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山田風太郎につき



これ小説で読むとあまりにも結末悲惨すぎると思う人もいるだろうなぁ。
山風はほとんどハッピーエンドないもんな。
でも陰惨だけどなんか美しい。
他の大家の描く忍者活劇と大きく違うのは、文章からむせるほどの血の匂いが溢れ出ているのと荒唐無稽すぎるその変態的発想だ。
まぁ今になってよくわかるが、本当に唸るほど文章が巧い。死ぬほど巧い。
あたりまえだっつーの。何を偉そうに言ってるんだ俺は。

アニメはせがわまさきという絵師と陰陽座の愛称もばっちりか。
実写版は糞すぎたのでノーコメント。
これのパチンコは打ってません。一回も。

ねがわくば…これ制作をプロダクトIGだったらどうだったのかなと思うだけ。
いやGONZOでも十分なんだけど。

一番好きなキャラ?決まってんだろうが!陽炎よぉ!(雪之丞調)
こんないい女ほかにいねーわ。
kagerou

GYAOで全話見直したんだが、結局、山風の描く物語ってほとんど恋物語が根なんだよな。
はやくY+Mアニメ化してくれんかな。さすがにもうあれは深夜枠でしかできんだろうが。

仕事でかったるいが、まぁ土曜はちょいと休んで等価の慶次で57000発以上叩き出したので
GWもそうそう悪くない。パチも終わらんほど連すると飽きてくるよなまじで。

ま、明日は当然出勤だ。
良きGWを!では。





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テーマ : 雑記
ジャンル : ゲーム

GWに仕事してる俺って

最高にリア充だな!なんてったって清々しく仕事ができるんだぜ。
なんて静かで満ち足りているんだ。最高や。

客や業者からの糞電話も鳴らねえし、一人だから余計なことも頼まれないし。
仕事がさくさく進むぜキャッホーイ!

……あれ?
お、おかしいな…目から汗が出ていてモニターが霞んじゃう。
糞糞っ!



しょうがない。GWに同じくリア充になれない者どもへのプレゼントだ。
この動画を見て笑えるなら君らのGWは最高になるだろう。
なるかもしれない。なるといいな。ならなくても困らんけど。

ところでバイオのPV見たら久々にオフゲーやりたくなった。
しかしやっぱめんどくさげ。

さて仕事仕事。

じゃまた明日。


藤井帝国の野望の雑記



藤井帝国の逆襲が始まる!
特に意味はないのでスルーしてくれたまい。

のだまが好きだった。のだまカンターレビレ。つまりは野球よ。ベースボールよ。
社会人になってからはビールを飲みながら野球観戦。
まさに至福の時でもあった。

ヤクルトの伊藤智久は史上最高のピッチャーだったと思う。
150kmを超える速球に、あの高速スライダー。こんなん打てるわけねー。
メジャーの強打者でも打てなかったろう。伊藤がメジャーで投げる姿を見たかった。

中日ドラゴンズの鈴木孝政、小松、牛島、星野。
当時ジャイアンツファンの俺はこの人達が出て来ただけで、
手に汗しながらテレビに食い入って観戦したものだ。

当時の中日にはいいピッチャーが多かった。

鈴木孝政の流れるような美しいフォームに敵ながらほれぼれとし、小松の豪速球に目を見張り
牛島のフォークにため息をついた。そしてマウンド上で咆哮し己を鼓舞する星野仙一。

俺の中では野球が一番面白かった時代だ。江川と小松の投げ合いはまさに圧巻だった。

残念ながら噂のダルビッシュにはあまり興味がない。いいピッチャーだとは思うがそれだけだ。
上記に挙げている投手のようなオーラをまったく感じないのである。
そりゃ当時のピッチャーよりも体力もセンスも確実に上だろう。体格もメジャー級だしな。
メジャーでもそこそこの成績を挙げるとは思う。

しかし彼のピッチングを見たいとは思えない。
少なくとも俺のなかでは魅せるピッチングではなく、あれは勝つピッチングである。
プロだし当然それは当たり前だ。勝たなけりゃどうしようもない世界。
しかし、懐古廚のオヤジとしてはどうしても比べてしまうのである。

江川はバースと勝負をした。真っ向勝負で超ド級のホームランをバースが打った。
そしてバースは「江川は最高のピッチャーだ!」と讃えた。
あの名勝負を見た時なぜか涙がでたのを覚えている。負けたのは悔しかったが何故か美しいと感じた。
そんな勝負があの時代はいくつもあった。

まぁねえ。昔を知ってるからどうなんだと言われたら、ネトゲも一緒。
昔のプレイヤーより今のプレイヤーのほうが巧いしステもすごいに決まってる。
そらぁそうや。比べてもしょむないことですがな。
しかし、ステよりもっとこうなんつうか本中華ですねん。

藤井さんは魅せるというより、見せるプレイヤーだった。
精神的露出狂である。だがそれもまたよし。

日本のプロ野球は年々衰退していくだろう。
いや全てのスポーツが衰退していくのは目に見えている。
ひとつは少子化。今は絶対的に子供が少ないのだから、当然特化した能力のある子どもも少なくなる。

寂しいことだ。逆にネトゲはもっとドラスティックな進化を遂げるはずだ。
100年後のネトゲとか想像できるかい?
クイーンズブレイド級のネーちゃんとバーチャル戦闘できちゃうのも当たり前の世界になっとるはずだ。
多分。きっと。必ず。間違いなく。

そんときゃ俺らは墓の中。藤井さんも墓の中。
ゾンビになっても墓の中。三つ数えて墓の中。
Yoh!Yoh!Hoh!Hoh!

ポリスのゴースト・イン・ザ・マシーンを思い出してしまった。


とにかくGWなんだよGW。で仕事なんだよ仕事なの。

もうね。GW終わったらまとめて休みとる予定だから
藤井さんとこに遊びに行ってカラオケでこれを唄わせよう。
台詞部分は俺がMCしてやんよ!

藤井さんは ネタのために戦います。
たとえそれが 命をかける戦いであっても
藤井さんは 一歩も引きません!
それが 藤井帝国の野望なのです!





さて。
GWですな諸君。うわーん;仕事だ。
野球がやりてぇ。

じゃよきGWを!また来週。

テーマ : 雑記
ジャンル : ゲーム

私の中の知らない藤井が隠れている



宇宙海賊アニメもハーロックの時代からこうも変わったかと思うと、
思わず郷愁と黄昏の2文字を藤井さんに贈りたくなる。

時の移り変わりは早いもの。
というかもうGW目前なんだが、昨晩の打ち合わせで俺のGWは仕事に相成った。
はは。ワロス。実家にちょい顔出すぐらいで終わるなこりゃ。

どうしてなのどうしてなの。どうすればいい。
なんでこうなるの。

藤井さんのGWも仕事らしい。
タッチャマソのGWはおそらく信とパチスロだろう。頑張れ。勝てば官軍負ければ地獄。勝ってこそのギャンブルよ。
林檎さんのGWは、想像だが伊豆に一件箱根に2件。別荘行って桃食って卵でしめて終わりだな。
かずはのGWは犬と散歩でざ〜んねんはい終了。
アキヤマンは、信でちょろちょろ、なかぱっぱ。焼鳥一筋30年で〆。
源は彼女と婚前旅行の海外旅行。行き先当然タンザニア。

それぞれのGWは夢と希望に満ちている。
俺は暗雲に満ちている。

ファック!ファック!ゴゴゴゴゴゴングを鳴らせ。

まあそんな意味のないことをつらつら書いてくのだが、
行楽日は事故もつきものお年頃。

どうか交通事故だけは気をつけておくなさい皆の衆。
あの京都の悲惨な事件もあるが、まぁ聞くだけ見るだけで陰惨な気持ちになるからなぁ。
俺の知人も2名死んでるし。

話は変わって林檎さん。
いつもコメントをくれている林檎さん。アップルだったらジョブズさん。
62番 林檎追分け カーンコーンキーン。

ggってみたら出て来た画像。
もう俺の中で林檎さんは林檎ちゃんになってしまった!
しかしこれ男だっつう。

林檎

んじゃ飯食って、ヴェルヴェット・アンダー・グラウンドの「運命の女」でも聴きながら仕事すっか。
うちの職場はそれができる環境なのだよ。ふははは。

ではまた明日!




テーマ : 雑記
ジャンル : ゲーム

おいおい 〜STOP!アキヤマン〜

嫁

このポニテ美人は誰かって?
戦国最強武士道の異名をとった秋山左京太夫ことアキヤマンの現彼女らしい。
うらやましけしからん。ポニテやっぱいいなぁ。糞。

さて、文章が多いのも読むほうも大概疲れるので今回は4コマ紹介をしよう。
さぁ、シュールタイムの始まりだ!とりあえず信はまったく関係アリマセン。

3xxxxx
笑えない話なんだが、現在うちの会社で年齢制限なしに営業を募集したら
50〜60代から応募が殺到。厳しい時代やなぁ。


2xxx
右手が恋人はよく使われるフレーズ。しかし左ききだったらどうすんだと。
僕まだ子供だからわかんないや。




4xxxxxx
立ち姿が美しい女性は見た目2割ましだと言う。
男の立ちポーズでカッコいいと思えるのは松田優作だけだった。
ナルシズムとわかつぎりぎりのラインで体を魅せる。
そんな俳優がいないね今は。



