一体ナニモノデスカー!?」


みさをは何事もなく6杯目を消化中。
森は思った。

化物かこいつは…。
そういや、日頃から毒を飲まされて耐性がつきまくったと豪語していたっけ。
恐るべきスピードで代謝していく細胞が毒を分解していくのかもしれん。少々の毒じゃぁきかんのかもしれないな。

いや、そんなことよりこのラーメンだ…。
味は最高だが、何やらスープに入っていたのは間違いない。

「ぐぬぬ……」

力が抜ける。頭痺れる目が霞む。


「ナ、ナミさん…。このラーメンは一体…」


ナミナミは、完全に地にうつぶして呪詛を吐いている藤井を満足げに見つめていた。


「とっつあんから頼まれたのさ」

「えっ!?」

「アンタ達のお仲間の地獄凸のおっさんだよ」

「な、なぜに…;」

「何故って…あんた達を助けるためさ」

「おのれ!なぶるかっ!こんな毒を喰らわしておいてなんたる言い草;;」


森は刀を抜こうとしたが腕に力が入らない。

「ぐぬ;」

意識が飛びかけている。
朦朧とする視界の中で意識が掠れて床が目線と一直線になった。

訪れたのはどこまでも暗くまとわりついてくる闇である。


「無念だ…;こんなところで…」

堕ちていく。奈落の闇の中だろうか。
森は真っ黒に塗りつぶした虚無の闇の中にいた。

闇の中に誰かがいる。

「だれだ」

闇の中からうっすらと浮かびあがってくる鎧姿のもののふ達。
それは森が今まで出会った元烈風織田の古参達である。
馴染みのある顔ばかりであった。
いずれも烈風織田では名の聞こえた歴代の兵ばかりである。
しかし、どの顔も既に織田にはない。

その顔のひとつが言う。

「もうやめちゃえよ」

隣の顔も言う。

「まだこんな過疎ゲーやってるの?」

古参の顔が口々に問いかける。

「もう終わりだろこのゲーム」

「ドラクエやろうぜ」

「信やめたら俺、田舎に帰ってデュエリストになるんだ…」


古参の顔が思い思いに語る。

森はそれを振り払うように叫んだ。


「うるさーい!!うるさいうるさいうるさいうるさーい!!」

ハァハァと息を切らしながら、叫んだ。
想いのたけをぶつけるように。
おのれの信念がぶれないように。

「いいか勘違いするなよ。俺は好きでこれをやってるんだ!あんたらと一緒にするな!」


古参達の顔が歪む。
ざわざわと語っていた口が閉じた。


「そうだよ…あんたらは、ほんとに素晴らしいプレイヤーだった。だが…」

森は闇の中で何かを確認するように歯を食いしばって叫んだ。

「いっちゃ悪いが、もうあんたらは折れた刀だ。折れた刀じゃ…戦はできん!」

森は抜刀して構える。
闇の中に佇む織田古参の顔は当時の顔のまま微笑んでいた。

「おさらば!」

刀を横に払って古参達の幻影を降り払うと、その姿は闇にゆらゆらと溶けながら消えて行った。

森は大の字になって横たわると、漆黒の闇を見上げながら泣いた。
とめどなく流れる涙が暖かくて心地よかった。
長く引きずっていた過去が洗いざらい流れ出ていくような気がした。
心が軽くなっていくのを感じる。

「モリリン!!」


大声がして目を開けると、みさをが目の前にいる。

「う…?」

頭を抑えながら、森があたりを見渡すと、さきほどのナミナミの館だ。

「む…私は一体…」

「モリリン!ナミナミさんのおかげで超元気になったよぉ!見てみて」

そう言って、みさをは天井にとどかんばかりに飛び跳ねている。

「藤井さんは…?」

森がきょろきょろとあたりを伺うと、藤井はやけにすっきりした顔でテーブルに座ってお茶を飲んでいた。
顔も白くなり、髪型は普通の月代になっている。

「やぁ、おはよう」

「え?あんた…藤井さん?」

「うん。僕が藤井駿河守です。色々とご迷惑をおかけしましたわ」

「キャラ違っとるがな…」

「何やら、大航海時代に大蜘蛛にチンコ噛まれて呪われてたみたいw治ってよかった件」

「……」


起き上がると、ナミナミは奥のカウンターで酒を呑んでいる。
森を一瞬見たが興味なさそうにまた正面を向いて酒を徳利から運んでいる。

「ナミさん、このラーメンって…」

「…気がついたかい。あんたが一番消耗していたからねぇ」

「強壮丹。それも九光丹を…」

「味はいいんだけどねぇ。後からくる急激な副作用が問題だけど。一番悪いところが顕在化して調子が悪くなるのよ。まさに地獄の苦しみだあね。ま、その後は猛烈な新陳代謝が働いて悪いところは全て回復するって寸法だけどね」

「おかげで、すっかり体力が戻った。疑ってすまなかった。礼を言うよ。…身体より心のほうが疲弊していたようだ」

「凸のおっさんからあとでがっぽり払ってもらうさ。礼には及ばない。でも…あのお姉さんはまったく副作用がなかったけど、何者だいあれ」

「あれが藤川みさをさ。それしか言いようが無い…」

「ふぅん…。すごい姉さんだ」

ナミナミは呆れた顔でくすりと笑った。


「惚れた男のためにとかも、方便だったのかい?」

ナミナミは頬をほんのりと桜色に染めながら首を振った。

「あっははは。ありゃ本当だよ。でもまぁ、男には不自由してないよあたしは。そんな金もいらないし、飯も食えない貧乏人に施しをして酔狂しているだけさね。飽きたら店をたたんでまた旅にでるよ」

ぐいっと猪口をあおると、ふぅとため息をつく。
ほろ宵の女は男から見ると最高に可愛いものである。
普段は色気も素っ気もなく見えるだろうが、今は何とも艶っぽい。

森は少しくらっときていた。

みさをが、じ〜〜〜っとその様子を見て、いきなり後ろから抱きついた。


「ひぇっつ;何するの!?」

ナミナミが悲鳴をあげる。みさをはナミナミを気に入ったらしく犬のようにじゃれついた。

「わ〜い。ナミナミさんのほっぺ可愛い〜」

「ちょ、ちょっとぉ!離れなさいよっ…って、胸を揉むなぁ;」

藤井は二人の戯れ合う様子を真顔で見つめている。
以前の怪しい外人キャラではなく、静かにこのやりとりを眺めていた。
紳士たる大人の男がそこにはいた。

藤井は涼やかに見つめながら一言発した。

「…いい!」


それを聞いた森はすかさず言い放った。

「おまわりさん、こいつです」


【続く】

テーマ : 信長の野望online-鳳凰の章
ジャンル : オンラインゲーム

森とみさおの戦国はらぺこ道中記6

近江に入った街道のすがらにあるラーメン屋ナミナミの館。

森、みさを、藤井の3人は腹ぺこだったが、銭がない。
銭なけりゃあ飯は食えない。
世知辛いご時世の風雨に曝され、往生する森一行。

2012年末、森達はみさをの悪食のおかげで飢餓の炎に包まれた。
喉は枯れ、尻は裂けあらゆる欲は減退したかに見えた。
しかし、森はまだあきらめていなかった。

世紀末モード突入〜!(岩本の声で)