1xx
立ち位置の描写がたまにズれている漫画がある。
そこに痺れないし憧れない。


5xxxxx
おいおい。こえぇよ。
淡々とした情景に恐怖は潜んでいる。いや狂気かこれは。
ボブ・ニルソンの「首吊りの本」を思い出すな。


おしまいだよ。
さて飯だ飯。

なんだか意味のわからない記事

sennde

課金したその日に俺は妙な女侍にあった。

「地獄様。いい加減になさいませ」

「うほっ!これはえらい別嬪さんや!最高や!最高やでぇ!!ちょんの間、レーコーでもしばきたおさへん?」

「ヘタクソな関西弁を使う人とはちょっと…。それよりそろそろまともにご復帰なされては?」

「そんなことより、あんたのスリーサイズ教えてちょんまげ!」

「……。なんと不埒な。そのようなプライベートの守秘をあなたのような山出し侍にお教えする義理はございません」

「固いねーちゃんだな…。しかし一体あんただれ」

「わたしですか。わたしは戦国にさく徒花。あなたの妄想の中に生きる幻影乙女…」

「なんだそれ。メーテルかい」

「わたしは地獄様の妄想が生み出したキャラクターですが、はっきりとした意志を持っているのです」

「俺が生み出したんなら、結局俺の思念物だろ。がっかりだ!」

「ふふふ。そうも考えられるでしょうが、ビリーミリガンの例もご存知でしょう?私はあなたの中にある願望の一部ですが、まったく違うオリジナルの人格でもあるのですよ」

「俺の中のまったく違うオリジナルの人格がなんでこんなキリッとした人格なんだ。それも女…」

「難しいことは考えぬが吉です」

「ちょっと待て!ということは。あんたのスリーサイズも俺の願望そのままということかっ!」

「ご想像におまかせします。というより、あなたの頭の中身はそれしかないようですね」

「う〜〜ん、92・61・88といったところか」

「低俗かつ下劣な欲望を表現することで、己を貶めて身を楽にしようという魂胆が見え見えですよ。なんと愚かしい…」

「つうか…、名前を言え名前を。オリジナルの思念体なら名前ぐらいあるだろう」

「名前…。それはもうあなたがよくご存知のはずでしょう」

「美人は一回みたら忘れねーんだが、あんたを見るのは初めてだし覚えもないんだが」

「意識の奥深くにしまい込んで忘れているだけです。早く思い出されませ」

「名前…。名前か。う〜む、思い出せん」

「ヒントをあげましょうか」

「ヒント?」

「そうヒントです。もし当てることができたら…」

「できたら?」

「地獄様が望むことをしてあげましょう」

「うほっ!」

「ヒント。私は永遠の18歳。さぁ、名前を思い出すのです」

「永遠の18歳?そういわれてもなぁ…。う〜〜〜む」

「本当にお忘れになっているようですね。阿頼耶識の奥の奥にしまい込んでしまわれたのでしょうか」

「阿頼耶識か…。人の深層心理の奥の奥ということだが…だめだぁ、やっぱ思い出せん」

「あの方にお聞きになっては如何ですか」

「あの方?誰やねん」

「藤井駿河守様ですよ」

「なんで藤井さんがあんたの名前を知ってるねん。意味不明だ」

「ともかくお電話なさってみては?」

「まぁ……いいか。藤井さんも久しぶりだし電話してみるか」

「あ〜もしもし〜」

「凸さぁん!おひさ!!」

「いやはやおひさですのう。どう調子は」

「いやぁ、同僚の親の葬式で空出前10人前とか悪戯した奴がいてさぁ、しかも俺が真っ先に疑われたっつう(笑」

「日頃何をしてるのあなたは(笑」

「真面目に暮らしてるのに(笑」

「そんなことより藤井さん、聞きたいことがあるんだけど」

「何?チンコのサイズは16センチだよ!」

「聞いてねーよ、そんなこたぁ。それよりある女の名前が知りたいんだよ」

「女?誰かな」

「さあ…。俺にもよくわからんがすごいペッピンで、俺の中に存在する幻影とか言ってるんだが…」

「イミフすぎるwwww」

「ですよねぇ…。俺も藤井さんに聞いてもしゃあないとは思ったんだが」

「あっ!もしかして…」

「ん?なんか思い当たることがあるのかい?」

「最古大分しよう!」

「サイコダイブだろ。字が違うし」

「サイコダイバーの僕が凸さんの疑問を解消してあげよう」

「できるんかいなそんなん。しかも電話だぜ」

「できる!気がする!電話でも問題ないw」

「じゃまぁ頼むわ。さくっと俺の精神にダイブしてくれ」

「おk!ホーケー!」



藤井さんは精神の海にダイブする。電話のネットワークを介在して俺の脳に異物が侵入してくる感覚。
嫌な感じだ。

あまねく情報の渦。目紛しく推移する精神世界の網。
そして深淵の暗闇に埋もれる忘れられた記憶。

藤井さんがそこで見たものは一体!?

20分後藤井さんは帰ってきた。


「はぁはぁ…。凸さんわかったよ。わかった」

「お疲れさん。んで、女の名前は?」

「というか、凸さんっておっぱいしか頭にないのねw」

「おっぱいはともかく、女の名前だろ。教えてよ!」

「凸子だってば」

「と、凸子ぉ?あの凸子か!」

「その情報の切れ端しかなかった件」

「あの女が凸子…。まさか、そんな…」


藤井さんからの電話はいきなり遮断され、あの女が目の前に現れた。

「にぃに。やっと思い出したのねん」

「と、凸子かお前…。その姿は一体!?」

「願望。それは望む形を形成して理想の形に落とし込むのょ。にぃに!これはにぃにが望んだ姿なのょ!」

「なのょ!じゃねぇだろう。きめぇ」

「狼は生きろ豚は死ね!とか言ってたよね!」

「言いましたけどそれが何か?」

「しねぇ!!にいに!」


いきなり凸子の姿が、なまなり(鬼)に変貌して、俺の喉を食いちぎった。

「ガハァッ!」

喉の肉が噛み破られ、血がどくどく流れ落ちる。

辺りが真っ暗になって、そこにタッチャマソが現れた。

「マ。マソ…助けて…くれ」

かすれてよく聞き取れないだろう、声を振り絞って助けを求めた。

死ぬ。このままでは。

そんな俺を見てタッチャマソが駆け寄ってきた。

「凸さん!新しいエウレカってまたパチスロになるよね!!」

どうでもいいことを口走ってマソは消えた。

体が冷たくなっていく。死ぬなこりゃ。

なんてことだ。

俺は地獄突。地獄から突き出した男なのに。また地獄へ逆戻りか。

目の前が暗くなっていく。藤井さんよ、一個だけ言わしてくれ。

ポロロッカってやっぱ面白くねぇよ。そんだけ。


そこでハッと目が覚めた。

汗びっしょりだった。今までの4月の冷たい陽気がうって変わって、
5月の爽やかな風が部屋に入り込んでいる。


「なんだったんだ一体…」

悪夢だ。寝覚めは最悪だ。
スマホを見ると無料でDLした「イカ娘の目覚ましコールが」が7時を告げていた。

「起きるでゲソ!起きるでゲソ!」

よく見るとメールが1通着ていた。

noroig


「凸子〜〜〜〜〜!!!!!あの野郎!」

俺に呪いをかけてやがった。
しかもピコピコハンマーで殴ってやがる。

俺は復帰して「地獄 凸美」を作って凸子に復讐すると心に誓った。
わけはない。

しかし意味不明すぎるなこのブログ。

ま、そんなもんでいいのかもな。
飲み過ぎるとろくなこたねーよ。えらいしんどかったぜ。

んじゃまた明日!

テーマ : オンラインゲーム
ジャンル : オンラインゲーム

止める×病める

戦国レシピ#25

bar05

私は甲府でBAR「SENGOKU」を営業している地獄突という軍学侍。

長年、パチンコや麻雀などをやってきて気がついたことがある。
若い頃は何が何でも「勝つ!」という気概で事に望んでいたが、
最近では、まぁ大きく負けなければそれでいいという気持ちになっている。

最も知り難いのは、いつ止めるかである。

「ゲリラ・テレヴィジョン」の冒頭にあるディーン・イヴェンソンの言葉。
この言葉の持つ意味は全ての人類が関る事象に適用できる。

藤井さんがいつ下ネタを止めるのか。源がいつフィスト・ファックに飽きるのか。
私がいつオナニーを止めるのか。いつアキヤマンがソープかよいを止めるのか。
ツカさんはいつ喫煙を止めるのか。みさおさんが信にいつ飽きるのか。

それらはまったくわからない。
本人ですらわからない。
誰も知らない知られちゃいけない。
デビルマンが誰なのか。

止めると決心するのは本人だが、止めることは様々な因果が密接に重なり合う。
くだらないと思うから止めた。飽きたから止めた。藤井さんだから止めた。止めたいから止めた。
しかし、その事柄ひとつだけではなく、環境、状況、状態、感情などの様々な事象レイヤーが折り重なり合って、影響しあい干渉しあいながら、止めるというベクトルへと昇華していくのである。

何を言ってるんだか意味がわからなくなってきた。
まぁいいか。

ということで
パチりながら、いつ止めようかな〜そんなことを考えたりする。
面白のはいつ当たるのかではなく、既にいつ止めるかを考えて打っているその気持ちの変遷が笑える。

「そのくだらない意地で何人の諭吉が無駄死にしたと思ってるんだ!」

そんな何がなんでもはとっくにない。
いわんや信の合戦やクエもそうなのである。

まあそれはともかくも私はまだ信を止めてはいない。
課金してないだけである。しようかなー、エードーシヨーカナーと悩む日々である。
いや課金してもいいんだけどねえ。やることないしなぁ。
チャットぐらいになるんだよなほんと。


せめて親方様がこんなんなら考えるけどなあ。

singen

        ∧_∧   ┌────────────
       ◯( ´∀` )◯ < 僕は、武田信玄ちゃん!
        \    /  └────────────
       _/ __ \_
      (_/   \_)

一億総美少女萌えの昨今、こうなるともうなんでもありって気がしてくる。
武田信玄がこんな美少女でツンデレだったら尚更笑える。

「べ、別に仕官してくれなんて頼んでないんだからねっ!」

もう信オンは別バージョン作って、こんなんにしちゃうとかな。
さすがに節操ねーかそれは。

藤井さんがこんな美少女になったら、出家して頭丸めて真言の早九字を唱えて孔雀王になるところだ。

大河ドラマの平清盛が不人気なのが、納得できないという藤井さんに電話してみると

「そんなことより備蓄ってビーチクに聞こえるよね!」

ぶれないっていうのは大事だなぁ。つくづくそう思うよ藤井さん。
あんたすげぇよ。男だよ。
藤井さんのテーマ曲はヴァン・ヘイレン「ジャンプ」がぴったりだ。


さて、めんどくせーけど開店するか。

よっこらしょっと…。



20時─。

カウンターもそこそこ人は埋まり、客の回転も滑らかだ。
いつもこうだとありがたいことだが。

目の前には古い馴染みの鍛冶がいる。
愛称を「丸」と呼んでいる刀鍛冶のおさわり自由だ。

名前は面白いけど中身は普通と2chで晒されトサカにきていた奴である。
といってももうかなり昔か。

口だけは達者だが、魚が食えない奴だ。
ことあるごとに、小学生のようにウンコーを連発している。

しかし野良とか知らない人がいるとまったく喋らない。
そこは私も同じだ。
そういや、こいつに槍を作ってもらったな。今でも倉庫に眠っている。
その時は武田の会議中だったっけ。
考えてみればこいつだけじゃなく色んな人から装備の恩恵を受けてるなあ。

丸はカウンター越しにいつもの調子ではしゃいでいる

「おっちゃん!おっぱいくれ!いっぱい!!」

「ねーよ」

「なんで置いてないの><」

「かずはの乳でも吸っとけ」

「殴り殺される;;」

鳥のようにさえずる丸を見てると、まるで雀の子どもだ。
こいつにちょうどいいのは、セックス・オン・ザ・ビーチ だろうか。
なんとなくだがそう思う。

MIDORIW

MIDORI 30ml
ウォッカ 15ml(1/2oz)
ラズベリーリキュール 15ml(1/2oz)
パイナップルジュース 60ml(2oz)
クランベリージュース 60ml(2oz)

レシピは確定のものはない。様々なレシピがあり、オリジナルのセックス・オン・ザ・ビーチが無数に存在している。これはメロンフレーバーVer。


「ほれ、おっぱいカクテルだ」

「わーい!」

ガキのようにはしゃぐ丸。しかし中身はこいつもいいおっさんだ。
ま、ゲーム内では歳はどうでもいいことだが。

丸はカクテルを半分ほど飲むと、いきなり立ち上がって、音頭をとり始めた。
酔っぱらうとこいつは踊り出す。

  _  ∩
( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!
 ⊂彡

「おい…丸」


  _  ∩
( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!
 ⊂彡

「いい加減にしろ!」

_, ,_  パーン
 ( ‘д‘)
  ⊂彡☆))Д´) >>おさわり自由


丸を張り飛ばすと「うわーん;訴えてやるぅ;」と泣きながら店を出て行った。

もちろん

丸が飲み代は払ってないのは言うまでもない。

(´・ω・)やれやれ…。

さぁGWも近いなぁ。
それではまたのご来店を。

コーヒーブレイク

僧兵讃歌 タツヲVer.