ナミナミ館のラーメン無料の看板につられて腹を鳴らしながら、3人は暖簾をくぐった。

と、前回のおさらいをしてみるテスト。


「いらっしゃーい!」

暖簾をくぐると、威勢のいい女の声が店内に響き渡る。

中はテーブルが2つ、カウンターは九の字にしつらえてある。
つめて座っても10人は座れないほどだった。

客はカウンターに3名。
テーブルに2名。

カウンターの奥に、ほっかむりをした女がいて、威勢のよい挨拶はその女が発したものと思われる。

ところで異様なのは客の状態である。


「う…ううう…;;」

「し、死ぬ…:」

「ぐうぅぅ…」


5人ともうめき声をあげながら呻いているのだ。


「こりゃぁ一体…!?」

森がそう唸ると、店主であろう女がカウンターから出て森達をジロジロと眺め回した挙げ句


「アンタ達も、表の無料ラーメンをご所望かい?」

そう言って、オタマを右肩にかけてうんざりした眼差しで立っている。
声からすると30前後ぐらいだろうか。
目はちょっときつめだが、化粧映えはする顔である。


「あ…あぁ。しかしこの有様は…」

森は周りの客を見渡しながら、困惑気味に問いかけた。

藤井に至っては、頭を抱えながら意味不明な絶叫をしている。

「Oh!ジーザズ!ジーザズクライスラー!まるで地獄絵図デース。ラーメン食べたら2分で勃起デース!!」

みさをはみさをで客なんぞ目に入らないらしい。

「ラーメンラーメンラーメンラーメンラーメンラーメンラーメンラーメンラーメンラーメン」

ラーメンを食うことしか頭にないようだ。


店主の女は笑いながら言う。

「あんたらも実験につきあってくれるってわけね。じゃぁ早速食わせてやるよ」

そう言ってカウンターに入った。

森は、ありのままに今起こってる事を聞きたかったが、女は二の句もつがせないいきおいで麺をゆでている。

この女、以前確かにどこかで見たような…。

ハッ!と森は気がついたように、女に問いかけた。


「ナミナミ改!あんた、烈風初期の雑賀の廃人、ナミナミ改かっ!」

森の問いかけに、手を休めてじっと睨んだ。

「よしとくれ!その名はもう捨てたんだ。それに今は水商売から足を洗ってまっとうな生活をしている1プレイヤーなんだよ」

「あんた…、確か、織田の赤松達超廃人軍団と懇意にしていると勘違いされて晒されてたよな」

「…ふっ。そんなこともあったかしらねえ。どっちにせよ遠い過去だよ」

「噂では聞いてるよ。初期の雑賀での活躍は」

「ふうん…。あんたは見ない顔だね。新生とかからかい?」

「まぁそんなとこだが…」

あいづちをうちながら、ナミナミは再び手を動かし始めるとスープを碗に移し始めた。


「しかし…あのナミさんがこんなところでラーメン屋とはねぇ」

「ラーメン好きなのよ。あたし」

そう言ってにっこり笑う笑顔には、廃人乙女の面影はまったくない。
そこには、ただラーメンを愛する女が一人いるだけだった。

「まぁそれはいいとして…。この客のざまは一体なんなんだ?」

森は死にそうな客を眺めながら、ナミナミに不審な目を向けた。


「だから実験だよ」

「実験って何の?」

「新しいラーメンへの改革の実験さ。挑戦と言い換えてもいいかな」

「……まさか、無料ってぇのは…」

「そ!お察しの通り、あたしの新ラーメンの挑戦のための実験台になってもらうためよ(キリッ」

「………」


なるほど合点がいく。
昨日からすれ違う旅の者が、腹を抑えて青い顔をして通り過ぎて行くのが気になってはいた。

無料ラーメンは、まさにナミナミが新しいラーメンに挑戦するための実験。
そのモニターを「無料」という言葉で釣っていたのだ!!

ババーン!!(JoJo調効果音)

ただほど怖いものはない。
しかも、客の様子をみると、ただ事ではない不味さ、いや生命の危険すらあるものだ。

なんてこったぁー!
無料に釣られて腹を空かせて入った店で、惚れた男のためにラーメンを作ってる烈風の初期廃人ナミナミ改の新ラーメンのモニターになっちまうとはー!(スピードワゴンさんの解説風)

と、森は口に出して解説した。

「簡潔な説明ありがとう」

ナミナミは、投げ捨てるように言うと、くるりと向きを変えて厨房に戻って行った。

「ただほど怖いものはない。まったく至言だ」

森はそう言って、出て行こうと出口に向かった。

その瞬間、入口の戸の壁にひゅんと何かがつきささった。

びぃ〜〜んと出刃包丁が壁につきささってしなった音をあげている。


「Oh〜〜!オッカネーデース!!!ビンビンイッテマスネー」

「なっ、何をする!?」

森が怒気をこめて咎めると、ナミナミは目を吊り上げて怒鳴った。

「にがしゃしないよ!一度ここに入った客は何が何でも食うまでは帰さないからね」

ナミナミは包丁を投げたままの姿勢で怖い担荷を切っている。
やはり、元は初期廃人。一筋縄ではいくはずもない。

被っていたほっかむりが外れて、ふわっとした髪が肩に落ちた。

「ほぅ…」

その姿を見て森を含め、みさをと藤井の二人も思わず息を飲んだ。

「意外だな。なかなかの別嬪じゃないか」

「オーマイ!!エクセレーント!ゴージャスでぇーす。これは一晩お願いしたいレベルデスネー。カックンカックン、メイクラブハウマーッチ?」

「ふ、ふんだ!あたしのが可愛いもん!!」


みさをがぷぅとふくれると、藤井がすかさず突っ込む。

「ヒャッハー!ネーヨ!それはネーヨ!ナイナイ恋ジャナーイ!youの頭、日本沈没デスカー?アーユー池沼??」

「あー?お前これ以上喋ったらまじで泣かすぞ。豆泥男がよ!いますぐ西向かせたろか!」

みさをが藤井の首を絞めながら、メンチをきりまくっている。

「Oh〜〜〜!の〜〜><;オマワリサーン!コノヒトデーエース!!!」

藤井はひきがえるのように、声をかきむしりながら逃れようとするが、みさをの豪腕からは逃れる術はない。
さすがに、元関東連合、紫の薔薇2代目総長だっただけのことはあった。
すげぇ迫力と胆力である。
くれぐれも調子のってマジギレさせないようにしよう。
森は改めてそう思った。

その様子を見ながら、ナミナミはほっかむりを被り直し、ため息をついてぽつりとつぶやく。

「…男がいたのさ。本気で惚れた男がね」

「へぇ…」

「その男は烈風で共に活躍していたんだけど、ある都合でインできなくなってさ。それっきりさ」

「まさか…その男がラーメン好きだったとかかね?」

「…笑っちゃうだろうがその通りさ。あの人が好きだったラーメンで天下を取れば、私の事も思い出してもらえるような気がしてね」

「悲恋だのう。メンマの先に滾る想いか」

「いや…あの人はメンマは苦手だったわね」

「;;」


みさをはその話を聞くと涙ぐんで鼻水をたらしている。
素直に感動しているようだが、笑うとこじゃないのかここは。

「ラーメンを作って待つ女の心…。わかる、わかるわぁ;」

みさをはぐすぐす言いながら、泣きじゃくっている。
なんだこの女。

藤井は藤井で、ナミナミの胸の谷間をのぞきこもうとして、背伸びをしている。
それをナミナミが気がついて、菜箸で額を貫かれて、ぎゃあと叫んで転げ回っていた。

何やってんだこいつは…。


森は腹を決めた。

長渕の唄がいきなりリフレインする。
食うなら今しかねえ。食うなら今しかねえ。

とにかく出るには、あの地獄ラーメンを食うしか道はないようだった。

3人はテーブルに着いた。
5人の客はようやく息を吹き返して、今しがたよろよろと外に出て行った。

恐ろしい。そもそもラーメンなんぞを不味く作るほうが才能がいる。
セオリー通りにやっていれば、うまくはなくともゲロ不味ラーメンなどはそうはないものだ。

ナミナミ。恐ろしい子。

惚れた男のために作ってみましょうこのラーメン。
包丁一本晒しに巻いて、ゆくは冥府魔道の恋の道。
ラーメン乙女よ永遠に。

「おまちどう!」

テーブルに運ばれたラーメン。

スープは黄金色で一見、普通のラーメンに見える。
匂いも醤油豚骨の香ばしい香りがしていて何とも食欲をそそるものだった。


「……では」

そう言って、森達は割り箸を割って、目の前のラーメンを食い始めた。

「ぐ!?」


3人の運命は如何に?



【続く】

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森とみさおの戦国はらぺこ道中記5

右京の茶屋。

茶を啜りながら一門員筆頭の長瀬はイライラしていた。

「おせぇ…」

森とみさをが5日前に尾張を発ったということだったが、以前として姿を現さない。
何かトラブルがあったのだろうかと対話を入れてみたが、二人とも不通である。

まさかマソ軍団に襲われたのかしら。そうも思ってみるが、それを考慮しての歩行である。
第一、敵に襲われたのなら救援信号をとばしてくるはずだ。
評定は明日だ。といっても、今回は極めて儀典的な調印なので顔を出せばいいだけであるが、織田の公務役員として国の顔を背負っていることは間違いない。

足利は古典的な通例行事を重んじる輩が多い。
そこへ、遅刻しましたとかいうものなら、織田どころか一門員としてもいい恥晒しだ。

隣に座って大福を食べている一門員の冬場(姫)は、長瀬の杞憂を気にもかけずにもぐもぐと口を動かしている。
食い終わって手を合わせて「ごちそう様」とお辞儀をした。


「ふぅ…美味しかった!」

「暢気な…。姫はあの二人が心配じゃないのかね」

「まぁ…みさをちゃとともかく、森さんがいるから大丈夫でしょ。月に行こうってわけじゃないんだし」

冬場は、ふぅふぅと茶を冷しながらすっと目を細めた。

「まぁそうなんだが、連絡がとれないってのはなぁ…」

「どうせそこらで、みさをちゃが色んなものを食い倒している予感。モリリンは苦労してるだろうけど…」

「………うむ」

同じく冬場の隣で茶を啜っている、にゃん娘もうなずく。

にゃん娘は口数も少なく挨拶程度しか会話に加わらないが、
一門では周防と並んで一門古参の古神としてのポジションを確立していた。
ちなみに「にゃん♪」とか言う語尾はつけないので、妙な期待は厳禁だった。