作詞:凸
作曲:ガンノ
編曲:藤井


ソウソウソウソウ ソウフェイフェイ
ソウソウソウソウ ソウフェイフェイ

回復しろと人は言う 枠にないのかと人は問う

だが俺たちはアタッカー 誇りは捨てねぇ 意地がある

ヌンジャよ お前は看破もしねえだろ

あまり舐めると 12天をくらわすぞ 

ソウソウソウソウ ソウフェイフェイ
ソウソウソウソウ ソウフェイフェイ

僧兵一筋ノウキンキン 極楽ねーよ 回復ねーよ

閻魔でいいだろ 甘えるな ※リフレイン

あれやれこれやれ ソロ特化

孤高の戦士さ 俺たちゃ僧兵 

野外回復 なにそれだれそれ 甘えた人は嫌いです

装備はノウキン それそれ殴れそら殴れ

(おい!回復しろってばよ)

閻魔でいいだろ 甘えるな ※リフレイン

ソウソウソウソウ ソウフェイフェイ
ソウソウソウソウ ソウフェイフェイ

孤高の戦士さ 俺たちゃ僧兵

回復ざけんな 治身飲め

叩いて殴って敵倒す 極楽改はゴメンだぜ

炭を掘っても2畳半 所詮僧兵そんなもの

ソウソウソウソウ ソウフェイフェイ
ソウソウソウソウ ソウフェイフェイ


susususi

記事が2回も消えたので書く気失せたぜ まったく

ほいじゃまた明日!

酔どれ一夜

戦国レシピ#24

BAR07

私は甲府でBAR「SENGOKU」を営業している地獄突という軍学侍。
レイモンド・チャンドラーの小説のように、探偵になって猫を飼いたい。
そして、机にしのばせたバーボンをくらって眠りたい。
5月はそんな願望を思い出させる季節である。まだ4月だけどね。

最近よく耳にする話だが、今の若い人達は酒を飲まない人が増えている。
飲めないじゃなくて飲まない。
へべれけになって、酩酊しながら己の本性を露呈することはしない。
酒に飲まれるほど理性の箍を外さず適当なところでセーブする。

特に男が飲まなくなったという。
確かに我々の時代からすると、若い男性のほうが飲まないしつきあいもそこそこである。
酔っぱらって肩を組みながら、大声を張上げている無頼漢はあまりみかけなくなった。

ネトゲにどっぷりはまっている頃は、飲みの誘いがあってもブッチぎっていた。

「よー。飲みにいこうぜ」

「わり、ちょっと今日は先約(クエの約束)があってね」

そんな時代もありました。

私はかなり幸運で、人生初めて一人で入った飲み屋で常連になれた。
ショーケン主演の「居酒屋幽霊」という映画を観て、もう20も半ばの男が一人で飲みに行けないようでどうする。そう思い恐る恐るくぐったあの店の戸。あこがれていた一人飲み
おかげで今でもその当時知り合った友人達とはたまに杯を重ねている。
そこはまさにルイーダの酒場だったのである。そこで学んだことは数多い。
もう店をたたんじまったけど。

場所柄もあるがタレントや芸能人とも接触する機会も結構あった。
田舎の青年には夢のような話だ。いつもテレビで観ていた芸能人が横に座って一緒に飲んで談笑できてる。
それだけで、もう一人前の酒飲みだと勘違いしたものだった。
といってもアドレスを交換しあうような仲になった人はいない。
ちなみに店は六本木などではない。六本木赤坂などは飲み歩いてはいたが、遊び歩いたわけではない。
誰かしら仕事関係の人がいたし、仲間とクラブにいっても、どうも仕事の事務所が近いせいもあり
開放された飲み方はできなかった。

一人で居酒屋やスナックで飲む男は、ネトゲ繋がりだと知ってる限り周りにまずいない。
鍛冶屋ゴメスぐらいだろう。あれは本物の酔いどれだから。

私は地元で一人で飲める店を3件ほど持っている。
飲める店があるととにかく便利だ。
友人が遠方より尋ねてきた時に家飲みもいいが、いい店を3件ほど知っていると便利である。
友人にも、ほほう、こいつなかなかやるなと思われることだろう。

酒飲みにとって、いい店と出会うことはいい人生を見つける旅である。
いい人生とはいい友人を持つことだ。

私はいい友人を持っている。
リアルでもネトゲでもだ。

その中でもネトゲ繋がりで友人となり、
やはり色んな体験をさせてくれた人達に感謝は尽きてやまない。

地獄の苦しみを荒れる海の船上で味あわせてくれた左門夫婦。
しかし、その後の旅館の温泉とシマアジは最高でまさに天国。
北海道でのガンダム夫妻の歓待と北海道横断道中記。
伊豆をくまなく案内してくれて、その生活力の逞しさと豪快さを教えてくれた藤井さん。
関西圏で出迎えてくれた木乃と蛾さん。比叡山を歩きながらジャンケンで負けた俺の荷物を半分もってくれた木乃。河豚のヒレ酒を二人で徳利転がして信談義に華を咲かした蛾さん。
藤沢で自慢の地元の店を紹介してくれた壬生の京さん。風情のあるいい店であったし、同じく藤沢で出迎えてくれた天一揮さん夫婦。子供も大きくなったろう。

他にも数えきれない出会いがあったし、書ききれないほどドラマもある。
ああ、多少やばいのもあるからこのへんで。

そこにはいつも酒があった。信でつながる酒の席。
財産である。


ある合戦の知人徒党で私はこう言ったことがある。
楽しくてしょうがなかったあの合戦。
感極まってつい口に出してしまった。

三ツ井
こもも「よし、行くか」

ゴリ
凸「ちょっと待て。一言言わせろ」

三ツ井
こもも「なんだね」

ゴリ
凸「俺たちゃ別に仲良しじゃねえし、お前らには腹が立ってばかりだ。だが…」

三ツ井
こもも「だがなんだよ」

ゴリ
凸「……ありがとよ」



この徒党は最高だと言いたかったがうまく言葉が出て来なかった。
その瞬間、ぼろぼろに党員に罵倒された。



三ツ井
こもも「おっさんのために戦ってるわけじゃねぇ!おかげでダッポAAが消えたじゃないか!」


宮城
コロッケ「自分の…己の勝利のためだ!でも、やっぱり古神なの…涙がでちゃう」


花見k値
神林 要「なにがありがとうだよ!僕は彼女が欲しいんだよ!!」


メガネ
タツヲ「いつからそんなやわに。もう回復しない。絶対しない!でも閻魔はしてるよ」


ルカワ
ゴメス「女子高生大好きです!!」


aya
ザク「あにぃ!スーシー驕ってくり!!」


ふっ…。何もかもみな懐かしい。
カウンターに座りながらそんなことを思い出していた。

既にもう0時を回っている。客は常連が2〜3人ほど顔を見せた程度だ。

とにかく土曜もよく飲んだ。
先週も先々週もよく飲んだ。GWも飲むだろう。
そして死ぬまで飲むだろう。飲めなくなったら死ぬしかない。
起たなくなったら切るしかない。
やだーん、モロッコなんて行きたくねぇ。

飲んで果ててこその人生よ。
 
酒は飲め飲め 飲むならば 日ノ本(ひのもと)一の この槍を

まさに人生黒田節。禁酒法時代のアメリカに生まれてなくてよかったぜ。

さて今日はもう看板だ。

リリンと電話が鳴り響く。


みさおさんだった。めずらしい。

「凸さん、戦いの基本って知ってる?」

「は?何のこと」

「先制攻撃よっ!!」

ドゴォオオンン!!!!!

みさおさんからの電話が切れた瞬間に何かが爆発した。

「なんなんだ一体…」

ゲホゲホ言いながら、あたりを見渡すと、細かい紙切れとともに黒いブラジャーが落ちていた。

私は恐る恐るそれをつまんで眺めてみたが何の変哲もないブラジャーだった。
私は頭にかぶってみた。ムネにつけてみた。
そしてマイムマイムを踊ってみたが何も起こらなかった。

何をやっているんだ私は。これではまるで変態ジャナイカ。
そう一人でつぶやくとみさおさんがいきなり現れた。

「ホーッホッホッホッホッホッ!!遂に見たわよ、このド変態!」

私ははっと気がついた。
仕組まれた罠だったのだ。巧妙な。

私はブラジャアを握りしめ唇を噛んだ。そして力なくひざまずいた。
みさおさんは勝ち誇ったように高らかな笑い声をあげている。

その時、光が差込んで天の声が聞こえて来る。
神の声か。


「いや、巧妙じゃねーし」



では今週も張り切って飲みますか。
ではまたのご来店を。




アニメガガ

戦国レシピ#23

BAR0008


私は甲府でBAR「SENGOKU」を営業している地獄突という軍学侍。
本日は晴天なり。五月晴れだよおっかさん。

さて、いい天気だな諸君。
何と言っても清々しいし気持ちがいい。
だからといってスガシカオを聞くわけではない。

こんな清々しい日和なのに、顔に斜線が入っている男が目の前にいる。
蛾雅 零という古参の知人だ。

頭を抱えて悩んでいる。

グラスを握りしめて悩んでいる。

仕事でよく言われたのが「悩むんじゃなく考えろ」だ。
これから新社会人になり仕事をしていく人達に送りたい言葉でもある。

悩むのは思考が停止する。まず打開策を0.1%でもあるなら考えろ。
そう教わった。

いま考えると色んな人達に訓啓を頂いてる。もちろん藤井さんにもだ。

いいおっぱいは、悪いおっぱいより乳輪がでかい
藤井さんの格言である。さすがだ。さすが藤井先生だ。

で、本日の悩める客は蛾雅 零(ガガ レイ)である。
私が一門を移るきっかけとなった男。今川の希代の策士。
装備をもらうことにかけては天下一品。
彼を一躍晒しのスターダムにのし上げたのは、【装備もらいますよ】の一言である。

後に【もらう】という言葉は【奪う】に変わっていき、
装備を奪う→gagaるという流行語まで生み出した。
伝説の暗殺である。
ちなみにレディガガとは何も関係はない。

とにかく、おっさんの苦悶している姿を見るのもだるくなってきたので声をかける。

「ガガ。何を悩んでいる」

「許せないんだ」

「何が…」

「ひどい。ひどすぎる。あんな…まさか…」

「一体何のことだ。誰かにまた晒されたのかい」

こーいう悩みに対して言葉をかけてやるのはうんざりする。
しかしまぁ酒を飲んで吐き出す毒は一気に外に出したほうがいい。
人間、毒を溜込むとろくなことにはならんのだ。

ガガは沈痛な面持ちで口を開いた。


「……Qべえさ」

「あ?Qべえぇ?」

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「マギカ。知ってるだろ。魔法少女」

「アニメだろそれ」

「Qべえ…。ぶっ殺す。許せない、許せないんだよ」


おまえ…。
この前はジュエルペットサンシャインとかでも同じようなことを言ってなかったか。
感情移入度のレベルがマックスだなおい。
アニメキャラに感情移入するのはミンキーモモまでにしとけとあれほど…。

呆れてつっこむのもだるい。タツヲでもいればちょうどいいのだが、現在タツヲはガンダムAGEのMADを作るのに忙しいようだ。


「で…、そのQべぇが憎いのはわかったがどうすんだよ」

「Qべぇをディスりまくる薄い本を作るのさ。ふふふ…」

「あほかお前は」



よくよく話を聞いてみると、ガガは魔法少女まどか×マギカというアニメを観たのだが、
内容があまりにもダークでひどい。魔法少女ものなのだが中身は
あのザンボット3より救いがなく鬱アニメだったそうである。
センシティブな彼はそれを土日で一気に観て精神的に滅入ったようだ。
信で城下町でも育成しとけばよかったと嘆いている。アホや。