3人が右京の茶屋でそんなやりとりをしている同時刻─。

一門員の新田と奥多摩も早馬で右京へ向かっていた。
評定会議が終わったあとに、みんなで一門クエをやろうという企画のためである。

二人は街道をまたいで一直線に馬を飛ばしている。


「新田〜、みさをとか森から連絡きた?」

「いいえ。きてませんねえ」

「やっぱり!みさをが食ってばかりで忙しいんだなっ」

「でも、もう右京には到着していてもいい頃ですねえ」

「右京って綺麗な女の人いる?」

「さあて…。私はかなりのブス専らしいので。女性はみんな綺麗で可愛いと思いますけど」

「それはすごい!新田ビジョンでは、世界がリア美で溢れているのかっ!」

「私の昔のあだ名はモンスターハンターでした…。しかも、モンハンなんかまだない時代ですよ…」

「揺るぎない新田…。そこに痺れないし憧れない」

「;;」


そんなどうでもいい会話をしながら、二人は美濃を早馬で駆けて行く。



「くしゅんっ!」

みさをがくしゃみのリアクションで身体を震わせる。

森達は既に関所を抜け近江に入っていた。


「やっと近江かぁ。こんな疲れる旅は初めてだな…」


森がそうぼやくと、藤井があわせてぼやきをかぶせてくる。

「ワタシもさすがにツカレマーシタ。ベリベリータイヤードね〜。早く京でジャパニーズトーフでも食べタイネー!」

「京に誰か知り合いでもいるのかね?」

「ソンナモンいるわけないでーす。でも地球はヒトーツのガッチャマンコ!抜ける髪アレバ植える髪アリデース。ノープロブレム!」

「はは…あんた馬鹿だよ。大馬鹿だ」

森は相手にするのも疲れて来た。

藤井は終始こんな感じでつきぬけて陽気である。
大いなる楽観主義は身を救うとかいう格言があったが、これは適当すぎる。

森は何事もきちんとしないと気が済まない。
人は誰しも己の規範から外れるものには冷ややかな対応をとるが、森はそのような事象には徹底的に無関心に努める。

特に適当なことは嫌いだった。

が、藤井を見ていると、金もなくねぐらもなく連合いもいないのに、どこまでも陽気だ。
何やら達観している風な趣もある。
こんな風に生きられたら、楽だろうなとうらやましくも思ったりもする。
それが、何か負けている気がして悔しかった。

長瀬の対話メールも数度来てはいるが、とても今は連絡できる心境ではなく全て無視している。
みさをにも、連絡を取るのは禁じていた。
あることないことを伝えて彼らを混乱させたくはない。

とにかく、近江を抜ければすぐ京である。もう少しだ。評定会議に遅れるわけにはいかない。
森は最後の気力を振り絞って、歩みを速めた。


「モリリン、モリリン!!」

みさをが後方から大きな声で叫んだ。


「ん?」


なんだと思って振り返ると、みさをはぴょんぴょん飛び跳ねて、街道わきの店を指差している。
店はラーメン屋だった。

「ラーメン屋がどうかしたのかい…。もう一銭もないんだよ私らは」

森が力なくそう言うと、みさをは店の玄関の看板書きを指差して、なにやら興奮している。

よく見ると太い楷書体の文字で「ナミナミラーメン0円」と書かれている。


「なんのトラップだこれは…」

「ただだよ、ただ!モリリン食べて行こうよっ!」

「胡散臭いな…。ただより高いものはないとあれほど…」

「背に腹は代えられぬとも言うよ!とにかく入ってみようよ」

興奮したみさをの後ろで、藤井もテンションがあがっている。

「Oh〜〜!ジゴクにホットケーキですネー!これは神のウメボシデース。とにかくハイッテミルカアリマセンネー」

「……」


嫌な予感しかしない。
そもそも、うまい話に乗ってうまかったためしはないのだ。

しかし、空腹でへろへろなのは事実である。
腹が減ってはナントやら。

どっちにしろ金はまったくないし京まで行くにもMPが足りない。
ものは試しに入ってみるしか選択肢はなかった。


「入ってみるか…」

「きゃ〜〜wやったぁ!」

「ヒャッハー!ゴゴーヘブンデース!!」


看板の隅には小さく「ナミナミ館」と書いてあった。
森はその名前にどこか見覚えがあったがすぐには思い出せない。

大昔、雑賀でその名前を来た気がするが…。



引き戸を開けて、暖簾をくぐると、威勢のいい女性の声が響いた。

「いらっしゃあい!」


しかし、そこで3人が目にしたものは信じられない光景だった。



では皆様、今年最後の連休だ。よりよき週末を。


【続く】












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森とみさおの戦国はらぺこ道中記4

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「……みさをさん」

「はい…」
近江に入る美濃の関所まではあと2里ほど。

森はみさをの前方をふらふらと歩いている。
歩くたびに右へ左に傾き、通行人からは昼間から酔っぱとは暢気だのと揶揄されもした。

先の宿場の騒動から丸1日が経っていた。

みさをが起こした騒動で、宿場を追われることになった二人であったが、
囲まれる寸前に、バイトを斡旋した藤井が脱出の手引きをしたのである。

森は憔悴していた。髭もうっすらと濃くなり、目の周りには隈ができている。
疲労困憊も限界にきていたが、一言言わなければ収まりがつかない。

森は絞り出すような声で足を止めずに語り続けた。

「…私はね。これでもそこそこ腕はたつんだ」

「知ってるよ…」

みさをも下を向きながらうなずく。


「修羅場もそこそこくぐってきたし、それなりに知識や経験だってある…」

「うん…」

「その私の勘が言ってるんだ…」

「…何を?」

「私はもうすぐ死ぬ!いや、このままだと死ぬ心労で!」

「……」


森はあれから水と餅一個しか食してはいない。
みさをは高級なスイーツをたらふく食ったので、多少の体力は戻って来ていた。

しかし、みさをがぶち切れて半殺しにしたのは、浅井の重鎮の侍だった。
このことが公になれば浅井との外交問題にも発展しかねない。

次から次へとなんでこうも…。

森は足を止めてみさをを振り返った。

「それで…一番合点がいかないのは…」

森は言葉を切って、みさをの後方で鼻歌を歌ってついてくる男を指差した。


「あれはどこまでついてくる気なんだ…」

森はみさをに問いかけたが、さぁとしか答えない。

宿場で二人にバイトを斡旋した怪しい男。藤井である。


「HeiHei!ミスター森!旅はミチヅーレ世は情ケネー。オマエラーガ、店をブッコワシタオカーゲで、ワタシもオーナーにやられそうにナッターデスヨー!責任トル、これアタリマエダノクラッカーデース!」


「知らんがな…」

森は興味なさそうに声を絞り出した。


「あの店のオーナー、ゲイね!本物ね!私、責任取らされてホラレソウになること危機一髪ダッタデース!デンジャラース、サックネース!」

「まぁ…もう失うものはなさそうだけど。いっそ、アナリストとして生きて行けるかも」

みさをはそう言って暢気にクスクス笑っている。

それを見て、藤井は黒い顔を赤黒くして怒った。
逃げる時に髪の毛を火矢でやられて、アフロになっている。

まるで、どつかれたジェームス・ブラウンだった。

「OH〜〜!ナンデスカその態度!!このファッキンビッチガール!お前のセーイデ、私の紹介料の取り分もパーでんねんデース!ナントコトシテクレタデスカー!笑ってる場合デスヨー!」