私たちの世代の漫画やアニメも世風を反映してニヒルな内容のものが多かった。
正義は必ず勝つという内容でもなかったし、主人公は勝利者にはならずに終わるとか。
確かに勝敗は思想で何とでも変換できるが、決定的な敗北は死である。

死んじまったらそれまでよ。生きてるうちが華なのよ。
主人公が死んで問題ないのはこれはゾンビですかとか幽幽白書ぐらいであるか。

真面目な話、漫画やアニメは世相を反映しながら日々成長していく。
我々は常に新しい情報またはコンテンツ(ストーリー)に飢えている。
しかし無限に生み出されていく情報は、当節、裏書きされたコピー紙のように消費され陳腐化されるばかりだ。
ユーザーの手によってそれを真のあるべき姿に取り戻すには、もっと原始的な…単純化の発想に立ち戻る必要があるのではないか。

簡単に言うと、今の漫画やアニメは話が複雑すぎるのである。
観ていて意味がわからないものも多い。

見終わって、「で?」という作品に対する受けて側のフィードバックを…うんたらかんたら…。



……何を熱く語っているんだ私は。
しかも内容があるようでまったくない。
やだやだオラやだ。

私はハッとしてガガを見ると、彼はにやりと笑った。

「凸君。熱いな」

「まさか…き、聞いてた?今の独り言…」

「聞いてた。ほとんど意味分からんけど」

「まぁなんだ。いい歳してアニメ話に熱くなるのは恥ずかしいな」

「風俗関連の話を延々とするよりゃいいさ。それにアニメや漫画は日本が誇れる文化だぜ」

「文化といえば全てオッケーみたいな免罪符はどうかと思うがな…」

「しかし、その漫画やアニメ文化を築いてきたのもおっさんおばさんなんだぜ」

「まぁ、それもそうだな」

「アキヤマンはナディアのDVD BOXを買ったらしいぜ」

「アキヤマンとナディア…。妙な取り合わせだな(花の慶次 伊達正宗調)他には?」

「みさおさんが、【レールガン】を全巻揃えたらしい。」

「レールガンってラノベ原作のとあるのあれか…。確か高村の牛も好きだと言ってたっけ」

「な?なんだかんだ言ってみんなアニメが好きなのさ」

「な?じゃねえよ。カラオケでデンジマン唄う奴に言われても説得力ないな」


信で遊んでいたときも、アニメ話をよくしている奴がいたっけなぁ…。
ああ、桜こももだ。あいつはエヴァが好きだった気がする。

「こもも。エヴァの劇場版観に行ったか?」と私が聞くと、
「エヴァン!と言えよこの野郎!!」と発狂してたっけ。

モリリンと呼ばれる森さんは、藤井さんと同じく999が大好きだった。
ツカさんは、一時期ミックミックにしてやんよ!とか言いながら、ボーカロイドを買っていた。
3日で飽きたそうだが。




「まずいッ!」

いきなりガガは叫び出した。


「どうした」

「X VIDEOでエロ動画を観てたらPCがフリーズした;」

「よくあることだ」


─ガガの自宅。
彼は頭を抱えていた。

「ううっ……」

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「聖闘士星矢Ωの作画って…プリキュアまんまじゃないか…」


リアルのガガはまったくどうでもいいことで苦悩していたという。
おい信の話はどうした!と言われるだろうが、まじでほんとにいい加減ネタがない。

すまんこってすこって牛。
それではまたのご来店。

昨日は蛾さんが出張でこっちにきてたので調子に乗りすぎて飲み過ぎた。
4人で飲んだが平日はやっぱきつかったぜ。
ああしんどい><早く帰りたい

ではまた来週。



テーマ : オンラインゲーム
ジャンル : オンラインゲーム

藤井の手鞠唄奇譚

戦国レシピ#22

bar06

私は甲府でBAR「SENGOKU」を営業している地獄突という軍学侍。
春の雨。傘をさしても濡れる肩。所詮人生そんなもの。

最近とみに子供が減ったという気がする。
都会にいるせいもあるだろうが、どこかしこの田舎へ探訪する機会にもやはり感じることだ。

昔はどこも子供で溢れていた気がするのだが、とにかく子供同士(特に小学生)で徒党をなして遊ぶ姿は見かけなくなった。
少子化高齢化社会の歪みよ如何にといわんばかりの現象であるが、
縦横無尽に与えられる高度な情報娯楽産業によって、
子供は本来あるべき原始的なコンテンツを奪われてるのかもしれない。

数年前にタツヲ達と御岳山に行った。
そこで息をきらしながら汗だくで散策をし、帰りすがらにぴょんぴょんと縄跳びをして遊んでいる少女を見かけた。
私はちょっとした感動を覚えたのを忘れない。

夕暮れの境内の下で縄跳びをしている子供を見ることなど、今ではほとんどないだろう。
田舎の幼少時代には、同じように手鞠をして遊んでいる少女達がいた。

いつの時代なんだと言われそうだが確かにいたのだ。うちの妹もお袋と遊んでいたのを覚えている。

しかし、その手鞠唄を唄いながらぽんぽんと鞠をつく姿が、子供ながらに妙に気味が悪かったと記憶している。
横溝正史の「悪魔の手鞠唄」なんざまだ知らないし、映画化されて一般的になるのもまだかなり先の時代だった。

手鞠唄やワラベ唄にまつわる奇譚話はかなり多く残されている。
その土地、といってもかなり狭い範囲での逸話や、暮らしの中での挿話を手鞠唄にして子孫に伝聞してきたものだろう。
私は手鞠を見ると、首を連想する。人間の首である。
実際の話、手鞠の鞠の根源は人間の首であると主張する人もいる。

サッカーが、奴隷や捕虜を殺して生首を蹴って転がしていたことに起源を発するのと同じだ。
サッカーが顕著であるのは、そのボールとなる首、つまりは邪魔者を国境の外に蹴り出して追い払うという人間の排他的な性質をもとに生まれている。つまりは邪魔者を排除する、押し付けるゲームである。
ある人はヨーロッパに見られる政治的なエゴイズムに根基があるとも言う。
これはテニスも卓球もバレーも同じだが、やはり何か起源的に生臭いものを感じてしまうのだ。

これに対して手鞠は鞠を同じ位置でずっとつきながら、自分のところから離さず持ち続ける。
ずっと単調なリズムで同じ場所でつき続ける。

私が恐怖を感じたのは、その土地へ人を縛りつける日本人独特の暗い妄執だったのかもしれない。
昔見ていたあの風景。夕暮れ時の手鞠唄。
その郷愁は恐怖でもあり美しく思い出される憧憬でもある。

もちろん私は研究者でもなく、独善的で偏った素人でしかないので
色々な著書を読んで単純にこうではないかと思っただけである。
だから細かい部分を追究されても、残念ながらさぁ知らねというしかない。

私は信Onに手鞠唄のクエストがあるといいよなぁと一時期思っていた。

街の片隅で一人童女が手鞠をついている。
よくよく見ると人間の首。
それでも童女は気づいた風もなく手鞠唄を唄いながら首をつく。

そんな淡々としていながら恐ろしいクエストがあるといいなと思っていた。
静寂なる恐怖。しかしどこか哀しく懐かしい。作業ではないそんなクエストが欲しかった。

そもそも人の首なんざ、鞠のように弾力があるわけないんだから跳ねるわけないだろうと言われるかもしれない。

……それもそうだな。しかしそれではせっかくの奇譚もロマンを失う。
人間の陰惨な行動にもロマンがなければつまらない。

「世の中がこれほどドラマティックなのに、わざわざ劇場まで出かけていって、金を払って作り物のドラマをみることはないさ」

そう言った人もいる。

多分、そう言えた時代は日本国民が上を向いて歩けていた高度成長期なのだろう。
現在は、作られた箱庭の中にこそ真実を求める人も少なくない。
フィクションだからこそ、リアリティーを極限まで追究するのだ。

手鞠唄を唄いながら鞠をつく子供。それも血で染めたような絣の着物。

よく見るとついているのは、鞠ではなく藤井さんの首。
そしてその首がニヤリと笑う。
これほどの恐怖はないだろう。

思い出すたびに震えがくる。バイオなどを超える恐怖を信Onに。
そんなコンテンツを私は信Onに望む。


というわけで。


私は上記の内容をながながと1時間ほど能弁に語った。

もう23時だ。目の前には無言のままの、藤川みさおさんがいる。
うにゅ〜とか言いながら眼鏡をかけたり外したり。

飲んでいるのはデビル (DEVIL)と言うカクテルだ。

■j材料
ブランデー 2/3(40ml)
グリーンペパーミント 1/3(20ml)
レッドペッパー 少量
グラス ・・ カクテルグラス

シェーカーに氷と、ブランデー、グリーンペパーミントを入れ、15回
程シェイク。グラスにそそぎ、レッドペッパーをかけて完成。

devils

みさおさんは、興味なさそうな顔でほおづえをついて聞いていた。
ところどころであいづちを打っていたが、どうにも新調した眼鏡のことばかり気にしている。

「ねぇこれ似合うかなぅ?」

そう言って今までの私の話を華麗にスルー。こいつ〜〜〜(怒。

私は、みさおさんの顔を覗き込んで一言

「だめだこりゃ…」と吐き捨ててやる。

みさおさんはタコのように顔を真っ赤にして怒るが気にしない。

藤井さんもひとつ隣の席でビールを飲みながら聞いていたのだが、
聞くのに飽きたらしい。
持っていた雑誌のクロスワードパズルを熱心にやっている。

「解けたよ凸さん!!」

「ん?パズルかい」

「キーワードは、O P P A I だ!」


「もう帰れよあんた…」


久方ぶりに真面目な話をしたというのに、このざまか。
頭にきた。もうおっぱいのことしか話さないぞ。真面目な話なんかしてやるもんか。

そう思いつつ、鬢に残ったテキーラをショットに注いで一気にやる。

私はそのいきおいで、みさおさんにこう言った。


「おっぱい揉ませて!!」


その瞬間、私はグーで殴られて一週間寝込んだのは言うまでも無い。

mokyuuu


それではまたのご来店を。
花粉症じゃないんで杉花粉は問題はない。

コーヒーブレイク

ちょっと業務でリライトばかししてたので今日はネタなし暇無しおっぱいなし。

わりい。
ほいじゃまた明日!