きぃきぃと喚きたてるが、みさをは軽くいなして笑っている。
スイーツでかなりのエネルギー補充ができたらしく、余裕がある。

「まぁまぁ藤井さん。京に着けばいいこともありますから」

「おい!こいつも一緒に連れて行くのかね」

「まぁいいじゃない。モリリンもへばっているし何かあった時は2人より3人のが心強いし…」

「ソーデスヨー!ミスター森。私もあなた方ユルシマース。私の股間は地にオチマシターが、また1からヤリナオシマース!ミンナソレデおkデスカエー?」

「デスカエ?じゃねえ。それに股間じゃなく沽券だ馬鹿っ!」

森は寝不足と空腹でイライラして暴言も厭わなくなっている。
さすがの織田の紳士、鳩派の森も重なる災難に心が折れかけていた。

「金もないし…近江を抜ければ京だっていうのに…まったく」


森はあきらめて、街道を外れたところに流れる小さな河の土手に腰をおろした。

「少し休んで行くか…」

みさをと藤井もうなずいて、思い思いの場所に腰をおろす。

ちょろちょろと河の水が流れ込んでいる先には薮があった。
その薮の溜まりに、鴨の親子が遊んでいる。

それを見て藤井が身を乗り出して叫んだ。

「Oh!ブッキーノ!プリティ、カワイイネー!」

「ブッキーノ?あの鴨の名前なの?」

みさをがそう聞くと、藤井は人差し指を左右に動かして馬鹿にしたように首を振る。

「チッ、チッ、チンコーでーす。ブッキーノはマイスウィートフレンドでーす。愛ラシくて生きてるのがツラーイです!」

「あれを鴨鍋にしたら…」

今にも取って食いそうな目で鴨親子を見るみさをだが、森はもう疲れてつっこむ気力も失っていた。

「オゥマイガッツ!!オソロシーイ!あんな愛らしいものを食う食べるナンテー!あなた鬼デスカー!ファッキンガール?」

「誰がファッキンガールよ!調子に乗ってると埋めるぞコラァ!!」

「コェエー!超コエェエーっすー!この人ヤンキーハイッテマース!!」

やかましい二人のやり取りも、だんだん遠く聞こえる。
森はうとうとしながら寝てしまっていた。

幸い、日はまだ高く風はほとんどない。日差しも暖かくまるで10月頃の陽気である。
ほとんど寝ていない森にとっては、何よりも身体が睡眠を求めていた。

寝息を立て始めた森に気がついた藤井とみさをは、寝ている森に近づいて寝顔を伺う。

「モリリン…相当疲れていたのねぇ。色々大変だったし」

「ビ〜〜〜ッチ!アンタガそれをイウンカーイ!今年のおまいう大賞ナンバー1デスヨー」

「うっさい!この歩くトーテムポール!あ…そうだ」

みさをはぽんと手を打って、自分の行李から筆を取り出した。


「ナニスルデスカー?」

藤井が訝しんで聞くがみさをは答えない。

「モリリンにはいつも迷惑をかけてるし、私こんな事しかできないから…」


筆をもって寝ている森の額に「謝」と書いた。


「ソレハ何かのまじないデスカー?体力が回復スルトカ?」

「ううん…。ごめんなさいが言えなくて…。せめてこれで謝っておこうと…。これなら許してくれるよね?」


   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ミ
  /   ,――――-ミ
 /  /  /   \ |
 |  /   ,(・) (・) |
  (6       つ  |
  |      ___  |   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  |      /__/ /  < なわけねぇだろ!
/|         /\   \__________






勿論、

これは森は京に入るまで、まったく気づかなかったのである。


【続く】



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森とみさおの戦国はらぺこ道中記3

悪い予感は当たるもの。
森とみさをが藤井に連れていかれた先は、戦国キャバクラだった。

森は呼び込み、みさをはヘルプ。

やんぬるかなこの二人。
織田の公務のために京へと急ぐ旅路の果てに、まさか日銭を稼ぐためにキャバクラでバイトをする羽目になろうとは。

とっぷり日も暮れて、町に大人の時間がやってくる。
宿場の繁華街は、風俗系の店がずらりと立ち並び、店の前では呼び込みの若い衆が声を枯らして叫んでいる。

森は看板を持ちながら、吹いてくる木枯らしに襟をよせた。

「さ、さむぃ…。なんでこんな事になっているのだ;」

愚痴をこぼしても始まらないのだが、こんなところを織田の知人にでも見られようものなら…。

そう考えると、呼び込みの声にも力が入らない。
これでは、ただ看板を掲げて突っ立っているだけの不景気な顔をしたおっさんだ。

「おい!気合いいれていかんかい」

同じく呼び込みをしている先輩面をした男が叱責する。
しかし顔がフリテン君に似ているので、ドスをきかせても凄みがまったくなかった。

「すんません…」

憮然として答える森に、さらにしつこくつっかかってくる。

「あんたよぉ…。さっきから見てるとダラダラとよぉ。この仕事舐めてネェか?オリはよぅ、真剣にやってんだよぅ。遊び半分でバイトにこられちゃ迷惑千万ってぇもんなんだよぅ」

口調がジョージ秋山の漫画に出てくる奴まんまだ。
しかも顔はフリテン君。

森は吹き出しそうになる衝動を必死に抑えた。

森が肩を震わせて背を向けると、男は何を勘違いしたのか急に優しい声になって、肩を叩いた。

「いやぁよぉぅ…。あんたもなんか事情があんだろぅ?誰しもそうだよぅ。ここで仕事してる奴なんざ半分以上、脛に傷持つ奴らばっかさぁ。だけどよぅ、それでも生きて行かなくちゃならねぇじゃねぇかぁ」

諭すような口調で、背中を向けた森にとつとつと話しかけている。

森は、あのフリテン君の顔で言われていると思うと腹がよじれるくらい笑い転げたくなった。
というか、オリってなんだよ、俺って言え俺って。
ワロス100回書いても物足りない。これはなにかの贖罪なのか。


森が必死に笑いを堪えていると、フリテンがいきなり声を挙げた。

「げぇっ!」

なんだと森が振り向くと、6尺を超える背丈の女がフリテン顔の男の首根っこを掴んでいた。

「このうすらとんちき!まぁた、呼び込みのまねごとなんかやってんのかい!!」

「ひぃいい;か、勘弁してくれぇ…」

涙を浮かべながら、フリテンはじたばたともがいているが、女の豪壮な腕力には適わない。

「竜〜〜;お前の運をオリにくれやぁ!オヤジにくれやぁ;;」

女は泣きわいて引きずられて行くフリテンを構わず地面に転がした。

「何わけわからんことをわめいてんだ、この穀潰し!!」


あっけに取られる森をよそに、女はずるずるとフリテンを引きずって遠ざかって行った。


「なんだありゃ…」

森がぽかーんとしていると、他の店の呼び込みが寄って来て勝手に話し始めた。

「ま〜たやってるよあの夫婦。年の瀬だってのにご苦労なこった」

寄ってきた若い男が、呆れ顔で苦笑している。

「ありゃ一体なんなんだい?」

森が聞くと、男は森の顔を見もせずに答えた。

「ああ、この辺りでは有名な夫婦よ。夫婦で雀荘をやってるんだが、旦那が哭きの竜に憧れて麻雀を始めたらしいんだが…これがフリテンばっかでなw」

「まんまじゃないか…」

「だろ?哭きの竜どころかフリテン君のあだ名がついちまって、とにかくアウトローに生きたいってことで、呼び込みしながら男を磨くとぬかしちまってなぁ」

「アホだ」

「ま、あの女房もそんな馬鹿亭主に愛想が尽きないのが謎だな」

若い衆はしゃべり終わると、じゃな!と自分の店先へと戻って行った。

「色んな奴がいるもんだなぁ」


何やら気が抜けてしまったが、気は幾分か楽にはなった。
深刻に考えていたのが馬鹿らしくなってくる。

夜の寒気を身体を揺すりながらやわらげると、ふと、みさをは大丈夫だろうかと心配になった。
ヘルプで客をもてなすより、テーブルに出た食物を残さず平らげてしまうのではないだろうか。

そんな不安を抱えながら、森はさっきよりは少し大きな声で呼び込みを始めた。


ここは戦国キャバクラ 花の子ルンルン。

ヘルプで入ったみさをはVIP席にいた。
着ているものも、上等の束帯に着替えて、髪を結い直している。
みさをはあれだけ食っているのに、見た目はほとんど変わらないという恐るべき体質を有している。

以前に、豚の丸焼きを2頭分平らげたのに全く体型に変化がなかったという伝説がある。
それを当時近くで見たものは、「おかしい妙だぞ。食った質量と勘定があわん」と不思議がっていた。
それ以来、織田民はみさをのことを食べるブラックホールとか鬼女の胃袋と畏れていた。

客は浅井の重鎮の侍である。VIP席に陣取って大声をあげて笑っている。
きれいどころをはべらして、5人の女に囲まれてさわりまくりでドンペリをラッパ飲みをしていた。
この不況に豪奢なことである。
何やら、あるお宝が高値で売れたということらしいが、金はある時は想いっきり使うのが金に対する礼儀である。
うらやまけしからんんだが、貧乏人はだまるしかない。それが資本主義だよおっかさん。