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告白されて日が暮れて

戦国レシピ#21

bar05


私は甲府でBAR「SENGOKU」を営業している地獄突という軍学侍。
花見で飲み過ぎてだるい。ソルマック飲んでまた飲む。楽しからずや。

GWもそろそろ近い。行楽シーズン到来といったところだが、
思いおこすのがGWに友人らといった出来たばかりのディズニーシー。

しっかし、女、子どもはほんとディズニーランドとか大好きだな。
おじさんなんかで好きな奴なんざいねーんじゃねのまじでまじ。



人生を全てディズニーで完結させている人がいたら、それはそれですごいわけだが。
まぁ普通いないわな。

この世で一番ディズニーランドとか似合わねえ藤井さんなんかが、ミッキーハットを被り、
キャンデーを舐めながら、ディズニーキャラと写メを取ってるとこを想像したら、
恐怖と戦慄で怖気が走る。うう;おっかねえ。

かずはとか、みさおさんなんかもディズニーランドが好きだと言ってた気がする。
いくつになっても女性は年齢関係なくディズニーランドとか行きたいようだ。

なんでだろうと藤井さんに糸電話で聞いてみると

「あとは勇気だけだ!」
009
と言われた。なんか深いお言葉。

ともかく、気温も上昇しつつ、日よりもニッカポッカのポッカポカ。
ポカホンタスを観ながら中核派の反スターリン主義についてタツヲと意見交換をしたりしてる。
結論は電車でGO!ならぬ堀之内へGO!ということに落ち着いた。

さて意味のない前振りはここまでにしとく。


今日の客は眠り男だ。

多分、信ONに数多くの神主プレイヤーがいると思うのだが、彼は間違いなく史上最強だ。
全鯖どころか、今までの信の中でも最強である。
異論がある人はアキヤマンにお願いします。なんちゃってー。

冗談はともかく、何が最強かと言うと寝ることだ。
寝落ちだけは史上最強。多分ランキングナンバー1だ。間違いない。

寝る。
どこでも練る。とにかく寝る。

寝る寝るミチルのグーグーガンモ。
彼はどこでも寝れる。よくリアルで旅をしたりするが、驚嘆すべきはその寝付きのよさだ。

清流の岩場で寝る。墓場で寝る。堤防で寝る。居酒屋で寝る。スナックで寝る。
いつでもどこでも誰とでも。
とにかく3年寝太郎の称号をあげたくなるほど寝る。
寝ることに関して言えばスーパーマンだ。

寝て忘れる。だから切り替えが早い。
寝落ちしても次の日はケロッとしている。ケロッコデメタンのような男である。

そんな彼が今カウンターで寝てる。

「ツカさん、そろそろ起きろよ」

そう言って肩を揺する。

「ぐぴー…」

「しょうがねぇな」


実際、青を出しながら寝てることもしょっちゅうだった男だ。
こんなぬるい起こし方では起きるわけがない。

かといって店で堂々と寝られてもな。営業にさしさわるし困ったことだ。
タツヲでも呼んで引き取らせるかなと思ったが、奴はツカさんをズルズル引っ張っていくことなんざしそうもない。平社員ならそのぐらいやるだろうが、まだ仕事中だろう。

かずはでも呼んで、ツカさんが寝ないように話し相手でもさせとこうかしら。
そんなことを考えながら、ツカさんの寝ている頭に宇宙鉄人キョーダインのフィギュアを乗せてみる。

「ぷっ…くっくっくっ…」

思わず笑いが漏れる。なかなかいい絵になっている。
シュールだなこりゃ。
宇宙鉄人キョーダインのフィギュアを持っている私も相当なものだがね。

こーいう子供じみた悪戯も小学生以来だがやってみると妙におかしい。
次に来店してくる客がこれを見てどんな反応をするか楽しみである。

まぁとにかくしばらくほっとくか。

1時間ほど過ぎて客がやってきた。ツカさんはまだ寝ているし宇宙鉄人キョーダインのフィギュアはまだ頭に乗っかっている。

おや、ちょっとおひさしの薬師の佐渡さんだ。

「どうもおひさしぶりですー」

「いらっしゃーい。また出張ですか」

「ええまぁ。アンゴラ共和国にタスマニアタイガーの生態調査にいってました」

「そりゃまた豪儀なことで。じゃあ、今日はEye of the Tigerでいってみます?」

「Eye of the Tiger?Survivorかぁ。懐かしい」

■レシピ
ゴールド・ラム 1oz
ココナッツ・ラム 1oz
クランベリー・ジュース 1oz
レモン・ジュース 1oz
シロップ 1oz
オレンジ・ジュース 1oz
ダーク・ラム 1/2oz

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※画像は残念ながら単なるイメージでやんす

「あら?ところで寝てるのは周防さんじゃないですか」

佐渡さんはカウンターでつっぷして寝ているのがツカさんだと気がついた。

「えぇ…。もう2時間ほど眠りっぱなしでね」

「相変わらずですね。まぁそれが周防さんのトレードマークなんでしょう」

「まぁねえ…。でもツカさんの手をちょっと見てくださいよ」

「手?あれ、何かを掴んでまわしてるような…」

「大方、夢の中でパチでもやってるんでしょう。GAROと北斗が大好きだから」

「やるなぁ…。ぎゃんぶらあ自己中心派みたいだ(笑。頭に乗せてるフィギュアもレトロだなあ」

そう言いながら佐渡さんは虎の目のカクテルに口をつける。
しかし、私も飲んだことはないので味はまったくわからないのであった。(・ω<) キャハ♪


ほどなくしてツカさんが復活した。

「う~~む…。んぁ?」

寝ぼけている。ここがどこだかわからないらしい。

「んぁ?じゃねーよ。ったく」

「寝てしまった」

「いつもだろ」


佐渡さんがツカさんにおはようございますと挨拶した。

「あら佐渡さん。お元気そうで@@」

「周防さんも相変わらずやってますねえ。城下町とか頑張ってるようで」

「もう飽きた(笑」

「私もです(笑」


そんな日常的な会話をかわす二人の間に割って入って来た奴がいる。

カラーンとドア鈴が鳴ったかと思うとけたたましく叫びながら店内に乱入してきた。

「にぃに!にぃに!やっちまったぁ~;」

「またおまえか」

不動かずはであった。こいつのテンションはほんといつ見てもボルテージたけぇ。
テンション高江とかいうキャラ作ったほうがいいな。

「あっ、佐渡さんとツカさんもいるぅ~」

「こんにちは~」

「ノシ@@」


私は息せききって乱入して来たかずはに水を一杯出してやる。

「まぁ落ち着け。で…何を一体やっちまったんだ?」

出してやった水を一気に喉に流し込むと、かずははひと呼吸をして息を整えた。

「外人に告白されたのょ!」

「ほぅ。中華か」

「ちゃうー。英語だったのょ。なんか名前もみたことのない人。新規なのかな」

「なんでそーいうことになるんだか…」

「ちょっとした野良クエで意気投合しちゃって…(・ω<) キャハ♪」

「普段からメスをアピールしすぎなんだよお前は。ちったぁ自重しろ」

「だってFカップだょ!これを使わない手はない(キリッ」

何を言ってるんだこいつは…。
あきれ顔で叱咤しようとすると、ツカさんが口を開く。

「Fカップか…。挟めるな…」

ボソッと放ったその一言で佐渡さんが飲んでいたカクテルを吹き出した。

「ブホォッ!」

佐渡さんがゲホゲホやってる間に、かずははモスコミュールを注文する。

「で…。なんて告白されたんだよ」

「えーとねぇ…。KILL YOU!とか何とか」

「……。それ告白じゃねえだろ…。お前そいつに何か言ったのか」

「え~~!下ネタばっか言ってて普通に面白かった人だから、「ふにゃ珍野郎」とかマザーファッカー!って返しただけょ!」

「そら外人は怒るだろ……」

「褒めたつもりなのに…ということはかずはは狙われてるのかっ!」

「銃で撃たれてもしかたないレベルだな」

時に無知は罪になる。ふとした無知な一言で、人は断罪の十字架を背負うことになるのだ。

むせていた佐渡さんが思い出したように、あることを話し出した。

「そう言えば…最近、英語で軟派しまくるプレイヤーがいると聞きましたよ。その人かなりエキセントリックな人で、悪口言われると凄く怒り出してスラングで対話してくるんだとか何とか」

ツカさんは、欠伸をしながら「こぇぇ@@…」とつぶやく。

「とにかく、にぃに!どうしたらいいかにゃ。その人、毎日対話してくるのよね」

「そーいうのは対話無視して絶好いれるしかないだろ」

「悪い人でもなさそうなんだけどなぁ…。誤解されてるだけかもしれんし」

「まぁ、一度しっかり話して見るこったな。それでも誤解が解けなかったりしたらGM行きだろ」

「そっか…。じゃあそうしてみるみりゅ!」

そう言いながら一門クエの約束があると言い帰っていった。
ま、あいつなら心配はないだろう。今までもこんなことはあっただろうし。

「女性は何かと大変ですねぇ。男はそんなんほとんどないから気楽なんですけど」

「まったくね。ここの住人は8割男だしそういった問題は無くならないよねえ」

私と佐渡さんがそんな調子でまとめるとツカさんは何かに憑かれたようにブツブツいっていた。

「Fカップか…ブツブツ」

結局、ツカさんもおっぱい信者だったか。まぁおっぱいは宇宙だし仕方ない。

数日後。


ツカさんはまた店で寝ている。

そこへ、かずはがその後の経過報告をしにやってきた。

「にぃに!外人さんと仲直りできたよぅ!」

「ほう。よかったじゃないか」

「へへ。かずはも外人さんに教えてもらって少し英語覚えたょ!」

「ふ~ん。どんな英語だ」

「女の子と仲良くなるときはyou slutって言えばおkなんだって。今度使ってみよう~」

一般に女性をけなす表現として使われる、whore。 slutととも言う。つまりは、売春婦の意味。


「……かずは」

「なんだい」

「いや…やっぱいいわ。お前はそのままで行け」

「合点だぃ(・ω<)」

そういいながら喜々として帰っていった。
旦那も帰ってくるしこれから夕飯の支度なのだろう。

その外人は仲直りしたように見せかけて、まだ怒っているのは明白だった。
ふにゃ珍とか禁句だよなぁと思ったのは言うまでも無い。

私?私は超合金Zなみなのでふにゃ珍とか言われても問題はない。
私はちょっと店の外にでて深呼吸をした。


すると背後に人の気配を感じた。

アキヤマンが鬼のような形相で後ろに立っていた。
顔を真っ赤にして甲府中に響くぐらいな怒声を張上げる。

「ハッタリはよせ!」

アキヤマンはいきなり私を叱咤した。
すみません。最近は粘度です。ごめんなさいごめんなさい。

アキヤマンに叱咤されながら、ハッタリ君でも作ろうかと思った春の夜。
初夏の気配はもうそこまで近づいていた。


ではまたのご来店。
花見で風邪引いたよまったくもう。








バカジ

戦国レシピ#20

BAR07


私は甲府でBAR「SENGOKU」を営業している地獄突という軍学侍。
また寒くなってる…。いい加減に白いクマー。花見もできねー。めんどくせー。


バカがいる。

馬鹿ではない。
バカだ。カタカナで書くバカが店にいる。

私はグラスを磨きながら無言だ。
とにかくこいつの顔を見ないようにしている。
見たら負けかなと思っている。

こいつは馬鹿馬鹿しいバカさ加減ではなくつきぬけたバカだ。
バカボンのようなバカだ。

行動が不条理なのである。
言動が痛すぎるのである。
そして晒されているのである。

そんなバカだ。
そこまでのバカっていったい誰か。

カタヤキソバという鍛冶をしているバカだ。
さっきから無言で私の顔を凝視している。

私も無言でチラッとカタヤキの顔を見る。

「………」

いきなり無言で入って来て席についたはいいが、そのままダンマリ決めて私を凝視。

そろそろ、耐えきれずに私は口火を切った。


「ソバ…」

「……」

「おい、ソバよ」

軽く怒気こめた口調にカタソバはようやく口を開く。

「はい」

「お前なにしてんの」

私はぶっきらぼうにカタソバに聞く。
いい加減こいつのペースに合わせるのは痺れがきれた。

「何って……七変化ですやん」


カタソバはカラーコンタクトを入れて目を見開いている。
まるでダディクール。

  /\___/\
/ ⌒   ⌒ ::: \
| (●), 、(●)、 |    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|  ,,ノ(、_, )ヽ、,,   |  < やるじゃん
|   ト‐=‐ァ'   .::::|    \_____
\  `ニニ´  .:::/
/`ー‐--‐‐―´´\


ガキ使の板尾の真似だ。
入って来た瞬間に不覚にもちょっと吹き出してしまった。


「で…その七変化が何だ」

「笑ったよね。入って来た時」

「笑うてないよ」

「笑ったよ!ぶはぁーって吹いて笑ったよ!」

「いや笑うてない」

「とにかくお金ください。貫でもいいよ」

「は?何で金あげないといかんの」

「だって笑ったし」

「いいからもう帰れよお前」

金!くれよぅ!パチスロで負けて信の課金代もねーんだよ!!