さてさて、みさをはそれどころではない。
置いてあるスイーツに心どころか魂まで奪われていた。

厚く切ったメロンやキウィフルーツ。苺が綺麗に並ぶ極上のミルクレープ。
チョコレートがたっぷりのったエクレア。ゼリー、ブラマンジェ、パンナコッタ、ティラミス
ムース・ババロア、ドーナツ、バウムクーヘン、スイートポテト、カステラ、マドレーヌ…

まるで池袋のケーキバイキングのようである。
浅井の侍はかなりのスイーツ好きらしかった。

みさをは、その宝石のようなスイーツ群を今にもとびかからんばかりでじ〜〜っつ眺めている。
その様子に気がついた他の娘が、みさをにぴしゃりと釘をさした。

「お客さまが食べるまで手を出したらだめよ!!いい?ネバーよ!積もろう根羽ぁ大四喜だからね!!」

姉御風の娘だが、綺麗な顔を歪ませて般若の形相でせまってくる。
わけのわからない言葉で責められると、さすがのみさを手がだせない。
まさに猫にかつを節、三浦に兄貴。

頭がくらくらしてきた。

「これじゃぁ誘惑光線クラッだわあ;」

そんな、みさををよそに、先日おこなわれた選挙のネタで女を笑わしている浅井侍。

「おっす!オラ極右!!」

「いやぁぁだぁwきゃーっはははは」

女達は大笑いしている。下品な笑い声だが、若い女の黄色い声は男の活力にもなるのだ。
浅井侍は満足そうにうなずいてはドンペリを啜っていた。

書いていて我ながらむかついてきた。
こんな野郎はポコチンひっこぬいて東京湾に埋めてやりたくなる。

と、泣きながらこんなしょーもない文章を書いてる俺が何とも哀れ。
だれか俺に運をくれや!女をくれや!


ごほん…。
横道にそれたので話を戻そう。



みさおは大笑いどころか鳴くのは腹の虫である。
みさをは他のキャバ嬢にうながされて、おかわりのドンペリを持って来た。

みさをの源氏名は「みさみさ」である。

浅井侍は、周りの女にも飽きたらしく、みさをにちょっかいをかけ始めた。
毛色の変わったみさをに興味を持ったらしかった。

にたにた笑いながら、浅井侍はドンペリをシャンパングラスに注いでいるみさを言った。


「おばさん、水も持って来てw」


空腹でふらついていたみさをの全身からオーラが立ち登る。


「……あ?」

ぐるりと首を回してみさをが浅井侍の顔を見た。





それがこの世で浅井侍が最後に見たものであった。


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─30分後。

ぼろ雑巾のようになったVIPルームで、一人がつがつとスイーツを食うみさをの姿があったと言う。

くわばらくわばら。

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森とみさおの戦国はらぺこ道中記2

森達が宿場に辿り着いたのは、既に夜半である。

街道に点在する宿場だけあって、そこそこに賑わっていた。
師走の喧騒も手伝ってか、往来する人々もせかせか歩いてるように見える。

安宿を見つけることが出来たので、野宿だけはまぬがれたが、腹の虫はぐぅと鳴く。

二人は宿で記帳を済ませて、なけなしの金でコンビニのオニギリを買うことにした。
何も食わないよりはいい。

みさをがそこらの店を物色している。
獅子鍋を出している店の軒先から味噌のいい匂いが漂ってきているのだ。

「ごくり;」

森の袖を引っ張って、無言で指を指すが、森は首を降ってNGサインを出す。

みさをは泣きそうな顔をしながら、指を加えて通りすぎるしか無い。
森だって腹は空いていた。なにせ、みさをが通常の4倍で飯を食うものだから、おのずと自分の分は減らすしか無い。

コンビニのおにぎり一個ではとても満足はできないが、懐がこうも冷え込んでいてはいたしかたない。
二人は肩を落としながら、コンビニを探したがこの宿場にはコンビニどころか吉野家や松屋もない。

「これは帰って寝るしか無いか」

森がそう言うと、みさをはいきなり道の真ん中で叫び出した。

「ノーモアー ヒロシマ!リメンバー パールハーバー!アイアム ベリー ハングリィ!!」

「ちょっ…みさをさん;」

みさおは狂ったように異国の言葉をわめきちらしている。
往来の人々も、なんだなんだと足を止めて二人を見た。

みさをはへたりこんで、しくしくと泣き出した。空腹でみじめな気持ちになってくる。

腹が減っては戦もできぬ。しかし先勃つものが無ければSEXもできない。
森は途方に暮れてしまった。
せめて日清のカップヌードルが売ってる店でもあればいいのだが。

へたりこんでいる、みさをの手を引っ張りあげながら、周囲の人々にお騒がせしてすみませんと一言詫びた。

よろよろとその場を去ろうとすると

「チョットマッテクダサーイ」

と、妙なイントネーションの男に声をかけられた。


「はい?」

森が振り向くと、何やら珍妙な出立ちの男がニコニコしながら立っている。
イスパニアの鎧をつけ、三銃士のような格好だ。
顔が真っ黒でまるで土人のようである。

「アナタ達おなかペコペコデスカー?それならちょっとバイトシテミマセンカー?」

「は?バイト」

男は、うんうんとうなずいて顎をしゃくりながら近づいて来た。

「失礼シマシータ。ワタシこーいうものデース」

男は名刺を差し出しながら、くるりと回って西洋式の礼をした。
やることがいちいち芝居がかっている。

名刺を見ると白い上質紙に筆書きで「ジョナサン藤井」と書かれている。

「どうぞ気さくにJ(ジェー)とお呼びクダサーイ」

みさをが目を丸くして驚く。

「藤井って…まさか突さんの知り合いの藤井さん?」

「OH!凸さんと縁故の方デシターカ!それなら益々チョードイイデース」

「っていうか…なんでそんな話かたなの?」

「これは失礼シマシータの松本コンチータ。ワタシ大航海時代が長かったもので、日本語が片言にナッテシマッターノデス」

「英語になるならわかるんだけど…なぜに片言…」

「細かいコト気にしたら負けデース!働かざるモノ食う寝る藤井デスヨ!とにかく腹一杯食いたいならバイトするしかないのデース」

森が胡散臭そうに、J(ジェー)と名乗る男を見る。
いまいち信用できないのである。

「凸さんと友人ということだが…見ず知らずの我々にバイトを斡旋するとか、あんた一体何者ですか」

「ワタシ?私ストロベリー!貧乏人のメシヤでーす!」

「おい…さっきJ(ジェー)とか言ってなかったか?それにあんた飯屋には見えないんだけど」

「Oh〜;このアメリカンジョークが理解デキナイトハ;;よっぽど貧しい暮らしをシテキタノデスカネ」

「大きなお世話だ。行こうみさをさん。こんなんに関ってる暇はない」

そう言って背を向けて歩き出そうとしたが、みさをは動かない。

「みさをさん…」

みさをはそれこそ捨てられた子犬のように、森を見ながら哀願ポーズをとった。
下を向きながらいやいやするポーズである。

「モリリン…。お金ないよ、バイトしてみようよ…。凸さんの知り合いの藤井さんだし悪いようにはしないと思うの」


人は空腹になると、生気もなくなる。はじめにイライラ、そして徐々に元気がなくなり、何もしたくなくなる。
エネルギーが精神的にも肉体的にも切れるのである。
みさをはまさに今その状況であった。


「HaHaHa!おkほーけ〜。東京コンドーム!お嬢さんのほうが話ワカルネー!バイトなんて簡単なお仕事デスヨ。ベリベリーチープね〜。それで飯ウマ腹イッパイネー。あなたもハッピー私もハッピー!」

「ごはん…。バイトすれは本当にごはんくれるの…:」

「マッカセナサーイ!貧乳ガール!!ごはん食べればオッパイもデカークナルネー!!これホント、ホントのこと!」


バキッ!