「知るかバカ」

「しかたない。じゃビール一杯でいいや」

「ったく。うぜーガキだ」


私はとりあえず吹いてしまった負い目もあるのでビールを驕ってやることにした。

左右青い目のカラーコンタクトをしたカタソバの一挙一動を見ていると、さらに吹き出したくなる。
とにかく動きがコミカルなのだ。

ここで吹いたらまた調子に乗るだろうからとにかく耐えて平常心だ。


私が敬愛する赤塚不二夫の「天才バカボン」のタイトル名はバガボンド=放浪者からきているのではと漫画評論に書かれていたことがあったが、結局はバカなボンボンという単純な意味だったらしい。

真実はわからないが、そういったこじつけの解釈がされるほど
赤塚不二夫が実はかなりの博識だったことが伺われる。

真のバカは自由だ。
開放されていると言ってもいい。

故に一般人は真のバカにはなりきれない。
ゲームの仮想空間ですら人は真の開放者にはなりきれない。

真のバカは天才である。

太宰治が友人か浴衣を送られて、それを着るために夏までは生きていようと思ったとする逸話は有名である。
太宰もカタカナのバカだと思う。
しかし精神の開放はできなかったのだろう。
その上に真がつくようなら自殺なんざするわけもない。

馬と鹿ではない。馬鹿はバカとは同じ蔑称にしてもニュアンスがかなり異なる。
愛すべきバカはリアルでも人に迷惑をかけまくるが何故か妙に憎めない。

カタソバがそんな真のバカかどうかは置いといて、
私自身は中途半端なバカなので、些末な娑婆の枷に抑圧されている。
こうやって人は老いていくのだ。


船焼き捨てし

船長は

泳ぐかな



高柳重信の句だが、社会人としての立場をかなぐり捨ててただ泳ぐ。
そういった心境に達したいと思うことがほどなくある。

カタソバは見る限り自由でバカだが、本当に自由なのかはわからない。
もしかしたら人間として生を受けた時点で真の自由なんてないのかもしれない。


私がそんな想いをぐるぐるめぐらせているとカタソバは奢りのビールを飲み干していた。

するとカタソバはいきなりマザーグースの童謡の一節を詠いはじめた。


いびつな男がおりました

彼はいびつな道を行きました

いびつな階段のところで6ペンス銀貨を見つけました

彼はいびつな猫を買いました

猫はいびつなねずみを捕らえました

そしてみんなといっしょに いびつな家に住みました



私はそれを聞いて大笑いをした。
大笑いをしながらもう一杯驕ってやるか算段をめぐらせていた。



それではよき週末を。
またのご来店で会いましょう。




テーマ : オンラインゲーム
ジャンル : オンラインゲーム

タツヲナイト

戦国レシピ#19

bar02


私は甲府でBAR「SENGOKU」を営業している地獄突という軍学侍。
北斗ミドル機のファルコVerで持ち玉換金したら9,999玉だったという。

運がいいのか悪いのか。もちろん1個たしてぴったりにしてもらったけど。

神保町で本日55カレー先着555名様カレー55円というイベントがやっている。
見事に道路には長蛇の列だ。そんなにまでして55円のカレーを食いたいのだろうか。
これも世相を反映してるなあ。バブル時には考えられん。

というわけで本日も晴天なり。
ようやく春が来たなという安堵の想いと、月日の流れは無情に速いとしみじみ思う。
しじみも好きだがカレーもね。

昨晩は店を早く閉めて深夜テレビを見ながらうつらうつらと酒を飲んでいた。

すると─

なんと、ルパンの新シリーズが放映されていた。
見てみると漫画のルパンが好きな私には作画が原作に近い。
内容はまあどうでもいいが不二子が主人公のシリーズのようだ。

音楽がダメだなこれ。ルパンはやはり音楽が半分比率を占める。
初期の1stシリーズのルパンとか見てないのかねこの監督。
山田康夫が逝ってしまった時点でルパンはもう終わったと思っている私だが、今回のクリカンはかなりいいなと思った。今までのべったりした物真似ではなくクリカンの味が出ていて巧くなったなと感心。
クリカンはようやくぴったりはまるルパンに出会えたようだ。

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深夜じゃなきゃ放映できないルパンこそルパンだろう。
なんだかんだで東京ムービーが子供用に作り替えてしまったからなあ。
それがルパンのイメージとして定着しすぎてしまったし。

とりあえずこのルパンは毎週楽しみにしておこう。
好き嫌いが別れるだろうけど。

話を戦国─信のなかに戻そう。

花は咲いたか藤井はまだかいな。
藤井さんの紺碧でも桜は満開なのだろうか。
そんなことを考えながら、店内を掃除して匂いたつ木々の息吹に鼻をくすぐられる今日この頃。

本日は誰が来店するのだろう。
またお茶引きだったら、どうすんだよもう。

そんなこんな色々ばたばたしていたらあっという間に夕暮れだ。
夕焼け小焼けで日が暮れて、寺の和尚が鐘をつく。ごーん。

カランカランと鈴が鳴る。

さて本日の来店第一号は誰だ。

「ういっす」

この口調。ぬぼーっとした動作。

「なんだ。タツヲか」

僧兵の龍尾凶介である。通称タツヲ。

「なんだとはご挨拶だな。やっぱ帰るかな」

「うるせーよ。ヨタ言ってないで早く座れ」

「うす」


頑なに僧兵をつらぬいてきたタツヲが本日の来店第一号だ。
頑なといえば、ボスの極楽作戦もお断りと書いて晒されていたっけ。
何様だとか言われていたが、僧兵様だろう。それがタツヲだ。

退かぬ!媚びぬ!省みぬ!
僧兵に後退はないのだ。確かに髪の毛は後退はしてないなタツヲ。

本人はリュウビだと言い張るが、みなはタツヲと呼ぶ。やはりタツヲはタツヲである。
最近では、ツカさん報告で回復しない僧兵としてまた晒されたらしい。

そもそも僧兵って立ち位置的に難しい。
回復よりアタッカー前提で作るわけだし、回復もできるよって感じなのだろうが。
ま、でも徒党の人も期待はするよな回復できる職なら。

タツヲはアニメ博士である。
アニメのことならおまかせあれという感じで
私はよくレコメンドしてもらうのだが、どうもこいつの趣味とあんまりソリがあわない。
だって【日常】はダメとか言うんだもの。
【日常】かなり面白かったのにな。

お前はなんでも(アニメのことは)知ってるよなと言うと

「なんでもは知らないわよ。知ってることだけ」

そんなふうに化物語風にかえしてくるのもご愛嬌。

「何を飲む?」

「とりあえずビールくれよう」

とりあえずビールか。

いつ頃からかリーマンの間で定着した言葉だ。
じゃあ信ONならどうなるかと言うと、とりあえず一門クエ?とかだろうか。

とりあえず僧兵。
あれ、なんか妙にはまるな。いいフレーズだ

僧兵と言えば、タツヲやかずは、むらむすめさん、あとはファンネルさんぐらいか。
あんま知り合いがいないな。
いたとしても印象がないだけかもしれん。

そうふぇいふぇいもいたけどありゃ密教だったかな。


「タツヲよ。僧兵やっててよかったことあるか?」

唐突に聞いてみる。

「炭掘りの極意を学べたね。あとは強靭な精神力だろうか」

「不遇時代は炭掘りしかなかったっからなあ。今はソロでもやれることが多いからそうでもないだろうが」

「僧兵は孤高の戦士さ」

「男の僧兵が殴ると、うりゃあ!ってごつい感じに見えるが、むらむすめさんのように小さな尼僧兵が殴るとえぃっ!えぃっ!って感じで可愛いいな」

「よーし、俺も今から尼僧兵つくってくるか!いや…ねーよ」

「∩ ( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい! お前もこれくらいはっちゃけろよ」

「意味わかんねーよ」


タツヲはいつ頃からか合戦に参加しなくなった。
事情は色々ある。

信の中で合戦は最大の売りコンテンツだった。
合戦があるから仲良くなれた。合戦があったからこそ知り合えたという人もいる。
戦が取り持つ縁もある。

私は最近常々思う。

合戦はその人にとっての生ものだ。
胸躍らせ心高まる。寝ても覚めても自軍の状況が気になったりする。
まさにこれがゲームにどっぷりはまっている時期だろう。

そんな熱い猛りもいつかは小さな灯火となって消えていく。
完全燃焼して去っていく人残る人。
私は烈風の木曽川、川中島である意味完全燃焼できた時期があった。
それだけで十分である。

先に紹介したアキヤマンなども完全燃焼していたはずだ。
しかしタツヲはどうだったのだろうか。
まだ不完全燃焼で、胸の奥でブスブスと燻っている蒼炎があるのではないだろうか。

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私はタツヲに問いかける。
そんな思いでタツヲを眺めていると、いくぶん不審な顔をしながらおかわりを頼んで来た。

「なんだよう。ジロジロ見て気持ち悪いな」

「いや…。お前って実に僧兵だなぁと思ってよ」

「そりゃ骨の髄まで僧兵さ」

「ともかく戦がまた始まるそうだな」

「ああ…。でも俺には関係ないねー」

「復帰して戦場記者とか合戦ルポしてみようかな俺」

「なにそれ?信で真紅新聞でも作るのかい」

「いや…。合戦を通して如何に真紅民がコンテンツに充足して、かつ宿命と戦い続けるかということを毎回宣伝、ステマしてやるわけよ。そうするとだな。色々書いてもらいたい奴と書いてもらいたくない奴がいるわけさ」

「??何の話だ??」

「国勢を操って情勢を盛り上げたい奴、下げたい奴、真紅を煽って鯖世論を味方につけたい奴とかな」

「???」

「職業的ゲームアナリストや光栄開発やら廃人武装した国家一門なんかから金が入ってくるわけですよ」

「意味分からん…頭痛くなってきた><」

「まぁ、信を影で動かしてる連中にはいい宣伝になるし、世論に投げた石でもあるわけじゃんか、な?」

「でもさ、その下げたいほうと上げたいほうの両方から金とるつもりなのか」

「まあ聞けよ。ドワンゴやらグリーが年間いったいいくらパプリシティに金を遣ってるか。その0.1%がもらえたとしてもだよ…」

「1万貫ぐらいかね」

「ちょっと待ってろ…」

私は電卓で計算をしながらタツヲにその数字を見せてやる。

「こんだけだ」

電卓の液晶にはじき出された数字を見た瞬間に、タツヲのかけていた眼鏡がパリンと割れる音がした。

「……神戸牛が一頭食えるな…」

「神戸牛の牧場が買えるよ」


「しかし…、そんな手の込んだことをしても宣伝になるかねえ」

「合戦には緊張が必要なのさ。リアルな戦争と同じだよ。きき耳たてて2chやブログを徘徊されるよりこっちのほうがてっとり早い。取材している中で、もしかして記事にされるとか思うとなかなかスリリングだろうしな。話題性も出てくる」

「う~~ん、いや…でもさ…それって」

「なんだ」

「あんたが晒されて叩かれただけで終わりそうな気がするんだが…」

「………」

「………」


5分経過。
チッチッチと時計の針音だけが時を刻んでいく。
お互い無言で下を向いている状態だ。

私は組んだ腕をほどいてようやく声を発した。

「それもそうだな(キリッ」

「だろ?」

私はふぅとため息をついて、ドライジンを流し込んだ。

「しかたない。このプランはあきらめよう…」

「それが賢明だな」

「まぁ…時がくるまでタツヲを晒して遊んどくわ」

「おい!晒してるのはお前かい」



私が復帰する日も近いのかもしれない。
ともあれまたのご来店を。

ヌキヤマレジェンド

戦国レシピ#18

私は甲府でBAR「SENGOKU」を営業している地獄突という軍学侍。
謎の食物パップラドンカルメを探して20年。港のヨーコも探しています。昔の名前で出ています。

誰にでも伝説のあの人が存在する。
そう。あなたも私もふーちゃんも。
どいつもこいつもイタリアも。お前のかーちゃんでべそ。

自分の道を一歩先ゆくプレイヤー。

あのプレイヤーに憧れて。
あのプレイヤーに近づきたくて、肩を並べて戦いたくて。

それこそが、戦闘が主体のMMORPGの最大の醍醐味じゃないかと私は思っている。

昼下がりの店内。
昔の戦国アルバムを開きながら、うららかな春の日差しを感じている。

懐かしい。
武田に生まれて戦友達とともに駆け巡ったあの戦場。

そこに思いで深い一人のプレイヤーがいる。
その男は侍。

秋山左京太夫という武士道だ。

通称アキヤマン。

強い奴、巧い奴、統率力がある奴、廃装備の侍なんざ腐るほどいた。
しかし、それだけじゃオーラは纏えない。ネタにもできないしつまらない。

アキヤマンの存在感はすごかった。

2CHで晒されまくり、アキヤマン→ヌルヤマン→ソラヤマン→イソヤマン→ヌキヤマンと変貌を遂げていった。
最後のヌキヤマンの蔑称は大阪オフでソープをハシゴしてオケラになった伝説からきている。
とにかくリアルも豪快な男だった。

アキヤマンは、ソロが防衛で叩いてくると

「あん?」

と、いつも口癖のように言っていた。

全盛期の木曽川のころは、徒党で戦うとき反撃実装をしていて武芸などに、
後の先で反撃をくらわして「馬鹿が!」と言いながらヌッ殺しまくっていた。


私は【烈風木曽川の想い出】と名付けてあるアルバムを閉じてコーヒーを炒れた。

アキヤマン…。いついなくなったのか。
どこで何をしているのだろうか。

空クエで雫を取りまくっていたソラヤマン。
イソノックでえらそうに死んでいたソラヤマン。
ボーナスが少ないのに腹をたてソープで豪快に散財したヌキヤマン。

どれも全てアキヤマンだ。
いつかまた会える日がくるのだろうか。
あんなにネタでいじれる男はいなかった。

もう会えないかもな。
死んだのかもしれん。

私はなんとなくそう思った。
豪壮な男ほどコロッと逝くという。
便りがないのはそーいうことかもしれん。

私は焙煎のカフィを啜りながら、なんとなくそう思った。

カラリン。

う?まだ開店前だが…。

ドア鈴が鳴り、開けたドアから春の芳香が匂ってくる。
優しく暖かい匂いだ。

その瞬間目を疑った。そして思わず声をあげた。

「ぁあ!!!」

春の芳香とともに入って来たのは…


「あ…あきやま…ん?」

「よぅよぅ凸さん。久しぶり」


信じられん。

あのアキヤマンがそこに立っている。
28年ぶりのアキヤマンがそこにいた。

すまん、冗談だ。3年ぶりくらいだろうか。
懐かしい笑顔で微笑んでいる。

あの頃とちっとも変わっちゃいない。

「生きてたか!この野郎!!」

「おいおい(笑)。まぁしぶとく生きとったですよ」

「久しぶりだな。とにかく…まず座れよ」

突然の来訪者におだやかだった空気が揺れる。
人間ビッグバンと言われたあの男が帰ってきた。

武士道妖怪アキヤマン。
あ、要塞だった。

「よくわかったなここ」

「こももに聞いての~。あいつも相変わらずがんばっとるようだのう」

「他にもまだ結構残ってるのがいるぜ」

「ふむ。とにかく喉が乾いた。ビールでももらえますか」

「あいよう」

冷やしたビールグラスにギネスをなみなみと注ぐ。
ビールを注ぐ時は泡をグラスの淵ぎりぎりにコーティングするのが楽しい。

GINESS

アキヤマンは出されたビールをぐっぐっと喉を鳴らしながら飲み干していく。

半分以上飲み干すと

「うまし!」

と言ってニカッと笑った。


「しかし…今までどうしてたんだ。いきなり消えやがって…結婚でもしたのかい」

「フィリピン人と結婚した」

「げぇっ!!まじかよ!?」

「冗談だよ~~ん。テヘペロ(・ω<)」

「……お前な」

「すまん冗談だ。休止していたのはさ。実は…」


そこへドアを開けてけたたましく入って来たものがいた。

狐の面を被った女侍…ということは…。

女武芸の霧島清音だった。

「凸さん、凸さん、トツさーん!」

「ぴぽねか。なんだいったい…。やかましい」

「そこでアキヤマンをみかけたょ!あのアキヤマンだょ!」

「うっるせーなぁ。アキヤマンならほれ、ここにいるよ」

「あっ!!」


清音はアキヤマンを見ると、一瞬驚いたがぺこりと頭をさげて

「おひさしゅうございます」と慇懃に挨拶をした。こーいうところは律儀な奴である。

「キヨネつんか。ひさしぶりだの~」

「こーん!」

「相変わらず武芸をやっとるようだの~。武芸は今は優遇されとるのかの~」

「武芸じゃないょ!双剣士だょ!!」


やれやれ。
やっかいな珍入者で休止していた理由を聞きそびれたな。

まあいいか。

「ところで清音」

「うに?」

「城下町はどんな塩梅だ」

「めんどくさーい。城友は増えたよ!」

「だろうな」

「休んでる間に仕様がかなり変わったようだなぉ。復帰してもついていけるかのぉ」


アキヤマンが心配そうにぼやく。
大丈夫さ。

私は声に出さずにそう思った。

いつだってアキヤマンは辛酸をなめてきた。

伊勢屋敷で反撃実装しながらソロ狩りを延々と繰り返したり、
越後で氷穴虎をソロしてみたり。
虎臭いと指刺されながらも、歯を食いしばって耐えて来た漢。

それが武士道要塞アキヤマンだ。

清音にオレンジキュラソーを作ってやり、アキヤマンにはもう一杯ギネスのおかわりを出してやる。
清音といえば、いつもじゃれてるコロッケ巫女の葵雪月花だが、最近見ないな。

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このぐらい仲がいいコンビだ。

「おいコロッケはどうしてる」

と清音に聞いてみる。キュラソーをちびちび舐めるように飲んでいる。
狐そっくりだなこいつ。

「葵さんー?たしか海外協力援助隊でプノンペンに行くとかなんとか」

「ほぅ。あいつもグローバルになってきたな」

「それがほんとかどうかは知らないー。ふふふ」

「ふふふじゃねえよ」

私は呆れてかまうのをやめた。マイペースなのはあいもかわらず。
こいつもちっとも変わっちゃいない。


「しらなーい。ふふふ」

アキヤマンがふざけて清音の真似をする。

「きめぇからよせ」

「コロッケも懐かしいのう」

「ちょっとした浦島太郎だなアキヤマン」

「しかしまだ精力は絶倫だぜ。強壮丹持ち込みで八輪車もいけるぜよ!」


さすが烈風屈指の豪傑だな。
私もちょっと復帰してこの男のゆくすえを見守ってみるか。
アキヤマンは私をそんな思いにさせる男だ。

そんなアキヤマンに言葉を贈ろうと思う。

「アキヤマン」

「なんじゃらほい」

「八輪車もいけるぜよ!じゃねえよ(笑)」

「…そうか」



アキヤマンの伝説の二幕がいままた始まる。


…かもしれない。

それではまたのご来店を。

小宇宙(コスモ)ビンビン物語り

戦国レシピ#17

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私は甲府でBAR「SENGOKU」を営業している地獄突という軍学侍。
♡のエースが出て来ない。やーめーられないこーのーままーじゃー。


私は商売柄、客に質問攻めにあうことがある。

歳、前の仕事、異性関係、EDなのかクラジミアンなのか。
もちろん守秘にしたいプライベートのことを関係のない人に話すわけもない。

それは人それぞれ違うだろう。
人は他人のことを知りたがる。

しかし、質問も次元を超えた質問をしてくる客もいる。


今日はそんな客が来ている。

昔馴染みの古参。平社員と呼ばれる鎧鍛冶だ。
昔僧兵今仏門。しかし仏門の高坂というキャラは封印し鎧鍛冶一本に絞っている。

ぶらりと入って来て、トロピカルカクテル、ミンキーモモを注文した。
そんなカクテル聞いたことねーよと思う人がいるだろう。

ねーよそんなもん。私はいま創作したのだ。
レシピはCCレモンとウーロン茶とブランデー少々にレモンの薄切りを添える。

それを飲みながら、平社員は何やら苦悩していた。
女か仕事か。何やら辛そうだ。
辛い時にはまずは酒を一杯決めて吐き出せ青春。

平は重く鈍った口調で質問をしてきた。


「とっつぁん…ひとつ聞いていいかな」

「なんだよ改まって」

「……あんた、小宇宙(コスモ)を感じたことがあるのか?」

「いいからしねよ」



真面目に聞いて損をした。

頭にきたのでこっちも反撃をしてやる。


「そういやお前、猫ひろしに似てるな」

「にゃー」



くそっ!なかなかやりやがる。
私は鼻を慣らして平のカクテルグラスを取り上げ、おかわりを作ってやる。

今度は、マジカルなのはスイーツラグランジェ。
そんなトロピカルカクテルますますねーよと思うだろう。

ああ、ないんだなこれが。
これもいま俺が考えた。創造力を逞しく。そして感性はナイフのように研ぎすます。
それこそが戦国を生き抜くコツだよ諸君。

「平…何か悩みがあるのか」

私は終始顔をうつむけてグラスを抱え込んでいる平に聞いてみた。

人の悩みなんざ聞いてもしかたがないとはわかっている。
悩みなんざ結局結論は自分でだしているものである。

究極は死ぬか生きるか。
直面している問題に逃げるか立ち向かうか。その2択しかない。

「実はさ…」

平はようやくその鉛のような重い首をあげて私を見る。

「家臣が逃げ出しやがったんだ;」

「…。そんなシステムが搭載されているのか。今の信には。すげえな」

「いや…ありえないことだとGMは言うんだが…。戦闘にこき使ってLV50まで育てたのに突然いなくなっちまいやがって…」

「ふ~~~ん(どうでもいい)。そりゃ大変だな。で…キャラは女か男か」

「女に決まってる。俺はホモじゃない。本当だ!本当なんだ」

「そりゃそうだな(ほんとにどうでもいい)てか、2回も言うなようぜえ」

バグだろうと私が言うとどうもそうじゃないという。
平は悩んでいるというより怯えているのか。

顔には細かい汗が滲んでいた。


「こえぇぇよ…。信書が来たんだ…。その逃げた家臣から…」

「は?NPCから信書が来るシステムまで搭載かよ。やるなあ開発」

「そうじゃねぇ!そうじゃねえんだよ…」

「どんな内容なんだよその信書」

「お…お前も蝋人形にしてやろうか!と一言だけ…」

「馬鹿馬鹿しい。世紀魔?かい」

私は一笑にふして、つきあいきれんと呆れた。

どこのホラー映画のチャッキーだよ。ドールズじゃあるまいし。
いやこりゃ.hackか。懐かしいなあのアニメ。
当時、ネトゲ始めたばかりの私はすげえ夢中になってた気がする。