みさをは、ふらつきながら藤井のテンプルに渾身のショートフックを放った。
元気な時の半分以上の力ではあるが、藤井はよろけてもんどり打って転がった。

「はぁ、ふぅ;;か、歌舞伎町のゲーセンで、250kg出した拳をなめんじゃないよ!こんど貧乳言ったら鼻を砕くからねっ」

ふらふらしながら、担荷だけは衰えていない。

藤井はむくりと起き上がって笑い出した。

「fufufufu!HaHaHaHa!ジャパニーズゴリラガール、ファンタスティック!ナイスパンツねー」

みさをの攻撃がまったく効いていないようだった。
森と同じくタフな男である。
半減しているとは言え、みさをのパンチは全盛期のタイソンと同様の破壊力を持つ。
常人なら昏倒して1時間は起き上がれないはずだった。

みさをは全ての力を出し切ったように、憔悴している。
目がうつろだった。空腹でいよいよ限界にきているようだった。

J藤井はダディクールのような目をしながら、ふらついてるみさをの肩を抱いて繁華街の方へ歩いて行く。
森は舌打ちをしながら、それを追った。

「やっかいな事にならなけりゃいいが…」


同時刻─甲府。

周防玄徳の屋敷では、一門員を集めて鍋料理が振る舞われていた。

「あーーーっ!!!おまっ!やめろよ!!」

「このほうがコクがでるんだよ」

豚すき鍋にビールを入れる周防に地獄突が怒鳴っている。

「そうは言っても俺は嫌いなんだよ…」

地獄突はぶつぶついいながら碗に汁を入れていた。

他は、奥多摩と新田のメンツがいる。

一門の中心である長瀬と冬場、にゃん娘の足利メンツは京に滞在している。
誘ったのだが、甲府まで来るのは億劫だったようである。


「しかし…森さん達は大丈夫かね。無事に京に辿りつけるといいが」

突がそう言うと、たまちゃんと呼ばれる奥多摩が、十分に味の沁みたブリを齧りながら

「みさをがいるから安心できないね!下手すると森さんまで食べちゃうから」

笑うでもなく表情を変えずにそんなことを言う。
たまちゃんは、人見知りで変わった子だが妙にみさをになついていた。
二人で話しているのを聞くとまるで兄弟のようにじゃれている。

新田は、無言でもそもそと食べている。
時折うなずきながら舌鼓を打っている。
食事中にしゃべるのは罪悪だと言わんばかりに、一生懸命食べていた。
しかも、肉ばかり食っている。
突から野菜も食えよ!と言われてしぶしぶ白菜を碗に盛ったりした。


「死にゃしないだろう。いい大人なんだし」

周防が好物のポテトフライをつまみながらビールを飲み干した。
周防はとにかくポテトフライと唐揚げさえあれば、何にも要らない。
鍋にもほとんど手をつけていなかった。


突は、何やら胸騒ぎがしている。
他の3人は鍋をつつきながら、思い思いに楽しんでいるようだが、突はどうにも落ち着かず楽しめない。

「じゃ、うどんで閉じるか」

周防がそう言い出すと、新田と奥多摩は異存無く頷いた。

突は思いだしたように叫んだ。

「おい!玉子で閉じるのも忘れるなよ」

「めんどくせぇ;」


悪態をつきながら、周防が台所に向かうと突は鍋を見ながら考えた。

オジヤのほうがいいかもなと、二人の心配なんぞすっかり忘れていたのは言うまでもない。


【続く】





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森とみさおの戦国はらぺこ道中記


旅のテーマソング

森とみさおが連れ立って中山道を歩いている。

織田と足利の和平調停の行われる京へのぼるためである。
二人は共に織田の評定議員の公務として京へ出向くことになった。

しかし、畏れていたトラブルが起こっていたのだ。
意気揚々と尾張を発ったのはよかったが、途中でみさおのを悪食により路銀がつきかけていたのである。


「うう…;お腹減りました;;」

そう言ってみさをは道にへたりこんだ。
それを見て森は呆れながら叱責する。

「…あんたが、見境い無くばくばく食べるから宿代しか残ってませんよ!」

宿場町を通るたびに、目を輝かしてその地の名産を河馬の如く食い倒すものだから、いくら路銀があっても足りないのは当然だ。


焼いた餅の匂いがあれば飛びついて、ぷぅ〜んと匂ってくる、鮎の塩焼きの香ばしい香りに心を奪われ、鰻の蒲焼きを見れば飛びついてと。

そんなこんなで道中に屋台があると、森は気が気ではない。
財布は森が握っているが、みさをは美味いものと見れば飛びついて食い始めてしまうので止める暇もない。

がつがつむしゃむしゃ、もぐもぐ、もふもふ。
四六時中口を動かしていないといられない。

よく食べる女はいい女と古来より言われてはいるが、これはもう度を超えている。
昨日の茶屋では桜大福を30個以上もたいらげて、店主からは化物や;と驚かれている。
まるで胃拡張を患った豚だった。

途中の定食屋でも、あまりにもバクバク食うものだから、森がたまりかねて「あんた豚みたいに食べますねえ。大概にしとかんと身体こわしますよ」と、たしなめたところ

「ぶ、豚じゃない!」

そう言って森を睨みつけると、またおかわりをした。

何を言っても無駄なのだ。このマシーンのように咀嚼するフードファイターには。
そう思って森はもう忠告するのもあきらめたのである。

みさをは貧農の出なので食える時に食う。それが生き残る道だと教えられて来た。
戦が起こると、大量に米を買い込んで非常用にと地に埋めておく。
これはこの国のものの発想ではない。大陸の発想である。何故、このような発想を身につけるに至ったのか。
みさをはそれは頑として語らない。
みさをにとって「食べる」ということは「生きる」ことそのものであるようだ。

京までは目算で5日はかかる。
こうなると、敵対しているマソ忍軍の目をくらますため、あえて歩行(かち)で行こうと提案したのが裏目にでた。
馬ならば、一気に距離を稼げるしいちいち降りて食い散らかすこともできなかったろうに。

京にいけば一門員の長瀬や冬場がいるので、辿り着きさえすれば何とかなる。
しかし、辿りつくまで体力が持つかどうか。

辿りついても、姫様と呼ばれている冬場あたりには「ははーん?また買い食い道中で寄り道してきたね」と厭味を言われるに決まっている。森は日が経つにつれだんだん気が重くなって来た。

みさをは、ハクション大魔王のようにハンバーグが大好きで、マクドナルドのチーズバーガーセットを一日に4人分食べないと動けない。

さらに、ラーメン、回鍋肉、カツ丼を食べるという、ギャル曽根もびっくりの大食漢である。
路銀どころか、森自身が食われかねないと危惧する始末だ。恐るべき大食漢である。

出立前に一門員の地獄突が森にある忠告をしていた。

「みさをさんはルフィなみに食うから、乾燥肉をしこたま持って行くといいぜ」

同じく新田も、みさをさんには飴をなめさせるといいアルよと、あめ玉を大量にもらっていた。

そう言われて、肉もあめ玉もかなりの量を持って来たのだが寝ている間にみさをが全部平らげてしまったのである。
一週間分はあったはずだが、それを二日で全部食べるとは…。

こいつの腹はどうなってるんだー!!
と山に向かって叫びたかったが、疲れるだけなのでやめておいた。

森は比較的小食なので、1日1食でも問題ないのだが、この食べる人間バキュームカーの処置をどうするか。
なにせ1日5食は食べている。まるでラピュタの海賊のように。
みさをの顔をよくよく見ると、出立時より顔が丸くなっている気がする。

森はみさをの顔を見て吹き出しそうになったが、口で抑えて留まった。
まだ死にたくはない。

日は暮れる。師走の風はゆるけれど、急激に冷え込んでくる寒気をしのがなければたまらない。


「みさをさん、次の宿場まではもう少しですから。でないとここで野宿する羽目になりますよ」

「もふー;ぺこぺこりん…」

森はその台詞を聞いてぶちっ!っとキレかけたが、何とか平静を装った。
ここに地獄突がいようものなら、恐ろしい事態が起こっていただろう。

みさをはしぶしぶ立ち上がって、森の後を追うように歩き出した。

「やれやれ…」

森がため息をつきながら、つるべが落ちる焼けた空を見上げる。

その空に黒い点が3つ。カァカァと真っ赤な空を鴉が飛んでいく。
あんな風に自由に飛んでいけたらなとふと思った。

飛んでみようか。

森は夕日に向かって両手をゆっくり羽ばたかせてみた。


「森さん…何やってるの…」

「いや鴉のように飛んでいけたらなぁと思って…」

「鴉…。森さんは鴉というより鳩じゃない?性格的にも。鳩の丸焼き美味しそう…じゅるり;」

「鳩ねぇ…。そういえば、みさをさんも鳩胸だ…」


ドカッ!!

言うが早いかみさをの強烈な右ストレートが、森の頬げたを叩いた。
2間ほどふっとんでもんどりを打って転がっている。

みさをは仁王立ちしながら、鬼の形相で拳を固めた。

「こ、今度、胸のことを言ったら、次はデンプシーロールくらわせるからねっ!」

ハァハァと息を吐きながら、熱のこもった口調で恫喝している。

森はそれに答えず頬を抑えながらゆっくり立ち上がるとにっこり笑った。


「やるじゃないw」

「ふんだ」

「まだ元気じゃないか。さぁ、急ごう。時期に日が暮れる」

「はぁ〜い」

森は打たれ強かった。
長年みさをと行動をともにしているので、身体も精神も頑健である。
少々の打撃では、森を昏倒させるまでには至らないのである。
織田の精神的サンドバックと異名を取るほど、ディフェンス力には定評がある。
織田初期は周囲から「カティンコティン」とか「森の不動」と呼ばれていた。

みさをもあきらめたように、渋々と荷を担ぎ直して歩き出す。

自由にか。

人である以上、この世のどこにも完全な自由などはない。
制約された環境下での行動原理を刷り込まれているからである。理を知っているからだ。

羽ばたく鳥が自由に見えるのは人の勝手な想いである。鳥はいつでも死に直結する刹那を生きているのだ。
鳥に限らず自然界に生きる野生はすべからく皆同じである。

鳥が自由に見えるのは、国に一門に任務にあらゆる角度で縛られていると自覚しているからだろう。
そうすると、みさをさんなんぞは空腹に縛られているのかなと、少しおかしくなってもくる。

後ろを振り返ると、ぶつぶつと悪態をつきながらみさをが着いてきている。

<しようこともない…>

ため息まじりに吐く息がもう白い。
急がんと。

森は宿場で宿を取ったら、晩飯の算段を考えにゃと思っていた。
晩飯が食えないとわかったら、みさをはそこらの店で食い逃げすらしかねない。

殴られた頬を擦っている。まだ少しヒリヒリと痛い。

一行は次第に影を落としていく路を確かめるように、たまに振り返りながら足を速めるのであった。

さて、このおかしなコンビは無事に京まで辿り着けるのでしょうか。


それはまた飽きなかったら次回の講釈にて。

よき週末を。


テーマ : 雑記
ジャンル : ゲーム

Super Freak



原曲はやっぱいいものだ。やはりハマーよりこっちが好きだ。
リックは相当な悪童で天才だった。創る曲がいちいちかっこいい。
英語がわかる人はなんちゅう下品な歌詞だと思うだろうが、
えてして天才ってのは変態で下品で我侭だからしょうがない。
もう死んじゃったけどね。

よく見たらマソはリック・ジェームスに似ている。
彼も天才だ。故に凡人の俺は嫉妬する。よくよく見たらバスキアにも似ている。
故に側近にいる者もおのずと非凡な連中が集ってくる。
天才は残酷だ。故に美しく下品なのである。

マソには年末の忘年会には是非これを振り付けしながら歌ってもらいたい。
盛り上がること必死。昔はバンドマンだったというからお手のものだろう。

ああ、とにかく忙しい。
早く帰りたいのだが帰れない。

本日はジャガーディーラーの所長さんと昼飯を食いながら車へのロマン談義をしたが、
車が売れないこんな世の中、景気がよくなるわけがないとお互いためいきをつく。

早く無職のデュエリストになりたいものだ。

            / ̄ ̄\
          /   _ノ  \
          |    ( ●)(●) 
          |     (__人__)デュエリスト9年って
             |     ` ⌒´ノ 書いてあるけど、何?     
              |         }    
              ヽ        }
            ヽ、.,__ __ノ
   _, 、 -― ''"::l:::::::\ー-..,ノ,、.゙,i 、
  /;;;;;;::゙:':、::::::::::::|_:::;、>、_ l|||||゙!:゙、-、_
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       ____
    /      \
   /  ─    ─\
 /    ,(●) (●)、\   親の金でカード買って完璧なデッキを組んで
 |       (__人__)    | 高度な思考と判断能力で叩きのめす
 \     ` ⌒´   /    決闘者です
,,.....イ.ヽヽ、___ ーーノ゙-、.  決闘から逃げる奴はガキンチョでも
:   |  '; \_____ ノ.| ヽ i 容赦しません
    |  \/゙(__)\,|  i |  
    >   ヽ. ハ  |   ||

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メーテルのあれ


ライトニングのような美女に蹴られたい藤井さんに捧ぐ。

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しかし、思いつきをそのまま行動に起こした者がしばしば奇跡を起こすのも事実。


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信にメーテル帽が実装されたら藤井さんは復帰する。
間違いない。

そして、ふぇいふぇいにメーテル帽をかぶってくれと土下座して懇願するに違いない。


とにかく今の信オンで生き残っていくための条件はこれだ。

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俺の時代がやってきた。


わけはないのであった。


完。



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ジャンル : オンラインゲーム

トラップ・オブ・ザ・マソ

土曜は麻雀メンツで打ち納め&忘年会。
日曜は友人の納骨に列席。
えらい遠いところで埼玉の奥地まで出かけたが、その駅に自分の制作したポスターが貼ってあるのを見て吹く。

信にインしてみると、琴波から対話が来た。

「マソが死んだらしい。わりとまじで」

琴波がシリアスにそう言うのだが、ありえない。
マソはあと100年は生きる。あの男は日本が沈没してもアリゾナあたりまで逃げて生き延びる男だ。

無言拉致していく武田の古参にそんな噂を流しているものだから、
一条さんと俺がたしなめる。

「コストコから聞いた」

そう言うのだが、まったく信じられない。

「マソは3人いるらしい」

いやいやいや。一人だから。マソはオンリーだから!

そう言っても琴波は信じてないようだった。
頑なに仕込まれた情報を鵜呑みにしている。

刹那、脳裏にあることが思い浮かぶ。……まさか…。

しょうがないのでFBでチェックすると、まさにマソの書いた前日の記事があがっている。

「全快で生きてるジャネェか」

それを伝えると、琴波は「なぬ!?」といまさらながらに驚いていてワラタ。

ようやくいっぱい食わされた事に気づいた琴波は、拉致ったバキに「コストコを討伐にいくぞ!」と憤慨している。単純すぎて可愛い奴だ。

こいつ絶対オレオレ詐欺とか邪教にはまるタイプだ。
それだけ素直に人を信用しやすい奴なのだろうが。

すると甲府でコストコさんが卑猥な擬音を大声でまき散らしている。

「やはりな」

コストコさんが琴の拉致で徒党に入ってくる。当然、中身はマソである。
コストコさんの垢を使用したマソの悪戯であった。
途中からそんなこったろうと思ってはいたが。

「くくく…琴よ。甘いぞw気づけよ」

そう言って悪びれもせず、琴をいじくるマソ。
キャラはコストコ、中身はマソ。嗚呼やんぬるかなこの理不尽。

そうこうしてるとカタソバが徒党に入り、相変わらずの破天荒な口調でおどける。
しかしまだ20代なんだよなこいつ。周りに20代の知人とか少なくなったよなぁ。

特に何をするわけでもないが、そういうなんでもないやりとりが楽しく心地いい。
よくよく考えると、ネトゲなんざ何かをしてなきゃならないと言う事は別にない。

そこにいて会話するだけで、充足できることもある。
特に疲れているときはだ。
一言二言、会話するだけでもいい。

綾からもたまに対話がくる。何やらバイトを頑張っているようだ。
いじわるな人もいるそうだが、周りに優しい人ばっかの環境なんざ成長できないし、そんなユートピアはどこにもない。逃げ出した先に楽園などありえない(ガッツ)。
むしろ、嫌な奴、苦手な人と共存していくのが社会生活である。
嫌われないようにするのではなく、認めて素直に習う。人の中へ人の中へと入っていくことが重要。
ということで頑張れよと言うしかないわけだが、説教も正論すぎるとうざいだけなのでこのへんにしておこう。

藤井さんからのいきなりのセクハラ対話はさすがに御免こうむる。
あれがいきなり来ると、首をしめて「お前はガキでかのこまわり君か!」となじってやりたくなるのだ。
男は18センチ!とか言われた日には、短小包茎である源などどうすればいいのか。