「俺帰るよ」

平はそう言ってテーブルに金を置いて帰ろうとした。
私はあわてて平を制止した。


「待てよ、平!」

「なんだよ」

そう言って出て行きかけた平の首根っこを掴んで引きずり戻した。


「おい…。これは何だこれは」

私は平が置いていった3枚の札を目の前につきだした。
ガバスが2枚混じっているのだ。これは三浦の手口だぞ。

「しもた。ばれてしもぅたわい(爆)」

ぺろっと下をだしておどける平。さっきとはうってかわった笑顔だ。

この野郎。さっきの話はこれのめくらましか。
お前はジョーンジェット&ブラックハーツか。

いやこれは関係なかった。
私はふざけるなとどやしつけて平はほうほうのていで帰っていった。
ったく…人民の軍隊をなんだと思ってと意味の分からない毒を吐きながら。

またガバスにしてやられるとこだったぜ。

ところで信の話だが、城下町というシステムが鳳凰で追加されたというが、鳳凰にアップグレードしていない私にはまったくわからない。
しかし家臣ができるということなら、いらぬ想像をしてしまうのが男の心情。
ところであの新庄はどこいったんだ。

う~~ん家臣か。
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こんな不知火舞のような家臣を持ちたいものだ。男はいらねえ。
というかこんな目立つクノイチいるわけないな。

あまり家臣が可愛すぎたりすると、戦闘で殺されたりしたら激怒しかねないよなぁ。
「俺の舞タンをよくも!!!!」とか。

ないか。
いやあるかも。

いやいやないない。まあいいか。
不知火舞か。いい女だな。くそっ!アンディめ。しねよ。


閉店間際に、お馴染みの林檎君が顔をだしてくれた。

客もいないので二人で軽くバーボンショットでひっかける。
ふぅと深いため息をついて、柄にもなくしんみりとぼやいてみる。

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「…林檎くん、人生ってつれぇよなぁ」

「辛いのは人生じゃなくて、人そのものじゃないすかねぇ」

「…かもしれないな。林檎君さぁ…」

「なんすか」

「君…小宇宙(コスモ)を感じたことがあるか?」

「そりゃもう…。ビンビンっすよ!」


「そっか。ビンビンか!(爆)」


男二人の高笑いに甲府の夜は更けていく。



それではまたのご来店を。
暴風雨には気をつけて。





長渕

戦国レシピ#16

私は甲府でBAR「SENGOKU」を営業している地獄突という軍学侍。
誤射だよ誤射!間違ちゃったでいいんだよ!

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また寒くなりやがった。
四月一日=わたぬきも過ぎたというのにどーいうことだ。

さて信にもインしなくなって久しいが、復帰するタイミングというのを逃すとどうでもよくなってくる。
それがオンラインゲームなんだろう。そしてまたむずむずとやりたくなる時期もあるだろう。

先週プライベートで元信プレイヤーと飲む機会があった。
かなり前に信は離脱して今は別ゲーに所属している。

彼=G君は周防玄徳=ツカさんという神主とも顔見知りだ。
というより私よりつきあいは古い。

ツカさんはどっちかと言うとかなりのアクティブキャラだったのだが、
一時期から無言でつったって、何もせずに動画を観ていることが多くなった。

その原因を作った張本人が、そのG君だ。

何か面白いサイトない~?とツカさんに聞かれたので、G君は世界のエロ動画サイトを教えてあげたという。

ツカさんは教えてもらった瞬間に

「うほっ!」

と声をあげたそうだ。


うほっじゃねえよ。



そんなわけで土曜は彼と痛飲していた。
見事に日曜日は二日酔いである。

まぁそんな話はどうでもいいか。
4月になったし気分一新で【SENGOKU】も営業開始といこう。



花見がしたいな。

開店前に開花宣言の情報をネットで見ながら、心は桜花の里に飛翔する。
桜の開花も遅れているがこの週末には、行楽地で満開の回廊を見せてくれるだろう。

桜の木の下には…。ふとそんな文学的なフレーズも溢れ出してくる。

こやつ、なかなか引退せぬと悪態ついてござるよ。
待っててくれてサルゲッチュ。

花見酒はいいものだ。そして傍らには匂いたつようなリア美ちゃんがいれば申し分なし。
まぁ大概いるのはむさい男連中ばっかりなわけだが。

藤井さんだったら【花より男根】とか言いそうだが、まぁそれはそれとして。

そんなしまりのないことを、考えていたら例によってカランとドア鈴がなる。

おっと。客だ客。
私は開いていたノートPCを閉じていつものように出迎える。

「いらっしゃい…。お?」

見た顔が立っている。

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長渕剛!!

に超似てるが、実は戦国随一の知将と言われた真田幸村その人だった。


「おっさん酒くれ」

テーブルにつくなり、眠たそうな目で顎でものを言う。
おい、いくら天下の真田だろうが礼節をわきまえないガキだなこいつは。

私はいくらか気分を悪くした。
例え大臣だろうが大統領だろうが、ここではただの一人の客だ。

渋々とコースタを差し出し注文を取る。


「は…、ええと何を飲まれますか」

「う~~?適当でいいよ…。酒ならなんでも」

「かしこまりました…」


もう徹底的に知らんふりをしてやろう。
こいつが長渕だろうと真田だろうと関係あるか。

私はトサカにきてこのとっぽい客にスピリタスのロックを出してやることにした。
酒飲みなら誰でも知っている超ド級アルコール度数のポーランドを原産地とするウォッカだ。

私を甘くみた報いを受けろ糞ガキ。

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「どうぞ」

コースターに乗せ、世界最高の火酒を真田に出す。

「ほ~~。うまそうだな」

そう言うと無造作に片手でグラスをつかみ。一気にスピリタスを流し込んだ。

うわっ!ばかか!!
95度以上のアルコールなんざ一気に飲んだら一発で死ねるぞ。
こりゃ救急車呼ばなあかんかもしれん。

そんな私の杞憂をよそにまるで水を流し込むようにぺろっと飲み干してしまった。

「うめぇ!おかわりだ」

目の前につきだされた空っぽのグラスを見て驚嘆した。

嘘だろ…。あのスピリタスを一気する奴なんざ見たことがない。
こいつはトリコか、それとも範馬勇次郎かよ。


「はは…。お客さんお強いですねえ…」

それを言うのが精一杯だ。戦国武将ってぇのはやはり半端じゃねえ。

「俺はこの戦で男を上げるんだ。はやくおかわりだおっさん」

「はぁ…」

態度が傲岸だろうが、さすがにこんな豪壮ぶりを見せられると、気に入らないけど認めてしまう。
しかもよくよく見るとなんとも憎めない気もする。


私は真田が2杯目を飲み干すと、ちょっと軽口を聞いてみたくなった。
ちょっと軽いネタでも振ってみよう。

「お客さん、よく言われません?長渕剛に似ているって…」


その瞬間に真田の眠たい目がカッと見開いて、ありったけの怒気がぶつかって来た。

「冗談じゃねぇぞこの野郎~~!!」

真田の拳が怒声とともにカウンター内にいた私に飛んでくる。

「ぶげらっ!!」

頬に熱い拳があたる。

殴られる瞬間に身体を半身に切ってカウンターのヘリを掴んだ。
これでかろうじて後ろにふっとぶのを逃れた。
まともにふっとんでいたら棚の酒は全滅だったろう。

真田は息をきらしながら、声を張上げる。

「人にはな、触れちゃならん傷みがあるんだ!そこに触れたらあとはもう命のやりとりしか残らんのだ!!」

「し、…失礼しました…」

これは私が悪い。

人が何に対して怒りを感じるのか。
しかも初見の人に対して、この歳になってそれを考えないでネタをふるのは軽卒すぎた。

こんな漢がここまで怒りをあらわにするのだ。

よっぽど…長渕剛に似ていると言われるのが嫌だったのか…。
でも似てるんだよな。すげぇ似てるし。

「わかりゃいいんだ…って…。あちゃぁ、おっさん殴って悪かったな。つい熱くなっちまってよ」

そう言って手を合わせて頭を下げる真田がなんとも可愛らしい。
殴られた怒りすら涌かず何とも言えない爽やかな気分だ。
ガキのまんま大人になっちまった戦国武将か。

んじゃ仕切り直しといこう。

私もスプリタスをカットグラスに注いで、真田に3杯目のお代わりをだす。

顔を見合わせてグラスを合わせた。

「戦に乾杯!」


カラン。

ドア鈴が鳴る。
徳川の林檎君が「ども~」と会釈しながら入って来た。
あっ、そうか。今日は、毒林檎街という店を営業している林檎君がプチバイトにきてくれる日だった。

林檎くんは真田をみるとギョッとした顔をして叫ぶ。


「な、長渕剛!??」

!!??げっ!やば…

と思ったときはもう遅い。
真田は振り向き様に渾身の力をこめて林檎君に拳を向けた。

「これでもくらいやがれ-ーー!!!」と例の怒声を解き放つ。

「ぺさぁーーっ!!」

林檎君はその瞬間、奇声をあげて入って来たドアまでぶん殴られて昏倒してしまった。
あらら。運が悪いなまったく。


その後は、藤井さん、タッチャマソ君、御堂筋さんも同じく真田にぶん殴られた。

みんな第一声が「長渕剛!?」で殴られている。

が、何故か殴られた奴全員が笑いながら真田と酒を酌み交わしている。
まことに不思議な魅力を持つ漢だ。

その拳に秘められた漢の想いが伝わるのだろう。
しかし客が男ばっかだな今日は。

そう思っていると、小さくドア鈴がなり小柄な娘さんが入ってくる。

僧兵のむらむすめさんだった。

小さく会釈しながらハジのカウンターを目指すが、真田の顔をチラと見てしまう。

いかん!さすがに女性はなぐらないとは思うが…危険だ。

「ちょ…むらさ…」

私がそう言いかけるのも間に合わず、真田の顔をのぞきこんで間をまるくする。
そしてむらむすめさんの口が動く。

私はカウンターを出て真田とむらむすめさんの間に入ろうとするが、これは間に合わん。

「か…」

「か…かまやつひろし!?」


その言葉で店内が凍り付く。似てねーよ。

真田はむらむすめさんを見ながらこう言った。


「ムッシュホッシュ」

※信オンのムービーの曲でムッシュホッシュと唄ってるように聞こえるね

ともかくその夜は店をあげての大宴会となった。
私も仕事を忘れてしたたかに飲んだ。

そう言えば、若い頃、飯倉から六本木交差点に向かって歩いてるかまやつとすれ違ったっけ。
かまやつだ!と指差して睨まれたっけなと思い出し、思わず苦笑い。

若かったなぁ、あの頃。



それではまたのご来店を。
花粉症には気をつけて。




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凸

Author:凸
カテゴリー:おっさん
生息地:都内在住
生業:印刷・ウェブ制作全般
血液型:B

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