などと、とりとめのない愚相をここに書き連ねている冬の朝。

どうでもいいんですけどね。
年の瀬になると、何やら1年の総括っぽいことを書かなくちゃと、妙にかしこまっちゃったりするわけで。

信オンがどこに向かうのかはわからない。
しかし、サービスがある限りなんとなくインはしていくのだろう。

昔はゲームなんざ娯楽だし自分さえよければいいだろうと思っていた。
今もその気持ちがないわけではないが、周りが楽しくないと自分も楽しくないと気がついた。

あるエピソードがある。

マソがパチンコ屋で、ジャンジャンバリバリと大当たりを重ねていると、
相当やられたらしい、バァさんが後ろを通った。

マソの50,000発以上はあるだろうドル箱の山を見てバァさんがボソッと一言。


「自分さえよければいいのかい」



そう言われた瞬間、マソは思った。

「そんな琴言われてもwwwww」


お後がよろしいようで。




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新田さんの決断

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久々にインすると新田さんがいる。

新田さんは鎧鍛冶で、かの立花亜沙美さんと同レベルのパフォーマンスを持つ。

「新田さん。いつになったら半蔵に連れて行ってくれるの!」

俺がそう言って新田さんをなじった。

「全然インしてないじゃないっすかwww」

そう言われてテヘペロとごまかす俺最強。


新田さんから鎧をもらう。蛾さんから石を買う。

「鎧始めました」と言われて、ありがたく頂く。お礼にちゅっちゅっしたいと言ったら

「ワタシハホモデハアリマセン」とにべもなく断られる傷心旅行。

インテル入ってるじゃなくて、チンコついてるということだ。残念無念の高倉健。

なんかよくわからんがそんな流れ。にしても、今のプレイヤーのスペックはみんなすごいねえ。

あのみさをさんでさえ、なかなかのスペックだ。老兵は消え去るのみ。

めずらしく、冬場さんがいないので音頭取りを新田さんがやってくれた。

「いきますか!」

「だが断る!」

そんなやり取りの後、我々はいつものメンツで半蔵の前に立った。

立った、立ったよクララが立った〜と、一人小躍りする蛾さんが哀れ。

ツカさんはいつもの如く、死人と化しているので、神は白夜古参の古神のニャン娘さんである。

奥多摩のたまちゃんもいて、みさをさんの弟分のように付き従っている。

すると新田さんがいきなり歌を歌い出した。


ははうえさま お元気ですか

ゆうべ信の真紅に
明るくはしゃぐ凸ひとり 見つけました
凸はさわぎます
みさをさんのように とてもうるさく
私は凸を晒します
追い込みますよ
白夜の子です
寂しくになったら
また晒しますね
いつか 多分

それでは また対話します
ははうえさま

産休



試合前の君が代ですか!
すみやかに歌い終えると新田さんは「じゃぁいきますよ」と掛け声をかえて半蔵を叩いた。

俺のことを言ってるのか!と思ったが、寛容な紳士の俺はそれを許した。
というか意味が分からない。

みさおさんは「もふもふ@@」と意味不明の擬音を発しているが、まあ放っとこう。


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「武将は友達。怖くないよ!」

そう言って新田さんは俺たちを鼓舞する。


1回目:半蔵がジャンボ鶴田のように怒って俺が死ぬ。いきおいで、抜けて走ったらとにかく絡まれまくってインできなす。そして壊滅。

2回目:3の攻撃がいきなり旗に抜けて早々にあぼーん。

3回目:なんとか倒す←説明すんのめんどくせえ


新田さんの決断で、半蔵で遊べた事に感謝をしよう。

途中で薬で参戦している、みさをさんに抜けまくっていたが、
俺は拳を握りしめ「よし!」と叫ぶ。

「よし!って何!!」とみさをさんは激昂するが、最近、みさおさんがフルボッコにされてるシーンが妙におかしいのだ。まぁ生命多くて固いからなかなか死なないというのもあるからだろう。
とにかく笑える。あひゃひょわー!


激闘を制して終わったのは0時を大分回っていた。
森さん曰く腐女子はBL好きをさすということだ。全然脈絡ねーけど。

腐女子の定義はどうでもいいが、とにかく眠かった。
ネミーデービス。とにかく泥のように眠りたい。
近頃プレゼンの制作で帰宅が遅かったのも手伝ってバタンキュー。


まったく関係ないが、一門会話でナウシカの話になって思い出した。

「蛾さんってナウシカに似てるよな」

俺がそう言ったら、蛾さんは「そうだ凸くん。ゲームを何か送ってあげようか」と言う。

相変わらずスルースキルたけぇ。死ね。

「まじか!」と俺が喜色満面で小躍りすると

「バイオ5なんかどうだ」と言いやがった。


俺は蛾さんの家に大量の裏VHSのビデオ送りつけてやろうと決めた。

あ、引越の際に全て廃棄したんだった。

断っておくが、それは友人が置かせてくれとかいってばっくれやがったので、
仕方なく置いておいたモノだ。断じて俺個人の所有物ではない。


というわけで、週末だ。年末だ。

せわしいことこの上なく、せいぜい死なないように留意しよう。
では、良き週末を。

また来週。

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DOA5に驚いた

doa

超乳ゲー



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寒いよう

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「寒いな」

「ああ…」



寒い。

なんか寒い。今さらながらPS3を買った。
タツヲが付き合ってくれたのだが、驚愕の事実が発覚!

「まぁ…ゲームはあんまやらんな。家にあるDVD観るくらいか…」

俺がそう言うと、タツヲは怪訝な顔をして首を振る。

「いやいやいやいや。PS3はブルーレイオンリーだから!旧DVDは観れねーよ!」

「えーーーーーーーーーーっ!!!」



危なかった;;ツタヤで知らずDVDを借りようもんなら、恐ろしい結末が目に見えていた。

借りて来て再生されないDVDをカウンターに持っていき、

「おい!こら。再生されねーじゃねーか!金返せ!!」と、クレームをつけていただろう。

「お客さま、再生機器は何でしょうか」と店員は聞くはず。

俺は胸をはって答える。

「新型のPS3さっ!(キリッ」

「…ぷっクスクス。お、お客さま、PS3はブルーレイディスクしか再生できませんが(苦笑」

「……えっ。ま、まさかーーー!!」

「旧DVDは再生できませんよ。そんなことも知らないでよくツタヤに来れましたね。一昨日来てください(ニヤリ」

「そ、そんな…。馬鹿な…」


俺は敗戦投手のようにその場に崩れ落ちて放心状態然となっていたことだろう。
このような汚辱にまみれた対応をされ、後ろに並んでる人達の前で赤っ恥をかかされるところだった。

ひゅぅ〜;あぶねぇあぶねぇ。


そしてタツヲに、オワコンだろう「バイオ5」を借りる。
今さらかよ!と思う人もいるだろうが、ここ10年以上オフゲーなぞ、ミクシーやスマフォのアプリでやるくらい。「オブリビオン」とかもやってみたいが、もう俺にはハードルが高すぎる。

そしてホクトさんが渋谷に用事で来るので3人で飲んだ。
タツヲとホクトさんは初だったので何かちょうどよかった。
しかし調子に乗りすぎて次の日は風邪でダウン。

うう;頭いてぇ〜。悪寒がする下痢もひどい。

というわけで、日曜の夕方まで死んでいたという。
ようやく、起き上がって簡単な飯を作って薬飲んでまた寝た。うう;だるいよう。

寝ていても気持ち悪いのでPS3を設置した。しかしもう夜であった。とても信にインする気力もないので、バイオをちょっとやったら、ますます気持ち悪くなった。つうかネットワークとか、データコピーとかセッティングするまで時間かかりすぎる。気軽にさっとできないもんだなぁ。
バイオ5は、シューティングになってて、なんか従来のバイオじゃないけど面白いは面白いのかな。
あれバイオじゃなくてもええやんという感じ。

しかし、画像は驚異的に綺麗だ。ビックラコキンジ。
シリーズ中傑作だと言うアサシンクリード2をタツヲに奨められたが、オフゲーは買わないで借りる事にしよう。
それか中古だな。オフゲーをがっつりやる時間はあまりないだろうけど。

そうだ!藤井さんなんかに終わったゲームを借りればいいんだ。
ということで藤井さんお願いします。

気楽にやるんだったら、格闘ゲームがいいね。バーチャとかDOAとか。

ようやく、なんとか持ち直して来たが寒くて外にでたくねーし。
めんどくせーし。

ところで最近、家ではワインを飲んでいる。
俺はタンニンがきつめなのは苦手なので、抑えめのワイン、つまり渋みがあまりないワインが好きなのだ。
カルフォルニアのベリンジャーあたりが飲みやすい。安いし舌ざわりもいい。
日本人には根本的に、あのタンニンの渋みは無理だと言うフランス人のワイナリー職人も多いと言う。
お茶の風味を外人がわからないのと同じだ。
無理してわかる必要もなし。通でもないし美味いと思ったものを飲めばいいのだ。
地産地消と身土不二。
そもそも、その土地で生まれて育っていないものが、その土地の食物をあれやこれや論じるのは俺的にはどうにも胡散臭い。わかったような気になっているだけだろうJKと思ってしまう。これも歳故のねじれだろうか。
柳沢きみおの「大市民」の言い回しのようだ。おっさんくせぇ。

う〜〜ん。
とにかく寒い。寒いのでアルマジロ状態で毛布にくるまっている今日この頃。
くれぐれも風邪にはご注意。だるくて何もやる気がおきねーよママン。

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プロフィール

凸

Author:凸
カテゴリー:おっさん
生息地:都内在住
生業:印刷・ウェブ制作全般
血液型:B

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